みしみし
過去ログ24
2023/2/3 9:13
▼鯖男満尾おめでとうごいます。
挙句を回していただきありがとうございます。
春のめでたい、穏やかな句を作ってみると、
それはなんだか連句自体あるいは連衆の比喩のように思えてきました。
▼三島ゆかり日輪の巻 挙句 日輪を曳き嘶くや大旦 青猫
湯気立つ馬のはたの門松 ゆかり
唐筆にたつぷり風をふくませて 桐子
波にただよふ沈船の綱 酔鳴
粉を振るごとくに月は世を照らす 鯖男
アップルパイに効かすシナモン ゆらぎ
ウ テープ逆回しの桃もiPod トキ
紙の楽譜のはんらはらはら 猫
余白には師の下手な字で丹田と り
いま外されるマネキンの脚 子
幻肢痛こらへて星へ飛んで行く 鳴
順番待ちの長い行列 男
蝮の尾摑み上げたる豪の者 ぎ
涼しき月が顔に貼り付く キ
さやさやと古地図にゆれる緯度経度 猫
河の蛇行の跡の工場 り
一斉に胸を反らせる花の昼 子
都をどりのゆれる簪 鳴
ナオ 夏近きアイライン引く男の手 子
忍び難きを忍ぶ習はし り
抱かれず息の乱れし午後のこと 猫
暴走族はパンを頰張る キ
夜焚火を囲む時にも末席で ぎ
祇園精舎の噂聞こえる 男
一献のあとかはらけを割り捨てて 鳴
ねむりつづける橋のない町 子
たからかに人の望みのアドバルーン り
示導動機を白き風とし 猫
ヨカナーンの首を抱けば月腥し ぎ
彼方此方に閻魔蟋蟀 男
ナウ 革靴のおもてを滑りまくる艶 キ
鏡に映る雪は上下す ぎ
風邪声を出して自分を確かめる 男
うぐひす笛をひらく親指 キ
ひともなき廃線跡の花朧 鳴
腰をおろせばあたたかき石 男
これにて満尾とします。連衆のみなさまありがとうございました。
しばしご歓談下さいませ。
▼三島ゆかり日輪の巻 挙句 鯖男さん、ありがとうございます。
ちょっと前句の「花朧」がなんだか分からなくなっちゃって大混乱中です。歳時記を見ると「霞は昼、朧は夜」みたいなことが書いてあるんだけど、古語辞典で「おぼろ」を引くと、「ぼんやりとしているようす。かすんでいて、はっきりしないようす」(古語林)、「《オボはオボホレ(溺)、オボメキのオボと同根。ロは状態を示す接尾語》ぼんやりしているさま。はっきりしないさま」(岩波古語辞典)で、夜とは書いてないのですよ。「花朧」はじゃあ夜なのか。ネットで検索すると「遠方に群がり咲く桜がおぼろにかすむさま」なんて記事があり、そっちのほうがしっくりきます。芭蕉の「辛崎の松は花より朧にて」って夜景なのか? 「花朧」は夜でない、という前提で捌きたいと思います。
腰をおろせばあたたかき石 鯖男
寝足りぬ顔にふつと春風
迷ひこみたる遠足の子ら
谷の底にて蛙鳴き合ふ
思ひがけなく出会ふ春駒
一句目…のどかないい景だと思います。
二句目…旅の心地よい疲れも感じさせてよいと思います。でも連句全体を見渡すと桐子さんの「ねむりつづける橋のない町」にちょっと障るかもしれません。
三句目…前句の妖気に導かれたのだと思いますが、まだまだ連句が続いてしまいそうな気もします。
四句目…未来の生命にも思いを馳せた感じでよいと思います。
五句目…これも、素敵な出会いだとは思いますが、まだまだ連句が続いてしまいそうな気がします。
一句目を頂きます。一記事が半角2000字という限界があるので、連句全体は次の記事にします。
▼鯖男挙句はい。では、こんなんでどうでしょうか。
腰をおろせばあたたかき石 鯖男
寝足りぬ顔にふつと春風
迷ひこみたる遠足の子ら
谷の底にて蛙鳴き合ふ
思ひがけなく出会ふ春駒
▼三島ゆかり日輪の巻 ナウ 5 花 日輪を曳き嘶くや大旦 青猫
湯気立つ馬のはたの門松 ゆかり
唐筆にたつぷり風をふくませて 桐子
波にただよふ沈船の綱 酔鳴
粉を振るごとくに月は世を照らす 鯖男
アップルパイに効かすシナモン ゆらぎ
ウ テープ逆回しの桃もiPod トキ
紙の楽譜のはんらはらはら 猫
余白には師の下手な字で丹田と り
いま外されるマネキンの脚 子
幻肢痛こらへて星へ飛んで行く 鳴
順番待ちの長い行列 男
蝮の尾摑み上げたる豪の者 ぎ
涼しき月が顔に貼り付く キ
さやさやと古地図にゆれる緯度経度 猫
河の蛇行の跡の工場 り
一斉に胸を反らせる花の昼 子
都をどりのゆれる簪 鳴
ナオ 夏近きアイライン引く男の手 子
忍び難きを忍ぶ習はし り
抱かれず息の乱れし午後のこと 猫
暴走族はパンを頰張る キ
夜焚火を囲む時にも末席で ぎ
祇園精舎の噂聞こえる 男
一献のあとかはらけを割り捨てて 鳴
