夜の山を恐れないま/きへ

ま/き!
もう一年くらい前になんのかな。いつからか連絡取れなくなっちまって、俺はそれから仕事も忙しくなってこの世界から離れてたんだけどさ。
未だに俺、お前のしてくれた山の話が忘れらんなくて、あれから趣味になってんだ。俺は流石に夜はこえーけど!

まだ、爪痕も記憶もしっかり残ってるぜ。
もう一回、出会いたい。

ヒントは、俺の転職祝いにお前がメシをご馳走してくれた。俺たちは食の趣味が合う。

もしも、まだお前がこの世界に居て、俺とまた話してくれんなら、会いにきて。消すまで気長に待ってる。
会えなくても、お礼だけはここで伝えさせて。
あん時はありがとう!あれから俺の生活には緑が増えて、お前に祝ってもらった仕事も順調にいってる。

それじゃあな。頑張りすぎるお前が、ぶっ倒れずに元気で居られることを祈ってる。