みしみし
過去ログ65
2023/11/1 16:55
▼遊凪 柿紅葉の巻 満尾祝い ゆかりさん ご連衆の皆さん
柿紅葉の巻 満尾おめでとうございます。
時々は覗きに来ていたのですが、もう満尾とは早いですね・
味わいのある発句に続いた一巻だと思います。
歳をとったせいかもしれませんが、ナオ4・5・6が良かったですね・
かじかむ指に固きペン胼胝 庵
やは肌の記憶あふるる掘炬燵 り
今でも言へる電話番号 璞
句としては
ウ2 双児の姉がピンチヒッター 谷
ナオ9 善悪の彼岸に消ゆる病蛍 泉
挙句 田螺しからば自転公転 璞
が良かったように思います。
また、ウ12折端の
すれ違ひざまミサンガ切れる 諒
は、句も切って?
すれ違ひざま切れるミサンガ
も有りのようにも思ったりしました。
どうも 寝ぼけたような勝手な感想です。
有難うございました。
2023/11/1(水)16:55
▼三島ゆかり 今回は ほぼ半月で歌仙を巻いた訳ですが、そのくらいのペースだと勢いも緊張も途切れず進められるような気がします。また、今回は連衆からの突っ込みも多く、捌いていてたいへん楽しかったです。あらためてありがとうございました。
まだ多少の差替は受けつけますので、なにかお気づきの点があればご指摘下さい。気づいている範囲だと北窓/北半球の同字問題がありますが、こちらは折も違うことですし、気にしないことにしたいと思います。
2023/11/1(水)12:55
▼三島ゆかり 柿紅葉の巻 満尾 璞さん、ありがとうございます。一句目が圧倒的にいいでしょう。
『戦争と平和』に挿すや柿紅葉 衣谷
添水の音に揺るるゆふぐれ ゆかり
月白にハヤシライスの香り来て りゑ
影の行き交ふ蠟燭長屋 諒
自転車の荷台に葱と招き猫 媚庵
ついでみたいに小声で告げる 冬泉
ウ 警報が出なかったならデートも可 璞
双児の姉がピンチヒッター 谷
さよならのホームランさへ眩しくて り
ポルトガル語で来る夏見舞 ゑ
月涼し南蛮漬に唐辛子 諒
手がかり多き殺人事件 庵
真実に半歩遅るるアキレウス 泉
移り住みたるテリー・ライリー 璞
北窓を開く古民家あちこちに 谷
囀るやうに迫るドローン り
園丁もうかと見とれる花の昼 ゑ
すれ違ひざまミサンガ切れる 諒
ナオ お土産は雷門のところてん 庵
テーブル掛に卯波鱗波(こけなみ) 泉
Amazonのクリックまたも為損ずる 璞
かじかむ指に固きペン胼胝 庵
やは肌の記憶あふるる掘炬燵 り
今でも言へる電話番号 璞
画家と書家褒め合つてゐるカウンター ゑ
呉越同舟誰も知らない 谷
善悪の彼岸に消ゆる病蛍 泉
誘ひ込まれし茸の館 諒
満月をスマホに撮す人あまた 庵
黒き四角き碑文なき板 り
ナウ 小半の酒と佃煮ならべおく 璞
ごんも地蔵も初雪つけて ゑ
還暦の再現したる学芸会 谷
父母の写真のうららかな頬 諒
三月の北半球の花の雨 泉
田螺しからば自転公転 璞
起首:2023年10月15日(日)
満尾:2023年11月 1日(水)
捌き:三島ゆかり
これにて満尾とします。皆様ありがとうございました。しばしご歓談下さい。
Up 11/1 12:33 2023/11/1(水)10:03
▼璞 挙句 おはようございます。
宜しくお願いします。
@田螺しからば自転公転
A地図広げては待てる強東風
B地図傾けて黄沙流さん
C甘納豆の寒食の膳
D田螺すなはち悪臭をなす
Up 11/1 8:56 2023/11/1(水)8:53
