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1 靖子

羽子板が愛のムチに変化

1980年代初頭、私が通っていた小学校のクラス内では当たり前のように体罰が日常茶飯事に行われてました。
体罰なんて言葉は当時はありません。
普通にお仕置きといったところでしょうか。
ある日、担任が家から持ってきた羽子板がお仕置きの始まりでした。ある男子が掃除当番をサボり、みんなの目の前で羽子板を手にし担任がお尻を叩きました。その男子は大泣きしてました。私は絶対に叩かれるまいと強く思いました。
それから宿題忘れると羽子板でお尻を叩かれる事が当たり前。遅刻やサボりも。担任は男勝りで怪力の持ち主。見た目は優しそうだが。10発叩かれただけでもヒリヒリとするらしい。
私は用心して日常を送っていたけど、ついにその時が訪れた。
よくある事かも知れないが、教室の窓ガラスを割ってしまった。ふざけてて。担任はかなり怒ったみたい。今まではズボンの上から前屈みになりお尻を叩いていたけど、私の場合はお尻を丸出しで叩かれました。しかもクラスの全員の前で。恥ずかしいったらなかった。まず前屈みになり、羽子板で30発。担任の膝上で200発。冗談じゃない。お尻がすごく痛かった。信じられない。その日は終わった。
翌日の放課後、担任に残らされた。私は謝ったけど許してはくれなかった。担任は羽子板を持ち、お尻を出して前屈みになるよう言われた。羽子板の痛さは手で叩かれる場合に比べて数倍の痛さ。私は手でお願いしますと伝えた。手なら何とか耐えられそうだったから。担任はしょうがないわね~じゃあ手にしてあげるから早くパンツおろしなさい。私は恐る恐るパンツを脱いだ。まだ昨日叩かれたのが痛いのに。私は担任を恨んだ。膝上に乗り、泣きたい気分だった。窓ガラスのお仕置きは今日で終わりだからしっかり反省しなさいと叩き始めた。回数は数えてないからわからないけど相当叩かれた。何で昨日で終わらなかったんだ、こんな事は初めてだ。両親にも叩かれた事がないのに、すごく苦い想い出になった。
(docomo)
2 りか
良かったです 続きお願いします
(PC)