1 紗遊
おねしょ娘の特効薬
その日、私は縁側で洗濯物を干していた。
一人娘は全寮制の高校に進み、かさの減ってしまった洗濯籠には少々の寂しさも感じている。
とはいえ家事が幾分楽になった事を思えば、贅沢な悩みには違いない。
子育てに追われている間は考えもしなかった。
夫が帰ってくるまでの自由な時間を、せっかくだから満喫させてもらおうじゃないか。
(一日って、長いなぁ…。)
スケジュールから「子供」が抜け落ちるだけでこうも暇になるものか。
家事の時間調整が感覚でできるようになってしまった自分を、少しだけ恨めしく思う。
(もう一人ぐらい産んどくべきだったかな、…なーんて。)
空になった洗濯籠を手に取ろうとしたその時。
こちらの様子を窺うような人影に気が付いた。
[作者名]
紗遊
一人娘は全寮制の高校に進み、かさの減ってしまった洗濯籠には少々の寂しさも感じている。
とはいえ家事が幾分楽になった事を思えば、贅沢な悩みには違いない。
子育てに追われている間は考えもしなかった。
夫が帰ってくるまでの自由な時間を、せっかくだから満喫させてもらおうじゃないか。
(一日って、長いなぁ…。)
スケジュールから「子供」が抜け落ちるだけでこうも暇になるものか。
家事の時間調整が感覚でできるようになってしまった自分を、少しだけ恨めしく思う。
(もう一人ぐらい産んどくべきだったかな、…なーんて。)
空になった洗濯籠を手に取ろうとしたその時。
こちらの様子を窺うような人影に気が付いた。
[作者名]
紗遊
(PC)
2 紗遊
「こ、こんにちは…、おばさん。」
「あら…。真由ちゃんじゃない、こんにちは。」
そこにいたのは、娘の友達の女の子だった。
娘とは同い年なのだが、昔から姉妹のように仲良くしてもらっている。
ただ高校は違うところに進んだと聞いているので、寮に入ってからは会っていないはずだ。
「ごめんねぇ、うちの子ずっと寮みたいだから…。」
「まとまった休みに入らないと…、帰って来られないと思うの。」
「あ、あの…違うんです…。」
「…ん?」
「今日は、その…。おばさんに相談があって…。」
「私に?」
何だろう?
顔を見たのも久しぶりで、相談事の心当たりなどまるでなかった。
しかしちょうど暇を持て余しかけていたところで、断る理由などない。
「ぜひぜひ聞かせて。…何かしら?」
「…ここじゃ、ちょっと…。」
(この恥ずかしそうな仕草…。)
(ははーん、恋の悩みね…?)
「それじゃ、上がっていって。お茶でも淹れるわね。」
そのテの話は大好物だった。
どんな内容にせよ、悩みの相談相手に私を選んでくれたというのに悪い気がするはずがない。
それが真由ちゃんならば、もっと小さい頃から知っているから尚更だ。
「お邪魔します…。」
どこか緊張したような表情が気になっていたが、そこは触れない事にする。
「あら…。真由ちゃんじゃない、こんにちは。」
そこにいたのは、娘の友達の女の子だった。
娘とは同い年なのだが、昔から姉妹のように仲良くしてもらっている。
ただ高校は違うところに進んだと聞いているので、寮に入ってからは会っていないはずだ。
「ごめんねぇ、うちの子ずっと寮みたいだから…。」
「まとまった休みに入らないと…、帰って来られないと思うの。」
「あ、あの…違うんです…。」
「…ん?」
「今日は、その…。おばさんに相談があって…。」
「私に?」
何だろう?
顔を見たのも久しぶりで、相談事の心当たりなどまるでなかった。
しかしちょうど暇を持て余しかけていたところで、断る理由などない。
「ぜひぜひ聞かせて。…何かしら?」
「…ここじゃ、ちょっと…。」
(この恥ずかしそうな仕草…。)
(ははーん、恋の悩みね…?)