▼三島ゆかり 柿紅葉の巻 名残裏 5 花 冬泉さん、ありがとうございます。これは四句目の前半がいいでしょう。打越との関係の中での写真の父母はすでに故人かもしれず、付句との関係の中では南半球に残してきており、「花の雨」によって、なんだか今の暮らしがあまりうまく行っていない感じをうすうす感じさせます。
『戦争と平和』に挿すや柿紅葉 衣谷
添水の音に揺るるゆふぐれ ゆかり
月白にハヤシライスの香り来て りゑ
影の行き交ふ蠟燭長屋 諒
自転車の荷台に葱と招き猫 媚庵
ついでみたいに小声で告げる 冬泉
ウ 警報が出なかったならデートも可 璞
双児の姉がピンチヒッター 谷
さよならのホームランさへ眩しくて り
ポルトガル語で来る夏見舞 ゑ
月涼し南蛮漬に唐辛子 諒
手がかり多き殺人事件 庵
真実に半歩遅るるアキレウス 泉
移り住みたるテリー・ライリー 璞
北窓を開く古民家あちこちに 谷
囀るやうに迫るドローン り
園丁もうかと見とれる花の昼 ゑ
すれ違ひざまミサンガ切れる 諒
ナオ お土産は雷門のところてん 庵
テーブル掛に卯波鱗波(こけなみ) 泉
Amazonのクリックまたも為損ずる 璞
かじかむ指に固きペン胼胝 庵
やは肌の記憶あふるる掘炬燵 り
今でも言へる電話番号 璞
画家と書家褒め合つてゐるカウンター ゑ
呉越同舟誰も知らない 谷
善悪の彼岸に消ゆる病蛍 泉
誘ひ込まれし茸の館 諒
満月をスマホに撮す人あまた 庵
黒き四角き碑文なき板 り
ナウ 小半の酒と佃煮ならべおく 璞
ごんも地蔵も初雪つけて ゑ
還暦の再現したる学芸会 谷
父母の写真のうららかな頬 諒
三月の北半球の花の雨 泉
では璞さん、挙句をお願いします。
2023/10/31(火)19:44
▼冬泉 柿紅葉の巻 匂の花案 こんばんは。ここまであっという間でしたね。
@手習にさまざまの花思ひ出す
Aボイラーへキャットウォークから花こぼれ
B暴政の熄むまで編まむ花冠
C三月の北半球の花の雨/アントニオ北半球は花の雨
D山を抜くアントニウスの意気地なし
@芭蕉のもじりで。手習は習字と気ままに歌などを書く意味の両方で使ってます。なにはづとあさかやま、二つの手習歌は歌の父母、と古今序にもあり。
AB付いてるか不明ですが、何となく。
C旧作の秋の句「三月の対蹠地(アンチポデス)の澄んだ水」の別形。「三月の水(雨)」を歌うアントニオ・カルロス・ジョビンの名は花(ギリシア語アントス)に由来するという連想でもあり。
D同じくローマのアントニウスと項羽を重ねて。
2023/10/31(火)18:28
▼三島ゆかり 柿紅葉の巻 名残裏 4 全体です。
『戦争と平和』に挿すや柿紅葉 衣谷
添水の音に揺るるゆふぐれ ゆかり
月白にハヤシライスの香り来て りゑ
影の行き交ふ蠟燭長屋 諒
自転車の荷台に葱と招き猫 媚庵
ついでみたいに小声で告げる 冬泉
ウ 警報が出なかったならデートも可 璞
双児の姉がピンチヒッター 谷
さよならのホームランさへ眩しくて り
ポルトガル語で来る夏見舞 ゑ
月涼し南蛮漬に唐辛子 諒
手がかり多き殺人事件 庵
真実に半歩遅るるアキレウス 泉
移り住みたるテリー・ライリー 璞
北窓を開く古民家あちこちに 谷
囀るやうに迫るドローン り
園丁もうかと見とれる花の昼 ゑ
すれ違ひざまミサンガ切れる 諒
ナオ お土産は雷門のところてん 庵
テーブル掛に卯波鱗波(こけなみ) 泉
Amazonのクリックまたも為損ずる 璞
かじかむ指に固きペン胼胝 庵
やは肌の記憶あふるる掘炬燵 り
今でも言へる電話番号 璞
画家と書家褒め合つてゐるカウンター ゑ
呉越同舟誰も知らない 谷
善悪の彼岸に消ゆる病蛍 泉
誘ひ込まれし茸の館 諒
満月をスマホに撮す人あまた 庵
黒き四角き碑文なき板 り
ナウ 小半の酒と佃煮ならべおく 璞
