みしみし
過去ログ18
2023/1/17 18:13
▼三島ゆかり日輪の巻 ウ8日輪の巻 ウ8
トキさん、ありがとうございます。
一句目…これは映画的な場面転換ですね。掴み上げた蝮と知恵の輪という共通性のあるイメージをぽんと置いて、まったく違う場面へ行くという…。
二句目…蝮にイメージを借りてリバーシブルとしつつ、一句で完結して「リバーシブルな鼻唄」という名状しがたいものを提示して飄逸ですが、ひとりでそこまでやってしまうとやり過ぎのような気がします。
三句目…これは前句をBGM的に盛り上げている感じがします。
四句目…豪の者の着衣がはだけているのでしょうか。「滑らす」が体幹とは別に表面の肉だけがぶるんぶるん動く、太鼓腹を感じさせます。
五句目…くねくねした尾が顔に触れるイメージからの推移だとしたら、「紙の免許」といいつつ、ラミネート加工したものですね。
六句目…四句目と同工異曲ですが、この辺りで夏の月を出したいという捌き人の要請に応えてくれたものですね。
七句目…これは前句「豪の者」のイメージを破壊していて可笑しいですね。しかも「瓜二つ」の瓜って季語なのか、という別の突っ込みどころもあって。
八句目…これは前句から遠いかも知れません。
ううむ、一句目と六句目を混ぜて触感しても月を感じられるようにして、頂くことにします。
日輪を曳き嘶くや大旦 青猫
湯気立つ馬のはたの門松 ゆかり
唐筆にたつぷり風をふくませて 桐子
波にただよふ沈船の綱 酔鳴
粉を振るごとくに月は世を照らす 鯖男
アップルパイに効かすシナモン ゆらぎ
ウ テープ逆回しの桃もiPod トキ
紙の楽譜のはんらはらはら 猫
余白には師の下手な字で丹田と り
いま外されるマネキンの脚 子
幻肢痛こらへて星へ飛んで行く 鳴
順番待ちの長い行列 男
蝮の尾摑み上げたる豪の者 ぎ
涼しき月が顔に貼り付く キ
花の座が近づいてまいりました。青猫さん、雑の句で夏を離れて下さい。
Up 1/17 18:13
▼トキ夏の月か雑すみません、多くなりましたが、作り直しも受けます。
知恵の輪照らす月の涼しき
リバーシブルな鼻唄になる
夏の月なほドラムロールす
涼しき月へ臍を滑らす
紙の免許が顔に貼り付く
真夏の月が顔に貼り付く
瓜二つなる弟が来る
瓜二つなる夏の月出る
▼三島ゆかり日輪の巻 ウ7 ゆらぎさん、ありがとうございます。
一句目…旅の苦行こそが長い行列のようなものだ、という筋でしょうか。打越で飛んで、付句で落下かあ、と、ちょっと悩みます。
二句目…帯の表と裏を貼り合わせたメビウスの輪は、永遠に脱出できない長い行列のようでもありますね。何句か前でテープがあるしなあ、と、ちょっと悩みます。
三句目…テーブルに着く前の待ち行列の間にビールが出るのでしょうか。単独だと世俗的過ぎるような気もしますが、却って打越から離れられる気もします。
四句目…行列に並んでいると、大道芸人みたいな出し物が見れるのでしょうか。こういう人物はここまで描かれていないので、これで行きましょうか。
日輪を曳き嘶くや大旦 青猫
湯気立つ馬のはたの門松 ゆかり
唐筆にたつぷり風をふくませて 桐子
波にただよふ沈船の綱 酔鳴
粉を振るごとくに月は世を照らす 鯖男
アップルパイに効かすシナモン ゆらぎ
ウ テープ逆回しの桃もiPod トキ
紙の楽譜のはんらはらはら 猫
余白には師の下手な字で丹田と り
いま外されるマネキンの脚 子
幻肢痛こらへて星へ飛んで行く 鳴
順番待ちの長い行列 男
蝮の尾摑み上げたる豪の者 ぎ
トキさん、短句ではありますが夏の月か雑でお願いします。
▼ゆらぎ日輪の巻 ウ7夏に致しました。よろしくお願い申し上げます。
落下する山蛭躱し旅の僧
紙魚の這ふメビウスの輪の裏表
サービスのビールで既にほろ酔ひに
蝮の尾摑み上げたる豪の者
▼三島ゆかり日輪の巻 ウ6 鯖男さん、ありがとうございます。
付句と前句とのあいだでぐんぐん世界が変わって行くのではなく、打越と前句、前句と付句がそれぞれ前句を共有しながら、打越と付句は全然違う世界に飛んでいるというのを目指してやっていきたいと思います(「三句の渡り」といいます)。
一句目…前句の「こらへて」を生かしつつ、打越とは遠いところへ飛んでいると思います。
二句目…同様ですが、負傷を想起させる「戦争」によって、打越に生々しく近づいているような気もします。
三句目…十年間「こらへて」いたようにも思えるし、髪を切ったら幻肢痛が起きるような、不思議な意味の混乱を引き起こしているような気もします。
