相棒は敵キャラ(異世界FT/R20)

おお良かった、漸く見つけたぞ我が世界を救う稀人よ。さあグズグズしている暇はない、ちょちょいのちょいと世界を救っちゃってくれたまえ。さすればどんな願いでも一つだけ叶えてやろう。
先ずは本人確認といこうか、人違いでしたではすまんからな。

【PL】
●本体年齢20歳以上
●打切時には件名ENDの空メか理由メ
●物語重視
●即〜4日に一通のムラレスでも構わない。(確認期間は応相談)
●全角200以上(描写>台詞)
●サブアド可(e箱、××)
●半での展開相談が可能
●暗い流れや微グロ、暴力表現も楽しめる。

【PC】
●20歳以上で黒髪に黒い目の現代日本人男性
●どうしても叶えたい願いがある


間違いなさそうだが問題はまだある。長話が苦手だというのなら、私が話始める前にとんずらしたまえ。私の説明は呆れるほど長いぞ。

ああ残ってくれて良かった。では早速話を始めよう。


私は《ヒュステラ》という世界の神だ。この世界には人間の他に魔獣と呼ばれる人を喰らう異形達が生きていて人々は凄惨な殺戮の歴史の果てに、平和と呼べる暮らしを手に入れた。しかし数十年前ほどからその平和が綻び始めたのだ。人が人を殺し国同士が命を食らい合う…当然兵は磨耗し哀れな国民は庇護を得られぬまま魔獣に食われるしかない。歯痒いが神である私はこの世界の事象に干渉する事ができないのでね、よその世界から人間を一人お借りして神託を受けし稀人としてこの世界にどどんと降臨して貰おうと考えたのだ。

…聞き覚えがあるかね、そうだろうとも。今のはシミュレーションRPG《ヒュステラ》の冒頭で私がプレーヤーに語りかけた台詞だ。
物語は人々を救うため旅に出た主人公♂と攻略Cが絆を深めていく冒険譚で、攻略Cによってストーリーとラストが変わる。魔獣共と戦いまくる暑苦しくも血腥い物語…の筈なんだが。なぜかプレイヤーは女性ばかり…しかも魔獣退治そっちのけで攻略Cとイチャコラぶっこいとる始末。
困り果てた私だったが、そこに君が現れた。男性で初めての《ヒュステラ》プレイヤー、世界を救うのは君しかいない。
だがこのゲームはがっつり女性向けのR指定。君がどのような経緯でこのゲームを始めたのかは知らんが途中で逃げられては困るのでね、もういっその事ヒュステラの世界に招待しようと考えたのさ。
ヒュステラに行くのは簡単だ、ただ眠るだけでいい。
[返信について]
お相手願う方のみ
君が眠りに落ちた瞬間、精神がヒュステラに飛んで仮宿の身体に入り君が現実で目覚める時に仮宿は一旦消失する。よくある向こうで死んだら現実でも死ぬなんていうヘビーな設定ではないから安心したまえ。死んだ方がマシって位に痛いがね。因みに君は何度死んでも甦るが向こうの住民は死んだら死にっぱなしなので宜しく。

神の使徒となる君の手には二つの奇跡を授けよう。右手に祝福とそして左手には呪い。右手はその手に初めて口付けた相手に特別な能力を与える事ができる。呪いは左手で相手の額に触れ、何か言葉を叫ぶだけでいい。その言葉を口にする度に呪いが発動する。ただし、どちらも使える相手はそれぞれ一人ずつだからね慎重に相手を選びたまえ。

ああそれからもう一つ。稀人はヒュステラに降り立った最初の時にだけその声に特別な能力を持っている。相手を強制的に仲間に引き入れるマーキング能力さ。君が話しかけた瞬間、魂の一部が相手に溶け込み強い絆で結ばれるんだ。特に協力者にとって稀人は自分の半身であるかのような離れがたい存在となる。因みに証は目に見えるよ。話しかけた瞬間に君と相手の右手の甲に身体で円を描くワイバーンの模様が刻まれるからね。刻まれる瞬間ちょっと痛いが静電気でビリッとやられる程度の痛みだから心配はいらないよ。
君にとって協力者にはもう一つ重要な意味がある。彼は君の精神をヒュステラにつなぎ止める為の楔、本来の肉体を離れ異世界に飛ぶ君にとっての座標にもなるんだ。だから君がヒュステラで目覚める時にはいつも協力者が傍に居る訳だ。
安心をおし。協力者になるべき攻略Cは皆、対魔獣戦のプロフェッショナルだし強い愛国心を持っているからね、きっと君の役に立ってくれるだろうさ。さあ四人の攻略Cから好きな男を選びたまえ、間違いなく出会える場所に送ってさし上げよう。