ごんも地蔵も初雪つけて ゑ
還暦の再現したる学芸会 谷
父母の写真のうららかな頬 諒
では冬泉さん、花の座をお願いします。
Up 10/31 13:25 2023/10/31(火)13:15
▼三島ゆかり 柿紅葉の巻 名残裏 4 諒さん、ありがとうございます。一句目の「薄氷」は微妙に打越の「初雪」に障る気がします。二句目、三句目は、先に同字が議論になったときに捌き人の傾向として、すでに「夏見舞」が出ているので、春、夏、秋、冬をそのまま使うなと言い出すかも知れないと予告していたパターンです。
三句目を頂きたいのですが、七七の下七の場合、王朝和歌以来の伝統として韻律が二五となるのを嫌う傾向があります。短歌の世界では土屋文明あたりの時代に大論争があって、二五の忌避は現代短歌ではまったく問題ないのですが、連句では王朝和歌ふうに朗詠するわけでもないのにいまだに忌避される文化が残っているようです。というわけで、「頬春めきぬ」の春を差し替えつつ二五を避け、こんな感じでいかがでしょう。
ごんも地蔵も初雪つけて ゑ
還暦の再現したる学芸会 谷
父母の写真のうららかな頬 諒
記事の長さに2000文字制限があるため、全体は次の記事とします。
あ、しまった。「満月をスマホに写す人あまた」がありますね。後で考えることにして、進めましょう。媚庵さんのを「満月をスマホに撮す人あまた」にさせて頂くか。
Up 10/31 13:20 2023/10/31(火)13:09
▼北原 諒 柿紅葉の巻 名残の裏四案 いつの間にか挙句に近づいています。おかげさまで、得難い句作の心が少し理解できたように感じます。先ずは三句、お捌きください。
薄氷避けて渡る行列
スライスしたし初春(はつはる)の時
父母の写真の頬春めきぬ
2023/10/31(火)11:53
▼三島ゆかり 柿紅葉の巻 名残裏 3 衣谷さん、ありがとうございます。私も「兵十さん、いい塩梅に雨が上がって」などと小学生のときのセリフが出てきたりしますので、一句目を頂きます。「ならべおく」「初雪つけて」と次に流れる感じが続いているので、別の要素を加えつつ体言止めにしたいと思います。
『戦争と平和』に挿すや柿紅葉 衣谷
添水の音に揺るるゆふぐれ ゆかり
月白にハヤシライスの香り来て りゑ
影の行き交ふ蠟燭長屋 諒
自転車の荷台に葱と招き猫 媚庵
ついでみたいに小声で告げる 冬泉
ウ 警報が出なかったならデートも可 璞
双児の姉がピンチヒッター 谷
さよならのホームランさへ眩しくて り
ポルトガル語で来る夏見舞 ゑ
月涼し南蛮漬に唐辛子 諒
手がかり多き殺人事件 庵
真実に半歩遅るるアキレウス 泉
移り住みたるテリー・ライリー 璞
北窓を開く古民家あちこちに 谷
囀るやうに迫るドローン り
園丁もうかと見とれる花の昼 ゑ
すれ違ひざまミサンガ切れる 諒
ナオ お土産は雷門のところてん 庵
テーブル掛に卯波鱗波(こけなみ) 泉
Amazonのクリックまたも為損ずる 璞
かじかむ指に固きペン胼胝 庵
やは肌の記憶あふるる掘炬燵 り
今でも言へる電話番号 璞
画家と書家褒め合つてゐるカウンター ゑ
呉越同舟誰も知らない 谷
善悪の彼岸に消ゆる病蛍 泉
誘ひ込まれし茸の館 諒
満月をスマホに写す人あまた 庵
黒き四角き碑文なき板 り
ナウ 小半の酒と佃煮ならべおく 璞
ごんも地蔵も初雪つけて ゑ
還暦の再現したる学芸会 谷
では諒さん、初春っぽいものをお願いします。その次の冬泉さんが花の座なので、植物は避けて下さい。
2023/10/31(火)9:07
