みしみし

過去ログ21 2023/1/27 14:54

▼三島ゆかり
日輪の巻 ナオ 10
 青猫さん、ありがとうございます。

   白き風てふ示導動機(ライトモティーフ)
   流れ星なら舌でうけるわ
   銀河鉄道指定席券
    
一句目…前句も長い片仮名だったので、示導動機の方を使いたいですね。
二、三句目…次が月の座なので、星じゃない方がよいでしょう。

 一句目をちょっと音数を整えて頂くことにします。ところで『カラー 図解音楽事典』(白水社)では10回このことばが出てくるんだけど、一貫して「指導動機」という漢字を当てていますね。この連句では示導動機の方で行きます。

   日輪を曳き嘶くや大旦        青猫
    湯気立つ馬のはたの門松     ゆかり
   唐筆にたつぷり風をふくませて    桐子
    波にただよふ沈船の綱       酔鳴
   粉を振るごとくに月は世を照らす   鯖男
    アップルパイに効かすシナモン  ゆらぎ
ウ  テープ逆回しの桃もiPod       トキ
    紙の楽譜のはんらはらはら      猫
   余白には師の下手な字で丹田と     り
    いま外されるマネキンの脚      子
   幻肢痛こらへて星へ飛んで行く     鳴
    順番待ちの長い行列         男
   蝮の尾摑み上げたる豪の者       ぎ
    涼しき月が顔に貼り付く       キ
   さやさやと古地図にゆれる緯度経度   猫
    河の蛇行の跡の工場         り
   一斉に胸を反らせる花の昼       子
    都をどりのゆれる簪         鳴
ナオ 夏近きアイライン引く男の手      子
    忍び難きを忍ぶ習はし        り
   抱かれず息の乱れし午後のこと     猫
    暴走族はパンを頰張る        キ
   夜焚火を囲む時にも末席で       ぎ
    祇園精舎の噂聞こえる        男
   一献のあとかはらけを割り捨てて    鳴
    ねむりつづける橋のない町      子
   たからかに人の望みのアドバルーン   り
    示導動機を白き風とし        猫

 ではゆらぎさん、花の座をお願いします。ええと、ここまでで5回あたった人はあがりで、まだ3回の方はどどどと回ってきます。すみません。


▼青猫
初秋
 ねむりつづける橋のない町      子
   たからかに人の望みのアドバルーン   り

   白き風てふ示導動機(ライトモティーフ)
   流れ星なら舌でうけるわ
   銀河鉄道指定席券

1は片仮名のだけがいいのかな


▼三島ゆかり
 付けます。

   日輪を曳き嘶くや大旦        青猫
    湯気立つ馬のはたの門松     ゆかり
   唐筆にたつぷり風をふくませて    桐子
    波にただよふ沈船の綱       酔鳴
   粉を振るごとくに月は世を照らす   鯖男
    アップルパイに効かすシナモン  ゆらぎ
ウ  テープ逆回しの桃もiPod       トキ
    紙の楽譜のはんらはらはら      猫
   余白には師の下手な字で丹田と     り
    いま外されるマネキンの脚      子
   幻肢痛こらへて星へ飛んで行く     鳴
    順番待ちの長い行列         男
   蝮の尾摑み上げたる豪の者       ぎ
    涼しき月が顔に貼り付く       キ
   さやさやと古地図にゆれる緯度経度   猫
    河の蛇行の跡の工場         り
   一斉に胸を反らせる花の昼       子
    都をどりのゆれる簪         鳴
ナオ 夏近きアイライン引く男の手      子
    忍び難きを忍ぶ習はし        り
   抱かれず息の乱れし午後のこと     猫
    暴走族はパンを頰張る        キ
   夜焚火を囲む時にも末席で       ぎ
    祇園精舎の噂聞こえる        男
   一献のあとかはらけを割り捨てて    鳴
    ねむりつづける橋のない町      子
   たからかに人の望みのアドバルーン   り

 青猫さん、初秋の句をお願いします。

 さて、さらにその後ですが、発句、月、夏の月、花にすでに当たっている青猫さん、鯖男さん、トキさん、桐子さん以外の方を優先して、この後の月の座、花の座に回したいと思います。捌き人は挙句でも頂くことにして、あとはゆらぎさんと酔鳴さんですね。


▼三島ゆかり
日輪の巻 ナオ 8
 桐子さん、ありがとうございます。

    冷えたタイルにとりあえず置く    子
    つなぎ合わせるばらばらの空
    雲に占う今日の運勢
    ねむりつづける橋のない町
    ちいさい青い花を手向ける
    
