1 閉鎖世界
妄想設定垂れ流し部屋2
一応建てとく
(iPhoneSE2 iOS14.6/不明 ID:1ujtWi)
2 閉鎖世界
それは人を救済する理想郷。生命癒す幻想楽土。
永遠なりし理想郷で、幻想神は未来を願う。
その黎明の先は発展か。それとも無か。
“黎明救済楽土アヴァロン”
「異邦の旅人。星見の子供。未来を夢見る人間よ。私の世界を否定するのなら、あなた達の可能性を私に見せて。人類がこの世界より発展し、幸福になれると証明してみせて」
エリスロニウムが治める世界。汎人類史より高い化学文明と豊かな自然環境が両立している。現地協力者は無し。サーヴァントの召喚は可能。
王であるエリスロニウム自身が自分の世界が続かないことは理解しているため攻略は可能。エリスの触覚がいる場所に辿り着いて触覚の彼女を撃破できればカルデア側の勝利となる。
それは無音の人形劇。感情持たぬ糸の檻。
永遠不変の箱庭で覇道の神は糸を手繰る。
“無機酷薄庭園エデン”
「色はいらない。感情はいらない。世界は私の糸で踊り続ければいい。無色無音の世界に染まりなさい」
アリエルが治める世界。決まった行動を繰り返す神の作った人形劇。現地協力者はなし。サーヴァント召喚も不可能。
そもそもカルデアが侵入した瞬間アリエルの触覚が潰しにくるため攻略はほぼ不可能。奇跡を重ねてアリエルの触覚を倒しても本体が顕現するため覇道の神として目覚めるものがいないとどうにもならない。
フリティラリアの世界は存在し得ないため無し
永遠なりし理想郷で、幻想神は未来を願う。
その黎明の先は発展か。それとも無か。
“黎明救済楽土アヴァロン”
「異邦の旅人。星見の子供。未来を夢見る人間よ。私の世界を否定するのなら、あなた達の可能性を私に見せて。人類がこの世界より発展し、幸福になれると証明してみせて」
エリスロニウムが治める世界。汎人類史より高い化学文明と豊かな自然環境が両立している。現地協力者は無し。サーヴァントの召喚は可能。
王であるエリスロニウム自身が自分の世界が続かないことは理解しているため攻略は可能。エリスの触覚がいる場所に辿り着いて触覚の彼女を撃破できればカルデア側の勝利となる。
それは無音の人形劇。感情持たぬ糸の檻。
永遠不変の箱庭で覇道の神は糸を手繰る。
“無機酷薄庭園エデン”
「色はいらない。感情はいらない。世界は私の糸で踊り続ければいい。無色無音の世界に染まりなさい」
アリエルが治める世界。決まった行動を繰り返す神の作った人形劇。現地協力者はなし。サーヴァント召喚も不可能。
そもそもカルデアが侵入した瞬間アリエルの触覚が潰しにくるため攻略はほぼ不可能。奇跡を重ねてアリエルの触覚を倒しても本体が顕現するため覇道の神として目覚めるものがいないとどうにもならない。
フリティラリアの世界は存在し得ないため無し
(iPhoneSE2 iOS14.6/不明 ID:1ujtWi)
3 書く人byユウ
この妄想垂れ流し部屋も2スレ目か…最初は自分の妄想を垂れ流す部屋として建てたけど、2スレ目行ったのは嬉しいし感慨深いのう(しみじみ)
(PC ID:s3F88Q)
4 覇道神(+求道神)組
エレボスがもしも異聞帯サーヴァントとして召喚されたら。(他にもおかしい奴らがいるけど気のせい(おい))
召喚ボイス
サーヴァント、バーサーカー。喚ばれたようだし応じてみたわ。……あら、貴方が私を喚んだのね。また随分と面白い縁だと思うけれど、貴方としてはどうなのかしら。
会話1
私がどうして召喚に応じたのか? ……さあ? 何故かしらね。
会話2
ギリシャの神と何か関係があるのか? ……特にないはずよ? 確かに私の名前はエレボスだし、分類的には別存在とは言え神と呼べるものになったけれど、ギリシャの神とはなんの繋がりもないわ。
会話3
あら、彼女まで喚んでいたのね。一応言っておくけど、私と彼女を一緒にしない方がいいわよ? 私としては嫌いじゃないのだけど、あっちは私のことを嫌っているから。(サリエル所持)
会話4
あら、珍しい。あの傲慢なる魔星が誰かに従うなんて。……いえ、あれは従ってるというより利用価値を見出だしただけか。利用価値がなくなったら切り捨てる気満々だもの。(スグリ所持)
会話5
……さすがの私としてもどうかと思うわよ? 戦闘に不向きで、しかも救いたがり。彼女が一緒だと下手に弱音も言えないでしょう? (リゼ所持)
会話6
驚いた。憤怒と殺意に支配されていると言っても過言じゃないあの魔龍が従ってるなんて。…………いえ、手綱を握れてるわけでもないのね。カルデア……壊滅しないかしら……? (シャオ所持)
会話7
へぇ? 面白いわね。自死の刃……破滅の化身。宿主の絶望と怒りで構成された癌細胞。……なんのことか? 気にしないでいいわ。(アオ所持)
会話8
あら、黄金じゃない。貴方もいたのね。貴方がいるってことは他もいるのかしら? (黄金の獣所持)
会話9
あら水銀。相変わらず黄昏を追いかけてるのかしら? (水銀の蛇所持)
会話10
刹那じゃない。……そんな嫌そうな顔をされるのはさすがに傷つくわよ? (永遠の刹那所持)
会話11
あら、黄昏。……以前も言ったけど、貴方に不良の才能はないどころか欠落してるから、そのおらおらーっていうのは諦めたほうが良いんじゃないかしら。(黄昏の女神所持)
会話12
へぇ……始まりの時代。零を知るもの……綾模様か。面白いわね。まあ私は彼女に嫌われてるような気もするのだけど。(真我所持)
会話13
黒一色……混沌……百貌……いや無貌? わからないわね。何だかいろんな要素が入り交じって……もしかしてそういうこと? なんだ、二代目からしてイレギュラーじゃない。(無慙所持)
会話14
白一色……塩の純白。潔癖症とでも言うべきかしら。或いは完璧主義? 機械的と言ってもいいわね。まあ良いんじゃないかしら。私としては否定するほどのものでもないわ。(明星所持)
絆Lv1
交流ね……私は部下たちとあまり交流はしなかったわね。
絆Lv2
交流するのは良いけど、もう少し相手の本質を理解しておくことをオススメするわよ?