▼嵯峨澤衣谷 ナウ3句目の案 前句は初雪が詠まれているので仲冬の句になりますが、捌きのゆかりさんから、とくにコメントが無かったので、私の判断により一句で捨てます。
同期生学芸会を再演し
読み聞かせ先に寝たのは母だつた
里山に獣出没要注意
2023/10/31(火)1:21
▼三島ゆかり 栞草 璞さん、岩波文庫の情報ありがとうございます。季語索引(現かな五十音順)があればふつうの歳時記と同程度には引けますね。図書館で現物を見てみます。
2023/10/30(月)23:35
▼三島ゆかり 柿紅葉の巻 名残裏 2 りゑさん、ありがとうございます。一句目を頂きます。ふふふ、小半の酒と佃煮をならべおいたのはごんだったのですね。名残裏なので、面白すぎるのもどうかと思うけど…。
『戦争と平和』に挿すや柿紅葉 衣谷
添水の音に揺るるゆふぐれ ゆかり
月白にハヤシライスの香り来て りゑ
影の行き交ふ蠟燭長屋 諒
自転車の荷台に葱と招き猫 媚庵
ついでみたいに小声で告げる 冬泉
ウ 警報が出なかったならデートも可 璞
双児の姉がピンチヒッター 谷
さよならのホームランさへ眩しくて り
ポルトガル語で来る夏見舞 ゑ
月涼し南蛮漬に唐辛子 諒
手がかり多き殺人事件 庵
真実に半歩遅るるアキレウス 泉
移り住みたるテリー・ライリー 璞
北窓を開く古民家あちこちに 谷
囀るやうに迫るドローン り
園丁もうかと見とれる花の昼 ゑ
すれ違ひざまミサンガ切れる 諒
ナオ お土産は雷門のところてん 庵
テーブル掛に卯波鱗波(こけなみ) 泉
Amazonのクリックまたも為損ずる 璞
かじかむ指に固きペン胼胝 庵
やは肌の記憶あふるる掘炬燵 り
今でも言へる電話番号 璞
画家と書家褒め合つてゐるカウンター ゑ
呉越同舟誰も知らない 谷
善悪の彼岸に消ゆる病蛍 泉
誘ひ込まれし茸の館 諒
満月をスマホに写す人あまた 庵
黒き四角き碑文なき板 り
ナウ 小半の酒と佃煮ならべおく 璞
ごんも地蔵も初雪つけて ゑ
では衣谷さん、まだ出ていない要素があればお願いします。
2023/10/30(月)23:32
▼嵯峨澤衣谷 ナオ11句目の「茸」の件 ゆかりさん、連衆の皆さん、「茸」に関する季語のご説明、有難うございました。仲秋もしくは三秋でも可という解釈で了解しました。
Up 10/30 18:53 2023/10/30(月)18:52
▼りゑ 柿紅葉の巻 名残裏 2案 お茶の水に「こなから」というおでん屋さんがあります。変わり種もあっておいしいお店です。
さて、付けます。
ごんも地蔵も初雪つけて りゑ
聖橋より雪の駅舎へ
つくづく長く聴く雪の音
くくく、となってしまった。うーん。
よろしくお願いします。
2023/10/30(月)18:22
▼璞 Re.ちなみに 週俳の御稿、久々に再読しました。
仰せの通りですね。
あと栞草、たしかに五十音版が欲しいところですが、管見では見当たらず、岩波文庫版の季語索引(現かな五十音順)を使っています。
何か情報をお持ちの方はご教示ください。
Up 10/30 14:33 2023/10/30(月)14:27
▼三島ゆかり ちなみに 私の持っている栞草は生活の古典双書の布張り上下二冊ですが、イロハ順なのでじつに見にくいです。今風に五十音順にした版もどこかで出ているのかしら。
2023/10/30(月)13:54
▼三島ゆかり 柿紅葉の巻 名残裏 1 さて璞さん、ありがとうございます。不勉強なことに「小半」(こなから)ということば、初めて知りました。たいへんうつくしい言葉ですので、四句目を頂きます。前句が、位牌を作るお金がないみたいに見えてきます。
『戦争と平和』に挿すや柿紅葉 衣谷
