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1 ニコライ3世

人には言えない姉の秘密

『あんた、20歳にもなって恥ずかしくないの』
隣りの部屋のから聞こえる母の怒鳴り声で目が覚めた。
お姉ちゃん、またやっちゃったんだ。いつもなら同情するが今日ばかりは頭にくる。
私は起き上がると姉の部屋に向かった。
ドアを開ける。
姉は下半身丸出しで汚した布団の上で四つん這いになっている。
パチーン
『もうおねしょしませんから許してー』
お尻叩きのお仕置きの最中のようだ。

母が私に気づいて声をかけた。
『由実、どうしたの?』
『お姉ちゃんに用があるんだけど…今いいかな?』
姉は何だろうというばかりの顔を私に向ける。その顔にさらに怒りが増した私は返事をまたずに切り出した。
[作者名]
ニコライ3世
(EZ)
2 無名さん
はて、少し楽しみだ。
(EZ)