絆Lv3
交流を深めることが必ずしも良い結果をもたらすとは限らない。一応の忠告はしたわ。
絆Lv4
……貴方、ヒトの忠告を聞かないのね。別に嫌いじゃないわ。
絆Lv5
ふ、ふふ、ふふふ。面白いわ。本当に面白いわね、貴方。気に入ったわ。私の法で呑み込んであげる。あらかじめ忠告はしておいてあげたんだもの。それを聞かなかったのは貴方で、なら私の法に呑まれる覚悟はあるんでしょう? もっとも、あろうがなかろうが関係ないのだけど。(本体顕現からの流出ルート)
好きなこと
闘争ね。あれは良いものよ?
嫌いなこと
喪うことよ。それだけは許容できないわ。
聖杯について
どうでも良いものね。
イベント開催中
イベントは面倒かしら? まあ、あんなもの気が向いたときにやる程度のものだし、やりたいときにやれば良いんじゃない?
召喚ボイス
サーヴァント、バーサーカー。喚ばれたようだし応じてみたわ。……あら、貴方が私を喚んだのね。また随分と面白い縁だと思うけれど、貴方としてはどうなのかしら。
会話1
私がどうして召喚に応じたのか? ……さあ? 何故かしらね。
会話2
ギリシャの神と何か関係があるのか? ……特にないはずよ? 確かに私の名前はエレボスだし、分類的には別存在とは言え神と呼べるものになったけれど、ギリシャの神とはなんの繋がりもないわ。
会話3
あら、彼女まで喚んでいたのね。一応言っておくけど、私と彼女を一緒にしない方がいいわよ? 私としては嫌いじゃないのだけど、あっちは私のことを嫌っているから。(サリエル所持)
会話4
あら、珍しい。あの傲慢なる魔星が誰かに従うなんて。……いえ、あれは従ってるというより利用価値を見出だしただけか。利用価値がなくなったら切り捨てる気満々だもの。(スグリ所持)
会話5
……さすがの私としてもどうかと思うわよ? 戦闘に不向きで、しかも救いたがり。彼女が一緒だと下手に弱音も言えないでしょう? (リゼ所持)
会話6
驚いた。憤怒と殺意に支配されていると言っても過言じゃないあの魔龍が従ってるなんて。…………いえ、手綱を握れてるわけでもないのね。カルデア……壊滅しないかしら……? (シャオ所持)
会話7
へぇ? 面白いわね。自死の刃……破滅の化身。宿主の絶望と怒りで構成された癌細胞。……なんのことか? 気にしないでいいわ。(アオ所持)
会話8
あら、黄金じゃない。貴方もいたのね。貴方がいるってことは他もいるのかしら? (黄金の獣所持)
会話9
あら水銀。相変わらず黄昏を追いかけてるのかしら? (水銀の蛇所持)
会話10
刹那じゃない。……そんな嫌そうな顔をされるのはさすがに傷つくわよ? (永遠の刹那所持)
会話11
あら、黄昏。……以前も言ったけど、貴方に不良の才能はないどころか欠落してるから、そのおらおらーっていうのは諦めたほうが良いんじゃないかしら。(黄昏の女神所持)
会話12
へぇ……始まりの時代。零を知るもの……綾模様か。面白いわね。まあ私は彼女に嫌われてるような気もするのだけど。(真我所持)
会話13
黒一色……混沌……百貌……いや無貌? わからないわね。何だかいろんな要素が入り交じって……もしかしてそういうこと? なんだ、二代目からしてイレギュラーじゃない。(無慙所持)
会話14
白一色……塩の純白。潔癖症とでも言うべきかしら。或いは完璧主義? 機械的と言ってもいいわね。まあ良いんじゃないかしら。私としては否定するほどのものでもないわ。(明星所持)
絆Lv1
交流ね……私は部下たちとあまり交流はしなかったわね。
絆Lv2
交流するのは良いけど、もう少し相手の本質を理解しておくことをオススメするわよ?
絆Lv3
交流を深めることが必ずしも良い結果をもたらすとは限らない。一応の忠告はしたわ。
絆Lv4
……貴方、ヒトの忠告を聞かないのね。別に嫌いじゃないわ。
絆Lv5
ふ、ふふ、ふふふ。面白いわ。本当に面白いわね、貴方。気に入ったわ。私の法で呑み込んであげる。あらかじめ忠告はしておいてあげたんだもの。それを聞かなかったのは貴方で、なら私の法に呑まれる覚悟はあるんでしょう? もっとも、あろうがなかろうが関係ないのだけど。(本体顕現からの流出ルート)
好きなこと
闘争ね。あれは良いものよ?
嫌いなこと
喪うことよ。それだけは許容できないわ。
聖杯について
どうでも良いものね。
イベント開催中
イベントは面倒かしら? まあ、あんなもの気が向いたときにやる程度のものだし、やりたいときにやれば良いんじゃない?
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
5 閉鎖世界
エリスのボイス的にあれ
召喚時
「サーヴァント・ルーラー。エリスロニウム。呼び声に応じて現界したわ。調停者なんて……私にそんな資格はないのだけれど。人類救済のため、一時的に力を貸しましょう」
会話1
「怠けてないで動きましょう。あなた達にとって時間は短いのでしょう?」
会話2
「主従関係?……ああ。召喚に応えた以上今はあなたが上よ。一時だけれどね」
会話3
「あなたと私の関係?あなたが召喚者。私が召喚されたもの。それだけでしょう?」
会話4
「酷薄……。感情が必要な覇道の座にありながら感情を否定する存在。在り方そのものが矛盾した存在。個人的には嫌いではないんだけどね」(アリエル所持)
会話5
「流石に驚いたわ。フリティラリア。破壊と憎悪に支配された狂神。私の親であり、友であり、対。私がいるって言わないようにね。戒律があるから大丈夫だろうけど、良いことにはならないから」(フリティラリア所持)
会話6
「二元論……真我ね。零については何も言わないけど。彼女の思想は私は嫌い」(真我所持)
会話7
「神座システム。あんな外装存在が座に座れる時点で何かおかしいと思わなかったのかしら」(無慙所持)
会話7
「あの世界は個人的には嫌いじゃない。善一色。機械的という意味では酷薄の完全上位互換。まあ相容れないのだけど」(明星所持)
会話8
「黄金の獣。闘争の神。人格的には好ましいけど願いは嫌い。無限の戦争なんて悲劇の元じゃない」(黄金所持)
会話9
「嫌い。永遠に変わらない人生なんてこの上なく馬鹿げてる。絶対に悲劇が減らない世界なんて吐き気がする」(水銀所持)
会話10
「………ノーコメントで」(刹那所持)
会話11
「黄昏の女神。個人的に歴代覇道神の中で一番好ましい存在。まあ、愛は神のそれでも性格は統治者には向いてなかったみたいだけど。そこだけ残念ね」(黄昏所持)
好きなもの
「幸福。それ以外に何かある?」
嫌いなもの