「それじゃ、上がっていって。お茶でも淹れるわね。」
そのテの話は大好物だった。
どんな内容にせよ、悩みの相談相手に私を選んでくれたというのに悪い気がするはずがない。
それが真由ちゃんならば、もっと小さい頃から知っているから尚更だ。
「お邪魔します…。」
どこか緊張したような表情が気になっていたが、そこは触れない事にする。
(PC)
3 紗遊
「自分のタイミングでいいからね?どうせ、今日は一日暇だから…。」
「…は、はい…。」
真由ちゃんを招き入れてから40分。
見たところ、切り出す勇気がなかなか出そうにないらしい。
とうの昔に空になった湯飲みを、無意識に手に取っては口元に当てるを繰り返している。
「お茶なら、まだまだあるんだけど…?」
「あっ…!?い、いえ!いいんです…!お構いなくっ!」
「そ、そうなの…?」
よほど思いつめているらしい。
家に入る前よりも、明らかに表情が強張っている。
久しぶりに会ったせいだろうか?
確かに昔から人見知りする子ではあったが、それが原因だとするなら少し寂しい気もする。
「もし、勇気が出ないだけなら…、こういうのどうかな。」
「3・2・1で言うの。悩み事。」
「えっ?い…今から、ですか…!?」
「そうそう。あ、言えなくても別にいいの。」
「こういうのって、勢いだと思うからさ。試しにどうかなって。」
少し消極的なところもあるが、芯はしっかりしている子だ。
こうやって少し背中を押してやれば、案外あっさりできてしまったりする。
無理だったとしても、気長に待ってあげればいいだけだしね。
「どう?もう少し時間がほしいならやめとく?」
「…いえ。」
「やります。…言いますから、お願いします。」
どうやら決意が固まったようだった。
「いくわよ?…3、…2、…1、…ハイ!」
「…おばさん。」
「…わ、私の!…お尻を叩いてもらえませんか…!?」
娘の友達からの悩み相談。
想定していた内容とは似ても似つかぬ発言が、私を混乱させる事になった。
「…は、はい…。」
真由ちゃんを招き入れてから40分。
見たところ、切り出す勇気がなかなか出そうにないらしい。
とうの昔に空になった湯飲みを、無意識に手に取っては口元に当てるを繰り返している。
「お茶なら、まだまだあるんだけど…?」
「あっ…!?い、いえ!いいんです…!お構いなくっ!」
「そ、そうなの…?」
よほど思いつめているらしい。
家に入る前よりも、明らかに表情が強張っている。
久しぶりに会ったせいだろうか?
確かに昔から人見知りする子ではあったが、それが原因だとするなら少し寂しい気もする。
「もし、勇気が出ないだけなら…、こういうのどうかな。」
「3・2・1で言うの。悩み事。」
「えっ?い…今から、ですか…!?」
「そうそう。あ、言えなくても別にいいの。」
「こういうのって、勢いだと思うからさ。試しにどうかなって。」
少し消極的なところもあるが、芯はしっかりしている子だ。
こうやって少し背中を押してやれば、案外あっさりできてしまったりする。
無理だったとしても、気長に待ってあげればいいだけだしね。
「どう?もう少し時間がほしいならやめとく?」
「…いえ。」
「やります。…言いますから、お願いします。」
どうやら決意が固まったようだった。
「いくわよ?…3、…2、…1、…ハイ!」
「…おばさん。」
「…わ、私の!…お尻を叩いてもらえませんか…!?」
娘の友達からの悩み相談。
想定していた内容とは似ても似つかぬ発言が、私を混乱させる事になった。
(PC)
4 紗遊
「え、えーっと…?…ちょっと待ってね…?」
「お願いします!…こんな事頼めるの、おばさんしかいないんです……。」
真由ちゃんは真剣に頼んでいるようだった。
しかし、さすがに理由もなくそんな頼みを聞いてしまうわけにもいかない。
「とりあえず…、ゆっくりでいいから。」
「事情を説明してもらえる…?」
「…はい。」
突拍子もない事を口にしたにしては、思いの外落ち着いているように見える。
やはり言い出すきっかけがなかっただけで、どこから話すかは事前に何度もシミュレートしていたのだろう。
しばらく待っていると、恥ずかしそうに口を開いた。
「あの、私…。」
「…最近、しちゃうようになっちゃったんです…。」
「しちゃう?」
「その……、朝、起きたら……。」
「…布団が、湿ってたりして。」
「しちゃうって、おねしょ?」
「……です…。」
「た、ただ…!布団までぐっしょりって感じじゃなくって…!」
「…まだ、着替えれば大丈夫なくらいなんです…!でも、しちゃってるのは確かで……。」
たかが、おねしょ。
でもそれが続くとしたら、女子高校生にとっては深刻な悩みなのだろう。
現に、真由ちゃんの目は今にも涙が零れそうだ。
