みしみし

過去ログ64 2023/10/30 18:53

▼嵯峨澤衣谷
ナオ11句目の「茸」の件
 ゆかりさん、連衆の皆さん、「茸」に関する季語のご説明、有難うございました。仲秋もしくは三秋でも可という解釈で了解しました。 Up 10/30 18:53


▼りゑ
柿紅葉の巻 名残裏 2案
お茶の水に「こなから」というおでん屋さんがあります。変わり種もあっておいしいお店です。
さて、付けます。

ごんも地蔵も初雪つけて りゑ
聖橋より雪の駅舎へ
つくづく長く聴く雪の音

くくく、となってしまった。うーん。
よろしくお願いします。


▼璞
Re.ちなみに
週俳の御稿、久々に再読しました。
仰せの通りですね。
あと栞草、たしかに五十音版が欲しいところですが、管見では見当たらず、岩波文庫版の季語索引(現かな五十音順)を使っています。
何か情報をお持ちの方はご教示ください。 Up 10/30 14:33


▼三島ゆかり
ちなみに
私の持っている栞草は生活の古典双書の布張り上下二冊ですが、イロハ順なのでじつに見にくいです。今風に五十音順にした版もどこかで出ているのかしら。


▼三島ゆかり
柿紅葉の巻 名残裏 1
 さて璞さん、ありがとうございます。不勉強なことに「小半」(こなから)ということば、初めて知りました。たいへんうつくしい言葉ですので、四句目を頂きます。前句が、位牌を作るお金がないみたいに見えてきます。

   『戦争と平和』に挿すや柿紅葉    衣谷
    添水の音に揺るるゆふぐれ    ゆかり
   月白にハヤシライスの香り来て    りゑ
    影の行き交ふ蠟燭長屋        諒
   自転車の荷台に葱と招き猫      媚庵
    ついでみたいに小声で告げる    冬泉
ウ  警報が出なかったならデートも可    璞
    双児の姉がピンチヒッター      谷
   さよならのホームランさへ眩しくて   り
    ポルトガル語で来る夏見舞      ゑ
   月涼し南蛮漬に唐辛子         諒
    手がかり多き殺人事件        庵
   真実に半歩遅るるアキレウス      泉
    移り住みたるテリー・ライリー    璞
   北窓を開く古民家あちこちに      谷
    囀るやうに迫るドローン       り
   園丁もうかと見とれる花の昼      ゑ
    すれ違ひざまミサンガ切れる     諒
ナオ お土産は雷門のところてん       庵
    テーブル掛に卯波鱗波(こけなみ)   泉
   Amazonのクリックまたも為損ずる    璞
    かじかむ指に固きペン胼胝      庵
   やは肌の記憶あふるる掘炬燵      り
    今でも言へる電話番号        璞
   画家と書家褒め合つてゐるカウンター  ゑ
    呉越同舟誰も知らない        谷
   善悪の彼岸に消ゆる病蛍        泉
    誘ひ込まれし茸の館         諒
   満月をスマホに写す人あまた      庵
    黒き四角き碑文なき板        り
ナウ 小半の酒と佃煮ならべおく       璞


 ではりゑさん、まだ出ていない要素でお願いします。雪も出てないですよね。 Up 10/30 13:49


▼三島ゆかり
茸の件
 名残裏一句目の前に茸の件を片付けましょう。まず、衣谷さん、茸(晩秋)→満月(仲秋)の件、ご指摘ありがとうございます。それから冬泉さん、三秋でもいいのではとのご意見と、きのこ尽くしのご紹介ありがとうございます。それから璞さん、栞草では八月(中秋)だとの文献からのご指摘ありがとうございます。
 以下、捌き人としての意見です。

    誘ひ込まれし茸の館         諒
   満月をスマホに写す人あまた      庵

 まず、「茸の館」自体、これは実景というよりファンタジー的な産物ではないでしょうか。そのテーマパーク的な軽さが付句の「スマホに写す」という措辞を導いていると考えます。略語だし、「スマホで写す」ではなく「スマホに写す」だし…。そう考えると、実景ではないものに対し「いや、これは晩秋だから」としてしまうと面白みが薄れるような気がします。
 仮に「いや、これは晩秋だから」として付句を栗名月とかにしても

    誘ひ込まれし茸の館         諒
   栗名月スマホに写す人あまた      庵

元の付句のポップな感じが損なわれてしまうような気がします。ここは媚庵さんの元句のままとさせて下さい。
 さて、璞さんの栞草では八月(中秋)だとの件、以前、角川の『合本俳句歳時記 第五版』が出たとき、私は『週刊俳句』に記事を書き、その中で旧暦について触れています。
https://weekly-haiku.blogspot.com/2019/04/blog-post_7.html