「悲劇。あんなものは消し去るべき世界の染みでしかない」
聖杯について
「どうでもいいわ」
絆Lv1
「私が召喚に応じた理由?この世界が悲劇に満ちていたから。それだけよ」
絆Lv2
「私は悲劇を無くす神。あなた達が人類救済のために行動している間は力を貸すけど、少しでもそれたらすぐに呑み込む。それを忘れないことね」
絆Lv3
「私の名前、少し長いでしょう?呼びにくいなら他の名前でもいいわ。黎明とか……後はまあ、エリスでも」
絆Lv4
「焼却に漂白。ああ、本当に吐き気がする。悲劇に満ちた汎人類史は嫌いだけど、今の地球の状況はもっと嫌い」
絆Lv5
「……いいでしょう。あなたの覚悟は理解しました。汎人類史の生き残り。最後の人類。悲劇に向かって走る人。故に、その悲劇を私は破却します。私は黎明。悲劇を嫌う幻想神。
特異点。異聞帯。汎人類史。あなたに悲劇を齎す全てを呑み込み、あなたに幸福を与えましょう」(流出確定ルート)
イベント開催中
「祭り事?ま、息抜き程度にはいいんじゃない?」
召喚時
「サーヴァント・ルーラー。エリスロニウム。呼び声に応じて現界したわ。調停者なんて……私にそんな資格はないのだけれど。人類救済のため、一時的に力を貸しましょう」
会話1
「怠けてないで動きましょう。あなた達にとって時間は短いのでしょう?」
会話2
「主従関係?……ああ。召喚に応えた以上今はあなたが上よ。一時だけれどね」
会話3
「あなたと私の関係?あなたが召喚者。私が召喚されたもの。それだけでしょう?」
会話4
「酷薄……。感情が必要な覇道の座にありながら感情を否定する存在。在り方そのものが矛盾した存在。個人的には嫌いではないんだけどね」(アリエル所持)
会話5
「流石に驚いたわ。フリティラリア。破壊と憎悪に支配された狂神。私の親であり、友であり、対。私がいるって言わないようにね。戒律があるから大丈夫だろうけど、良いことにはならないから」(フリティラリア所持)
会話6
「二元論……真我ね。零については何も言わないけど。彼女の思想は私は嫌い」(真我所持)
会話7
「神座システム。あんな外装存在が座に座れる時点で何かおかしいと思わなかったのかしら」(無慙所持)
会話7
「あの世界は個人的には嫌いじゃない。善一色。機械的という意味では酷薄の完全上位互換。まあ相容れないのだけど」(明星所持)
会話8
「黄金の獣。闘争の神。人格的には好ましいけど願いは嫌い。無限の戦争なんて悲劇の元じゃない」(黄金所持)
会話9
「嫌い。永遠に変わらない人生なんてこの上なく馬鹿げてる。絶対に悲劇が減らない世界なんて吐き気がする」(水銀所持)
会話10
「………ノーコメントで」(刹那所持)
会話11
「黄昏の女神。個人的に歴代覇道神の中で一番好ましい存在。まあ、愛は神のそれでも性格は統治者には向いてなかったみたいだけど。そこだけ残念ね」(黄昏所持)
好きなもの
「幸福。それ以外に何かある?」
嫌いなもの
「悲劇。あんなものは消し去るべき世界の染みでしかない」
聖杯について
「どうでもいいわ」
絆Lv1
「私が召喚に応じた理由?この世界が悲劇に満ちていたから。それだけよ」
絆Lv2
「私は悲劇を無くす神。あなた達が人類救済のために行動している間は力を貸すけど、少しでもそれたらすぐに呑み込む。それを忘れないことね」
絆Lv3
「私の名前、少し長いでしょう?呼びにくいなら他の名前でもいいわ。黎明とか……後はまあ、エリスでも」
絆Lv4
「焼却に漂白。ああ、本当に吐き気がする。悲劇に満ちた汎人類史は嫌いだけど、今の地球の状況はもっと嫌い」
絆Lv5
「……いいでしょう。あなたの覚悟は理解しました。汎人類史の生き残り。最後の人類。悲劇に向かって走る人。故に、その悲劇を私は破却します。私は黎明。悲劇を嫌う幻想神。
特異点。異聞帯。汎人類史。あなたに悲劇を齎す全てを呑み込み、あなたに幸福を与えましょう」(流出確定ルート)
イベント開催中
「祭り事?ま、息抜き程度にはいいんじゃない?」
(iPhoneSE2 iOS14.6/不明 ID:1ujtWi)
6 神座(アッシュ・ワン)
死なない。死ねない。死なせてくれない
手足が削げようが、心の臓が消えようが、全身が塵と化しても安楽は訪れない
アムリタに侵された者よ、ならば迎え、始まりの地へ
そこに希望があるのだ、そして絶望もそこにある
行け、全てを失ってでも
【第零神座・事象地平戦線アーディティヤ】
善と悪、二元に分かたれ滅ぼし合う闘争の坩堝
貼られたラベルに従って、無意味に無価値に殺しあえ
何を見出す?何を手に入れる?全ては徒労に終わるのに進むのか?
大天墜はすぐそこだ、黒と白は反転し、新たなる闘争が幕開ける
愚かな人形劇に終わりなど無い
「さぁ、異邦の者らよ、足掻いてくれよ、嘆いてくれよ
最後の最後まで希望に殉じ、果ては絶望に抱かれ終わるのか?
私の興を如何に満たす?」
【第一神座・善悪二元真我(アフラマズダ)】
芳しく爛熟を迎えて腐敗を遂げる桃源郷
殺せ、奪え、犯し尽くし、暴虐に酔いしれろ
堕天の園にて罪と罰に魅入られるか、己を見いだし天を睨むか
何を選んでも希望などない、【みんな】を滅ぼした無貌は全てを視ている
完全なる善の地平なくば、失楽園に終わりなど無い
「お前たちはどの地平を見据える?
悪の駆逐した完全なる善の地平、それでなければお前たちに価値は無い
皆全て、俺の不変で飲み込んでやろう」
【第二神座・堕天無慙楽土】
完成された統率、決められた道筋を辿り迎える完全無欠の幸福
全は一、一は全。全てが同一の白の牢獄で幸福以外の何を見出す?
しかし理想郷は崩壊する、頂点たる傲慢の化身は異物を許さず、そしてそれを生み出した自身も許さない
消える理想郷、潰える幸福。悪は世界か、それとも君か
「なんと愚かか、痴愚であったのは己だったか
ならばこの座はもう要らん、あとは好きに回すがいい」
【第三神座・明星悲想天】
歌劇は始まった、幾度でも、何度でも、那由多の果てにでも繰り返され続ける
異物の存在によって潰えてしまった黄昏不在の舞台で如何に終わりを示す?
修羅を描く黄金か?無間を描く刹那か?
そのどれもが違うのだろう、回帰はもう始まっている
芝居は終わりだ、永劫に続く回帰に閉ざされよう
「あぁ、嫌だ、認めない
このような終わりなど許せない
お前らはもう要らんぞ、このような世界など必要なかろう
故に、幾度でも繰り返そう、何度でも幾らでも
那由多の果てに彼女に抱かれて死ぬ未知のために」
【第四神座・永劫水銀回帰】
全てが止まった無間地獄
彼の愛した刹那以外全てが止まった世界で、君は希望を見出すか?
