みしみし

過去ログ50 2023/5/24 9:12

▼ひろじゅん
傘二本の巻
 乾電池買ふ恋猫の夜  
少年の化粧(けはひ)にも似て花の雲  

 おたまじゃくしの國のいやさか
 春ショール帆に島の近づく
 復活祭の卵けざやか
 こけら落としの弥生狂言


▼三島ゆかり
傘二本の巻 ナウ5 花
 青猫さん、ありがとうございます。前句とのつながりで少年が出てくるのはよいと思うのですが、花の座なので花をフィーチャーしたく多少変えます。少年はデフォルトで不機嫌なので、言わなくてもよいでしょう。

   傘二本広げて家や犬ふぐり     なな
    至近距離からうぐひすのこゑ  ゆかり
   自転車で暮の春から逃げだして    也
    両膝に貼る傷あてパッド    らくだ
   深酒はいよいよ月を傾かせ  ひろじゆん
    カーブミラーに映る橡の実     篠
ウ  複眼でミヤマアカネのふりをして  青猫
    何冊も書くノストラダムス     な
   眠らない夜を重ねての眠れぬ夜    り
    滑れぬことにしたるスケート    也
   耳元へささやく声は熱を持ち     だ
    団扇に残る古き店の名       ん
   四つ角のポストを照らす夏の月    篠
    詩集『青猫』刊行百年       猫
   筆記具といへば鉛筆しかなくて    な
    舗道を濡らす昼の沫雪       り
   ひとときの夢に入るごと飛花落花   也
    海市の門の衛兵交代        だ
ナオ よその子が残り一個のパンを買ひ   ん
    不機嫌さうな証明写真       篠
   煤けたる南蛮絵皿ガラガシヤン    猫
    着ぐるみ剥いで化粧整へ      也
   王室の王が男に戻りたる       な
    荷車に積む白き大根        だ
   さりながらいまだ新劇リアリズム   猫
    急斜面から石は転がり       ん
   悪党の親玉のごと髭の山羊      り
    待ちに待つたる合否の知らせ    篠
   湯に浮かぶ月を掬ひし掌       だ
    骨をぬかれた秋刀魚のやうに    也
ナウ コピー機に覆ひ被さるそぞろ寒    な
    個人情報保護法違反        だ
   ゆつたりと効く肉じやがの隠し味   篠
    乾電池買ふ恋猫の夜        り
   少年の化粧(けはひ)にも似て花の雲  猫

 ひろじゅんさん、春のめでたい句で挙句をお願いします。


▼青猫
ナウ 花
あらぁ、たいへん

ゆつたりと効く肉じやがの隠し味   篠
    乾電池買ふ恋猫の夜     り

たはむれに青表紙読む花の雨
うらうらと夢のなかまで花の雲
不機嫌な化粧(けは)ふ少年花の塵 Up 5/23 20:01


▼三島ゆかり
傘二本の巻 ナウ4
 付けます。

   傘二本広げて家や犬ふぐり     なな
    至近距離からうぐひすのこゑ  ゆかり
   自転車で暮の春から逃げだして    也
    両膝に貼る傷あてパッド    らくだ
   深酒はいよいよ月を傾かせ  ひろじゆん
    カーブミラーに映る橡の実     篠
ウ  複眼でミヤマアカネのふりをして  青猫
    何冊も書くノストラダムス     な
   眠らない夜を重ねての眠れぬ夜    り
    滑れぬことにしたるスケート    也
   耳元へささやく声は熱を持ち     だ
    団扇に残る古き店の名       ん
   四つ角のポストを照らす夏の月    篠
    詩集『青猫』刊行百年       猫
   筆記具といへば鉛筆しかなくて    な
    舗道を濡らす昼の沫雪       り
   ひとときの夢に入るごと飛花落花   也
    海市の門の衛兵交代        だ
ナオ よその子が残り一個のパンを買ひ   ん
    不機嫌さうな証明写真       篠
   煤けたる南蛮絵皿ガラガシヤン    猫
    着ぐるみ剥いで化粧整へ      也
   王室の王が男に戻りたる       な
    荷車に積む白き大根        だ
   さりながらいまだ新劇リアリズム   猫
    急斜面から石は転がり       ん
   悪党の親玉のごと髭の山羊      り
    待ちに待つたる合否の知らせ    篠
   湯に浮かぶ月を掬ひし掌       だ
    骨をぬかれた秋刀魚のやうに    也
ナウ コピー機に覆ひ被さるそぞろ寒    な
    個人情報保護法違反        だ
   ゆつたりと効く肉じやがの隠し味   篠
    乾電池買ふ恋猫の夜        り

 青猫さん、花の座をお願いします。 Up 5/22 21:48


▼三島ゆかり
傘二本の巻 ナウ3
 篠さん、ありがとうございます。四句目を頂きます。これは漏洩してはいけませんよね。

   傘二本広げて家や犬ふぐり     なな
    至近距離からうぐひすのこゑ  ゆかり
   自転車で暮の春から逃げだして    也
    両膝に貼る傷あてパッド    らくだ
   深酒はいよいよ月を傾かせ  ひろじゆん
    カーブミラーに映る橡の実     篠
ウ  複眼でミヤマアカネのふりをして  青猫
    何冊も書くノストラダムス     な
   眠らない夜を重ねての眠れぬ夜    り
    滑れぬことにしたるスケート    也
   耳元へささやく声は熱を持ち     だ
    団扇に残る古き店の名       ん
   四つ角のポストを照らす夏の月    篠
    詩集『青猫』刊行百年       猫
   筆記具といへば鉛筆しかなくて    な
    舗道を濡らす昼の沫雪       り
   ひとときの夢に入るごと飛花落花   也
    海市の門の衛兵交代        だ
ナオ よその子が残り一個のパンを買ひ   ん
    不機嫌さうな証明写真       篠
   煤けたる南蛮絵皿ガラガシヤン    猫
    着ぐるみ剥いで化粧整へ      也
   王室の王が男に戻りたる       な
    荷車に積む白き大根        だ
   さりながらいまだ新劇リアリズム   猫
    急斜面から石は転がり       ん
   悪党の親玉のごと髭の山羊      り
    待ちに待つたる合否の知らせ    篠
   湯に浮かぶ月を掬ひし掌       だ
    骨をぬかれた秋刀魚のやうに    也
ナウ コピー機に覆ひ被さるそぞろ寒    な
    個人情報保護法違反        だ
   ゆつたりと効く肉じやがの隠し味   篠


 次は私です。しばしお待ち下さい。


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