世界くんのお墓

世界くんは死ぬ！ (予言)

「………あの女……！よくも私を飛ばしてくれましたね………！！」

苛立っているフリティラリアである

>>2
「──見つけた。見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけたミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタァァァァァァァァァ！！！」
フリティラリアを見つけたシャオの殺意と憤怒が暴走を開始した。

>>3
「………げ。また貴女ですか……！？」

シャオを見て露骨にめんどくさそうな表情を浮かべる

>>4
「ここで死ねッ！」
問答無用と言わんばかりに荒れ狂う渇望がシャオの法則ルールを顕現させようとする。
「いま森羅万象は破滅の時を迎える」
そのためにシャオは破滅の唄を紡ぎ始めた。

>>5
「お断りです。………はぁ、貴女は後回しなのですけど……」
シャオが渇望を唱え始めたのを見て嫌そうにしながらも渇望を増幅。神への殺意と憎悪が膨れ上がり、世界を自分に染め上げていく
「三度の厳冬世界を覆い、大地は震え山は崩れる」
紡がれるは滅神のランゲージ。神を殺す神の世界が現世を地獄に塗り替える

>>6
「永劫は終わり世界は狂気と怒りで満たされる」
許さない。許さない。許さない。許さない。お前たちのすべてを許さない。
憤怒と殺意に支配された怪物は己の渇望を天井知らずに増大させていく。
「終わりなき災禍がお前達に牙を剥く」
そしてシャオの理が世界を地獄に変えていく。

>>8
「(中略)あらゆる神よ、死に絶えろ。ーーーー憎悪に焼かれ、灰と化せ」

世界を地獄に変えるシャオの理に対抗するように世界を侵食する終末の世界。神も天使も死に絶えろという怒りと憎悪が自身の渇望を無限に上昇させ、厄災の覇道神を顕現させる

>>9
「お前達に希望など一片たりともありはしない」
ゆえに、絶望しろ。
「総て滅びるがいい」
殺し尽くしてやるとシャオの祈りが完成する。
「Atziluth流出──」
そして、ここにもう一つの終末の太極ソラが顕現した。
「地獄界最終地獄」
シャオは数多の命を万象を滅殺する殺意で滅ぼしながらフリティラリアを睨み付ける。

>>10
「ーーーAtziluthーーー」

顕現する地獄界を見据え憎悪や殺意とともに吐き捨てるように唱えられる渇望の祈り。それは天上を穢す最悪の終末を呼び起こし、神々を閉じ込める冥府の太極が顕現する。

「天を滅ぼせ、昏き黄昏(アポカリプティック・ラグナロク)」

向けられる殺意を受け流し、自らの憎悪を呼び起こしながらシャオを睨む

>>11
「────」
共に同格。ゆえに前回は逃した。
今回は逃がさない。確実にフリティラリアを滅するためにシャオの神威が荒れ狂い始めた。

>>12
「………？待ってください。貴女もしかして……」

神威を荒れさせながら睨んでいたが、何かを見つけたのか怪訝そうな顔になる

>>13
「……なに」
不機嫌だとすぐにわかる声。
もしもくだらないことであれば即座に殺してやるという意思をシャオの神威が示している。

>>14
「まさかとは思いますけど十字教に関する何かを取り込んでます？」

神威の増幅と縮小を繰り返させながら聞く

>>15
「なんだそれ？ ……じゅうじきょう……十字教？ ああ、サタンのこと？」
何を言っていると言わんばかりの表情をしていたが、すぐにサタンのことかと理解して……シャオが発狂する。
「ゴミが、ゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがゴミがァァァァァァァァ！！！ なんだお前ェェェェェェェェェェェェェェェェッ！！！」
これは当然のこととも言える。自らの存在を認識すらしてないシャオは、自らの聖遺物であるサタンすら許容しない。斑模様に錯綜するシャオの精神は、サタンの存在を再度知覚したことで更に狂って錯綜を始めた。

>>16
「サタン……十字教における地獄の王……なるほどなるほど。前言撤回です。………死ね、ゴミクズ」

サタンの存在を知り頭の中で処理し、そして憎悪と殺意と憤怒が爆発する。荒れ狂う神威はさっきまでの数倍にも膨れ上がり、絶対的な憎悪が理の強度を強引に高めていく。シャオの様子には目を向けず、目の前の存在の破壊という一点に全神経を集中させていく