例え無間に囚われようとも、動かぬ時の鎖に戒められても
希望の明日を求めるならば、神の相克者が世界を破壊すべく活動を開始する
その果てに希望がなくとも、自死を望む衝動に魅入られた二人は止まらない
「ぶっ壊してやろうぜ、こんなくそ退屈な腐れ世界なんかよ
アイツもそれがお望みだろうよ。まっ、碌な結末にはならねぇだろうがな
アイツが終わりを望むなら俺はそれを叶えるだけさ」
【第五神座守護者・無間刹那大紅蓮地獄】
礼賛せよ、戦士に。喝采せよ、類稀なる強者に。
不死なる爪牙の戦海で、新たなる地平を望む反逆者よ
黄金は君を寿ごう、戦争とは覇者のみでは成り立たないのだから
黄金は君を愛そう、反逆も不忠も、どれも愛すべき総てなのだから
終わりなきラグナロクは全てを破壊するその日まで止まらない
修羅のヴァルハラを破界せよ、それが出来ねば不死なる爪牙に堕ちるのみだ
「私は総てを愛している、故に総てを破壊する
故に卿の反逆も愛そう、奏でようか、終わりなき至高の調べを!
Dies iraeは此処にある、まだ見ぬ総てを破壊し尽くすその日まで!」
【第四神座自滅因子・修羅道黄金至高天】
君は母の抱擁を拒絶するのか?優しき輪廻の愛を否定するのか?
優しき慈愛の園を、違う物だからと破壊するのか?
ならばこそ、世界は君の敵になるだろう
そして、全てを破壊する唯我の鼓動が開始する
希望などもはや何処にもありはしない
「あなたは否定するのね、でもそれでいいの
私はきっと相応しくない、世界を背負う器じゃないのかもしれない
だから………あなたはあなたの意思で新しい世界を見出して」
「何の茶番だ、これは?俺に触れるなよ、ゴミクズが」
【第五神座・黄昏輪廻転生】
俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺
滅陣滅相、万象全て滅べ、俺が俺で閉じるために
【第六神座・波旬大欲界天狗道】
手足が削げようが、心の臓が消えようが、全身が塵と化しても安楽は訪れない
アムリタに侵された者よ、ならば迎え、始まりの地へ
そこに希望があるのだ、そして絶望もそこにある
行け、全てを失ってでも
【第零神座・事象地平戦線アーディティヤ】
善と悪、二元に分かたれ滅ぼし合う闘争の坩堝
貼られたラベルに従って、無意味に無価値に殺しあえ
何を見出す?何を手に入れる?全ては徒労に終わるのに進むのか?
大天墜はすぐそこだ、黒と白は反転し、新たなる闘争が幕開ける
愚かな人形劇に終わりなど無い
「さぁ、異邦の者らよ、足掻いてくれよ、嘆いてくれよ
最後の最後まで希望に殉じ、果ては絶望に抱かれ終わるのか?
私の興を如何に満たす?」
【第一神座・善悪二元真我(アフラマズダ)】
芳しく爛熟を迎えて腐敗を遂げる桃源郷
殺せ、奪え、犯し尽くし、暴虐に酔いしれろ
堕天の園にて罪と罰に魅入られるか、己を見いだし天を睨むか
何を選んでも希望などない、【みんな】を滅ぼした無貌は全てを視ている
完全なる善の地平なくば、失楽園に終わりなど無い
「お前たちはどの地平を見据える?
悪の駆逐した完全なる善の地平、それでなければお前たちに価値は無い
皆全て、俺の不変で飲み込んでやろう」
【第二神座・堕天無慙楽土】
完成された統率、決められた道筋を辿り迎える完全無欠の幸福
全は一、一は全。全てが同一の白の牢獄で幸福以外の何を見出す?
しかし理想郷は崩壊する、頂点たる傲慢の化身は異物を許さず、そしてそれを生み出した自身も許さない
消える理想郷、潰える幸福。悪は世界か、それとも君か
「なんと愚かか、痴愚であったのは己だったか
ならばこの座はもう要らん、あとは好きに回すがいい」
【第三神座・明星悲想天】
歌劇は始まった、幾度でも、何度でも、那由多の果てにでも繰り返され続ける
異物の存在によって潰えてしまった黄昏不在の舞台で如何に終わりを示す?
修羅を描く黄金か?無間を描く刹那か?
そのどれもが違うのだろう、回帰はもう始まっている
芝居は終わりだ、永劫に続く回帰に閉ざされよう
「あぁ、嫌だ、認めない
このような終わりなど許せない
お前らはもう要らんぞ、このような世界など必要なかろう
故に、幾度でも繰り返そう、何度でも幾らでも
那由多の果てに彼女に抱かれて死ぬ未知のために」
【第四神座・永劫水銀回帰】
全てが止まった無間地獄
彼の愛した刹那以外全てが止まった世界で、君は希望を見出すか?
例え無間に囚われようとも、動かぬ時の鎖に戒められても
希望の明日を求めるならば、神の相克者が世界を破壊すべく活動を開始する
その果てに希望がなくとも、自死を望む衝動に魅入られた二人は止まらない
「ぶっ壊してやろうぜ、こんなくそ退屈な腐れ世界なんかよ
アイツもそれがお望みだろうよ。まっ、碌な結末にはならねぇだろうがな
アイツが終わりを望むなら俺はそれを叶えるだけさ」
【第五神座守護者・無間刹那大紅蓮地獄】
礼賛せよ、戦士に。喝采せよ、類稀なる強者に。
不死なる爪牙の戦海で、新たなる地平を望む反逆者よ
黄金は君を寿ごう、戦争とは覇者のみでは成り立たないのだから
黄金は君を愛そう、反逆も不忠も、どれも愛すべき総てなのだから
終わりなきラグナロクは全てを破壊するその日まで止まらない
修羅のヴァルハラを破界せよ、それが出来ねば不死なる爪牙に堕ちるのみだ
「私は総てを愛している、故に総てを破壊する
故に卿の反逆も愛そう、奏でようか、終わりなき至高の調べを!
Dies iraeは此処にある、まだ見ぬ総てを破壊し尽くすその日まで!」
【第四神座自滅因子・修羅道黄金至高天】
君は母の抱擁を拒絶するのか?優しき輪廻の愛を否定するのか?
優しき慈愛の園を、違う物だからと破壊するのか?