一句目…かはらけ→タイルって、グラデーションみたいですね。
二句目…ばらばらなものが空にすり替わっていて、不思議な効果を上げていますね。
三句目…かはらけって占いにも使うのでしたっけ。雲に占ったらちょっと遠い気がします。
四句目…一献のあと、そのまま寝てしまったのですね。
五句目…故人に手向けたのですね。花の字は回避したく。

 四句目を頂きます。

   日輪を曳き嘶くや大旦        青猫
    湯気立つ馬のはたの門松     ゆかり
   唐筆にたつぷり風をふくませて    桐子
    波にただよふ沈船の綱       酔鳴
   粉を振るごとくに月は世を照らす   鯖男
    アップルパイに効かすシナモン  ゆらぎ
ウ  テープ逆回しの桃もiPod       トキ
    紙の楽譜のはんらはらはら      猫
   余白には師の下手な字で丹田と     り
    いま外されるマネキンの脚      子
   幻肢痛こらへて星へ飛んで行く     鳴
    順番待ちの長い行列         男
   蝮の尾摑み上げたる豪の者       ぎ
    涼しき月が顔に貼り付く       キ
   さやさやと古地図にゆれる緯度経度   猫
    河の蛇行の跡の工場         り
   一斉に胸を反らせる花の昼       子
    都をどりのゆれる簪         鳴
ナオ 夏近きアイライン引く男の手      子
    忍び難きを忍ぶ習はし        り
   抱かれず息の乱れし午後のこと     猫
    暴走族はパンを頰張る        キ
   夜焚火を囲む時にも末席で       ぎ
    祇園精舎の噂聞こえる        男
   一献のあとかはらけを割り捨てて    鳴
    ねむりつづける橋のない町      子

 次は私です。しばしお待ち下さい。 Up 1/26 17:55


▼桐子
ナオ 8
付けてみました。
いかがでしょうか。

   夜焚火を囲む時にも末席で       ぎ
    祇園精舎の噂聞こえる        男
   一献のあとかはらけを割り捨てて    鳴

    冷えたタイルにとりあえず置く    子
    つなぎ合わせるばらばらの空
    雲に占う今日の運勢
    ねむりつづける橋のない町
    ちいさい青い花を手向ける


▼三島ゆかり
日輪の巻 ナオ 7
   一献のあとかはらけを割り捨てて
   首刎ねるやうに欠いたる神酒徳利
   大航海時代のセイルはためけば
   ゆつたりとシュンドルボンを虎の影

一句目…諸行無常ですね。
二句目…こちらも諸行無常ですが、付き過ぎを避けてわざわざ神道で受けているあたり、そんな配慮がいるのかなあ。
三句目…世界規模の文化の伝播に、時代をずらして大航海時代としているのですね。
四句目…検索しました。インドの西ベンガル州とバングラデシュにまたがる、広大なマングローブ群生地帯にある世界遺産の国立公園なのですね。杏のナレーションが聞こえてきそうです。

 一句目が素直でよいと思います。

   日輪を曳き嘶くや大旦        青猫
    湯気立つ馬のはたの門松     ゆかり
   唐筆にたつぷり風をふくませて    桐子
    波にただよふ沈船の綱       酔鳴
   粉を振るごとくに月は世を照らす   鯖男
    アップルパイに効かすシナモン  ゆらぎ
ウ  テープ逆回しの桃もiPod       トキ
    紙の楽譜のはんらはらはら      猫
   余白には師の下手な字で丹田と     り
    いま外されるマネキンの脚      子
   幻肢痛こらへて星へ飛んで行く     鳴
    順番待ちの長い行列         男
   蝮の尾摑み上げたる豪の者       ぎ
    涼しき月が顔に貼り付く       キ
   さやさやと古地図にゆれる緯度経度   猫
    河の蛇行の跡の工場         り
   一斉に胸を反らせる花の昼       子
    都をどりのゆれる簪         鳴
ナオ 夏近きアイライン引く男の手      子
    忍び難きを忍ぶ習はし        り
   抱かれず息の乱れし午後のこと     猫
    暴走族はパンを頰張る        キ
   夜焚火を囲む時にも末席で       ぎ
    祇園精舎の噂聞こえる        男
   一献のあとかはらけを割り捨てて    鳴

