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1 変態信士

厚子の灸痕は10cm

特記事項なし
[作者名]
変態信士
(docomo)
2 変態信士
厚子は5歳になる女の子である。だが、悪ガキの中の悪ガキであった。
幼稚園のクラスメイトのカバンのファスナーに瞬間接着剤を塗ったり、公園の砂場にセメントを混ぜたり、親の名義のクレカでいやらしい紐Tバック(白)を買って穿き吊りスカートをめくってロリコンに見せつけて心とちんちんにダメージを与えたりなどやりたい放題であった。
母親の古い軽自動車のタイヤをスタッドレスから夏用タイヤにすり替えたり父親の財布から諭吉を盗んで動物愛護団体に寄付したり、帰省すればお祖母ちゃんの肩を揉みつつ秘孔を突く。

そんなある日、お仕置き不可避の事件を起こしてしまった。
厚子はいつものように深夜起きると、勝手に合鍵を作っておいた母親の軽自動車で山に向かう。ボンネットのある2BOXタイプの貨物仕様なのでチビの厚子でもどうにか運転できた。

厚子は山頂から下りを流し、学生がようやくバイト代で買った初代ヴィッツを見付けてバンパープッシュした。バランスを崩したがABSのお陰で止まることができたヴィッツから大学生が降りてきて厚子に抗議した。
厚子は「どうせ初心者ごときなんでしょ?のろまは道を譲ってよ」と言い返し、バトルで大学生が勝ったら謝ると言った。
大学生は古い軽自動車を見て勝てると思い承諾したが、厚子はハンドルに手をくくりつける"セロテープデスマッチ"をバトルの条件とし、大学生は自分のヴィッツがATなので余裕だと思って受けた。

山頂に車を並べ、ステアリングを右手で握りセロテープでぐるぐる巻きにした。通りがかりのS13乗りにスタートのカウントをして貰う。
そしてスタート、ヴィッツは1000ccのパワーとATの継ぎ目の無い加速でリード。厚子はクラッチミートを故意に遅らせ軽くホイルスピンさせて加速する。2速以降アクセルベタ踏みで下りのストレートを飛ばす。母親はケチなので5速が付いていない軽自動車であるが、機械式キャブなのでオーバーレブ上等でコーナーへ向かう。

大学生はコーナー手前でABS頼りのヘッポコブレーキングで減速し、ステアリングをあまり切れないのでゆっくり曲がる。そこへ厚子の転がす軽自動車がフルブレーキングしてどうにかヒールアンドトゥで2速に落としつつ軽いリアを滑らせ突っ込んできた。
厚子は最小限のカウンターを当て、FFの強みであるアンダーの強さに任せて加速し直進する。
ストレートでヴィッツが抜き返しコーナーで厚子が抜き返すバトルが続いた。しかし峠の長さには限りがある。
ぶっちぎっておかないと最終的に負けるので、厚子は「このバトルはダブルクラッシュしようね」とヴィッツに体当たりした。
が、車重の違いから跳ね返されてスピンし後ろ向きになってしまう。厚子はエンジンブロー防止にクラッチを切りフルブレーキング。軽自動車はガードレールに車体を擦り止まった。
大学生は何だか怖くなりバックレた。

厚子は何もなかったかのように軽自動車を家の駐車場に停めてシカトしたが、翌朝幼稚園の送り迎えの時に右側がベッコンベッコンに凹んで板金20万円コースの軽自動車を見た母親の怒りは頂点に達し、厚子は幼稚園を休んでお仕置きを受けることになった。
(docomo)
3 変態信士
母親は厚子を全裸にして手錠を嵌めてうつ伏せにすると、何か言うことはないか訊いた。
厚子は赦しを乞うたが母親は「検討します」と言い厚子の分厚い尻の少し下側に艾を固めて置いた。マセガキ厚子は股間が濡れていたので汁を艾が貼り付くよう塗っておいた。
尻の下寄りに灸を据えるのは、据えたあと一生消えない灸痕の違和感が座ったときにはっきり感じられるからである。尻の真ん中に据えても火傷が治れば違和感は余り無い。それでは面白くない。

とりま1回目の尻灸で尻が焼かれたが、1回目は耐えればどうってことはなかった。厚子は調子に乗って「お灸なんて屁みたいなもんだね。30回くらい据えれば?」と言い放つ。母親は「ファイナルアンサー?」と訊き、厚子は「耐えられなかったらクリトリスの包皮を切り取れば良いよ。お母さんにそんな根性無いけどね」と言った。