「そのこと、お母さんには…?」
「い、言ってません!…言えないです…。」
「…お兄ちゃんも弟もいるのに、もし外に布団干されちゃったりしたら……!」
同じ娘を持つ身として、それはまずないだろうとは思う。
それでも真由ちゃんにしてみれば、万一の可能性が生まれるだけでもあり得ないのだろう。
「おねしょについては、大体わかったけど…。」
「お尻を叩いて、っていうのは…?」
問いかけに対して話し始めたのは、私も忘れていたある昔の出来事だった。
「お願いします!…こんな事頼めるの、おばさんしかいないんです……。」
真由ちゃんは真剣に頼んでいるようだった。
しかし、さすがに理由もなくそんな頼みを聞いてしまうわけにもいかない。
「とりあえず…、ゆっくりでいいから。」
「事情を説明してもらえる…?」
「…はい。」
突拍子もない事を口にしたにしては、思いの外落ち着いているように見える。
やはり言い出すきっかけがなかっただけで、どこから話すかは事前に何度もシミュレートしていたのだろう。
しばらく待っていると、恥ずかしそうに口を開いた。
「あの、私…。」
「…最近、しちゃうようになっちゃったんです…。」
「しちゃう?」
「その……、朝、起きたら……。」
「…布団が、湿ってたりして。」
「しちゃうって、おねしょ?」
「……です…。」
「た、ただ…!布団までぐっしょりって感じじゃなくって…!」
「…まだ、着替えれば大丈夫なくらいなんです…!でも、しちゃってるのは確かで……。」
たかが、おねしょ。
でもそれが続くとしたら、女子高校生にとっては深刻な悩みなのだろう。
現に、真由ちゃんの目は今にも涙が零れそうだ。
「そのこと、お母さんには…?」
「い、言ってません!…言えないです…。」
「…お兄ちゃんも弟もいるのに、もし外に布団干されちゃったりしたら……!」
同じ娘を持つ身として、それはまずないだろうとは思う。
それでも真由ちゃんにしてみれば、万一の可能性が生まれるだけでもあり得ないのだろう。
「おねしょについては、大体わかったけど…。」
「お尻を叩いて、っていうのは…?」
問いかけに対して話し始めたのは、私も忘れていたある昔の出来事だった。
(PC)
5 紗遊
「おばさん、覚えてませんか……?」
それは、まだ幼い真由ちゃんがうちに泊まりに来た時のこと。
当時は真由ちゃんだけでなく、うちの娘もまた日によって失敗してしまう事があった。
私は基本的に、子供がおねしょをしたくらいできつく叱ったりはしない。
失敗するのも成長過程で必要だと思うし、おねしょの治る時期なんて人によって違う。
生理現象なのだから、ある程度は目を瞑ってあげるのが親というものだろう。
若かりし日の私が今より感情的だったとしても。
そこだけは曲げた事がないのは胸を張って言える。
ただし。
その失敗から目を背けたならば話は別だ。
おねしょをしたのにしていないと言い張ったり、どうにかして隠そうとしていたり。
どちらも子供にはよくあることだが、これがうちでは御法度だった。
容赦なくお尻をひん剥いてパンパン叩き、きっちり反省するまで泣いてもらう。
それが昔、私が娘に行っていた躾の一つだった。
「そういえば…。」
「確か、真由ちゃんのお尻も叩いたかしら・・・?」
「……はい…。」
お互いに庇い合っていたので、どちらが言い出したのかはわからない。
性格上、恐らくはうちの娘のほうなのだろうが。
二人は共謀し、濡れた布団をぎゅうぎゅう押入れに押し込んでくれた。
娘にも、友達の前ではいい格好をしたいという気持ちがあったのだろう。
その日は特に聞き分けがなかった。
10回や20回ではない。
真っ赤になるまで娘のお尻を叩いたあと、真由ちゃんだけ解放してあげるわけにもいかなかった。
「真由ちゃんも、お仕置きだよ…?」
「……(コクン)…。」
娘にするよりは、ほんの少し加減をしたかもしれない。
それでも真由ちゃんにとっては耐え難い痛みだったらしいい。
2つ3つパチンとやっただけで泣きじゃくっていたように思う。
しかし、時には心を鬼にしなけばならない。
可哀想だと思いながらも、真由ちゃんにも娘と同じ目に遭ってもらった。
それがもう、今では忘れかけるほど昔の事になる。
それは、まだ幼い真由ちゃんがうちに泊まりに来た時のこと。
当時は真由ちゃんだけでなく、うちの娘もまた日によって失敗してしまう事があった。
私は基本的に、子供がおねしょをしたくらいできつく叱ったりはしない。
失敗するのも成長過程で必要だと思うし、おねしょの治る時期なんて人によって違う。
生理現象なのだから、ある程度は目を瞑ってあげるのが親というものだろう。
若かりし日の私が今より感情的だったとしても。
そこだけは曲げた事がないのは胸を張って言える。
ただし。