>>17
「消えろォォォォォォォォォォォォォォォォッ！！」
それは誰に──何に言ったのだろう。
シャオのそれはまるで誰も存在していない虚空に言ったかのような、そんな奇妙さがあった。
サタンが何処にあるのかわからない苛立ちがシャオの殺意と憤怒を劇的に膨れ上がらせる。渇望が爆発的に増大する。
それによって理の強度が高まり、冥府の太極を塗り潰さんと地獄界が胎動する。

>>18
「オマエが消えろ………！」

シャオの理の胎動を見てさらに渇望が増大。十字の力を持つものが息をしているだけで憎悪が爆発するフリティラリアにとって、自身の理と同等の力など論ずるまでもなく憎悪の対象。コンマ一秒ごとに憎悪と憤怒で渇望を倍増させながら地獄を統べる神に突撃する

>>19
「滅尽滅相ォォォォォォォォォォォォォォォォッ！！」
突撃してきたフリティラリアを前に、シャオは己の扱える力をすべて全力で引き出して迎撃した。
無価値の炎が、万象を滅する殺意が、呪いの魔力が、漆黒の神威が、そしてそれらすべてを爪に纏わせた随神像の無数の爪による斬撃の嵐がフリティラリアを襲う。

>>20
「………時間の無駄」

斬撃の嵐に突貫。最低限致命傷だけを纏わせた炎で防ぎ、残りの傷は全て無視し、血を撒き散らしながら斬撃の嵐を駆け抜ける。最速、最短で一気にシャオに接近し、滅神の炎で出来た太刀を振り下ろす

>>21
「グ──ガァァァァァァァァァァァアァァァァァァァァアアアアアアアァァァァァ！？」
痛い。痛い。痛い痛い痛い痛い痛い痛いイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ───！
──……痛い？ 痛い？ イタイ？ いたい？ ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！
滅神の炎で出来た太刀による痛みを感じたことで更に発狂していく。錯綜に錯綜を重ねた精神はもはや誰にも理解不能。
もし理解しようとして秒でもこの精神に触れれば即座に発狂して死に絶えるに違いない。
神威が天井知らずに高まる。渇望が暴走する。
殺意と憤怒という汚濁をぶちまけながら地獄を統べる神は世界をその狂気だけで滅ぼしていく。

>>22
「アギャハッ………アギャハハッハハハハハハハッハハハッハハハハハハッハハハハhhsisjsizbzlos！！」

シャオを斬ったことで発狂。狂笑を上げながら言語機能が消失。神域を超えた狂気と憤怒と憎悪が混ざり合い莫大な渇望が発生。世界を滅ぼしながら殺戮技巧を研ぎ澄まし、理の強度を高め、滅神の剣で首を狙う

>>23
「調子に──乗るなぁぁぁ■ぁぁぁ■■■■ぁぁぁぁ■■ぁぁぁぁぁぁぁ■■ぁ■ぁぁぁぁァ■ァァァァ■■■ァァァァァァァ■ァァァァァ■■！」
シャオの声にノイズが混じる。
フリティラリアが強くなったという事実にシャオの憤怒と殺意が振り切れる。シャオの理がそれによって強くなる。
フリティラリアの理を押し潰さんと地獄界が蠢く。生きることを誰が許したと滅神の剣をシャオの万象を滅ぼす殺意が砕きながらフリティラリアを襲った。

>>24
「bsbzkddjajzlwbzlnsozmaoznsjdklzbzsld」

万象を滅ぼすを噛み砕き、そのまま無限の世界を砕きながら右拳を振るう

>>25
「■■■■■■■■■■■■！！！」
右拳を殺意と無価値の炎を纏った右拳で迎撃。
それと同時にフリティラリアの背後から随神像が無数の鉤爪による無数の斬撃の嵐が襲う。

>>26
「nabzkhzwkudjs！！」

顔に狂った笑みを貼り付かせ、迎撃に出された右拳をキャッチ。そのまま引き寄せ腹に蹴りを放つ。背後から来る斬撃は完全無視。血を吹き出し少なくないダメージを負いながらも、すでに痛覚など機能していないためまるで動きを変えずに攻撃を続ける

