ナ/ム/ジ/ュ/ナ、帰って来なかったお前へ。

絶対見ない事も分かってる、時間が経ち過ぎてる事も分かってるけどな、如何しても俺はお前の事を忘れられないらしい。お前がバカみたいに集めて飾ってた人形を勝手に動かしてた事、クリスマスに突然プレゼントと称して鍵を渡してきた事、思い出す様に溢れたらまたお前は飯も食わずに作業に没頭してんのかなって思ったら、止まらなかった。見つからない自信しかねぇよ、ないけどさ。鍵は少し置いておくからお前が万が一こんな所を見る事があれば待てなかった嘘付き野郎をなじってやってくれよ、そうしたら気が済むんだ。他の野郎の野次だの罵倒だのは受け付けずにマイクぶっ壊す勢いで消すからよろしく。


・出会ったのは別の場所、別媒体
・逆さから読むと丁度いい
・お前は作業が好きで没頭して、何時も帰ってこない事を謝ってた
・クリスマスプレゼントに部屋の鍵を投げてきた心臓に悪いサンタ
・縁起のいい数字をお前に投げた。

さあて、俺は待つよ、いつまでもな。今度は約束守るから。