1 宵闇 千
カラオケに行こう!
「石井対ヒョードル・・・だと・・・?」
某漫画の調で返したのは白川明梨。
以下、白。
「違うわよ。驚いたけども。青木対北岡も驚いたけども。」
冷静に突っ込むは黒河林檎。
以下、黒。
「そーでねくてや、カラオケさ行こーっづー話だべ?」
思わず地が出る黒。
「日本語でおk。」
「カラオケ行こう?」
「いいだろう。」
*
白と黒がやってきたのは平均的なカラオケBOXである。
二人とも、古武道でMMAなんぞやっているがやはりそこは女子高生。
まだまだ放課後カラオケなんぞ行くお年頃である。
・・・オタクだが。
*
「よっしゃ、最初は私行くわ。」
白が意気込んで入れたのは・・・、
ーか○り道ー
○物語の楽曲。
八九寺のかわいさと(筆者はロリコンに非ず)、声優の早口が特徴的なこの曲。
「♪そこをみっぎー、」
しかし、それを早口で歌いのける白も流石はオタといったところ。
さて、次は。
「♪ぬっすまれた かこをさがしつーづけてー」
炎のさだめ。
何歳だよと突っ込みたくなるような選曲である。
ちなみに装甲騎兵ボトムズのOPで、ア○マス(ゼノ○ラシア)アニメ化の際、喜多村○梨がカバーしている。
・・・黒は原曲を歌っているのだが。
「キリコって、不運度高すぎ。」
「同意。」
歌い終えたあと、しばし雑談。
その後も濃ゆい曲を歌いつづける二人。
「♪あっいはしんじるもの?いいえ、もっとつよく!」
「♪傷ついた日々の向こうに、なにがあーるーのーかー」
が。
唐突に終局は訪れる。
黒の携帯着信音(レッドショルダー・マーチ)が鳴る。
メールだ。
内容は母から二文字のみ。
「お尻。」
サアー・・・っと血の気が引く二人。
何故なら二人はとっくに門限をオーバーしており。
白の家の門限は黒の家と同じである。
そして、ルールも・・・。
つまり。
*
「ごめんなさああい!」
ピシャーン!
剥き出しの尻を玄関で叩かれている黒。
母の手には、布団叩き。
情状酌量の余地なく、お仕置き決定だったようだ。
恐らく、猿尻にされて玄関に放置だろう。
尻は出したままで。
*
一方、白の家。
「許しませんからねっ!」
いつもは温厚な白の母が般若の面で、娘の尻を叩く。
勿論丸出し、靴べらの特典付きだ。
場所は縁側。
夜にも関わらず。
ビターン!
「もうしないごめんなさいいい!」
結局、黒と同じくコーナータイムのオマケはしっかり付いて来る白であった。
*
翌日。
「白、・・・座れる?」
「クッション有りなら。」
「オーケー、今日は地獄らしいわね・・・。」
暫らくはカラオケはやめようと二人は誓ったという・・・。
[作者名]
宵闇 千
某漫画の調で返したのは白川明梨。
以下、白。
「違うわよ。驚いたけども。青木対北岡も驚いたけども。」
冷静に突っ込むは黒河林檎。
以下、黒。
「そーでねくてや、カラオケさ行こーっづー話だべ?」
思わず地が出る黒。
「日本語でおk。」
「カラオケ行こう?」
「いいだろう。」
*
白と黒がやってきたのは平均的なカラオケBOXである。
二人とも、古武道でMMAなんぞやっているがやはりそこは女子高生。
まだまだ放課後カラオケなんぞ行くお年頃である。
・・・オタクだが。
*
「よっしゃ、最初は私行くわ。」
白が意気込んで入れたのは・・・、
ーか○り道ー
○物語の楽曲。
八九寺のかわいさと(筆者はロリコンに非ず)、声優の早口が特徴的なこの曲。
「♪そこをみっぎー、」
しかし、それを早口で歌いのける白も流石はオタといったところ。
さて、次は。
「♪ぬっすまれた かこをさがしつーづけてー」
炎のさだめ。
何歳だよと突っ込みたくなるような選曲である。
ちなみに装甲騎兵ボトムズのOPで、ア○マス(ゼノ○ラシア)アニメ化の際、喜多村○梨がカバーしている。
・・・黒は原曲を歌っているのだが。
「キリコって、不運度高すぎ。」
「同意。」
歌い終えたあと、しばし雑談。
その後も濃ゆい曲を歌いつづける二人。
「♪あっいはしんじるもの?いいえ、もっとつよく!」
「♪傷ついた日々の向こうに、なにがあーるーのーかー」
が。
唐突に終局は訪れる。
黒の携帯着信音(レッドショルダー・マーチ)が鳴る。
メールだ。
内容は母から二文字のみ。
「お尻。」
サアー・・・っと血の気が引く二人。
何故なら二人はとっくに門限をオーバーしており。
白の家の門限は黒の家と同じである。
そして、ルールも・・・。
つまり。
*
「ごめんなさああい!」
ピシャーン!
剥き出しの尻を玄関で叩かれている黒。
母の手には、布団叩き。
情状酌量の余地なく、お仕置き決定だったようだ。
恐らく、猿尻にされて玄関に放置だろう。
尻は出したままで。
*
一方、白の家。
「許しませんからねっ!」
いつもは温厚な白の母が般若の面で、娘の尻を叩く。
勿論丸出し、靴べらの特典付きだ。
場所は縁側。
夜にも関わらず。
ビターン!
「もうしないごめんなさいいい!」
結局、黒と同じくコーナータイムのオマケはしっかり付いて来る白であった。
*
翌日。
「白、・・・座れる?」
「クッション有りなら。」
「オーケー、今日は地獄らしいわね・・・。」
暫らくはカラオケはやめようと二人は誓ったという・・・。
[作者名]
宵闇 千
(PC)