ならばこそ、世界は君の敵になるだろう
そして、全てを破壊する唯我の鼓動が開始する
希望などもはや何処にもありはしない
「あなたは否定するのね、でもそれでいいの
私はきっと相応しくない、世界を背負う器じゃないのかもしれない
だから………あなたはあなたの意思で新しい世界を見出して」
「何の茶番だ、これは?俺に触れるなよ、ゴミクズが」
【第五神座・黄昏輪廻転生】
俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺、俺
滅陣滅相、万象全て滅べ、俺が俺で閉じるために
【第六神座・波旬大欲界天狗道】
(HWV32/au ID:RhTUMq)
7 エレボス
名前:シャオ
種族:覇道神
性別:女
所属神群(コミュニティ):なし
神号:魔龍
理名:魔龍大欲界地獄道
所持恩恵など
地獄界最終地獄
永劫破壊の流出位階。
自身の渇望を現実世界に流れ出す既存法則の書き換えである。
この理によって発現する能力は殺戮の力。万象に存在する総てを殺し尽くすもの。生命を、概念を、世界を、存在する総てを比喩無しに殺し尽くし根絶やしにするのだ。
元になった渇望は総てを殺し尽くしたい≠ニいうもの。この理は天狗道によく似ている。
万象の存続を認めない。故に殺す。この理はただそれだけである。
言うまでもないことだが、この理に死後の概念など存在しない。
魔龍大欲界地獄道
架空神座を得たことにより発現。この理に存在するすべてが他を殺し尽くそうとするので、子供とかが一切生まれず、次代の可能性は皆無。絶対に座を握らせてはならない狂乱する神の理。
閉鎖世界
閉鎖世界の霊格の一部。シャオは視認出来ないのに感知出来るせいで渇望が無限に上昇してしまっている。ちなみに能力などは扱えない。
永久機関
永久機関の霊格の一部。閉鎖世界と同じ。
魔刃
ベリアルを宿している。無価値の炎などを使用可。
憤怒の魔王
サタンを聖遺物として使用している。
殲くし滅ぼす無尽の暴窮
第一戒律。
常に全力を出し続けなければいけないが、体力・持久力などを消耗しない。
すべての敵を確実に滅することを目的として設けた戒律。
ちなみに暴窮飛蝗たちとは違って最強の証明のための戒律ではないため、別に相互認識してない相手に攻撃できない縛りはない。しかし敵を仕留めることが出来ずに逃すと破戒スレスレの行為として見なされる。
ちなみに覇道神となったときに真我ではなく己に誓った形に変えて呑み込んでしまっている。
絶し不変なる滅殺の空
第二戒律。
すべてに殺意、怒りを抱き続けなければならないが、その総和の分自らの存在を上昇させていく。
自らの渇望の深度を更に深く、強くしていくために設けた戒律。他の感情など必要ない、すべて殺し尽くすという動機の戒律のため、殺意や憤怒の混じらない思考も制限されている。
またすべて殺し尽くすという動機から成立している戒律のため、敵を仕留めることが出来ずに逃すと破戒スレスレの行為として扱われ、罰を受けることになる。
こちらも覇道神となったときに真我ではなく己に誓った形にして呑み込んでいる。
狂し不変なる滅亡の空
第三戒律。正確には真我に誓ったものではなく、ただ自分に誓ったものであり戒律とは違うもの。
誓った内容はナラカを滅ぼすこと。
生物を正しく認識出来ず、そもそも自分がどういうものなのかすらわかっていないシャオが、朧気ながらもナラカを認識したことで──より正確には観測者を通してナニカがあると認識しただけなので、それが本当にナラカなのかは不明なのだが──他者を叩きつけられた。それにより憤怒と殺意が氾濫を始める。
シャオにとってみんな≠ニはナラカであり、それが何でかわからないけど気に食わない。だから滅ぼす。消し潰す。欠片も残さないし、残してなるものかと憤怒と殺意が迸る。
しかしナラカを正しく認識出来ていないことなどからどうしたら滅ぼしたことになるのかも認識としては曖昧。
ちなみにシャオはナラカ判定もガバガバである。アムリタ汚染とかされてたら、汝はナラカ! 罪ありき! してくる。ただ迷惑なだけ。
自分を認識したら自分を滅ぼすのも覇道神や求道神という概念は理解していても、ナラカとどう違うのかを理解していないため。つまりガバ判定が悪い。
なおこの誓いが本当の意味でなされたのは覇道神となった瞬間。つまり本当の意味でナラカの存在を無意識化で認識した瞬間である。そのため、当時何を認識していたのかを探ることはもはや不可能。シャオが認識したのはナラカなのか当時座にいた覇道神なのかそれとも全く違うナニカなのか。それは誰にもわからない。
ちなみに破戒しても真我からの天罰を受けることはないが、破戒は自殺と同義。さらに言えば破戒スレスレの行為でもそれ相応の罰を受けるのに変わりはない。
現在のシャオはナラカを滅ぼせていないため破戒スレスレの状態。ナラカに対する殺意もあるから破戒になってないだけであり、常に狂死してもおかしくない……というかそこまでなったらもう死ねよレベルの激痛に苛まれている。そして無意識的な誓いのため破戒スレスレの自覚もなく、ナラカが激痛の原因だと勘違いしてますます憤怒と殺意が増幅する。
その影響で渇望がより強く、深くなっているのは確かなのだが、些か理不尽すぎる。
評価桁:第三桁(全能領域)。ただし、架空神座がなければ全能領域には届かない。
種族:覇道神
性別:女
所属神群(コミュニティ):なし
神号:魔龍
理名:魔龍大欲界地獄道
所持恩恵など
地獄界最終地獄
永劫破壊の流出位階。
自身の渇望を現実世界に流れ出す既存法則の書き換えである。
この理によって発現する能力は殺戮の力。万象に存在する総てを殺し尽くすもの。生命を、概念を、世界を、存在する総てを比喩無しに殺し尽くし根絶やしにするのだ。
元になった渇望は総てを殺し尽くしたい≠ニいうもの。この理は天狗道によく似ている。
万象の存続を認めない。故に殺す。この理はただそれだけである。
言うまでもないことだが、この理に死後の概念など存在しない。
魔龍大欲界地獄道
架空神座を得たことにより発現。この理に存在するすべてが他を殺し尽くそうとするので、子供とかが一切生まれず、次代の可能性は皆無。絶対に座を握らせてはならない狂乱する神の理。
閉鎖世界
閉鎖世界の霊格の一部。シャオは視認出来ないのに感知出来るせいで渇望が無限に上昇してしまっている。ちなみに能力などは扱えない。
永久機関
永久機関の霊格の一部。閉鎖世界と同じ。
魔刃
ベリアルを宿している。無価値の炎などを使用可。
憤怒の魔王
サタンを聖遺物として使用している。
殲くし滅ぼす無尽の暴窮
第一戒律。
常に全力を出し続けなければいけないが、体力・持久力などを消耗しない。
すべての敵を確実に滅することを目的として設けた戒律。
ちなみに暴窮飛蝗たちとは違って最強の証明のための戒律ではないため、別に相互認識してない相手に攻撃できない縛りはない。しかし敵を仕留めることが出来ずに逃すと破戒スレスレの行為として見なされる。
ちなみに覇道神となったときに真我ではなく己に誓った形に変えて呑み込んでしまっている。
絶し不変なる滅殺の空
第二戒律。
すべてに殺意、怒りを抱き続けなければならないが、その総和の分自らの存在を上昇させていく。
自らの渇望の深度を更に深く、強くしていくために設けた戒律。他の感情など必要ない、すべて殺し尽くすという動機の戒律のため、殺意や憤怒の混じらない思考も制限されている。
