みしみし

過去ログ93 2025/9/12 15:14

▼三島ゆかり
耳順の巻 5
 桐子さん、お久しぶりです。ありがとうございます。
 一句目はストレートにバンクシーっぽいのですが、俳句の約束ごとだと風船は春になってしまうので、花の座に回らない素春となるなあ、とか迷うところです。
 二句目は発句と脇で色をいっぱい使ってしまったので、迷うところです。
 酒蔵には長い長い壁がありそうですね。三句目を頂きます。仮名遣いのみ歴史的仮名遣いに揃えます。


ぐずる子の指に風船結ばれる
全集の背表紙はみな色褪せて

酒蔵の煙突伝う冬の雨



  白桃を啜る耳順やみづみづし    植歌
   やや遠巻きに蜻蛉の赤     ゆかり
  蝕されて小昏き月に風もなし    酔鳴
   気づけば壁にグラフィティ増え  今朝
  酒蔵の煙突伝ふ冬の雨       桐子

 六句目は冬か雑で行きます。引き続き人さらいをしてきますので、しばしお待ち下さい。


▼増田植歌
自己紹介します。
三島ゆかりさん、連句にご参加の皆さま
はじめまして。
増田植歌(ますだうえか)と申します。
札幌生まれ、札幌育ち、東京都新宿区に1年、豊島区に1年、武蔵野市に2年、名古屋市中区に1年半住んでいたことがあります。
俳句をはじめておよそ14年、ご縁があってホトトギス(東京)、笠寺(名古屋)、雪華(旭川)、玉藻(鎌倉)へ投句しています。
青山酔鳴さんと同じ超結社俳句集団の【itak】(イタック)にも参加しています。
札幌ホトトギス会では毎月の誌上句会「藻岩嶺」の発行人となっています。
北海道俳句協会、日本伝統俳句協会、現代俳句協会の会員で、ご推薦を頂戴して北海道文学館と日本現代詩歌文学館の評議員です。
妻、長女、長男の4人家族、現在、サッポロビール園の隣が勤め先で、連句は全くの初心者です。
どうぞご指導の程、宜しくおお願い申し上げます。 Up 9/12 12:05


▼八上桐子
耳順の巻 5句目
おはようございます。
八上桐子です。川柳を書いています。

連衆のみなさま、よろしくお願いいたします。



気づけば壁にグラフィティ増え  今朝

ぐずる子の指に風船結ばれる
全集の背表紙はみな色褪せて

酒蔵の煙突伝う冬の雨



いかがでしょうか?



▼三島ゆかり
耳順の巻 4
 今朝さん、お久しぶりです。ありがとうございます。これはバンクシーでしょうか。ちょっと七七に収まってない感があるので、ゆさぶってみます。これでどうでしょう。


  白桃を啜る耳順やみづみづし    植歌
   やや遠巻きに蜻蛉の赤     ゆかり
  蝕されて小昏き月に風もなし    酔鳴
   気づけば壁にグラフィティ増え  今朝

 五句目は雑か冬か夏でしょうか。引き続き人さらいをしてきますので、しばしお待ち下さい。 Up 9/11 22:49


▼今朝
四句目
ゆかり様
お久しぶりです。お誘い、どうもありがとうございます。
連句の感覚、だいぶ鈍っておりますが、今回の旅ご一緒させて頂きたく。

皆様
はじめまして。今朝(けさ)と申します。澤という結社で俳句をやっています。連句にも熱を上げているのですが、多忙を極めてここのところ遠ざかっています。

では、四句目案を。

壁のグラフィティいつのまに増え

ダメ出しあればまた考えますのでひとまずひとつ。


▼三島ゆかり

 適当に雑談していて構いませんので。初参加の植歌さん、かんたんな自己紹介などお願いできますか。


▼三島ゆかり
耳順の巻 第三
 酔鳴さん、第三をありがとうございます。タイムリーな景でよいですね。ただ「食されて」だと発句の「白桃を啜る」と障るので、漢字を変えて頂くことにします。長いこと単純化のために「て止めでお願いします」と言い続けていたので、「もなし」って初めて採ったかも。


  白桃を啜る耳順やみづみづし  植歌
   やや遠巻きに蜻蛉の赤   ゆかり
  蝕されて小昏き月に風もなし  酔鳴

 秋が三句続いたので、四句目は雑でお願いします。人さらいをしてきますので、しばしお待ち下さい。


▼酔鳴
ところでこれはなんの巻?
ご無沙汰しておりました。
胸をお借りして第三つけてみます。

満満の月あかときに食されて
食されて小昏き月に風もなし
色かはる月をちこちに見あぐらん


▼三島ゆかり
いらっしゃいませ
 植歌さん、はじめまして。発句をありがとうございます。

 ええと、どうしよう。あの〜、発句は連句の中で唯一切れ字の使える場所なので、「白桃や」とか「耳順かな」とかでばしっと立て句にしてほしい気もします。ちょっと手を加えますね。捌き人が手を入れることを一直といい連句ではよくあることなので、気になさらないで下さい。

  白桃を啜る耳順やみづみづし  植歌
   やや遠巻きに蜻蛉の赤   ゆかり

 お祝いに赤をあしらってみました。

 第三は、発句、脇が秋なので月の座を繰り上げます。 Up 9/11 14:34


▼増田植歌
発句
白桃を啜りみづみづしき耳順


▼三島ゆかり
そうそう
 パソコン通信時代からネットに親しんでいる私としては、ツイッターで相互フォローしているだけでも、つい声をかけさせて頂いたりしちゃうんです。今回は優さんとルリヲさんが初参加でしたが、じつに楽しかったです。またの機会にぜひよろしくお願いします。


▼門野優
満尾おめでとうございます
みなさま
足をひっぱってばかりですみませんでした。このような場で連句をさせてもらうのは初めての経験でした。普段ならご一緒することができないみなさまとご一緒できて、楽しかったです。
ありがとうございました!