さて此処までは私が貴Cさんに話した内容、ここからはLさんに聞いて頂きたい。
上の内容を話した後、半ば強引にヒュステラに行かされた貴Cの協力者になったのは攻略C……ではなくて本来は脇役や敵役である筈の厄介者Cだった、という出オチ的な設定がこの募集の肝だ。原因はまあ判るよね、私がその場所に送るタイミングを誤ってしまったんだよ、いやあ申し訳ない。
[返信について]
お相手願う方のみ
協力者の変更は効かずリセットシステムもない状況の中、正規のストーリーとの違いに悩んだり、うっかりパートナーが現実世界について来ててんやわんやになったりしつつ地道に哀れな民達を守っておくれ。

因みに祝福や呪いは好きな内容を考えて欲しい。代償無しの魔法とか凄い怪力とか、そうでなければ君が触れると傷が治るようになるとか君に触れている間はパワーアップするとかね、なんでもいいよ。呪いなら魔術を封じるとか酷い頭痛を起こすとか、こっちも自由に決めてくれたまえ。呪いで協力者を躾るもよし祝福を餌につるもよし、是非とも有効活用して欲しいね。ゲームの本来のストーリー概要や攻略Cについてはお相手願う方にお伝えするよ。希望があれば変更も可能だ。その辺を決めてから現実では貴Cがどこまでゲームを進めていたかを決めておくれ。

《萌萎》
萌/物語重視、甘々〜鬼畜、狂愛、溺愛、嫉妬、依存、仲直り前提の喧嘩、ボコり愛、微グロ、多キス、多スキンシップ、すれ違い、シリアス、ギャグ、サブキャラ、射精管理、言葉責、拘束、薬、空イキ、異物挿入、多ラウンド等萎以外。
萎/スカ全般、永遠愛無し、ショタ、ガチムチ受、高身長受、クール過ぎるC、四肢切断、悲愴、重グロ、鮪、台詞やロルの鸚鵡、行動の伴わない心情ロル、鈍感、裏に無知///♪★等の記号、絵文字、顔文字、PL会話、音信不通、過度の催促、みさくら語、アヘ顔。


とんでもなく長くなってしまったね。此方のCのプロフィールや簡単な設定を記載した説明書は最後に置いていくから、後で見てやってくれたまえ。
興味がある、という稀人は件名は空白で

貴Cさんプロフ
祝福と呪いの内容
希望C
萌萎(萌が多い場合は省略OK)
質問や要望(あれば)
サンプルロル(場面自由のソロル/思いつかなければ見ていた夢に割り込んできたヒュステラの神から上記の説明を受けた後の反応)

を書いて>>1から連絡しておくれ。
まあ、需要があるかは限りなく疑わしいがね。
私の話に最後まで付き合ってくれてありがとう。願わくば君が我らの待つ稀人であらん事を。


[返信について]
お相手願う方のみ
エヴァンジェリスタ
178cm/61k/外見年齢20代後半
常に不機嫌そうに眇められた切れ長二重の瞳は金色で目の下には濃いクマがある。黒緑色の髪は右の前髪が頬にかかるほど長く襟足は首の付け根まで。長い爪は鋭く、歯はギザギザ。蜥蜴のような長い尾を持つ。神経質で陰気な上に警戒心が強い。反面一度依存すると重度の寂しがり屋で嫉妬深い面倒なタイプ。貴Cに一目惚れしてしまうが元来不器用な質な上、ひきこもり生活が長過ぎたせいで色々こじらせてしまいうまく表現出来ない。国民を守る為に異形へ身を落としながら魔術の向上に努め全身全霊をかけて国に仕えたにも関わらず戦争が終わって間もなく戦犯として裁かれ追放された不憫なC。
正しいストーリーでは、元同僚(攻略C)とのすれ違いから憎しみに精神を食い尽くされ完全に魔獣化して攻略Cと主人公に倒される筈だった。
「これはこれは…。突然人の家に押しかけるとは、随分良いご趣味をお持ちのようだ……え、ちょ、待……っ、かっ帰れとは言ってないっ!」