その失敗から目を背けたならば話は別だ。
おねしょをしたのにしていないと言い張ったり、どうにかして隠そうとしていたり。
どちらも子供にはよくあることだが、これがうちでは御法度だった。
容赦なくお尻をひん剥いてパンパン叩き、きっちり反省するまで泣いてもらう。
それが昔、私が娘に行っていた躾の一つだった。
「そういえば…。」
「確か、真由ちゃんのお尻も叩いたかしら・・・?」
「……はい…。」
お互いに庇い合っていたので、どちらが言い出したのかはわからない。
性格上、恐らくはうちの娘のほうなのだろうが。
二人は共謀し、濡れた布団をぎゅうぎゅう押入れに押し込んでくれた。
娘にも、友達の前ではいい格好をしたいという気持ちがあったのだろう。
その日は特に聞き分けがなかった。
10回や20回ではない。
真っ赤になるまで娘のお尻を叩いたあと、真由ちゃんだけ解放してあげるわけにもいかなかった。
「真由ちゃんも、お仕置きだよ…?」
「……(コクン)…。」
娘にするよりは、ほんの少し加減をしたかもしれない。
それでも真由ちゃんにとっては耐え難い痛みだったらしいい。
2つ3つパチンとやっただけで泣きじゃくっていたように思う。
しかし、時には心を鬼にしなけばならない。
可哀想だと思いながらも、真由ちゃんにも娘と同じ目に遭ってもらった。
それがもう、今では忘れかけるほど昔の事になる。
(PC)
6 紗遊
「……あの時。本当に痛かったんです、お尻…。」
「そりゃあ…、愛情いっぱい込めてたから…、ねぇ?」
「でも、今でも忘れられないくらい痛かったなら…。」
「…ちょっと、やりすぎたかな…?」
「…えっ!?…ち、違うんですっ!そういう意味じゃなくって…!!」
「お…、お礼を言いたくって…。」
「お礼?」
「あの日、家に帰ってから…全然しなくなったんです。……おねしょ。」
真由ちゃんが言うには、あの日叱られた事はそれほどに衝撃的だったらしい。
月に何度かはあった失敗がピタリとなくなり、最近になって再発するまでは一度もなかったようだ。
うちの娘はといえば小学校の高学年ぐらいになるまで治らなかったのだが。
「…大体の事情はわかったわ。」
「また同じようにされたら治るんじゃないか、…って事ね?」
「……そうです…。」
真由ちゃんの近況を知った上で聞いても、おかしなお願いだとは思う。
いや、おかしなお願いだからこそ。
ここに来る決意をするのにどれほどの勇気を振り絞ったことか。
それだけでも、頼みを聞くに値した。
「…お尻をこっちに向けてみなさい。」
「ぶってあげる。…昔みたいにね。」
「おばさん…!」
聞いた瞬間。
真由ちゃんの表情は、お仕置きを受ける身とは思えないほど和らいだのがわかった。
「そりゃあ…、愛情いっぱい込めてたから…、ねぇ?」
「でも、今でも忘れられないくらい痛かったなら…。」
「…ちょっと、やりすぎたかな…?」
「…えっ!?…ち、違うんですっ!そういう意味じゃなくって…!!」
「お…、お礼を言いたくって…。」
「お礼?」
「あの日、家に帰ってから…全然しなくなったんです。……おねしょ。」
真由ちゃんが言うには、あの日叱られた事はそれほどに衝撃的だったらしい。
月に何度かはあった失敗がピタリとなくなり、最近になって再発するまでは一度もなかったようだ。
うちの娘はといえば小学校の高学年ぐらいになるまで治らなかったのだが。
「…大体の事情はわかったわ。」
「また同じようにされたら治るんじゃないか、…って事ね?」
「……そうです…。」
真由ちゃんの近況を知った上で聞いても、おかしなお願いだとは思う。
いや、おかしなお願いだからこそ。
ここに来る決意をするのにどれほどの勇気を振り絞ったことか。
それだけでも、頼みを聞くに値した。
「…お尻をこっちに向けてみなさい。」
「ぶってあげる。…昔みたいにね。」
「おばさん…!」
聞いた瞬間。
真由ちゃんの表情は、お仕置きを受ける身とは思えないほど和らいだのがわかった。
(PC)
7 紗遊
「脱がすわよ?」
「…は、はい……。」
這うように重心を前方に寄せた真由ちゃんの体は、見違えるほどすっかり発育している。
丸々として肉付きのいいお尻は、到底こんな罰を受ける年頃のものとは思えないほどに豊満だ。
「…上手く叩けるかしら…?」
「えっ…?」
「私もこんなに大きなお尻、叩いた事がないもの。」
「……ご、ごめんなさい…!」
言ってから気付いた。
年頃の女の子に対してお尻が大きすぎるというのはまずかったか。
恥ずかしそうに黙り込んでしまった真由ちゃんに、あまりいいフォローは浮かんでこない。
これから叱るのだからと、強引に話を戻す事にする。
「それじゃあ、何回か叩いてみるね?」
「は、はい…!お願いします…。」
パチッ!