▼三島ゆかり
そうですね
あんこさん、葉月さん、ありがとうございました。捌き人の遠近感覚も随分変化があって、頂く句が以前よりますます近くなっていて、それで面食らうところもあるのかも知れません。
 葉月さんのいう自他にこだわるのは、江戸時代に北枝という人が整理した自他場という理論です。でも現実的には自分だけに着目したり他人だけに着目したり場所だけに着目したりするのはなかなか難しく、世界は渾然一体なのです。
 『みしみし』誌の常設記事「連句骨子」で5W1Hをずらすと付けやすいと書いているのは、じつは自他場理論の簡略版というか実用版なのです。えへん。


▼上野葉月
直接関係ない話なのですが
先日、京都府連句協会の”夏の陣”に参加した時、捌きの方(神奈川県のひと)が自、他に拘るひとでいつもと調子が違ってある意味新鮮に感じました。


▼あんこ
満尾、おめでとうございます
参加させて頂き、ありがとうございました。
久しぶりの連句、すっかりやり方を忘れており、色々とお世話になりました。
苦しくも楽しかったです。


▼三島ゆかり
そうですね。
篠さん、ありがとうございました。

機関車がフィルムの中を迫りきて     篠

の方が単体で考えると抜群にいいんだけど、前句が「火の鳥を描く」なので、「を」が重なるのが悩ましいところでもあるのです。編集で直してみますが、あとで気が変わってもよいです。 Up 8/26 11:32


▼村田篠
祝・満尾!
満尾おめでとうございます。
快適なスピードとテンポ、ゆかりさんのお捌きのおかげもあり、リラックスしながらついてゆくことができました。
詩的につながってゆく名残裏、静かな着地も素敵でした。
ゆかりさん、みなさん、ありがとうございました。

ひとつ訂正のお願いが。
名残表5句目ですが、「で」を「を」に訂正して
機関車がフィルムの中を迫りきて     篠
にしていただけないでしょうか。


▼三島ゆかり
そうですね。
ルリヲさん、コメントありがとうございます。
そうですね。
「あっちは実在の鳥じゃないし、固有名詞(なのか…)だし。」という強弁はさすがに通用しないのかもしれません。ひらがなで「鳴かぬもの」とします。編集で差し替えておきますね。


▼ルリヲ
お礼
楽しい時間、ありがとうございました。
やはりワタクシの「鳴かぬ鳥ばかり集まる雪の庭」は「鳴かぬモノ」にしませんか?火の鳥は固有名詞とは言え気になるので。


▼三島ゆかり
白南風の巻 挙句
 優さん、ありがとうございます。華やかでありながらそこはかとなく哀しいような味わいのある一句目がよいでしょう。


   白南風や陸の孤島の理髪店        篠
    鏡に映る金魚三匹         ゆかり
   じやんけんの勝負なかなかつかなくて  苑を
    木犀の庭で企画会議する       葉月
   満月の扉の前に佇めば        あんこ
    外つ国で飲む古酒の味わひ     ルリヲ
ウ  手元には役に立たない時刻表       優
    記者も刑事も足で稼げと        篠
   指ごとに異なる色のペディキュアを    り
    なにも怖くはなかつたけれど      を
   好きと言ひ女瀧泣きだめひいとキス    月
    相対論の峰雲の果て          こ
   遠くからほのかに響く子守唄       ヲ
    月輪熊が抱きしめる月         優
   賀状また住所不明で戻りくる       篠
    もう一度飲む冷めた珈琲        り
   花は唯天上天下咲き満ちる        を
    霞たなびく白き象の背         月
ナオ 野遊のポケット覗く文庫本        こ
    何でもないと言ひかけてやめ      ヲ
   約束の場所へと走る昼休み        優
    壁いつぱいに火の鳥を描く       を
   機関車がフィルムの中を迫りきて     篠
    ばちくそ可愛い湯気立ててをり     月
   鳴かぬものばかり集まる雪の庭      ヲ
    見つからざりし信長の首        り
   銀漢へ誓ひの言葉繰り返す        こ
    背高泡立草の憂鬱           優
   いつもより家路の長き今日の月      篠
    猫に似てないロボット過ぐる      月
ナウ 店の名は「ニューオーリンズ」ドアを押す を
    影の匂ひが時をほどいて        ヲ
   からだより長き命をかなしまん      り
    仲間外れの立春の螺子         こ
   風の音がゆらりと渡る花のもと      ヲ
    春の日傘をそつと見送る        優

起首:2025年7月24日(水)
満尾:2025年8月25日(月)
捌き:三島ゆかり

 これにて満尾とします。皆様、ありがとうございました。しばらくご歓談とか付け筋の考察とか多少の差替とかいたしましょう。 Up 8/26 11:33


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