数年前の勇利に宛てる。

今更君を探すなんて、自分でもどうかしてると思う。でも未だに思い出すんだ、居なくなった君の事を。
君と過ごしていた時間はきらきらしていて、どの思い出もとても綺麗で今も大切な宝石みたいに心の中にしまってある。あれから何人かと付き合ったりもしたけど、やっぱり根底には君が好きな自分がいて君が帰ってきてくれないかなんて馬鹿げた事を未だに考えてる。
勇利、もうこの世界にはいないかもしれないけど俺はまた君と話がしたい。以前の様に恋人でなくても、友人としてでも…君と話がしたいんだ。

鍵はペアリングに一緒に聖地巡礼旅行に行った事、これだけで十分な筈だ。
きっと旅行で俺が勇利に嫌な思いをさせたんだろうなっていう自覚はある、それに関してもきちんと謝りたい。

もしこれを見ていて、君にまた話しても良いという気持ちがあるなら一言でもいい。メッセージをくれないか。
望み薄だけど、一度だけ上げさせてもらうよ。