みしみし

過去ログ72 2025/2/11 22:47

▼なかはられいこ
春寒の巻 初折裏 9
紀元節と起源説とで会話が通じなかった、のどかな日でした。

センセイの放課後私だけのもの    恵
指をさしたら半分透ける      紺


月冴えてサランラップの端はどこ
熱の子の額にのせる冬の月
矢印をたどればそこに冬の月

お捌きください。


▼三島ゆかり
春寒の巻 初折裏 8
 紺さん、ありがとうございます。一句目はちょっと卒業の傍題っぽい感じで、二句目は教科こそ違えどなんか打越っぽい感じなので、三句目を頂きます。なにかを踏まえているのかもしれませんが、ちょっと分かりません。こっそり教えてください。

   春寒や英語訛りの古本屋      りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル    ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて    恵
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の画像にふたつ付くイイネ  れいこ
    菊を手甕にポプリを皿に      ゑ
ウ  ひとことで電話の切れて長き夜    り
    ストーカーより届くクッキー    恵
   その雲の右頬あたりアラザンが    紺
    裏声あげて通るぶんぶん      こ
   昼顔に蜂蜜垂れてゐませんか     ゑ
    国語辞典で背徳を引く       り
   センセイの放課後私だけのもの    恵
    指をさしたら半分透ける      紺
   
 れいこさん、冬の月、ここで出せますか。


▼佐々木紺
春寒の巻 初折裏 8
ありがとうございます。
たしかに、ちょっと前句と離れすぎていたかも!失礼しました。


国語辞典で背徳を引く       り
   センセイの放課後私だけのもの    恵

 第二ボタンを奪ふ後輩 紺
 γ、δと解けだしてゆく
 指をさしたら半分透ける


▼三島ゆかり
春寒の巻 初折裏 7
 恵さん、ありがとうございます。「センセイ」と片仮名で書かれると私などは『センセイの鞄』を思い出しますが、今どきの方はどうなのでしょうね。一句目を頂きます。

   春寒や英語訛りの古本屋      りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル    ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて    恵
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の画像にふたつ付くイイネ  れいこ
    菊を手甕にポプリを皿に      ゑ
ウ  ひとことで電話の切れて長き夜    り
    ストーカーより届くクッキー    恵
   その雲の右頬あたりアラザンが    紺
    裏声あげて通るぶんぶん      こ
   昼顔に蜂蜜垂れてゐませんか     ゑ
    国語辞典で背徳を引く       り
   センセイの放課後私だけのもの    恵
   
 今どきの紺さん、恋でも雑でも。


▼近恵
春寒の巻 初折裏 7
   昼顔に蜂蜜垂れてゐません   ゑ
    国語辞典で背徳を引く    り

   センセイの放課後私だけのもの 恵
   寂しげな後姿に抱きついて

どうでしょう、お捌き下さい。


▼三島ゆかり
春寒の巻 初折裏 6
 りゑさん、ありがとうございます。一句目を頂きます。

   春寒や英語訛りの古本屋      りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル    ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて    恵
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の画像にふたつ付くイイネ  れいこ
    菊を手甕にポプリを皿に      ゑ
ウ  ひとことで電話の切れて長き夜    り
    ストーカーより届くクッキー    恵
   その雲の右頬あたりアラザンが    紺
    裏声あげて通るぶんぶん      こ
   昼顔に蜂蜜垂れてゐませんか     ゑ
    国語辞典で背徳を引く       り

 恵さん、恋または雑で。


▼佐藤りゑ
春寒の巻 初折裏 5
夏か、夏以外(雑)か。

その雲の右頬あたりアラザンが    紺
 裏声あげて通るぶんぶん      こ


昼顔に蜂蜜垂れてゐませんか  りゑ
環七を象のタクシーぶつとばす
短夜の指揮棒高く振り落とす

よろしくお願いします。


▼三島ゆかり
春寒の巻 初折裏 4
 れいこさん、ありがとうございます。皆さん、先を急ぐなあ…。ええと、隣り合った前句とぜんぜん違うことを言うんじゃなくて、二句並べて同時に存在し得るか考えてくださいね。