 旧暦は、まだ人々が月を見ながら「今日は三日月だから三日だ」「今日は満月だから十五日だ」と暮らしていた頃のものなので、天体の運行とのずれは19年に一度、ひと月を丸ごと閏月として挿入して補正していました。ですので、八月というのはかなり幅があります。旧暦の八月朔日は新暦の8/27〜9/23ほどの幅です。言いたいのは、「栞草が八月(中秋)だと言っているからといってあてにならない」ということではなく、昔の人がおおらかに暦を考えていたのと同じくらいのルーズさで、私たちも初秋、仲秋、晩秋を考えればいいのではないかなあ、ということです。いかがでしょうか。


▼璞
俳諧歳時記栞草
ちなみに栞草の頃、茸狩(たけがり)は八月(中秋)だったようです。


▼冬泉
日々のきのこ
https://i.imgur.com/wF4D4Ci.jpg
茸は三秋でも良いのでは。
参考にはならないと思いますが、以前やったきのこ尽くしの表合をお目にかけます。


▼璞
ナウ1
アルコール類を並べてみました。
宜しくお願いします。

@口開けのジャックダニエルとくとくと
A箱入りのジョニーウォーカーあらまほし
B桟橋へジョニーウォーカー提げゆかむ
C小半の酒と佃煮ならべおく
D佃煮と小半酒とあらばよし


▼嵯峨澤衣谷
有難うございます&ナオ11句目
 ゆかりさん、発句の訂正等、有難うございました。ご迷惑をおかけしました。
 そして私自身が大きな勘違いをしていたので申し上げにくいのですが、ナオ10句目の季語「茸」は晩秋植物です。したがってナオ11句目の季語が「満月」だと仲秋天象で季戻りとなります。 Up 10/29 22:24


▼三島ゆかり
柿紅葉の巻 名残表 12
 媚庵さん、ありがとうございます。さらっと一句目を頂きます。「スマホに写す」であって「スマホで写す」ではないところにスマホの撮りっぱなし感がありますね。モノリスっぽいもので付けます。それから衣谷さんの発句の訂正の件も承りました。確かに…。

   『戦争と平和』に挿すや柿紅葉    衣谷
    添水の音に揺るるゆふぐれ    ゆかり
   月白にハヤシライスの香り来て    りゑ
    影の行き交ふ蠟燭長屋        諒
   自転車の荷台に葱と招き猫      媚庵
    ついでみたいに小声で告げる    冬泉
ウ  警報が出なかったならデートも可    璞
    双児の姉がピンチヒッター      谷
   さよならのホームランさへ眩しくて   り
    ポルトガル語で来る夏見舞      ゑ
   月涼し南蛮漬に唐辛子         諒
    手がかり多き殺人事件        庵
   真実に半歩遅るるアキレウス      泉
    移り住みたるテリー・ライリー    璞
   北窓を開く古民家あちこちに      谷
    囀るやうに迫るドローン       り
   園丁もうかと見とれる花の昼      ゑ
    すれ違ひざまミサンガ切れる     諒
ナオ お土産は雷門のところてん       庵
    テーブル掛に卯波鱗波(こけなみ)   泉
   Amazonのクリックまたも為損ずる    璞
    かじかむ指に固きペン胼胝      庵
   やは肌の記憶あふるる掘炬燵      り
    今でも言へる電話番号        璞
   画家と書家褒め合つてゐるカウンター  ゑ
    呉越同舟誰も知らない        谷
   善悪の彼岸に消ゆる病蛍        泉
    誘い込まれし茸の館         諒
   満月をスマホに写す人あまた      庵
    黒き四角き碑文なき板        り
ナウ

 さて名残裏です。璞さん、まだ出ていない要素でお願いします。


▼嵯峨澤衣谷
発句について、申し訳ありません…
 ゆかりさん、連衆の皆さん、この歌仙のタイトルについて、ずーっと
引っ掛かりがあったのですが、先ほど気づきました。
 発句を詠んだ者としてとてもお恥ずかしいことです。元々の発句である”『戦争と平和』に挿む柿落葉”をゆかりさんに一直していただき、”『戦争と平和』に挿すや柿落葉”から、この歌仙が始まりましたが、「柿落葉」は三冬の季語です。私は晩秋の「柿紅葉」のつもりだったのですが、誤って「柿落葉」で投句していました。
 まことに申し訳ないのですが、発句を「柿紅葉」とし、歌仙のタイトルも同様に変更/訂正をお願いいたします。 Up 10/29 18:25


▼媚庵
月の座
再考しました。

   画家と書家褒め合つてゐるカウンター  ゑ
    呉越同舟誰も知らない        谷
   善悪の彼岸に消ゆる病蛍        泉
    誘い込まれし茸の館         諒

   満月をスマホに写す人あまた
   月光を浴びて怪談語る人
   長距離のバスの窓からお月様

遅くなってすみません。如何でしょうか?