ジジ
190cm/75K/20代前半
赤い口が耳までさけた白い道化面を常時着用。瞳の色は暗い紫。マスクの下はやや瞳が垂れ気味で彫りの深い欧風美形だが口元のニタニタ笑いで台無し。緩い癖のある銀髪は長めの短髪で、あちこちが好き勝手に跳ねている。野生の獣のようにしなやかで引き締まった体つき。常にヘラヘラ飄然としてノリが軽く懐っこい。興味を持った相手には粘着質なまでに付き纏う自他共に認める立派なストーカー。スキンシップという名のセクハラ過多。通常より大きなククリ刀のニ刀使いで、それを引きずりながら登場する時と振り回す時に子守歌に似た独特の鼻歌を歌うのが癖。
本来のストーリーでは主人公に付きまとう完全なBADEND要員。大事な選択肢を間違えた時に襲われて殺される、というお馴染みの流れなので登場の鼻歌が聞こえるとリセットボタンを押すプレーヤーが多い。
「おやおやぁ?どこに隠れちまったの、かわいこちゃあん。…クハハ俺かくれんぼ大〜好き。付き合うぜ……死ぬまでな」
[返信について]
お相手願う方のみ
ヴォルペ
182cm/68K/20代後半〜30代前半
ブロンドの腰まである長髪をオールバックにして首の付け根の辺りで一括りにしている。深緑色で一重の吊り目は所謂狐目。目つきが悪いのを誤魔化す為に常に笑顔を浮かべているが余計に胡散臭い。上着の下に神経毒を塗った針を幾つも仕込んでいる。利己的で計算高く狡猾だが、義理堅い面もあり貸し借りには煩い。面倒見も良い方でものすごい身内贔屓。慇懃無礼な敬語口調で紳士然と振る舞うが変態くさい面がそこかしこに見え隠れ。好意を持った相手に対してのアプローチは執拗。
本来のストーリーでは最初に主人公を騙そうと馴れ馴れしく近付いて来た所を、国の第二王子である攻略Cに見つかり退散するだけの引き合わせ要員。
「いけませんねえ、貴方のような方がこのような場所で一人歩きをなさるなんて。実に宜しくない。…さ、どうぞ。私が送ってさしあげますよ」

ファルコ・ブラッカー
185m前後/筋肉質な痩躯/20歳前後
ボサボサの焦茶色の髪は長めの短髪で、襟足の一束だけが背中の中ほどまでのびている。アーモンド型の瞳は野生動物特有のあどけなさと鋭さをかねそろえた暗い藍色で、精悍な整った顔立ち。唇の右端から頬に走る傷を縫い合わせた歪な傷痕がある。戦闘時には二足歩行の黒豹のような姿になりただでさえ大きな身体がもう一回り大きくなる。粗暴で口が悪く自信家な俺様。周りにも自分にもシビアだが、貴Cにだけは愛情表現を態度や行動で惜しみなく示し、カモの雛がごとくべったり。手先が物凄く不器用で生活能力が低い為に何かと手がかかる。
攻略Cの部下でライカンスロープである事と人当たりの悪さから仲間内で疎まれ無実の罪で投獄された。
正しいストーリーでは中盤辺りで絞首刑になり、それを止めようとした攻略Cと主人公が国をおわれるという流れだった。
「……お前の為なら俺はくたばったっていい」
[返信について]
お相手願う方のみ
【設定】
※舞台
主な拠点となる王国ベスティアは大体北海道くらいの大きさでその中心に王都があり東西南北にそれぞれ大きな街があって領主が統べる。北西の湿原、北の山脈、東の密林、南の海は魔獣が多く生息している。移動はもっぱら馬車。王都から四つの街までは蒸気機関車が走っているがそこそこ高値。王都の街並みのイメージはフィレンツェ。美しい建物が多く中世ヨーロッパのような趣がある。王都と南との都市では電気水道ガスが通っていて、魔術師が殆どいない為に現在使用できる魔道具があまりない。西や北の都市は逆に電気よりも魔道具が多く使われている。東はどっちつかず。それぞれの都市が街をぐるりと囲うように高さ10Mの分厚い壁がある。四季や暦の数え方は日本と同じ。
※魔獣
人を食らい襲う生き物達の総称。獣や鳥、竜に似たものから人の死体を乗っ取って操るもの、内から精神を食い荒らすものまで様々。中には高度な知性を持ったものもいるらしいが実態はあまり明らかになっていない。
※魔術師
特殊な儀式で自ら魔を体内に受け入れる事で世界の道理をねじ曲げるような術を手に入れた人々の総称で、一部の一族の間でのみ儀式のやり方が伝えられている為に、この世界の中でもかなり希少な存在。魔力を上げる為に魔を取り込み過ぎると魔獣のような異形へと変貌していってしまう。
※ライカンスロープ
人の世で生きる魔獣のはしくれ。人は食べないし奇妙な術も使えないがその容姿や常人離れした身体能力が恐れられ、殆どのライカンが差別の目に晒されている。特に王都では差別が激しい為に数が少ない。
※プレイ時間について
プレイ時間は睡眠時間が何時間だろうと体感時間(ゲーム内の時間)を6時間〜72時間の間で設定できる。ログアウトは念じるだけだが72時間経った時点で強制終了だ。再プレイは15時間以内なら前回のログアウト時間から開始できて時間を過ぎたらリアルタイム分の時間が過ぎた事になる。
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