Noriaki Ono
過去ログ3
2022/9/10 14:03
▼Tesshoアンデスの乙女3日遅れの〜〜〜♪
https://i.imgur.com/KFpifcW.jpghttps://i.imgur.com/NKVRogG.jpghttps://i.imgur.com/eEzib9u.jpg
▼LappアーサーCクラークおっしゃる通り,大御所ではあるが,ワクワクしない「空想科学小説」で,私も好きじゃない。
ただ,「3001年」のアマゾンページを見ると,初めの数ページのサンプルが出ているのを
読むと,なんとなく後が読みたくなる「書き出し」で,まあ,これに騙されたもの。
(サンプルに出てくるので,ここに引用しても著作権侵害にはならんだろう)
ただ,このプロローグで「展開が分かってしまった(予想がついた)」ので,最後の最後まで
意外性が無かった。これをエピローブで書いたらよかったのに・・・
https://i.imgur.com/WQCqkgk.jpghttps://i.imgur.com/1Nxlsvb.jpghttps://i.imgur.com/V9gLIiZ.jpghttps://i.imgur.com/hs4uIDo.jpg
▼Tesshoアメダス20220824アメダス
日時気温湿度
℃%
10:0032.372
9:0031.172
8:0029.977
7:0028.882
6:0027.387
5:0027.484
4:0027.285
3:0027.484
2:0027.785
1:0027.886
24:00:0028.185
23:0028.285
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21:0028.686
20:0028.785
19:002984
18:0029.582
17:0030.574
https://i.imgur.com/kN7LxN8.jpghttps://i.imgur.com/3vjcdnN.jpg Up 8/24 11:01
▼Tessho図が5つ5つでどのくらい?
https://i.imgur.com/hNJQmny.jpghttps://i.imgur.com/14Wdg2w.jpghttps://i.imgur.com/5Mcun51.jpghttps://i.imgur.com/5dhupR6.jpg簡易可変電源最終結論
LM358+NMOSの回路を見て,LM358は何をしているか考えると,NMOSのソースの電圧をLM358の−in端子に
フィードバックし,+in端子の電圧と同じにする役目をしている。単にこれだけ。しかし,NMOSのゲートは電圧制御
だから,オペアンプで駆動する必要はない。単に,ボリュームの中点を繋げて,ゲート電圧を可変にすれば
ソース電圧を直線的に制御することができる。・・・ということに「気が付いた」(遅い!!)。
そこで,図1上の設計にして,LTspiceの応答を見てみた。(図1)
図1上は,ソースフォロア回路であるが,出力波形Vout(NMOSのソース電圧)を赤線,ボリュームの中点の
ゲート電圧(Voと書いてあるがVgとすべきだったな)を青線で示す。欠点は,Voutはボリュームがある程度
回転しないと立ち上がらないことである。これは,ソースフォロア回路の宿命で,ゲート電圧がある一定値以上
にならないとドレイン電流(ソース電流)が流れださないのだ。この電圧を「ゲートしきい値電圧」(Gate Threshoid Voltage)
というが,通常Vgsthと書かれるが,ここではVtoと表すことにしている。
よって,ゲート電圧Vgとソース電圧VsにはVgsth(Vto)の差が必要である。よって図1上のように,Vo(Vg)<Vtoでは
NMOSに電流は流れないので,ソース電圧Vs(ソースフォロアではVout)はゼロのままなのである。これが
この可変電圧源の「欠点」なのだが,図1下のように,ボリュームVRに下側に「ゼロ調整用抵抗」R1=2kΩを
付けると,VR=50kΩとすると,24V*(2k/52k)=0.92Vとなり,Vtoをほんのわずかに超えるので,ここをゼロ
とすれば,Voutはボリュームでゼロから直線的に増加することになる。なお0.92Vは使用したNMOSのIFRZ44N
のVto=1.6Vより低いのだが,実は,VtoはId(ドレイン電流)依存性があり,通常はIs=1mAで定義されているが
I=0付近では,このように1V以下になるようだ。
図1
図2はIRFZ44Nを2台使った2ch可変電圧源の基本回路(ゼロ調整用R1なし)とそのBB組立実験回路とである。
図3はその測定結果である。