添水の音に揺るるゆふぐれ ゆかり
月白にハヤシライスの香り来て りゑ
影の行き交ふ蠟燭長屋 諒
自転車の荷台に葱と招き猫 媚庵
ついでみたいに小声で告げる 冬泉
ウ 警報が出なかったならデートも可 璞
双児の姉がピンチヒッター 谷
さよならのホームランさへ眩しくて り
ポルトガル語で来る夏見舞 ゑ
月涼し南蛮漬に唐辛子 諒
手がかり多き殺人事件 庵
真実に半歩遅るるアキレウス 泉
移り住みたるテリー・ライリー 璞
北窓を開く古民家あちこちに 谷
囀るやうに迫るドローン り
園丁もうかと見とれる花の昼 ゑ
すれ違ひざまミサンガ切れる 諒
ナオ お土産は雷門のところてん 庵
テーブル掛に卯波鱗波(こけなみ) 泉
Amazonのクリックまたも為損ずる 璞
かじかむ指に固きペン胼胝 庵
やは肌の記憶あふるる掘炬燵 り
今でも言へる電話番号 璞
画家と書家褒め合つてゐるカウンター ゑ
呉越同舟誰も知らない 谷
善悪の彼岸に消ゆる病蛍 泉
誘ひ込まれし茸の館 諒
満月をスマホに写す人あまた 庵
黒き四角き碑文なき板 り
ナウ 小半の酒と佃煮ならべおく 璞
ではりゑさん、まだ出ていない要素でお願いします。雪も出てないですよね。
Up 10/30 13:49 2023/10/30(月)13:48
▼三島ゆかり 茸の件 名残裏一句目の前に茸の件を片付けましょう。まず、衣谷さん、茸(晩秋)→満月(仲秋)の件、ご指摘ありがとうございます。それから冬泉さん、三秋でもいいのではとのご意見と、きのこ尽くしのご紹介ありがとうございます。それから璞さん、栞草では八月(中秋)だとの文献からのご指摘ありがとうございます。
以下、捌き人としての意見です。
誘ひ込まれし茸の館 諒
満月をスマホに写す人あまた 庵
まず、「茸の館」自体、これは実景というよりファンタジー的な産物ではないでしょうか。そのテーマパーク的な軽さが付句の「スマホに写す」という措辞を導いていると考えます。略語だし、「スマホで写す」ではなく「スマホに写す」だし…。そう考えると、実景ではないものに対し「いや、これは晩秋だから」としてしまうと面白みが薄れるような気がします。
仮に「いや、これは晩秋だから」として付句を栗名月とかにしても
誘ひ込まれし茸の館 諒
栗名月スマホに写す人あまた 庵
元の付句のポップな感じが損なわれてしまうような気がします。ここは媚庵さんの元句のままとさせて下さい。
さて、璞さんの栞草では八月(中秋)だとの件、以前、角川の『合本俳句歳時記 第五版』が出たとき、私は『週刊俳句』に記事を書き、その中で旧暦について触れています。
https://weekly-haiku.blogspot.com/2019/04/blog-post_7.html 旧暦は、まだ人々が月を見ながら「今日は三日月だから三日だ」「今日は満月だから十五日だ」と暮らしていた頃のものなので、天体の運行とのずれは19年に7回、ひと月を丸ごと閏月として挿入して補正していました。ですので、八月というのはかなり幅があります。旧暦の八月朔日は新暦の8/27〜9/23ほどの幅です。言いたいのは、「栞草が八月(中秋)だと言っているからといってあてにならない」ということではなく、昔の人がおおらかに暦を考えていたのと同じくらいのルーズさで、私たちも初秋、仲秋、晩秋を考えればいいのではないかなあ、ということです。いかがでしょうか。
Up 10/30 21:33 2023/10/30(月)13:36
▼璞 俳諧歳時記栞草 ちなみに栞草の頃、茸狩(たけがり)は八月(中秋)だったようです。
2023/10/30(月)9:50