Write

古城の花嫁


森の奥深く、太陽を突き刺すように聳え立つ古城には吸血鬼が住んでいると言う。
城までの道には薔薇が咲き誇り妖艶な香りに誘われて踏み入ったが最期、帰って来た者は居ない。

…申し遅れました、私は城で執事をしている者で御座います。
主人が捜し求める御方を探しに城から出て参りました。
さて、太陽が昇る前に用件を済ませると致しましょう。
時代は中世、まだ電気なんて便利な物は無く蝋燭の明かりが主流だった頃の御話。
人々はまだ魔物の存在を信じ、教会で洗礼を受けていた時代。
まぁ、本当は所詮大蒜も聖水も痛くも痒くも無いんですけどね。
そこら辺のマニアックな予備知識は省きまして本題に。

募集・必須
【村人・迷い込んだ人間・吸血鬼ハンター・ダンピール】
心身健康な背後成人済み(裏を含む行為に抵抗が無い)
吸血や流血表現、グロに抵抗が無い、戦闘も可能
無言打ち切り×(空メ必須)
一日数通〜即レス時間有り

萎・不可
ショタやロリ系、年配のC様
(希望は見た目含み年齢18歳〜30歳くらいまで、人外の場合の実年齢は問わず見た目の年齢のみになります)
ガチムチ体系(細身中性は優遇)
世界観無視の最強設定
吸血鬼等の存在を信じていない設定
ロル不問(此方短文から中文寄り)

どうでしょうか?
因みに吸血鬼ハンターの場合は戦闘可能な方に絞らせて頂きます。
その場合ややグロ表現が増えますので悪しからず。

さて…貴方が此処に居ると言う事は該当されたようですね?
主人の探している御方、それはそう唯一の血を持つ貴方。
貴方の身体から発せられる血の色香に長年城の中の棺桶に閉じ籠っていた眠っていた主人は棺桶から出るなり私にこう仰いました。
「久方振りに感じた空腹だ」と。
不老不死である吸血鬼の主人は飲み食いしなくても死ぬ事は有りません、勿論多少は力が弱まりますが。
そんな主人が起き出す程に感じた色香は余程素晴らしく美味なのでしょうね…私も空腹を思い出しそうです。


此処まで言えば聡明な貴方は理解出来たでしょう。
そう、主人は貴方を欲しているのです。
私の手を取り素直に主人の待つ古城の花嫁になるも良し、抵抗して抗うも良し。
ですが、主人は何としても貴方を手に入れるでしょう。
なので出会いは貴方が選んで下さい。
きっと、運命を捻じ曲げてでも私は貴方を捕まえ主人に差し出しますから。
接触が浮かばない方は私が漆黒の馬車に乗り、貴方の家の戸を叩き、「貴方の血を主人に捧げるべく参りました」と来訪して来る所から始めたいと思います。
もし希望があれば貴方が多種族でもどのような身分でも構いません。
また、ハンターは唯一の血ではなく、唯一の血を狙う私達と対立する存在となります(展開次第では発展)


件名→古城の花嫁
本文→貴プロフ・萌萎・テストロル(希望設定での出会いロル)

[返信について]
気になった方に
軽く主人を紹介しておきます。
流石に素性も知らない方に血を啜られたくはないでしょう?

【主人】
ルーン=ノーブルレッド

見た目は20代の青年(実年齢不詳)に見えるが実際は世紀を幾つも跨いで生きていた吸血鬼。
勿論魔術や変身術にも長け、時折蝙蝠の姿に化ける事も。
顔の作りは美しい方で鼻筋が通りすっとした涼しげな顔、病的に色白で薄い唇からは二本の牙が覗く。
体温が無くそれと性格も手伝ってか冷徹な雰囲気。
腰より下まで伸びる銀糸のような長髪に碧眼、吸血行為時には深紅に染まる。
その際僅かに顔色が色白ではあるが人間のような明るみを持つ。
吸血行為は相手に性的快楽をもたらし、依存性がある。
それは獲物が逃げていかないようにする為。

基本的に日光が得意ではない為裏地が濃赤で足元まで長く作られた黒のローブが手放せず、やや服装は古臭い。
昔は血を求めて人間の振りをして人間を襲っていたが、好みの血に出会えず長き眠りに就いていた。
長年執事と二人きりだった為か口数は多くは無い。
元々物静かで長年読書、薔薇の栽培、ピアノ演奏等静かな一人の趣味が多い。
害を為さない相手には手を出さないが吸血鬼ハンターや貴Cを狙う他の吸血鬼には本来の戦闘能力を出して挑む事も。
また高潔なる種族で人間から派生の吸血鬼とは違う為、洗礼された銀や聖水、十字架にも効果は無い。
但し鏡には映らない為、執事が身嗜みを確認する事もある。
太陽は吸血鬼に関わらず元々苦手。


おや、何処かで主人と御逢いしたような…と?
ふふ、もしかしたら何処かで逢っているのかも知れませんよ。
何の事か…おや、太陽が顔を出し始めたので私はこれで。
今宵、御迎えに上がります。


[返信について]
気になった方に