みしみし

過去ログ11 2022/5/31 21:56

▼ゆかり
 青猫さん、ありがとうございます。前橋といえば朔太郎で、蚯蚓は月に吠える代わりに鳴いているのですね。

   休日や筍の皮うづ高し        苑を
    匂ひ立ちたる首夏の手間ひま   ゆかり
   売るための石ころいくつ持ち寄つて  りゑ
    ほそきゆびもて掬ふさざなみ    青猫
   水もまた満ちて迎ふる月今宵    らくだ
    椋鳥のしづまる並木をゆけば     槐
ウ  赤蜻蛉集まつてゐて胴長で      知昭
    空中を舞ふマイケル・ジョーダン   を
   重力の潤沢にして頬ゆるむ       り
    声を返してあげたい人魚       ゑ
   きのふけふあなたとわたし草食系    猫
    時差で遅れて届くくちづけ      だ
   子午線をぐいとダーマトグラフにて   槐
    引いてくれない左眼の腫れ      昭
   あかあかと月上らせて夏芝居      を
    誰も気にせぬ発電の音        り
   花冷えの許しあへない兄弟か      ゑ
    石を過ぎゆく黄蝶白蝶        猫
ナオ 茶摘女になつて茶を摘むBコース    だ
    皿も湯呑もみんな金継ぎ       槐
   夏痩と言ひ張つてゐる若旦那      昭
    トマトほどない存在理由(レゾン・デートル) 猫
   かき揚げに粗塩を振り涙ぐむ      昭
    視線感じるカウンターごし      り
   パレードの通行止めは解除され     だ
    上海蟹が縦横無尽          ゑ
   真夜中の高層街を飛ぶドローン     を
    ゆりかもめから乗りかへる月     槐
   しづしづと前橋藩の蚯蚓鳴く      猫

 知昭さん、秋の句をもう一句続けましょう。



▼青猫
ナオ 11
真夜中の高層街を飛ぶドローン     
   ゆりかもめから乗りかへる月

しづしづと前橋藩の蚯蚓鳴く
花野にてやけにあかるい自暴自棄

あらら、これで付けるのは終わりと思っていたのに(笑)


▼ゆかり
休日の巻 ナオ10
 槐さん、ありがとうございます。一句目をちょっとだけシュールにしてみましょう。

   休日や筍の皮うづ高し        苑を
    匂ひ立ちたる首夏の手間ひま   ゆかり
   売るための石ころいくつ持ち寄つて  りゑ
    ほそきゆびもて掬ふさざなみ    青猫
   水もまた満ちて迎ふる月今宵    らくだ
    椋鳥のしづまる並木をゆけば     槐
ウ  赤蜻蛉集まつてゐて胴長で      知昭
    空中を舞ふマイケル・ジョーダン   を
   重力の潤沢にして頬ゆるむ       り
    声を返してあげたい人魚       ゑ
   きのふけふあなたとわたし草食系    猫
    時差で遅れて届くくちづけ      だ
   子午線をぐいとダーマトグラフにて   槐
    引いてくれない左眼の腫れ      昭
   あかあかと月上らせて夏芝居      を
    誰も気にせぬ発電の音        り
   花冷えの許しあへない兄弟か      ゑ
    石を過ぎゆく黄蝶白蝶        猫
ナオ 茶摘女になつて茶を摘むBコース    だ
    皿も湯呑もみんな金継ぎ       槐
   夏痩と言ひ張つてゐる若旦那      昭
    トマトほどない存在理由(レゾン・デートル) 猫
   かき揚げに粗塩を振り涙ぐむ      昭
    視線感じるカウンターごし      り
   パレードの通行止めは解除され     だ
    上海蟹が縦横無尽          ゑ
   真夜中の高層街を飛ぶドローン     を
    ゆりかもめから乗りかへる月     槐

 月を繰り上げたので、あとの花の座の順を変えます。

ナオ 11   A 青猫
 12     B 知昭
ナウ1     C ゆかり
  2     D らくだ
  3     E りゑ
  4     F 苑を
  5 花   G 青猫
  6 挙句  B 知昭

 では青猫さん、前句で月を引き上げたので、普通の秋の句をお願いします。


▼田中槐
ナオ10
では、月の句を。

パレードの通行止めは解除され     だ
    上海蟹が縦横無尽          ゑ
   真夜中の高層街を飛ぶドローン     を

ゆりかもめから乗りかへて月    槐
屋形船転覆のちの月


▼ゆかり
じゃそれで
 苑をさん、ありがとうございます。シン上海蟹というか怪獣映画の様相を呈してきましたね。コンビナートじゃ1970年代だしなあとか思っていました。

   休日や筍の皮うづ高し        苑を
    匂ひ立ちたる首夏の手間ひま   ゆかり
   売るための石ころいくつ持ち寄つて  りゑ
    ほそきゆびもて掬ふさざなみ    青猫
   水もまた満ちて迎ふる月今宵    らくだ
    椋鳥のしづまる並木をゆけば     槐
ウ  赤蜻蛉集まつてゐて胴長で      知昭
    空中を舞ふマイケル・ジョーダン   を
   重力の潤沢にして頬ゆるむ       り
    声を返してあげたい人魚       ゑ
   きのふけふあなたとわたし草食系    猫
    時差で遅れて届くくちづけ      だ
   子午線をぐいとダーマトグラフにて   槐
    引いてくれない左眼の腫れ      昭
   あかあかと月上らせて夏芝居      を
    誰も気にせぬ発電の音        り
   花冷えの許しあへない兄弟か      ゑ
    石を過ぎゆく黄蝶白蝶        猫
ナオ 茶摘女になつて茶を摘むBコース    だ
    皿も湯呑もみんな金継ぎ       槐
   夏痩と言ひ張つてゐる若旦那      昭
    トマトほどない存在理由(レゾン・デートル) 猫
   かき揚げに粗塩を振り涙ぐむ      昭
    視線感じるカウンターごし      り
   パレードの通行止めは解除され     だ
    上海蟹が縦横無尽          ゑ
   真夜中の高層街を飛ぶドローン     を

 槐さん、あらためてよろしくお願いします。


▼苑を
工業帯
海岸沿いに工場を並べたかったのですが、確かに無理あるんです。
「高層街」ではいかがでしょうか。若干無理ありですが小説のタイトルにもなってもいるし。


1210

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