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1 健斗

中学生でお仕置き

その夜、お母さんはカンカンだった。

なぜなら、中学二年生の健斗が、門限を破って遊び呆けていたうえ、テストの答案を隠していたのだから。

「今日という今日は許さないわ。お尻、うんと叩いてやるんだから」

お母さんは怖い顔でひとりそう言った。
[作者名]
健斗
(SP)
2 健斗
「…ただいま」

健斗がおそるおそる帰ると、案の定、お母さんが玄関で仁王立ちしていた。

「遅かったわね、健斗。どこで何をしていたの?」

「…友達と、遊んでました」

「今は何時?」

「…12時、です」

「中学生がこんな時間まで遊んでいいと思ってるの?おまけに、テストの答案まで隠して!」

「そ、それは…!」

「言い訳はあとで聞くわ。お仕置きのあとでね…」
(SP)
3 健斗
パァン!パァン!パァン!

「痛い!ごめんなさい!」

健斗は顔をゆがめるが、お母さんは容赦なく、健斗の丸出しのお尻を叩きつづける。

「だめよ。あんたみたいなバカ息子、これくらいじゃ足りないわ!」

パァン!パァン!パァン!

「ひぃ〜痛いぃ。ごめんなさいぃ〜〜」

パァン!パァン!パァン、

「ぎゃあぁん許してぇ〜嫌だよぉぉ〜」

健斗のお尻は赤紫に腫れ上がっていた。

それ以来、健斗は門限を破ったり、テストの答案を隠したりすることがなくなった。
(SP)