IFRZ44Nの放熱タブはドレインで2つに共通なので1つのヒートシンクの表裏に取り付けた。ボリュームを回し切った
ところでのVoutmaxは1ch目は21.84V,2ch目は21.70Vとなった。図に書き込んであるようにVcc-Vtoの
22.4Vより若干低いが, 220mA×2=440mAもの電流を細いジャンパー線とBB端子に流しているので,その分の
電圧降下があってVccが24Vより低かったのであろう。
図2 図3
図4はゼロ調整用抵抗のR1=2kΩを追加した回路と実験ボードだが,この効果を確かめるために図5のように
右側は,50kΩボリュームに直列に2kΩの固定抵抗を挿入した状態で,左側は,R1なしの状態である。
右側では,左に回し切った状態で,Vout=0.5mVでほゞゼロ。左側は,左に回し切った状態ではゼロVを示しているが,
少しずつ右に回していくと,ほんの10度くらい回したとこで,表示がVout=0.3mVになった。
これで,ボリュームで0〜22Vを直線的に可変できることになった。OK,OKである。
図4図5
あとは,これを実際に基板で作って「実験用簡易電源装置」にしなくちゃいけないんだが・・・まあ,そのうちね。
(50個以上あるLM358の消化にはならなかったが・・・また何か考えよっ。)
https://i.imgur.com/D3Rns7u.jpg Up 8/23 11:00
▼Tessho簡易可変電源の設計と製作(その2)出力電流を数100mA取れるような可変電圧源を作るには,出力側に,それなりの電流が出せるトランジスタや
FETなどで電流増強をしなければならない。
https://i.imgur.com/vMkAVJ7.jpgその例を図1に示す。図1上はIc=1Aまで出せるパワーNPNトランジスタの2SD1898をボルテージフォロア
の負帰還回路(出力:トランジスタのエミッタからオペアンプの-in入力へ)に入れて,エミッタから高電流を
取り出すことができる設計で,この例では,25Ω負荷に対して最大でVoutmax=21.7Vを得ている(出力電流は
880mA)。この回路ならIout=1Aくらいまでの可変電圧源が作れる。トランジスタの駆動はLM358の出力電流
で行うのだが,1A/40mA=25倍以上の電流増幅率のトランジスタであれば,Iout=1Aは出る。
一方,オペアンプの負荷にならずにフィードバックをするには,FETを使えばいい。そこで大電流が出せる
パワーNMOSトランジスタのSiR158DPでシミュレーションすると,図1下のようにVoutmax=20.2V程度
までの可変電圧源が出来る。なお,LM358の出力より,ΔV=2.3V程度低い。この電圧降下は当該NMOSのVto
(ゲートスレッショルド電圧:NMOSがオンになるためのVgs電圧)の2.3V分で,NMOSの宿命である。Vto
の低いパワーNMOSを探して使うといい。
https://i.imgur.com/gFbU5SE.jpgというわけで,これらの回路を実際にBB上に作ってVoutmaxを測ってみた。使用パワートランジスタは2SD1828,および
パワーNMOSはお馴染みのIRFZ44Nで,実測図(左は2SD1828のカソード電圧,右はIRFZ44Nのソース電圧)
で,それぞれVoutmax1=21.63V,,Voutmax1=20.61Vとなった。ほぼシミュレーション通りである。
さて,ここまでやってきて「はたと気が付いてしまった」。NMOSを使うなら,オペアンプはいらないということに。
▼Lappゼロ調整用抵抗の効果図1はゼロ調整用抵抗のR1=2kΩを追加した回路と実験ボードだが,この効果を確かめるために図2のように
右側は,50kΩボリュームに直列に2kΩの固定抵抗を挿入した状態で,左側は,R1なしの状態である。
右側では,左に回し切った状態で,Vout=0.5mVでほゞゼロ。左側は,左に回し切った状態ではゼロVを示しているが,
少しずつ右に回していくと,ほんの10度くらい回したとこで,表示がVout=0.3mVになった。
これで,ボリュームで0〜22Vを直線的に可変できることになった。OK,OKである。
https://i.imgur.com/4fPFlfg.jpghttps://i.imgur.com/ZLpamlu.jpgあとは,これを実際に基板で作って「実験用簡易電源装置」にしなくちゃいけないんだが・・・まあ,そのうちね。
(50個以上あるLM358の消化にはならなかったが・・・また何か考えよっ。)
・・・
Up 8/22 15:11
▼Lapp画像の大きさいろいろ
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