とても優しかった深しょ紅う

俺が抱えた事情のせいで、別れてしまった。

今更ヨリを戻したいなんて言われへんよ。

ただ、あの優しさがふと恋しくなった。

元気にしてるんかな。

そうだとええな。

友達…になりたいけど、ワガママな望みやね。

鍵は、俺が怖い思いした夜、ど深夜になっても電話してくれた。