そこそこ大きな音がした。
真由ちゃんのお尻の弾力が手に伝わる。
しかし、本人は堪えていない様子だった。
(…弱すぎたかな?)
……パチン!……パチン!……パチン!
少し強めを意識して叩く。
私の手もじんとした痛みを感じ、お尻に当たったところがほんの少しだけ淡い桃色になった。
「…おばさん。……もしかして、結構手加減してくれてます…?」
「…どうかしらね?」
「子供が反省できるくらいにはきつくしてるつもりだけど…。」
「真由ちゃんのお尻…、立派だから。」
「…す、すみません…!!」
「でも痛くないなら、正直に言いなさいね?」
「高校生のお尻をぶつのなんて初めてだから、私も加減がわからなくって…。」
「………。」
真由ちゃん本人の口から聞かなくても、あまり痛がっていないのは何となくわかる。
どちらかと言うと、私の手の方が痛いぐらいだ。
小学生の娘を叩いていた時でさえ、高学年のお尻ともなると相当気持ちを入れておかないと手が痛くって叩けないほどだった。
そう考えると、いっそ思いきり叩いてしまってもいいのかもしれない。
真由ちゃんは、あの時と同じ気持ちを欲している。
大きくなった今の真由ちゃんに本気でお仕置きするつもりなら。
再び、心を鬼にする必要があるのかもしれない。
「…は、はい……。」
這うように重心を前方に寄せた真由ちゃんの体は、見違えるほどすっかり発育している。
丸々として肉付きのいいお尻は、到底こんな罰を受ける年頃のものとは思えないほどに豊満だ。
「…上手く叩けるかしら…?」
「えっ…?」
「私もこんなに大きなお尻、叩いた事がないもの。」
「……ご、ごめんなさい…!」
言ってから気付いた。
年頃の女の子に対してお尻が大きすぎるというのはまずかったか。
恥ずかしそうに黙り込んでしまった真由ちゃんに、あまりいいフォローは浮かんでこない。
これから叱るのだからと、強引に話を戻す事にする。
「それじゃあ、何回か叩いてみるね?」
「は、はい…!お願いします…。」
パチッ!
そこそこ大きな音がした。
真由ちゃんのお尻の弾力が手に伝わる。
しかし、本人は堪えていない様子だった。
(…弱すぎたかな?)
……パチン!……パチン!……パチン!
