みしみし

過去ログ71 2025/2/8 21:12

▼三島ゆかり
春寒の巻 初折 月の座
 れいこさん、ありがとうございます。ううむ。こういう場合、打越を捨て去って前句と並べ、どうしたものかなあと考える訳です。
 
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の写真にいいねがふたつ付く れいこ

 ネットで見た満月の写真に驚いて放心しているうちに矢継ぎ早にいいねがふたつ付いたというところでしょうか。ただ、せっかく月の座なのでほんものの月を詠みたいという気も。写真ではなく画像にしたら、リアルタイム感が増すかしら。あと中八は憎いです(^^);
(ご存じない方へ。「中八がそんなに憎いかさあ殺せ 川合大祐」という有名な川柳があります。)

    真顔にもどる直前のかほ      紺
   月天心ひつじ数えているうちに  れいこ

 眠れないで焦っているうちに、なんとまあ見事なお月様がというところでしょうか。ただどこか前句が生かし切れていない気がするのと、打越が犬でひつじですかという感も。

    真顔にもどる直前のかほ      紺
   CMに誘われて出る月の庭     れいこ

 番組本編への集中がとぎれて庭に出たら月が、というところでしょうか。「誘われて」が微妙な措辞ではあります。
 

 大長考の末、一句目をちょっと変えて頂くことにします。捌き人による手直しを連句では一直といい、よくあることなのでお許しを。


   春寒や英語訛りの古本屋      りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル    ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて    恵
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の画像にふたつ付くイイネ  れいこ

 月の座で秋となりましたので、秋の句を続けて下さい。ではこの五人で巻くことにしましょうか。

 にぎやかしに一曲。ギターソロがすこし派手になっています。 Up 2/8 21:12


▼なかはられいこ
春寒の巻 月
こんばんは。
みなさま、よろしくお願いします。
ゆかりさん、お誘いいただきありがとうございます。のっけから月なんですね。
ものすごく久しぶりの連句なので、おおぼけしてたらごめんなさい。


満月の写真にいいねがふたつ付く
月天心ひつじ数えているうちに
CMに誘われて出る月の庭


▼三島ゆかり
春寒の巻 初折表4
 紺さん、いらっしゃいませ。参加して頂き嬉しいです。リフレインにリフレインで受けた二句目を頂きます。

   春寒や英語訛りの古本屋     りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル   ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて   恵
    真顔にもどる直前のかほ     紺

 次は月の座です。秋の句として月を詠んで下さい。


▼佐々木紺
春寒の巻 第四
連句のつけ


初めまして、佐々木紺です。かなり遠い憧れだったみしみしに参加できてうれしいです…!

春寒や英語訛りの古本屋     りゑ
  日永を揺らす真鍮のベル   ゆかり
逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて  恵

追いかけるやう手紙の届く   紺
真顔にもどる直前のかほ
点描画からやつと見つける


▼三島ゆかり
春寒の巻 第三
 恵さん、ありがとうございます。どちらも飄逸で面白いのですが、まだ表六句なので抑制の効いた方を頂きます。

   春寒や英語訛りの古本屋     りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル   ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて   恵

 春が三句続いたので、四句目は雑とします。


▼近恵
春寒の巻 3句目
   春寒や英語訛りの古本屋    りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル  ゆかり

逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて   恵
馬刀貝につられてペロリ舌の出て

お久しぶりです。リハビリ状態ですが、よろしくお願いします。 Up 2/6 10:15


▼三島ゆかり
春寒の巻 脇
 ご無沙汰しています。昨年はついにひとつも巻かなかったのですが、蜘蛛の巣を払って始動したいと思います。

   春寒や英語訛りの古本屋    りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル  ゆかり

 春の季語って、春炬燵とか春ショールとかが多いんだけど、発句が春寒なので以後「春○○」は禁止とします。

 春の句で第三を続けてください。「て」止めかな。


▼佐藤りゑ
発句です
たいへんご無沙汰しております。
2025年の口開け、恐縮ですが発句置かせていただきます。

春寒や英語訛りの古本屋


▼西脇祥貴
満尾おめでとうございます!
満尾おめでとうございます、みなさまありがとうございました!! ことに苑をさん、西脇のインフルエンザのせいで順番を早めてしまい、ご迷惑をおかけしました……。
まだ、挙句に取っていただけるものがあった、という安堵感でいっぱいでろくに振り返れませんが、

    身を低くして電磁波避ける        萸
   強き酒呷りて投げる手榴弾         り
    赤き大地を深紅に染めて         を
   駆け抜けてしまふ胡瓜の馬一騎       恵
    体育の日に雨乞ひをする         苑
   そんな子にかぎつて月を曳きたがり     貴
    電気ポットのお湯がしゆんしゆん     生

の辺りの、戦地からうす暗いリビングまでの距離感がためいきものでした。

そして三島さん、質問のお答えありがとうございます!
「前句と付句のあいだの今の連続体が連句」「文台引き下ろせば即反故也」「When you hear music,after it's over,it's gone in the air. You can never capture it again. 」の三つでだいぶ分かりました。江戸アケミさん言うところの、「今が最高! 今、いま、いま!!!」ということですね(違う)。。。
認識の更新があったので、もう次巻くのが楽しみです。次はもう少し脱力できればと願いつつ、ありがとうございました!