▼三島ゆかり
ううむ
 媚庵さん、ありがとうございます。
一句目は二物衝撃になってるし、二句目三句目は初折表三が月白なので違う方がよいでしょう。もう二三句お願いします。


▼媚庵
月の座
画家と書家褒め合つてゐるカウンター  ゑ
    呉越同舟誰も知らない        谷
   善悪の彼岸に消ゆる病蛍        泉
    誘い込まれし茸の館         諒

   天窓に月卓上に塩の壺
   バービーにまた蒼白な月が射し  
   目覚ましに起こされ窓に白き月

如何でしょうか?お捌きください。

   



▼三島ゆかり
柿落葉の巻 名残表 10
 諒さん、ありがとうございます。邪悪な感じの一句目を頂きます。

   『戦争と平和』に挿すや柿落葉    衣谷
    添水の音に揺るるゆふぐれ    ゆかり
   月白にハヤシライスの香り来て    りゑ
    影の行き交ふ蠟燭長屋        諒
   自転車の荷台に葱と招き猫      媚庵
    ついでみたいに小声で告げる    冬泉
ウ  警報が出なかったならデートも可    璞
    双児の姉がピンチヒッター      谷
   さよならのホームランさへ眩しくて   り
    ポルトガル語で来る夏見舞      ゑ
   月涼し南蛮漬に唐辛子         諒
    手がかり多き殺人事件        庵
   真実に半歩遅るるアキレウス      泉
    移り住みたるテリー・ライリー    璞
   北窓を開く古民家あちこちに      谷
    囀るやうに迫るドローン       り
   園丁もうかと見とれる花の昼      ゑ
    すれ違ひざまミサンガ切れる     諒
ナオ お土産は雷門のところてん       庵
    テーブル掛に卯波鱗波(こけなみ)   泉
   Amazonのクリックまたも為損ずる    璞
    かじかむ指に固きペン胼胝      庵
   やは肌の記憶あふるる掘炬燵      り
    今でも言へる電話番号        璞
   画家と書家褒め合つてゐるカウンター  ゑ
    呉越同舟誰も知らない        谷
   善悪の彼岸に消ゆる病蛍        泉
    誘い込まれし茸の館         諒

 媚庵さん、月の座をお願いします。


▼北原 諒
柿落葉の巻 名残表 10再提出
おはようございます。目が覚めました。
まことに仰せのとおり。では

誘い込まれし茸の館
歩き疲れて猿の腰掛
いろはいろはとこうようのふる
濁り酒など試飲を廻る
行き止まりたる錦繍の壁

前句が美しすぎて😍
お捌きください


▼三島ゆかり
ううむ
 諒さん、ありがとうございます。ええと、『善悪の彼岸』でニーチェではあまりにもそのまんまだし、「夕雲真っ赤/天高き獄」というはすっぱな詠みぶりは、なんか打越の「呉越同舟/誰も知らない」に障るようです。雷について俳諧では、伝統的に音に着目したものが夏の季語で、光に着目したものが秋の季語となっています。もう二三句いかがですか。


▼北原 諒
柿落葉の巻 名残表10案
連衆の皆様、猶予期間感謝です。皆さんの採られなかった句も面白いことしばしば。
今回は3句だします。

1.ニーチェ携へ薄野に入る
2.夕雲真っ赤天高き獄
3.稲妻光るまえに雷音

お捌きください


▼三島ゆかり
柿落葉の巻 名残表 9
 冬泉さん、ありがとうございます。前句「呉越同舟」に付けての「彼岸」という縁語が面白い四句目を頂きます。

   『戦争と平和』に挿すや柿落葉    衣谷
    添水の音に揺るるゆふぐれ    ゆかり
   月白にハヤシライスの香り来て    りゑ
    影の行き交ふ蠟燭長屋        諒
   自転車の荷台に葱と招き猫      媚庵
    ついでみたいに小声で告げる    冬泉
ウ  警報が出なかったならデートも可    璞
    双児の姉がピンチヒッター      谷
   さよならのホームランさへ眩しくて   り
    ポルトガル語で来る夏見舞      ゑ
   月涼し南蛮漬に唐辛子         諒
    手がかり多き殺人事件        庵
   真実に半歩遅るるアキレウス      泉
    移り住みたるテリー・ライリー    璞
   北窓を開く古民家あちこちに      谷
    囀るやうに迫るドローン       り
   園丁もうかと見とれる花の昼      ゑ
    すれ違ひざまミサンガ切れる     諒
ナオ お土産は雷門のところてん       庵
    テーブル掛に卯波鱗波(こけなみ)   泉
   Amazonのクリックまたも為損ずる    璞
    かじかむ指に固きペン胼胝      庵
   やは肌の記憶あふるる掘炬燵      り
    今でも言へる電話番号        璞
   画家と書家褒め合つてゐるカウンター  ゑ
    呉越同舟誰も知らない        谷
   善悪の彼岸に消ゆる病蛍        泉

 諒さん、秋の句を続けて下さい。その次の媚庵さんが月の座となります。


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