少し強めを意識して叩く。
私の手もじんとした痛みを感じ、お尻に当たったところがほんの少しだけ淡い桃色になった。
「…おばさん。……もしかして、結構手加減してくれてます…?」
「…どうかしらね?」
「子供が反省できるくらいにはきつくしてるつもりだけど…。」
「真由ちゃんのお尻…、立派だから。」
「…す、すみません…!!」
「でも痛くないなら、正直に言いなさいね?」
「高校生のお尻をぶつのなんて初めてだから、私も加減がわからなくって…。」
「………。」
真由ちゃん本人の口から聞かなくても、あまり痛がっていないのは何となくわかる。
どちらかと言うと、私の手の方が痛いぐらいだ。
小学生の娘を叩いていた時でさえ、高学年のお尻ともなると相当気持ちを入れておかないと手が痛くって叩けないほどだった。
そう考えると、いっそ思いきり叩いてしまってもいいのかもしれない。
真由ちゃんは、あの時と同じ気持ちを欲している。
大きくなった今の真由ちゃんに本気でお仕置きするつもりなら。
再び、心を鬼にする必要があるのかもしれない。
(PC)
8 紗遊
「……真由ちゃん?」
「は、はい…。」
「怪我は絶対させないし、消えない傷が残るような事もしない。」
「…その代わり、ちょっとやそっとじゃやめてあげない。」
「昔より1発が痛くないなら、叩いて、叩いて。…叩きまくってあげる。」
ごくりと唾を飲んだ音がした。
真由ちゃんの覚悟も、相当なものなのだろう。
「…引き返すなら今だけど、どうする?」
「……覚悟は、できてます。」
「お尻がパンパンに腫れて、動けなくなっちゃうかもよ?」
「あはは、あの日もそうでした…。」
「……いいのね?」
バチィンッ!!
「…ひぐっ!?」
次の平手打ちには、渾身の力を籠めた。
真由ちゃんのお尻には、くっきりと手の形に赤い痕がつく。
全てをこんなに強くいくつもりはない。
これは私なりの決意表明だ。
同じように、反対側のお尻にも手形を付けることにする。
バチィンッ!!
「ああっ!?」
左右のお尻に残った手形は、見ているだけでも痛々しい。
たった2発だけでも泣きたいぐらいにじんじん痛んでいるだろう。
しかし私はこれから、ただでさえ痛いはずのこの印を中心にお尻を痛めつけていくつもりでいる。
……バチンッ!
……バチィッ!
……バチンッ!
……バチィッ!
「ひっ!?…あ、あぁ…!」
「ほらぁ、おねしょしたのに黙ってたからよ…?」
「…ごめんなさい…、おねしょしてごめんなさい……!」
真っ白だった豊満なお尻は、どんどん赤みを帯びていく。
20ほど叩いただけでも、人が見れば確実にお尻をぶたれた事がわかってしまうほどには赤くなる。
相手が幼い子供ならばもう少し痛めつけるだけでも十分なのだが、今の真由ちゃんをそれで許しては意味がない。
昔と同じ気持ちになれるまで、このお仕置きは続くのだ。
……バチィン!……バチィン!……バチィン!
お仕置きは続く。
おねしょ娘を躾けるために。
どんなにお尻が痛くても、どんなに涙が溢れても同情して終わらせはしない。
……バチィン!……バチィン!……バチィン!
……バチィン!……バチィン!……バチィン!
もうおねしょはしませんと、子供の心で誓うまで。
「は、はい…。」
「怪我は絶対させないし、消えない傷が残るような事もしない。」
「…その代わり、ちょっとやそっとじゃやめてあげない。」
「昔より1発が痛くないなら、叩いて、叩いて。…叩きまくってあげる。」
ごくりと唾を飲んだ音がした。
真由ちゃんの覚悟も、相当なものなのだろう。
「…引き返すなら今だけど、どうする?」
「……覚悟は、できてます。」
「お尻がパンパンに腫れて、動けなくなっちゃうかもよ?」
「あはは、あの日もそうでした…。」
「……いいのね?」
バチィンッ!!
「…ひぐっ!?」
次の平手打ちには、渾身の力を籠めた。
真由ちゃんのお尻には、くっきりと手の形に赤い痕がつく。
全てをこんなに強くいくつもりはない。
これは私なりの決意表明だ。
同じように、反対側のお尻にも手形を付けることにする。
バチィンッ!!
「ああっ!?」
左右のお尻に残った手形は、見ているだけでも痛々しい。
たった2発だけでも泣きたいぐらいにじんじん痛んでいるだろう。
しかし私はこれから、ただでさえ痛いはずのこの印を中心にお尻を痛めつけていくつもりでいる。
……バチンッ!
……バチィッ!
……バチンッ!
……バチィッ!
「ひっ!?…あ、あぁ…!」
「ほらぁ、おねしょしたのに黙ってたからよ…?」
「…ごめんなさい…、おねしょしてごめんなさい……!」
真っ白だった豊満なお尻は、どんどん赤みを帯びていく。
20ほど叩いただけでも、人が見れば確実にお尻をぶたれた事がわかってしまうほどには赤くなる。
相手が幼い子供ならばもう少し痛めつけるだけでも十分なのだが、今の真由ちゃんをそれで許しては意味がない。
昔と同じ気持ちになれるまで、このお仕置きは続くのだ。
……バチィン!……バチィン!……バチィン!