またすべて殺し尽くすという動機から成立している戒律のため、敵を仕留めることが出来ずに逃すと破戒スレスレの行為として扱われ、罰を受けることになる。
こちらも覇道神となったときに真我ではなく己に誓った形にして呑み込んでいる。
狂し不変なる滅亡の空
第三戒律。正確には真我に誓ったものではなく、ただ自分に誓ったものであり戒律とは違うもの。
誓った内容はナラカを滅ぼすこと。
生物を正しく認識出来ず、そもそも自分がどういうものなのかすらわかっていないシャオが、朧気ながらもナラカを認識したことで──より正確には観測者を通してナニカがあると認識しただけなので、それが本当にナラカなのかは不明なのだが──他者を叩きつけられた。それにより憤怒と殺意が氾濫を始める。
シャオにとってみんな≠ニはナラカであり、それが何でかわからないけど気に食わない。だから滅ぼす。消し潰す。欠片も残さないし、残してなるものかと憤怒と殺意が迸る。
しかしナラカを正しく認識出来ていないことなどからどうしたら滅ぼしたことになるのかも認識としては曖昧。
ちなみにシャオはナラカ判定もガバガバである。アムリタ汚染とかされてたら、汝はナラカ! 罪ありき! してくる。ただ迷惑なだけ。
自分を認識したら自分を滅ぼすのも覇道神や求道神という概念は理解していても、ナラカとどう違うのかを理解していないため。つまりガバ判定が悪い。
なおこの誓いが本当の意味でなされたのは覇道神となった瞬間。つまり本当の意味でナラカの存在を無意識化で認識した瞬間である。そのため、当時何を認識していたのかを探ることはもはや不可能。シャオが認識したのはナラカなのか当時座にいた覇道神なのかそれとも全く違うナニカなのか。それは誰にもわからない。
ちなみに破戒しても真我からの天罰を受けることはないが、破戒は自殺と同義。さらに言えば破戒スレスレの行為でもそれ相応の罰を受けるのに変わりはない。
現在のシャオはナラカを滅ぼせていないため破戒スレスレの状態。ナラカに対する殺意もあるから破戒になってないだけであり、常に狂死してもおかしくない……というかそこまでなったらもう死ねよレベルの激痛に苛まれている。そして無意識的な誓いのため破戒スレスレの自覚もなく、ナラカが激痛の原因だと勘違いしてますます憤怒と殺意が増幅する。
その影響で渇望がより強く、深くなっているのは確かなのだが、些か理不尽すぎる。
評価桁:第三桁(全能領域)。ただし、架空神座がなければ全能領域には届かない。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
8 realize
龍人、龍についての設定
生存戦略のため、龍が人に近付いて進化した個体、それが龍人のルーツである。龍人とのハーフ、何かしらの事情があって龍人化した個体もこれにあたり、純血の方が混血、龍人化個体よりも力は上だとされている。極少数だが、龍とのリンクを果たす、何かをきっかけに先祖の記憶、力を受け継ぐなどの場合で龍に近付くものもいる。
龍人の国に伝わる宝玉を使えば、人間、龍を龍人へと変化させることもできるが、人間の場合は人格の喰らい合いが生じる。ここで龍の人格に負けた場合、精神ごと人格を喰らわれ、龍がその肉体を支配することになる。
龍の姿を保ったまま、そのまま生き残ってきた個体もおり、そうした個体は基本的に長寿であり、人間や龍人を見下している。中にはエルのように、興味から龍人達に近寄る個体も存在する。この個体が龍になるには、先程のように宝玉の力を使うか、また別の要因で昇華させることが挙げられる。有力な物は同族である龍を喰らうこと、または突然変異。この変化方法は龍人にも当てはまり、この突然変異から生まれた種族が黒龍族と考えられる。
また、龍の力を肉体ごと封じた物をジーンと呼ぶ。ジーンの力は凄まじく、単体でも属性変化、複数で使えば全く別の龍の力を扱うことも可能となる。開放することも可能だが、その場合も力の触媒としての役割は消えず、龍がジーンとして封じられた場合、永遠に力として使われることを覚悟せねばならない。
生存戦略のため、龍が人に近付いて進化した個体、それが龍人のルーツである。龍人とのハーフ、何かしらの事情があって龍人化した個体もこれにあたり、純血の方が混血、龍人化個体よりも力は上だとされている。極少数だが、龍とのリンクを果たす、何かをきっかけに先祖の記憶、力を受け継ぐなどの場合で龍に近付くものもいる。
龍人の国に伝わる宝玉を使えば、人間、龍を龍人へと変化させることもできるが、人間の場合は人格の喰らい合いが生じる。ここで龍の人格に負けた場合、精神ごと人格を喰らわれ、龍がその肉体を支配することになる。
龍の姿を保ったまま、そのまま生き残ってきた個体もおり、そうした個体は基本的に長寿であり、人間や龍人を見下している。中にはエルのように、興味から龍人達に近寄る個体も存在する。この個体が龍になるには、先程のように宝玉の力を使うか、また別の要因で昇華させることが挙げられる。有力な物は同族である龍を喰らうこと、または突然変異。この変化方法は龍人にも当てはまり、この突然変異から生まれた種族が黒龍族と考えられる。
また、龍の力を肉体ごと封じた物をジーンと呼ぶ。ジーンの力は凄まじく、単体でも属性変化、複数で使えば全く別の龍の力を扱うことも可能となる。開放することも可能だが、その場合も力の触媒としての役割は消えず、龍がジーンとして封じられた場合、永遠に力として使われることを覚悟せねばならない。
(901SO/ccnet-ai ID:led1UQ)
9 ユウキ
ビーストαのちょっとした設定的なものというか裏話みたいなものというかそんなもの。(どんなものだよ)
人の善性を愛した。人の悪性を嫌悪した。
だが、最初は悪性を排除出来ると思っていた。だから傍観するだけだった。人が自分達の手でどうにかしなければならないと思って自制していた。
だが、悪性は善性を喰らい強くなった。人が発展していくことで悪性は更に強くなった。
大切で、綺麗で、とても美しかった光は闇に呑み込まれてしまった。許せなかった。認められなかった。堪えられなかった。
故に己の権能で欲望を消し去り人の可能性を閉ざしたのだ。
以上の功績をもってこの存在のクラスは決定された。
其は人類の悪性を許容出来ず人の可能性を閉ざした大災害。
その名をビーストα。
悪性の浄化をなさんとした浄化の理を持つ番外の獣である。
なおヒトに対しては滅茶苦茶寛大なくせに人外には滅茶苦茶対応が厳しい。というよりもはや人外嫌いだろお前ってレベルで厳しい。
ちなみにこの場合のヒトとは人類と獣の資格持ちのこと。
人の善性を愛した。人の悪性を嫌悪した。
だが、最初は悪性を排除出来ると思っていた。だから傍観するだけだった。人が自分達の手でどうにかしなければならないと思って自制していた。
だが、悪性は善性を喰らい強くなった。人が発展していくことで悪性は更に強くなった。
大切で、綺麗で、とても美しかった光は闇に呑み込まれてしまった。許せなかった。認められなかった。堪えられなかった。
故に己の権能で欲望を消し去り人の可能性を閉ざしたのだ。
以上の功績をもってこの存在のクラスは決定された。
其は人類の悪性を許容出来ず人の可能性を閉ざした大災害。
その名をビーストα。