   その雲の右頬あたりアラザンが    紺
    裏声あげて通るぶんぶん      こ

 雲を見ていたらかなぶんが通過したのですね。遣句的に場面転換できるかも。

   その雲の右頬あたりアラザンが    紺
    椎名林檎のにほひ滴る       こ

 うっ、どこから椎名林檎が…。

   その雲の右頬あたりアラザンが    紺
    神田なんちゃら扇子ばしばし    こ

 前句は講談の中のできごとなのでしょうか。そう言われるとそういう抑揚でも前句が読めてきますね。

 ううむ、一句目を頂きます。


   春寒や英語訛りの古本屋      りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル    ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて    恵
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の画像にふたつ付くイイネ  れいこ
    菊を手甕にポプリを皿に      ゑ
ウ  ひとことで電話の切れて長き夜    り
    ストーカーより届くクッキー    恵
   その雲の右頬あたりアラザンが    紺
    裏声あげて通るぶんぶん      こ

 りゑさん、夏でも雑でも。


▼なかはられいこ
春寒の巻 初折裏 4
振り返るのは無粋ではありますが、ゆかりさんがあげてくださった曲。自分の名前を連呼されて冷や汗出ました。
ありがたし。

ストーカーより届くクッキー    恵
その雲の右頬あたりアラザンが   紺

汗がでましたので、夏で。

裏声あげて通るぶんぶん
椎名林檎のにほひ滴る
神田なんちゃら扇子ばしばし

また悩ませたらごめんなさい。
お捌き願います。


▼三島ゆかり
春寒の巻 初折裏 3
 紺さん、ありがとうございます。ええと、打越は捨てるのですが、前句はそれなりに尊重して付句と二句並べて同時に存在し得るか考えてくださいね。

    ストーカーより届くクッキー
   神さまと鬼のしている缶蹴りは

 ふたつ並べると「ストーカーより届くクッキーは神さまと鬼のしている缶蹴りのようなものだ」という感じでしょうか。ちょっと脈絡がないようです。

    ストーカーより届くクッキー
   その雲の右頬あたりアラザンが

 ストーカーからクッキーが届いて以来見えるものがいちいちおぞましく、その雲の右頬あたりアラザンが見えるようだ、くらいになるのでしょうか。深刻なPTSDなのかもしれません。現実だったらたいへんだけど、面白いのでこちらを頂きます。


   春寒や英語訛りの古本屋      りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル    ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて    恵
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の画像にふたつ付くイイネ  れいこ
    菊を手甕にポプリを皿に      ゑ
ウ  ひとことで電話の切れて長き夜    り
    ストーカーより届くクッキー    恵
   その雲の右頬あたりアラザンが    紺

 れいこさん、季を入れるなら春と秋が既出なので、夏か冬でお願いします。雑でもいいです。


▼佐々木紺
ウラ3
りゑさん、醒睡の読書会こちらこそありがとうございました。ごゆっくりお楽しみいただけたら…。

この流れ、ちょっと怖い、と震えながら作りました。

ひとことで電話の切れて長き夜    り
  ストーカーより届くクッキー  恵

神さまと鬼のしている缶蹴りは   紺
その雲の右頬あたりアラザンが

お捌きください。


▼三島ゆかり
春寒の巻 初折裏 2
 恵さん、ありがとうございます。うっ、怖い! 一句目を頂きます。

   春寒や英語訛りの古本屋      りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル    ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて    恵
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の画像にふたつ付くイイネ  れいこ
    菊を手甕にポプリを皿に      ゑ
ウ  ひとことで電話の切れて長き夜    り
    ストーカーより届くクッキー    恵

 紺さん、物語にならないよう打越を捨てて付けてください。雑でいいです。


▼近恵
春寒の巻初折裏2
   菊を花瓶にポプリを皿に      ゑ
ウ  ひとことで電話の切れて長き夜    り

   ストーカーより届くクッキー   恵
   釣銭口に残る十円

お捌きください。


▼三島ゆかり
ありがとうございます。
じゃ、手甕で。

   春寒や英語訛りの古本屋      りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル    ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて    恵
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の画像にふたつ付くイイネ  れいこ
    菊を手甕にポプリを皿に      ゑ
ウ  ひとことで電話の切れて長き夜    り

