かっちゃん

待ってよ、色々まぁってなんだよ、行かないでよ!

僕が連絡を怠って、君を待たせてしまった事は悪いと思ってる。
今更反省しても埋まらないこともわかってるけど、これからどうするとか、なんとか聞いてくれても良かったじゃないか…!

……ちがう、そうじゃなくて…僕はまだ君と一緒にいたかったのに…一人で決めて行くなよ…。


君に好きな人ができたとか、そういう事情なら仕方がないって諦められる。
けど、もしも、僕のことがまだ少しでも気になっていてくれるなら戻ってきてよ…お願いだから…会いたいんだ。


離してやれねぇかも知れないって言ってくれたのは嘘だったのかよ。
離すなよ、ばかやろう…


鍵は…さっき僕の家から出ていっちゃったかっちゃん。
103号室がわかる君