四句目…無理矢理前句に結びつけようとすると、「星へ飛んで行く」を折り返したような空間的不思議さがあります。
えいやあ、で一句目を頂きます。
日輪を曳き嘶くや大旦 青猫
湯気立つ馬のはたの門松 ゆかり
唐筆にたつぷり風をふくませて 桐子
波にただよふ沈船の綱 酔鳴
粉を振るごとくに月は世を照らす 鯖男
アップルパイに効かすシナモン ゆらぎ
ウ テープ逆回しの桃もiPod トキ
紙の楽譜のはんらはらはら 猫
余白には師の下手な字で丹田と り
いま外されるマネキンの脚 子
幻肢痛こらへて星へ飛んで行く 鳴
順番待ちの長い行列 男
ゆらぎさん、お願いします。よくこの辺で夏の月を出したりしますが、打越が星なので、今回は見送りましょう。
Up 1/16 21:50
▼鯖男ウ6うーん。こんなのでどうでしょうか。
余白には師の下手な字で丹田と り
いま外されるマネキンの脚 子
幻肢痛こらへて星へ飛んで行く 鳴
順番待ちの長い行列 鯖男
戦争中の丘を後にし
髪切る暇のなくて十年
器用に天地ひつくりかへす
▼三島ゆかり日輪の巻 ウ5 酔鳴さん、ありがとうございます。
私は知らなかったのですが、ピグマリオンコンプレックスというのがあって、狭義には人形偏愛症、より広義では女性を人形のように扱う性癖を意味するのですね。で、その語源がギリシャ神話に拠っていて、キュプロス王ピュグマリオンが自ら彫り上げた象牙の人形を溺愛し、その人形の命をアフロディテからもらって妻にし、その名がガラテアなのですね。ううむ。前提は分かりました。
ええと、それから幻肢痛というのは、事故などで手や足を失った人が、頭の中ではまだ手や足があるように認識していて、実際にはない手や足が痛いと感じることなのですね。
一句目、二句目…マネキンから飛躍したことは分かったけど、脚を外したことをもう少し生かしたくもあり。
三句目…前句から幻肢痛を導いたのは手柄だと思うのですが、主体を変えて鯨としてしまうのは付句としては先走り過ぎで、それは打越の仕事です。
というわけで三句目をちょっとだけ変更して頂くことにします。
日輪を曳き嘶くや大旦 青猫
湯気立つ馬のはたの門松 ゆかり
唐筆にたつぷり風をふくませて 桐子
波にただよふ沈船の綱 酔鳴
粉を振るごとくに月は世を照らす 鯖男
アップルパイに効かすシナモン ゆらぎ
ウ テープ逆回しの桃もiPod トキ
紙の楽譜のはんらはらはら 猫
余白には師の下手な字で丹田と り
いま外されるマネキンの脚 子
幻肢痛こらへて星へ飛んで行く 鳴
鯖男さん、お願いします。
▼酔鳴日輪の巻 ウ5恋は難しい・・・かな。
つけてみましたのでお裁きを。
余白には師の下手な字で丹田と り
いま外されるマネキンの脚 子
ふつくらとキプロス王の彫る象牙 酔
王の彫るガラテアのくちびるに唄
幻肢痛こらへて星へ飛ぶ鯨
ん〜なんとなく近すぎるでしょうか?
(はんらはらはら、ムッシュムラムラみたいで好きです)
Up 1/16 13:57
▼三島ゆかり日輪の巻 ウ4 桐子さん、ありがとうございます。ご無事なようでなによりです。
一句目…じゅうぶんエロいし、「薄皮めいて」がなんとも卓抜なのですが、ちょっと唐突かなあ、とも。
二句目…儀式がなんともあやしげな師弟関係を感じさせますね。
三句目…ちょっと常套的かな、とも。
四句目…看護実習みたいなものでしょうか。エロ音楽教師的なものからうまく離れて展開していると思います。
五句目…背中には丹田はないと思います。
日輪を曳き嘶くや大旦 青猫
湯気立つ馬のはたの門松 ゆかり
唐筆にたつぷり風をふくませて 桐子
波にただよふ沈船の綱 酔鳴
粉を振るごとくに月は世を照らす 鯖男
アップルパイに効かすシナモン ゆらぎ
ウ テープ逆回しの桃もiPod トキ
紙の楽譜のはんらはらはら 猫
余白には師の下手な字で丹田と り
いま外されるマネキンの脚 子
酔鳴さん、お願いします。この流れだと恋は難しそうですね。お任せだけど駄目出しはします(^^);
▼桐子日輪の巻 ウ4今日まで自主療養で、病み上がりのエロです。
お裁きください。
ウ テープ逆回しの桃もiPod トキ
紙の楽譜のはんらはらはら 猫
余白には師の下手な字で丹田と り
シルクのキャミの薄皮めいて 子
臍ピアスよりはじめる儀式
指でたどればうつくしい骨
いま外されるマネキンの脚
うつぶせの背めくる指先
Up 1/15 14:58