祓い屋と妖(R20)

時は現代東京、様々な欲望や業の渦巻く大都会には数多の妖が居た。
妖もそれぞれの住処に頭を立て、お互いの縄張りを守り静かに暮らしているが、やはり諍いは絶えないものだ。
そんな妖の事件を秘密裏に解決しているのは祓い屋と呼ばれる者達だった。

そんな大都会―新宿の片隅。大きなビルの間にぽつんと佇む小さな平屋はどこか存在も曖昧な陽炎のような空気を纏う。
年季の入った木造りの門には『祓い屋―九石』と、これまた年季の入った看板が掲げられている。

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――なんだ、珍しいお客か。
丁度いい、ここ最近暇続きで懐も寒かったところなんだ。
改めましてようこそ、私が祓い屋九石八織。まずはこちらの書類に目を通して頂けるかい。
何、難しいものではないさ。依頼を受けるにはまず貴方が依頼を受けるに値する人物か見極めさせて頂きたい。…僕は無駄が嫌いなのでね。
もし合わなければこのままお帰りを。問題なければここにサインを…その間に茶でも用意しよう。


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【応募条件】
背後成人済
台詞<描写(全角150〜)
当方Gアドでも可(其方不問)
一日一通〜

―優遇―
サブキャラ使用可
接客的に展開可


―募集C―
同業者である祓い屋
幼馴染

妖怪
etc自由に
[返信について]
お相手願う方に
九石 八織(さざらし やおり)

年齢/28歳
身長/172cm

艶のある黒い髪、前髪は目に掛からない長さに切りそろえ右の眉の上には生え際の癖か僅かに割れて額が覗く。襟足は項が覗くほどに短く横毛は輪郭を覆う。
細く真っ直ぐに伸びた眉は、切れ長の双眸との間隔が狭い。末広りの眼は僅かに目尻が跳ね、瞳の色は僅かに青みがかって見える黒。顔の真ん中を垂直に通った鼻梁に小さな小鼻。薄くも幅のある唇はいつも気難しげに口角が下がっている。
太陽が出ている時に外出する事は少ないためかやや青白い肌。すらりと伸びた首筋から繋がる肩はやや撫で肩気味。
細長い指を持つ両手は少し節くれ立ち、両掌には酸化した血のような赤黒い陰陽を表す太極図が刻まれている。

裾には水の波紋のような白い円が描かれた灰色がかった緑色をした沈香茶色の単衣、に鼠色の帯。帯には流水を思わせるような曲線が描かれ、仕事の時には代々受け継がれてきた角襟のコートを肩から羽織る。黒いコートの裾と襟には灰色の籠目。足袋に細い鼻緒の草履。


遠く遡れば由緒正しき陰陽師九石家の末裔。気難しく皮肉屋で客には偏屈変わり者と呼ばれることが多く、本心を曝け出すことを嫌うが、付き合いが長い者や懐に入れたものには情に深い。主に卜占や祓いに強い力を持つが治癒に関してはからっきし。祝詞と札を使い、墨絵に妖を封じる力を持つ。
今は訳あって家族と疎遠になり、一人で暮らしている状態。顔見知りの妖も数多くその中には大妖も含まれている。
己の力に対してのプライドは凄まじいものの、自分自身に対しての価値観は極端に低い。貞操観念も薄く気乗りすれば一夜枕を共にする事も厭わない質。家事全般は家に住まわせている猫又の『玉音(ぎょくいん)』に全て任せている。
特別贅沢品を好むわけではないが、酒と刻み煙草を好む。


―萌―
日常、甘、ギャグ、季節イベント、戦闘、流血、裏行為全般


―萎―

メインCの死、後スカ、過度グロ描写、過度遅レス


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【契約書類】

・Cプロフ(詳細優遇)
・萌萎
・希望要望質問
・テストロル(古びた門を開いて玄関脇にある庭先を見ながら、縁側で煙管を蒸している当Cへ。他自由に)

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[返信について]
お相手願う方のみに