悪性の浄化をなさんとした浄化の理を持つ番外の獣である。
なおヒトに対しては滅茶苦茶寛大なくせに人外には滅茶苦茶対応が厳しい。というよりもはや人外嫌いだろお前ってレベルで厳しい。
ちなみにこの場合のヒトとは人類と獣の資格持ちのこと。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
10 アナテマたち
幽冥爆誕
「あは、あはは、はははははははは!」
渇望が爆発する。
覇道が周囲を塗り潰す。
エレボスから放たれる波動が世界を砕き、吹き飛ばす。
これは光輪、黄金、水銀の三者と出会ったあとのこと。
エレボスが覇道神となったときの話である。
「ん……?」
ふと目が覚めた。
周囲を見てみたら、見慣れた戦場だった。どうやらうたた寝してしまったらしい。
「起きたか、リーダー」
部隊に所属している傭兵の一人が声をかけてくる。
「状況は? どの程度私は寝ていたの?」
「ほんの数分だ。状況のほうに変化は無い」
どうやら影響はないらしい。……気でも緩んでいたんだろうか。
戦場で気を緩ませるなんて愚の骨頂だというのに。
「! 敵襲!」
「総員、一人残らず殲滅しろ」
また敵が来た。すべて殺そう。最期に出会う友のところへ送ってやろう。
そうして敵のサルカズ傭兵たちを殺しにかかろうとした刹那──
「─────」
その女は私たちの前に姿を現した。
その女を見たすべてのサルカズが動きを止めた。
何故なら彼女こそがサルカズの王族。彼女こそがサルカズそのものだ。その名は──
「テレジア……殿下……」
すべてのサルカズが平伏する。
誰も彼女を前にして争いを続けようとはしなかった。
そんな中、エレボスは疑問を抱く。
なぜ私は彼女を見て、懐かしいと思った?
エレボスの心中に疑問が満ちる。
初めて会ったはずなのに、初めてこの状況になったはずなのに、なぜ私はそういえばこうだったと思い出している?
…………戦場でうたた寝したことといい、この既知感といい、何かがおかしい。
身体の不調か、何らかのアーツを仕掛けられているのか、それともさらに別の何かなのか。
わからない。
なぜ私は彼女を……テレジア殿下を殺したいと思っているのか。
わからない。
なぜ私は殿下を殺さないといけないと思っているのか。
ワカラナイ。
ナゼ、私ハ殺意に従いソウにナッテイルのか。
ワカラナイ。
私は……いま何を思っている?
頭にノイズが走る。
わからない。わからない。ワカラナイ。ワカラナイ。ワカラナイ。わからないワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイ。
────ならそのままでいるべきだったんだよ。
「な、にを……?」
気づけば景色が灰色に染まっていた。
すべてが停止していた。
でもそんなことはどうでも良かった。
そんなことは些事でしかない。
なにせ、私の胸の中心を剣が貫いていたのだから。
いいや、それすらどうでもいい。
本当に驚愕したことはもっと別の場所だ。
「ただ当たり前にヒトとして生きて、死ぬべきなんだ」
「わ……たし……?」
私が私を剣で貫いていた。
意味がわからない。どういうことなのか。
……この程度で私は死ぬのか?
──さあ、そろそろ目蓋を開けろ。原初の闇たるものよ。一を超え、零に至るものよ。
何処からか声が聞こえる。
聞き覚えのある声が聞こえる。
──針で刺された程度で死になどしないだろう。
針? いいや、私に刺さっているのは剣で……? いやまて、私は先ほどなんて思ったの?
この程度で私は死ぬのか。……なぜこの程度と私は思った?
──そう、貴様にとってはその程度のものだ。先ほど言ったはずだが? 目蓋を開けろと。
……私はまだ目を閉じていると?
──然り。目を閉じ、逃避している。
なにから? …………いいや、この場面で私が逃避しているとしたら……
「は、はは」
テレジア殿下……貴方を失うことを私は恐れていると?
「ははは」
私は失いたくないと思っているとでも?
「はははははははは!」
そう、そうなんだ。わかった。私は失いたくない。大切なものを何一つとして。
──ならばどうする?
どうするか? 決まっている。
「呑み込むまでよ。私の世界にね」
死と共にあり、しかし死してくれるな。
私が死と共にあることが出来る世界を用意してあげる。だからそこで生きていればいい。
「その果てに私を討つものが現れようと構わない」
死から逃げるなど愚の骨頂。
失うのは悲しい。
失うのはつらい。
失いたくない。
だから死から逃げることが出来ず、しかし失うことのない世界を造りましょう。
「アッハはははははは!」
過去の情景を吹き飛ばす。
渇望が爆発する。
覇道が周囲を塗り潰す。
エレボスから放たれる波動が世界を砕き、吹き飛ばす。
右手にはいま使っている剣。
「私はエレボス」
闇をもたらし、不死の世界を造るもの。
「さあ、私がすべてを呑み込むわ」
水銀も、黄金も、光輪も、黄昏も何もかも呑み込もう。
失いたくないでしょう? 私が失わない世界をあげる。
「とても素敵でしょう?」
エレボスの覚醒を見て、魔皇は笑う。
歴代最悪の神の覚醒を前に魔皇はこんな愉快なことがあるのかと笑い転げていた。
死を奪い取る地獄。
魂だけになろうと死ねない地獄。
魂ごと消し飛ばそうと強制的に存在を維持される地獄。
たとえ死に等しい状態になろうと他者に声を届かせることが出来る。痛みがある。永劫に苦痛が続く最悪。
しかも他者をおぞましい肉塊としか認識することができず、意思の疎通は不可能というおまけ付きだ。
しかしエレボスの法下にある生物の本能は告げる。
すべて殺せ、そうすれば願いは叶うだろうと。
エレボスの地獄が脈動する。
すべてを呑み込まんと猛っている。
しかし、それを行うのはまだだ。
「ふ、ふふ。アハハハハ! さあ、殿下の遺した形見たち! 私が貴方たちの最後の敵になってあげるわ!」
魔皇の仕掛けた幻覚は既に吹き飛んだ。
元いた場所に戻っていたエレボスは、しかしそれにすら気づかないほど笑って、笑って、笑い続けていた。
「あは、あはは、はははははははは!」
渇望が爆発する。
覇道が周囲を塗り潰す。
エレボスから放たれる波動が世界を砕き、吹き飛ばす。
これは光輪、黄金、水銀の三者と出会ったあとのこと。
エレボスが覇道神となったときの話である。
「ん……?」
ふと目が覚めた。
周囲を見てみたら、見慣れた戦場だった。どうやらうたた寝してしまったらしい。
「起きたか、リーダー」
部隊に所属している傭兵の一人が声をかけてくる。
「状況は? どの程度私は寝ていたの?」
「ほんの数分だ。状況のほうに変化は無い」
どうやら影響はないらしい。……気でも緩んでいたんだろうか。
戦場で気を緩ませるなんて愚の骨頂だというのに。
「! 敵襲!」
「総員、一人残らず殲滅しろ」
また敵が来た。すべて殺そう。最期に出会う友のところへ送ってやろう。
そうして敵のサルカズ傭兵たちを殺しにかかろうとした刹那──
「─────」
その女は私たちの前に姿を現した。
その女を見たすべてのサルカズが動きを止めた。
何故なら彼女こそがサルカズの王族。彼女こそがサルカズそのものだ。その名は──
「テレジア……殿下……」
すべてのサルカズが平伏する。
誰も彼女を前にして争いを続けようとはしなかった。
そんな中、エレボスは疑問を抱く。
なぜ私は彼女を見て、懐かしいと思った?