▼くらげを
満尾おめでとうございます
久しぶりの参加でしたが楽しかったです。
途中、コロナ感染などありましたが完走できてよかったです。


▼苑を
祝・満尾
満尾おめでとうございます。
お捌きさま&連衆のみなさま、有難うございました。

久し振りの連句、初めての連衆のみなさまの句が新鮮過ぎて(笑)、うろうろしているうちに終わっていました。

今回の巻、恵さんの書かれた妖しさもなかなかでしたが、

 昔話に尾ひれ胸びれ           生
竜宮の我が家に煮ゆるがんもどき      貴
 身を低くして電磁波避ける        萸
強き酒呷りて投げる手榴弾         り
 赤き大地を深紅に染めて         を
駆け抜けてしまふ胡瓜の馬一騎       恵
 体育の日に雨乞ひをする         苑

この虚実・今昔ないまぜの怪しさの方もも面白かったです。
また機会がありましたら、ご一緒させてください。


▼沢茱萸
満尾おめでとうございます
皆様ありがとうございました。
今回自分としてはうっかりが多く、反省することしきりです。どうしても意味に執着しがちなのですが、音楽を紡いでいくような、感覚の部分をもっと大事にすれば良いのかなと感じました。やっと連句の楽しさがわかりかけてきました。機会があればまた是非参加したいです!


▼恵
七戦目満尾
満尾おめでとうございます!
連衆の皆様、ありがとうございました。
ゆかりさん、お捌きお疲れ様でした。
久々の参加でリハビリ状態だったので、5歳児のように暴れられなかったのが心残りです。

この辺りの、濡れて揺れている妖しげな感じから武道館への展開が好きでした。

    1/fゆらぐ青柳            貴
   磯巾着ひらいて月に濡れてをり       苑
    おんおんと泣く夜の神々         り
   化野へ灯しの花に導かれ          生
    時計仕掛けの曲乗りピエロ        を
ナオ 揚羽蝶たやすくバスの先を行き       萸
    武道館には光るたまねぎ         恵

また機会があればよろしくお願いします。 Up 12/5 22:59


▼三島ゆかり
猛獣つかい…
 小奈生さん、ありがとうございます。そうだったのか…。


▼瀧村小奈生
満尾おめでとうございます
みなさま、ありがとうございました。お捌き様の猛獣つかいのような手腕と度量のおかげで、思いがけないほうに転がっていく楽しい時間を遊ばせていただきました。ありがとうございます。


▼三島ゆかり
七戦目の巻 挙句
   行く秋や日本シリーズ七戦目       苑を
    道頓堀のみづ澄むゆふべ       ゆかり
   月明かりおなかいつぱい食べちやつて  小奈生
    すずろすずろに一駅歩く      くらげを
   遠火事に遠火事らしからぬ気配      茱萸
    腹にくつきり湯婆の縞          恵
ウ  社畜ども吠ゆわたくしのサバンナに    祥貴
    エレベーターが突然止まる        苑
   何につけ口出してくる少年と        り
    安達太良山のやうに抱いてね       生
   前世は松の木だつたわたしたち       を
    いつかの虹が枕辺に立つ         萸
   掛軸をぐいとはみ出し昇龍         恵
    1/fゆらぐ青柳            貴
   磯巾着ひらいて月に濡れてをり       苑
    おんおんと泣く夜の神々         り
   化野へ灯しの花に導かれ          生
    時計仕掛けの曲乗りピエロ        を
ナオ 揚羽蝶たやすくバスの先を行き       萸
    武道館には光るたまねぎ         恵
   タラップに四人の男手を振つて       苑
    昔話に尾ひれ胸びれ           生
   竜宮の我が家に煮ゆるがんもどき      貴
    身を低くして電磁波避ける        萸
   強き酒呷りて投げる手榴弾         り
    赤き大地を深紅に染めて         を
   駆け抜けてしまふ胡瓜の馬一騎       恵
    体育の日に雨乞ひをする         苑
   そんな子にかぎつて月を曳きたがり     貴
    電気ポットのお湯がしゆんしゆん     生
ナウ 梅雨寒の回復しないオゾン層        り
    ドーナツ割つて半分残す         を
   雪にまだ水の匂ひの少しして        恵
    山々はほら微笑み返し          苑
   さんざめく光も花の色となり        萸
    頁に萌ゆる午後の若芝          貴