 桐子さん、雑でお願いします。


▼酔鳴
ナオ7
はてさて。こんなのつけてみました。
インドネタくどいかなぁ。

   夜焚火を囲む時にも末席で    ぎ
    祇園精舎の噂聞こえる     男

   一献のあとかはらけを割り捨てて 鳴
   首刎ねるやうに欠いたる神酒徳利
   大航海時代のセイルはためけば
   ゆつたりとシュンドルボンを虎の影 Up 1/24 22:22


▼三島ゆかり
日輪の巻 ナオ 6
 鯖男さん、ありがとうございます。

   天の岩戸のまもなく開く
   祇園精舎の噂聞こえる
   明日の獲物に気づかれぬやう
   メタバースにて金のやりとり

一句目…天鈿女命らのどんちゃん騒ぎを夜焚火というのかなあ…。
二句目…インドまで飛ばしましたか。
三句目…末席じゃない人はおとりなのですね。
四句目…おお、仮想空間。

 ここまで聖なるものが出ていないので、二句目を頂きます。

   日輪を曳き嘶くや大旦        青猫
    湯気立つ馬のはたの門松     ゆかり
   唐筆にたつぷり風をふくませて    桐子
    波にただよふ沈船の綱       酔鳴
   粉を振るごとくに月は世を照らす   鯖男
    アップルパイに効かすシナモン  ゆらぎ
ウ  テープ逆回しの桃もiPod       トキ
    紙の楽譜のはんらはらはら      猫
   余白には師の下手な字で丹田と     り
    いま外されるマネキンの脚      子
   幻肢痛こらへて星へ飛んで行く     鳴
    順番待ちの長い行列         男
   蝮の尾摑み上げたる豪の者       ぎ
    涼しき月が顔に貼り付く       キ
   さやさやと古地図にゆれる緯度経度   猫
    河の蛇行の跡の工場         り
   一斉に胸を反らせる花の昼       子
    都をどりのゆれる簪         鳴
ナオ 夏近きアイライン引く男の手      子
    忍び難きを忍ぶ習はし        り
   抱かれず息の乱れし午後のこと     猫
    暴走族はパンを頰張る        キ
   夜焚火を囲む時にも末席で       ぎ
    祇園精舎の噂聞こえる        男

 酔鳴さん、雑でお願いします。


▼鯖男
ナオ6
こんなのを作ってみました。

   天の岩戸のまもなく開く   鯖男
   祇園精舎の噂聞こえる
   明日の獲物に気づかれぬやう
   メタバースにて金のやりとり


▼三島ゆかり
日輪の巻 ナオ 5
 ゆらぎさん、ありがとうございます。捌きが遅くなりまして、すみません。

   夜焚火を囲む時にも末席で
   凍滝にうつかり落とすキーホルダー
   乗り出した上半身を打つ霰
   煽られてキレた眉間に初時雨

一句目…濃密な人間関係がきらいな暴走族なのですね。
二句目…ちょっとドジなところもある暴走族なのですね。
三句目…この「乗り出す」は、柵や窓のようにも読めるし、前句との関係ではバイクでもあり得ますね。
四句目…この「キレた」は、激高しているようにも読めるし、物理的に切れたようにも読めますね。

 一句目で行きましょう。

   日輪を曳き嘶くや大旦        青猫
    湯気立つ馬のはたの門松     ゆかり
   唐筆にたつぷり風をふくませて    桐子
    波にただよふ沈船の綱       酔鳴
   粉を振るごとくに月は世を照らす   鯖男
    アップルパイに効かすシナモン  ゆらぎ
ウ  テープ逆回しの桃もiPod       トキ
    紙の楽譜のはんらはらはら      猫
   余白には師の下手な字で丹田と     り
    いま外されるマネキンの脚      子
   幻肢痛こらへて星へ飛んで行く     鳴
    順番待ちの長い行列         男
   蝮の尾摑み上げたる豪の者       ぎ
    涼しき月が顔に貼り付く       キ
   さやさやと古地図にゆれる緯度経度   猫
    河の蛇行の跡の工場         り
   一斉に胸を反らせる花の昼       子
    都をどりのゆれる簪         鳴
ナオ 夏近きアイライン引く男の手      子
    忍び難きを忍ぶ習はし        り
   抱かれず息の乱れし午後のこと     猫
    暴走族はパンを頰張る        キ
   夜焚火を囲む時にも末席で       ぎ

 鯖男さん、冬を続けるのでも、雑でも。


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