>>27
「■■■■■■！！！」
蹴りを咄嗟に左手で受け止めて掴み、そのまま握り潰さんと力を込めていく。

>>28
「mabskzhkshs」

足を掴まれた瞬間に頭突き。足が握りつぶされるなど知ったことかとさらに左拳を振るう

>>29
「■■■■■■！？」
頭突きで一瞬動きが止まり、左拳を無防備に受ける。
だが、ただ受けるだけで終わる気はないと言わんばかりにシャオの無価値の炎がフリティラリアを包み、滅ぼさんと荒れ狂う。

>>30
「nakzvsijzhdjd！」

無価値の炎を受け肉体が焼けていくもこれ幸いと火達磨のまま殴りかかる。急所だけを滅神の炎で守り、それ以外はただの捨て札として攻撃を続ける

>>31
「■■■■■■！」
フリティラリアの急所を随神像が無数の鉤爪で引き裂かんと十字に斬撃が放たれる。
それと同時にシャオの無価値の炎を纏った全力の右ストレートがフリティラリアの顔面に放たれた。

>>32
「nabzjsbdihdkw」

急所への斬撃は滅神の太刀をファンネルのように動かすことでガード。顔面への右ストレートはまともに受け、鼻が折れるもカウンターに右ストレートをシャオの顔面に放つ

>>33
「■■■■■■■■■■■ッ！！」
カウンターの右ストレートをまともに受け、鼻が折れる。
右足で回し蹴りをフリティラリアの腹に放つ。

>>34
「balzksoxj」

蹴りをまともに受け少し後ずさるも、自身の足を滅神の剣で地面に縫い付けることで吹き飛ぶのを阻止。その剣を抜き横薙ぎに振るう

>>35
「■■■■■■！」
無価値の炎を剣の形に収束して腐剣を作り出し、滅神の剣を受け止める。
そして、フリティラリアの首を狙って随神像が無数の鉤爪で斬りかかる。

>>36
「スゥーーーbakzhwlsizbs！！」

首を狙って斬りかかってきた随神像を睨み、殺意と憎悪を込めた咆哮で空間を叩き割りながら押し戻し体勢を崩させ滅神の剣の雨を降らせる

>>37
「──■■■■■■■！！」
極大の憤怒と殺意を込めた咆哮をシャオと随神像が同時に上げる。それは空間を割り、次元を壊しながら滅神の剣をすべて砕く。
そして、体勢を立て直してフリティラリアの喉元目掛けて腐剣で突きを放つ。

>>38
「valzvsixhkshzsl」

腐剣を薄皮一枚で躱し、滅神の炎を纏わせた拳を放つ。邪魔な随神像には自身の随神像をけしかけ、シャオを殺すことだけに全てを注ぐ

>>39
「■■■■■────！？」
滅神の炎を纏った拳を咄嗟に無価値の炎を纏うことで防ぐが、そのままの勢いで吹き飛ばされる。
しかし、即座に体勢を立て直して腐剣を構え直す。

>>40
「bakzjsjxjs」

吹き飛んだシャオを追いかけ炎剣を振り下ろす

>>41
「■■■■■■！」
炎剣を避け、腐剣を縦一文字に勢い良く降り下ろす。

>>42
「kabzhskdud」

腐剣を新たに創り出した炎剣で受け止め、躱された炎剣で薙ぎ払う

>>43
「■■■■■■ッ！！」
薙ぎ払ってきた炎剣を無価値の炎で焼き付くすことで消し、そのままフリティラリアの全身に無価値の炎をぶっぱなした。

>>44
「baozbwjxkq！！」

無価値の炎を咆哮で吹き飛ばし、炎剣の雨を降らせながら殴りかかる

>>45
「■■■■■■！！」
炎剣をすべて殺意で滅ぼし、フリティラリアの顔面に全力の右ストレートを放つ。

>>46
「bakzksbkdkbzsbszmSoqjzjzー」

右ストレートを躱し蹴りあげようとした瞬間

「mahsizbqusozuwbwiuxjkzbz！？」

どこかへ消えた

>>47
「────……………？」
首を傾げるシャオだが、また逃げられたという事実に気づいた瞬間、
「────────────！！！！！」
シャオの極大の殺意が世界を崩壊させた。