起首:2023年11月6日(月)
満尾:2023年12月5日(火)
捌き:ゆかり

 これにて満尾とします。連衆の皆様、ありがとうございました。しばしご歓談下さい。多少の差し替えも受けつけます。 Up 12/5 9:23


▼三島ゆかり
流れ
 一句目を頂きます。先にご質問に答えますと、物語ではないので意味上の流れは前句とのあいだにしかありません。語弊があるかも知れませんが、認知症の人が三分前のことはもう忘れていても、人間として普通に理性も感情もあり、今その一瞬の連続を生きているのに近いものがあります。そのような前句と付句のあいだの今の連続体が連句なので、「文台引き下ろせば即反故也」(=終わってしまえばなにもない)といういささか極端な芭蕉のことばが残されていたりします。このあたり、エリック・ドルフィーの “When you hear music,after it's over,it's gone in the air. You can never capture it again. “ とほとんど同じですね。


▼西脇祥貴
七戦目の巻 ナウ6 挙句
お待たせしてすみません、はじめての挙句で軽くパニクっています……。

 山々はほら微笑み返し          苑
さんざめく光も花の色となり        萸

頁に萌ゆる午後の若芝
浴び尽くしてや拓く春潮
素面の耳に咲う春風

いかがでしょう、お捌きお願いします。
……こんな最後の最後に質問して申し訳ないのですが、打越より前の句の流れは、どれほど意識すべきものなのでしょうか? 打越と同じポイント(重ねない、戻らない)だけ意識すればいいのか、意味はお捌きに任せて気にしない、でいいのか。。。教えてください<m(__)m>
「禁止tag排除」


▼三島ゆかり
七戦目の巻 ナウ5 花
 茱萸さん、ありがとうございます。一句目を頂きます。ナオ二句目に「光るたまねぎ」があるのでどうしようかとも思ったけど、二句目は「身を低くして」があるし、三句目は打越に「匂ひ」があるから、息を吸うわけにもいかず、最初の直感で一句目とします。どれも単体ではいい句だと思います。

   行く秋や日本シリーズ七戦目       苑を
    道頓堀のみづ澄むゆふべ       ゆかり
   月明かりおなかいつぱい食べちやつて  小奈生
    すずろすずろに一駅歩く      くらげを
   遠火事に遠火事らしからぬ気配      茱萸
    腹にくつきり湯婆の縞          恵
ウ  社畜ども吠ゆわたくしのサバンナに    祥貴
    エレベーターが突然止まる        苑
   何につけ口出してくる少年と        り
    安達太良山のやうに抱いてね       生
   前世は松の木だつたわたしたち       を
    いつかの虹が枕辺に立つ         萸
   掛軸をぐいとはみ出し昇龍         恵
    1/fゆらぐ青柳            貴
   磯巾着ひらいて月に濡れてをり       苑
    おんおんと泣く夜の神々         り
   化野へ灯しの花に導かれ          生
    時計仕掛けの曲乗りピエロ        を
ナオ 揚羽蝶たやすくバスの先を行き       萸
    武道館には光るたまねぎ         恵
   タラップに四人の男手を振つて       苑
    昔話に尾ひれ胸びれ           生
   竜宮の我が家に煮ゆるがんもどき      貴
    身を低くして電磁波避ける        萸
   強き酒呷りて投げる手榴弾         り
    赤き大地を深紅に染めて         を
   駆け抜けてしまふ胡瓜の馬一騎       恵
    体育の日に雨乞ひをする         苑
   そんな子にかぎつて月を曳きたがり     貴
    電気ポットのお湯がしゆんしゆん     生
ナウ 梅雨寒の回復しないオゾン層        り
    ドーナツ割つて半分残す         を
   雪にまだ水の匂ひの少しして        恵
    山々はほら微笑み返し          苑
   さんざめく光も花の色となり        萸

 祥貴さん、挙句をお願いします。春のおめでたい句で、体言止めがよいです。


▼沢茱萸
七戦目の巻 ナウ5
雪にまだ水の匂ひの少しして        恵
    山々はほら微笑み返し          苑

さんざめく光も花の色となり
律動の花々に身をさらわれて
息深く吸い込む花の世界ごと

うーん、どうでしょうか…


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