みしみし

過去ログ48 2023/5/21 0:16

▼三島ゆかり
傘二本の巻 ナウ1
 ななさん、ありがとうございます。二句目が面白いでしょう。
 
   傘二本広げて家や犬ふぐり     なな
    至近距離からうぐひすのこゑ  ゆかり
   自転車で暮の春から逃げだして    也
    両膝に貼る傷あてパッド    らくだ
   深酒はいよいよ月を傾かせ  ひろじゆん
    カーブミラーに映る橡の実     篠
ウ  複眼でミヤマアカネのふりをして  青猫
    何冊も書くノストラダムス     な
   眠らない夜を重ねての眠れぬ夜    り
    滑れぬことにしたるスケート    也
   耳元へささやく声は熱を持ち     だ
    団扇に残る古き店の名       ん
   四つ角のポストを照らす夏の月    篠
    詩集『青猫』刊行百年       猫
   筆記具といへば鉛筆しかなくて    な
    舗道を濡らす昼の沫雪       り
   ひとときの夢に入るごと飛花落花   也
    海市の門の衛兵交代        だ
ナオ よその子が残り一個のパンを買ひ   ん
    不機嫌さうな証明写真       篠
   煤けたる南蛮絵皿ガラガシヤン    猫
    着ぐるみ剥いで化粧整へ      也
   王室の王が男に戻りたる       な
    荷車に積む白き大根        だ
   さりながらいまだ新劇リアリズム   猫
    急斜面から石は転がり       ん
   悪党の親玉のごと髭の山羊      り
    待ちに待つたる合否の知らせ    篠
   湯に浮かぶ月を掬ひし掌       だ
    骨をぬかれた秋刀魚のやうに    也
ナウ コピー機に覆ひ被さるそぞろ寒    な

 らくださん、雑でお願いします。


▼なかやまなな
遅くなりました。
「秋刀魚」なので、秋と入った季語はさけたほうがいいのかなあなどと考えていたら、遅くなってしまいました。ごめんなさい。

 湯に浮かぶ月を掬ひし掌       だ
  骨をぬかれた秋刀魚のやうに    也

 露寒のエレベーターを待つてゐる   な
 コピー機に覆ひ被さるそぞろ寒
 霜降の吊り革譲り合つてゐる
 十月の十三行の訃報欄
 十行に及ぶ夜寒の訃報欄
 露寒のエンドロールに合はぬ曲

お捌きお願いいたします。



▼三島ゆかり
ううむ。
前句の「秋刀魚」が晩秋なので戻っちゃいますねえ。白秋とか色なき風は歳時記的には三秋に分類されていますが、なんか晩秋っぽくないのですよね。


▼なかやまなな
名残表
遅くなりました。よろしくお願いいたします。
しらふかどうか。

 湯に浮かぶ月を掬ひし掌       だ
  骨をぬかれた秋刀魚のやうに    也

 上下とも色なき風に遅延する  な
 白秋をニーチェの声で代返す
 十九から三十四が草泊
 灯さるる二百二十日の飾り窓
 cosを色なき風に晒しゐる
 有休の父が糸瓜の水を取る


お捌き、お願いいたします。
 
 



▼なかやまなな
名残裏、本日中に
みなさま
流れをずっと止めていて申し訳ありません。
本日中にお送りします。
しらふにもどって。


4947

掲示板に戻る