 恵さん、よろしくお願いします。


▼佐藤りゑ
改案
ありがとうございます。

菊を手甕にポプリを皿に
菊を木桶にポプリを皿に

…といったところでいかがですか。


▼三島ゆかり
春寒の巻 初折裏 1
 りゑさん、ありがとうございます。
 
秋の色したグミ嚙んでゐる
菊を花瓶にポプリを皿に
猫であるかもしれない夜長 

 王朝和歌式朗詠の名残として、連句では短句下七の韻律が2+5、もしくは4+3になるのを避ける流儀があるのですが、りゑさんのってぜんぶあてはまりますね。とはいえ、「みしみし」は王朝和歌式朗詠を実践している訳ではないので、知るか、で行きます。二句目を頂くことにします。花の座ではないので「花」の字を避けたいところですが、うまい言い換えがあればあとで受け付けます。

   春寒や英語訛りの古本屋      りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル    ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて    恵
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の画像にふたつ付くイイネ  れいこ
    菊を花瓶にポプリを皿に      ゑ
ウ  ひとことで電話の切れて長き夜    り

 初折裏に入りました。初折裏と名残表はあばれどころですので、がんがん行きましょう。と言いつつ、前句のこれから来客という期待を裏切ってみました。恵さん、秋が三句続きましたので、雑でお願いします。


▼佐藤りゑ
春寒の巻 初折表6
おはようございます。
行儀良く、行儀良く…

秋の色したグミ嚙んでゐる
菊を花瓶にポプリを皿に
猫であるかもしれない夜長

よろしくお願いします。


▼三島ゆかり
春寒の巻 初折 6
 りゑさん、ありがとうございます。ううむ。まだ表六句なのでそんなに飛ばさなくていいです。
もう少し前句に寄り添った感じでいかがですか。袋とじを開封する前の外側みたいな行儀よさでお願いします。


▼佐藤りゑ
春寒の巻 初折表6
みなさまこんばんは、よろしくお願いいたします。(動画ハッピーバースデーレイコなんですねゆかりさん…w)
紺さま、先日は「醒睡」読書会でお世話になりました。ありがとうございました。
まだじっくり聞けていないのですがとても楽しみでwktkしております。

さて付けます。3案吟じました。

 真顔にもどる直前のかほ      紺
満月の画像にふたつ付くイイネ  れいこ

 葡萄ジュースをこぼさないでね  りゑ
 貴様と俺と毟りあふ菊
 工事現場を訪ふ鶫

お捌きください。


▼三島ゆかり
春寒の巻 初折 月の座
 れいこさん、ありがとうございます。ううむ。こういう場合、打越を捨て去って前句と並べ、どうしたものかなあと考える訳です。
 
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の写真にいいねがふたつ付く れいこ

 ネットで見た満月の写真に驚いて放心しているうちに矢継ぎ早にいいねがふたつ付いたというところでしょうか。ただ、せっかく月の座なのでほんものの月を詠みたいという気も。写真ではなく画像にしたら、リアルタイム感が増すかしら。あと中八は憎いです(^^);
(ご存じない方へ。「中八がそんなに憎いかさあ殺せ 川合大祐」という有名な川柳があります。)

    真顔にもどる直前のかほ      紺
   月天心ひつじ数えているうちに  れいこ

 眠れないで焦っているうちに、なんとまあ見事なお月様がというところでしょうか。ただどこか前句が生かし切れていない気がするのと、打越が犬でひつじですかという感も。

    真顔にもどる直前のかほ      紺
   CMに誘われて出る月の庭     れいこ

 番組本編への集中がとぎれて庭に出たら月が、というところでしょうか。「誘われて」が微妙な措辞ではあります。
 

 大長考の末、一句目をちょっと変えて頂くことにします。捌き人による手直しを連句では一直といい、よくあることなのでお許しを。


   春寒や英語訛りの古本屋      りゑ
    日永を揺らす真鍮のベル    ゆかり
   逃げ水と一緒に逃げる犬のゐて    恵
    真顔にもどる直前のかほ      紺
   満月の画像にふたつ付くイイネ  れいこ

 月の座で秋となりましたので、秋の句を続けて下さい。ではこの五人で巻くことにしましょうか。

 にぎやかしに一曲。ギターソロがすこし派手になっています。
Up 2/8 21:13


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