厚子は母親が若い頃、某レディースのヘッドを張っていたことを知らなかった。

根性無いけどねとの言葉に内心ブチキレた母親は、渾身の力で艾を固めた。「揉め、デカく強くー固くー」と歌い一回り大きい艾を尻の灸痕に乗せ、焼けた皮周囲の水ぶくれまでカバーする。吸っていたヤニで艾に点火。待つこと暫し。

厚子は1回目とは違う、尻が熱いどころか千切れるような痛さに叫びそうになり、慌てて声を飲み込んで必死に耐えた。何しろ半焼けで熱さに敏感な所まで直火でじっくり焼かれるので辛いことこの上ない。必死で耐えている間に母親はまた一回り大きい艾を固めていた。
厚子は必死に平静を装い「赦す気無い?」と言った。母親は「検討に検討を重ねます」と言って楽しそうに厚子の尻に艾を置いてヤニで点火。厚子はまた尻が千切れそうだが耐える。

母親はまたその間に一回り大きい艾を固めてすぐに厚子の尻に乗せる。厚子は「そろそろ飽きない?赦さない?」と言ったが母親は「検討に検討を重ね検討を加速します」と言ってまたヤニで点火。

そんなこんなを繰り返して29回の尻灸を根性と気合いと精神力で耐えた。
母親は"コイツ案外根性あるじゃん"と見直していた。
車をベッコンベッコンにされたこともムカついていたが、何よりバトルに負けたことが許せなかったのである。気合いがあれば勝てたはずであるから。母親はヘッド張っていた時はバイクで負けたことはない。250cc(250未満は車検はないが、250以上は車検対象なので族車にすると車検時面倒くさい)でリッターバイクに勝ったりチキンレースでも壁際1cmで止まる常勝クイーンで、その気合いと根性故にサブ以下チームがついてきていた。根性と気合いと精神力は大切である。この尻灸で厚子に根性と気合いと精神力が備われば嬉しい。
(docomo)
4 変態信士
しかし、30回目、最後の最後で厚子は艾が燃え尽きる寸前に泣き叫びギブアップした。艾が燃え尽きるまで放置されたがケジメはケジメ。厚子のクリトリスの包皮は握り鋏で容赦無く切り取られた。
厚子には根性をつけるため、手錠で肘を付いたうつ伏せのまま尻の火傷が治るまで過ごす罰が追加された。
つまり、軽く背中を反らせているので尻肉は圧縮されて盛り上がっている。その状態で据えた灸痕はそのままの状態で治すと灸痕の皮膚は伸びないので治った後の灸痕の突っ張りが半端無い。これが歩いたり座ったり等の尻肉が伸びる行為をを繰り返して治ると大して灸痕の違和感が無くて尻の辛さと惨めさ、そして何より根性が身に付かない。

父親は厚子には興味がなく、小学生の息子に毎夜走りを教え込んでいたので絶賛放置。厚子は食事は介助され排泄も垂れ流すようペットシートを敷かれて本当に火傷が治るまで姿勢維持を強制された。その上焼けた皮が剥がれたときに打膿灸用の化膿させる薬を生半可な知識で作ったものを毎日剥き出しの灸痕に塗られたので伸びない皮膚が完成するまで2ヶ月掛かった。
皮膚ができるときは凄まじい痒さであったが手錠のため尻を触れない、結果綺麗に円形の直径10cmの灸痕ができた。

そこからは根性をつけるためにセーラー服の冬服を上だけ着て、短い裾から尻を丸出しにする。袖は長いのに裾は短く惨めな灸痕が付いた尻を晒し、歩いたり座ったりしゃかんだりする度に尻は無様に歪に形を変える。
尻丸出しで幼稚園に行くためにサイド紐を結ぶ極薄布と後ろも細い紐のTバックを穿いて常に惨めな灸痕尻を晒して根性をつける。

その内根性の付いた厚子は置き手紙を残して北朝鮮に行った。

暫くしたある日、母親がヤニを吸いながらテレビを見ていると北朝鮮の軍事パレードが放送された。
グースレグ行進で真っ直ぐ高く、膝を曲げずに足を上げ行進する。
その行進の右列に厚子が居た。右側に居るのでカメラにバッチリ映る。相変わらずセーラー冬服上だけと紐Tバックで惨めな分厚い尻の大きな灸痕をひきつらせ、灸痕の皮膚が伸びない尻肉は無様に形を変え続ける。それでも厚子は手錠を嵌めたまま足を高く上げ恥辱と尻の違和感に根性と気合いと精神力で打ち勝っていた。これなら北朝鮮でも生きて行けるであろう。

母親は娘の精神的成長と自立に感無量となり、やがていてもたってもいられず峠に行きGT-Rに勝利した。(完)
(docomo)