お仕置きは続く。
おねしょ娘を躾けるために。
どんなにお尻が痛くても、どんなに涙が溢れても同情して終わらせはしない。
……バチィン!……バチィン!……バチィン!
……バチィン!……バチィン!……バチィン!
もうおねしょはしませんと、子供の心で誓うまで。
(PC)
9 紗遊
「…あ痛たたたた……。」
「…しばらく動かない方がいいかもね?」
自分でももう、真由ちゃんのお尻をいくつぐらい叩いたのかわからない。
それほどの時間が経ってから、ようやく解放してあげた。
もともと立派だった真由ちゃんのお尻。
すっかり赤く腫れあがり、確実に一回り以上は大きくなってしまっている。
「……おばさん、すっごく痛いです…。」
「ふふっ…、少しはお利口さんになったかしら?」
「少なくとも今日は絶対、おねしょしないです…。」
「でも、、おばさんも手…大丈夫でしたか…?」
「…平気よ?」
「子供を躾けるのに音をあげてたら、母親なんて務まらないでしょ?」
本当は少なからず痩せ我慢だった。
それでもここは強がっておくのが、厳しく叱る上での最後の務めだろう。
「子供がそんな事、気を遣うもんじゃありません。」
「…ちゃんと治るまで付き合ってあげるから。」
「もちろん。その分…、心の準備はしておくことね?」
「…今日よりもっと、お尻ぶつんですか?」
「当たり前です。」
「やだぁー、おばさん怖いー。」
同じ娘を持つ親としての勘だが、これでしばらくは落ち着くだろう。
でも真由ちゃんは、近いうちに多分また「お願い」に来る。
それに気の済むまで付き合ってあげるのも、私が果たすべき役目なのだろう。
覚悟しておきなさいね、おねしょ娘さん?
「…しばらく動かない方がいいかもね?」
自分でももう、真由ちゃんのお尻をいくつぐらい叩いたのかわからない。
それほどの時間が経ってから、ようやく解放してあげた。
もともと立派だった真由ちゃんのお尻。
すっかり赤く腫れあがり、確実に一回り以上は大きくなってしまっている。
「……おばさん、すっごく痛いです…。」
「ふふっ…、少しはお利口さんになったかしら?」
「少なくとも今日は絶対、おねしょしないです…。」
「でも、、おばさんも手…大丈夫でしたか…?」
「…平気よ?」
「子供を躾けるのに音をあげてたら、母親なんて務まらないでしょ?」
本当は少なからず痩せ我慢だった。
それでもここは強がっておくのが、厳しく叱る上での最後の務めだろう。
「子供がそんな事、気を遣うもんじゃありません。」
「…ちゃんと治るまで付き合ってあげるから。」
「もちろん。その分…、心の準備はしておくことね?」
「…今日よりもっと、お尻ぶつんですか?」
「当たり前です。」
「やだぁー、おばさん怖いー。」
同じ娘を持つ親としての勘だが、これでしばらくは落ち着くだろう。
でも真由ちゃんは、近いうちに多分また「お願い」に来る。
それに気の済むまで付き合ってあげるのも、私が果たすべき役目なのだろう。
覚悟しておきなさいね、おねしょ娘さん?
(PC)
12 お尻
今回は、自分から告白して近所のおばさんにお仕置きをお願いしましたね。普通は御両親ですが、信頼してるおばさんですから良いでしょう。完治するように徹底的に、御両親の代わりにお仕置きしてあげましょう。お尻を手で叩くのがきつければ定規を使っても良いと思う。でも、治るまでは、オシメでしょ。
(S)
13 お尻
って言ってる私も、もっと厳しく裸のお尻に教えて貰えば、もっと聞き分けの良い、お嬢様になれたかしら。お父様・お母様に、よくしなる竹のムチでお尻を躾て貰えば良かったのかねぇ。お勉強しない、成績悪い、言われたお使いをサボった、お漏らしした、嘘、乱暴などで、「さ、お尻」と言われ、すぐお尻を出してじっとしてられたら良いが、ぐずると追加のお仕置きが。「お父様に報告しますよ」「あなた。」「あぁ、お仕置きしてやろう「お父様有難うございます。」みたいな。
(PC)