ねむりつづける橋のない町 子
たからかに人の望みのアドバルーン り
示導動機を白き風とし 猫
ヨカナーンの首を抱けば月腥し ぎ
彼方此方に閻魔蟋蟀 男
ナウ 革靴のおもてを滑りまくる艶 キ
鏡に映る雪は上下す ぎ
風邪声を出して自分を確かめる 男
うぐひす笛をひらく親指 キ
ひともなき廃線跡の花朧 鳴
鯖男さん、春のおめでたい句で挙句をお願いします。
▼三島ゆかり日輪の巻 ナウ 5 花 酔鳴さん、ありがとうございます。いや、花の座は初めてでありましたか。
旧邸の古木のゆれて花盛り 鳴
ひともなく花朧なる手宮線
背嚢のつぎつぎふるる花房に
花影に新約聖書読みあへば
眼のしろき犬を抱へて花月夜
一句目…前句のレトロな雰囲気を受けてのことと思いますが、旧邸と古木をたたみかけなくても、という気もします。
二句目…花の座は花が主役なので、手宮線よりも花朧をばしっと決めたいです。この手宮線は固有名詞として効いているのですか。
三句目、四句目…前句が体言止めなので変化をつけたのだと思いますが、これだと花が主役になりにくいのです。
五句目…シベリアン・ハスキーみたいな感じでしょうか。この書き方だと病気のようにも読めるところが、悩ましいです。
二句目をちょっと変えて頂きます。一記事が半角2000字という限界があるので、連句全体は次の記事にします。
▼酔鳴ナウ 5花の座デビューにて緊張しています。
体言止めじゃない方がいいのかしら??
お捌きよろしくお願い申し上げます。
風邪声を出して自分を確かめる 男
うぐひす笛をひらく親指 キ
旧邸の古木のゆれて花盛り 鳴
ひともなく花朧なる手宮線
背嚢のつぎつぎふるる花房に
花影に新約聖書読みあへば
眼のしろき犬を抱へて花月夜
Up 2/1 23:50
▼三島ゆかり日輪の巻 ナウ 4 日輪を曳き嘶くや大旦 青猫
湯気立つ馬のはたの門松 ゆかり
唐筆にたつぷり風をふくませて 桐子
波にただよふ沈船の綱 酔鳴
粉を振るごとくに月は世を照らす 鯖男
アップルパイに効かすシナモン ゆらぎ
ウ テープ逆回しの桃もiPod トキ
紙の楽譜のはんらはらはら 猫
余白には師の下手な字で丹田と り
いま外されるマネキンの脚 子
幻肢痛こらへて星へ飛んで行く 鳴
順番待ちの長い行列 男
蝮の尾摑み上げたる豪の者 ぎ
涼しき月が顔に貼り付く キ
さやさやと古地図にゆれる緯度経度 猫
河の蛇行の跡の工場 り
一斉に胸を反らせる花の昼 子
都をどりのゆれる簪 鳴
ナオ 夏近きアイライン引く男の手 子
忍び難きを忍ぶ習はし り
抱かれず息の乱れし午後のこと 猫
暴走族はパンを頰張る キ
夜焚火を囲む時にも末席で ぎ
祇園精舎の噂聞こえる 男
一献のあとかはらけを割り捨てて 鳴
ねむりつづける橋のない町 子
たからかに人の望みのアドバルーン り
示導動機を白き風とし 猫
ヨカナーンの首を抱けば月腥し ぎ
彼方此方に閻魔蟋蟀 男
ナウ 革靴のおもてを滑りまくる艶 キ
鏡に映る雪は上下す ぎ
風邪声を出して自分を確かめる 男
うぐひす笛をひらく親指 キ
酔鳴さん、花の座をお願いします。必ず「花」を字を用い、実態としては桜の花を愛でて下さい。
挙句は鯖男さんにお願いします。
▼三島ゆかり日輪の巻 ナウ 4 トキさん、ありがとうございます。
獺魚を祭る名案
うぐひす笛をひらく親指
時のをはりと見まがふ野焼
めまひやがては回る末黒野
百円玉の数のカラオケ
アラームの音にまがふホーミー
ロボットが灯を運ぶファミレス
昆虫食を選ぶロボット
一句目…二十四節気で来ましたか。「名案」は同音異義語「明暗」をほのめかしているようにも。
二句目…ホーホケキョのケのところで人差し指だけでなく手前の親指も同時に開くのが極意なのですよね。前句の風邪声と、偽物のウグイスとの塩梅が絶妙ですね。
三句目…折しも河川敷火災が相次いで、ときならぬ野焼状態ですね。
四句目…こちらの方が前句の風邪声に近いかもしれませんね。
五句目…風邪声ではなくて歌いすぎで声が嗄れているのですね。
六句目…ホーミーもどこか風邪声を感じさせますよね。
七句目、八句目…ロボットという偽物を出してきましたか。
二句目を頂きます。一記事が半角2000字という限界があるので、連句全体は次の記事にします。
▼トキ初春か雑よろしくお願いいたします。
獺魚を祭る名案
うぐひす笛をひらく親指
時のをはりと見まがふ野焼
めまひやがては回る末黒野
百円玉の数のカラオケ
アラームの音にまがふホーミー
ロボットが灯を運ぶファミレス
昆虫食を選ぶロボット