和風っぽい国

龍人の国から少し離れた所にある国。何故か和風っぽい。

うーむ……迷ったっぽいな……地図は当てになんねぇな……

「あれ？　ここは私の知ってる外界じゃない？　まあいいよね。私のやることは変わらないし」

>>3

ん……？　なぁあんた、この辺りのこと知らねぇか？　全く知らないってんならいいけどよ。

>>4
「んー、この辺りのことは私は知らないかな。でもどうしてそんなこと……もしかして迷いでもした？　一応生き物の気配がする方なら教えられるよ？」

>>5

いや、旅の途中なんだ。地図使っても……ちんぷんかんぷんでさ。

>>6
「なるほどね。それならとりあえず生き物の気配がたくさんする方に案内しようか？」

>>7

おう、できるんなら頼みたい。

>>8
「それじゃあ案内するね」

そう言ってたくさん人間(かはさておき)がいるところに歩いていく。

>>9

しかし……あんた、人間がって言うことは、人間じゃねぇのか？　

【刀をちゃんと持ち直してから、続いて歩いていく】

>>10
「あ、自己紹介してなかったね。私はイドーラ。生と死の女主人であり��外なる神�≠ﾌ一柱」

>>11

外なる神……神様だってことしか分かんねぇな……

あ、俺はヒイラギっていうんだ。旅の剣士だよ。

>>12
「まあそんな感じで問題ないよ。
　旅の剣士？　武者修行ってやつかな？」

>>13

そうなのか。ならそれでいいや。

まぁそんな所だよ、出てきた理由はだけど。

>>14
「まあ神なんて便利な舞台装置とでも思っておけばいいからね。
　じゃあ今は違うのかな？」

>>15

そんなもんなのか？

本当のとこは、外の世界を見てみたいってのがあったんだけどな。

>>16
「そんなものだよ。
　なるほどね」

>>17

そうなのか。外には疎いからな……

ずっと家に縛りつけられるのはゴメンだからな……

>>18
「何かあったら原因を押し付けることが出来る都合の良い存在だからね。
　確かにそれは嫌かも」

>>19

そうなのか……もっと、神聖なもんかと思ってたよ。

だろ？　だから飛び出てきてやったのさ。

>>20
「そうでもないよ？
　そっか」

>>21

そうなのか……何か、拍子抜けだなぁ……

流石にがんじがらめはゴメンだからな。

>>22
「必要以上に畏れる必要なんてないんだよ。神も悪魔も龍も星もね。私たちなんて大したものじゃないんだから。
　うんうん、後悔しない道を選ぶといいよ。折角の生なんだから」

>>23

そんなもんなのかねぇ……

そうだよな。あんたなら信仰してもいいかもしれないよ

>>24
「そんなものだよ？
　んー、信仰なんてしなくてもいいよ？　さっき言った通り、私たちのことは便利な舞台装置とでも思っておいてくれればいいからね」

>>25

そんなもんなのかー、なら斬れちゃったりすんのかな。

そっか。

>>26
「人によってはいけるんじゃないかな。
　うん、ふとしたときに思い出す程度で問題ないからね」

>>27

いけるのかー……

そんなもんでいいの？

>>28
「一応聞いたことはあるし。
　私はだけどね」

>>29

そんなのいるのか……

他は分かんないと。

>>30
「本当なのかは知らないけどね。
　他はもう少ししっかり信仰しないと危ないんじゃないかな」

>>31

ふーん……

信仰するなら？

>>32
「うん、信仰するならね」

>>33

信仰しないならそれなりにでいいってことか。

>>34
「そういうこと」

>>35

そっか。なら良かった。途中で放り出しちまいそうだし。

>>36
「だから気にせず生きなよ。私はそういったものを視るだけで満足だからね」

>>37

分かった、そうする。あっ、あそこだ……見えてきたわ。

>>38
「あ、あそこで良いの？」

>>39

おう、今のとこは。

>>40
「じゃあここでお別れかな？」

>>41

そうなるな……

>>42
「それじゃまたね。たぶんまた会えるし」

>>43

そうだな。じゃあ、またいつかどこかで。