エレボスの心中に疑問が満ちる。
初めて会ったはずなのに、初めてこの状況になったはずなのに、なぜ私はそういえばこうだったと思い出している?
…………戦場でうたた寝したことといい、この既知感といい、何かがおかしい。
身体の不調か、何らかのアーツを仕掛けられているのか、それともさらに別の何かなのか。
わからない。
なぜ私は彼女を……テレジア殿下を殺したいと思っているのか。
わからない。
なぜ私は殿下を殺さないといけないと思っているのか。
ワカラナイ。
ナゼ、私ハ殺意に従いソウにナッテイルのか。
ワカラナイ。
私は……いま何を思っている?
頭にノイズが走る。
わからない。わからない。ワカラナイ。ワカラナイ。ワカラナイ。わからないワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイ。
────ならそのままでいるべきだったんだよ。
「な、にを……?」
気づけば景色が灰色に染まっていた。
すべてが停止していた。
でもそんなことはどうでも良かった。
そんなことは些事でしかない。
なにせ、私の胸の中心を剣が貫いていたのだから。
いいや、それすらどうでもいい。
本当に驚愕したことはもっと別の場所だ。
「ただ当たり前にヒトとして生きて、死ぬべきなんだ」
「わ……たし……?」
私が私を剣で貫いていた。
意味がわからない。どういうことなのか。
……この程度で私は死ぬのか?
──さあ、そろそろ目蓋を開けろ。原初の闇たるものよ。一を超え、零に至るものよ。
何処からか声が聞こえる。
聞き覚えのある声が聞こえる。
──針で刺された程度で死になどしないだろう。
針? いいや、私に刺さっているのは剣で……? いやまて、私は先ほどなんて思ったの?
この程度で私は死ぬのか。……なぜこの程度と私は思った?
──そう、貴様にとってはその程度のものだ。先ほど言ったはずだが? 目蓋を開けろと。
……私はまだ目を閉じていると?
──然り。目を閉じ、逃避している。
なにから? …………いいや、この場面で私が逃避しているとしたら……
「は、はは」
テレジア殿下……貴方を失うことを私は恐れていると?
「ははは」
私は失いたくないと思っているとでも?
「はははははははは!」
そう、そうなんだ。わかった。私は失いたくない。大切なものを何一つとして。
──ならばどうする?
どうするか? 決まっている。
「呑み込むまでよ。私の世界にね」
死と共にあり、しかし死してくれるな。
私が死と共にあることが出来る世界を用意してあげる。だからそこで生きていればいい。
「その果てに私を討つものが現れようと構わない」
死から逃げるなど愚の骨頂。
失うのは悲しい。
失うのはつらい。
失いたくない。
だから死から逃げることが出来ず、しかし失うことのない世界を造りましょう。
「アッハはははははは!」
過去の情景を吹き飛ばす。
渇望が爆発する。
覇道が周囲を塗り潰す。
エレボスから放たれる波動が世界を砕き、吹き飛ばす。
右手にはいま使っている剣。
「私はエレボス」
闇をもたらし、不死の世界を造るもの。
「さあ、私がすべてを呑み込むわ」
水銀も、黄金も、光輪も、黄昏も何もかも呑み込もう。
失いたくないでしょう? 私が失わない世界をあげる。
「とても素敵でしょう?」
エレボスの覚醒を見て、魔皇は笑う。
歴代最悪の神の覚醒を前に魔皇はこんな愉快なことがあるのかと笑い転げていた。
死を奪い取る地獄。
魂だけになろうと死ねない地獄。
魂ごと消し飛ばそうと強制的に存在を維持される地獄。
たとえ死に等しい状態になろうと他者に声を届かせることが出来る。痛みがある。永劫に苦痛が続く最悪。
しかも他者をおぞましい肉塊としか認識することができず、意思の疎通は不可能というおまけ付きだ。
しかしエレボスの法下にある生物の本能は告げる。
すべて殺せ、そうすれば願いは叶うだろうと。
エレボスの地獄が脈動する。
すべてを呑み込まんと猛っている。
しかし、それを行うのはまだだ。
「ふ、ふふ。アハハハハ! さあ、殿下の遺した形見たち! 私が貴方たちの最後の敵になってあげるわ!」
魔皇の仕掛けた幻覚は既に吹き飛んだ。
元いた場所に戻っていたエレボスは、しかしそれにすら気づかないほど笑って、笑って、笑い続けていた。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
11 エレボス
それ≠ヘ突然現れた。
「あら、サンクタ? こんなところで会うなんて思わなかったわ」
それ≠一目見たときから私は確信したのだ。
彼女とは決して相容れることがないと。
これは死を奪う彼女と、死を与える私の最初の出会い。因縁の始まり。
あれは私がいつものように上層部から抹殺命令が下されたサンクタを処理した帰りのこと。
真っ直ぐ帰還していた途中、凄惨な死体が転がっている異様な風景が見えました。
ただ死体が転がっているだけなら見飽きたと言ってもいいくらい見てきましたし、身体の何処かが欠けた死体というのも良く見てきました。
ですが、その死体は身体の何処かが欠けた……なんてレベルの話ではありませんでした。
あらゆるところを抉られた死体、執拗に斬り刻まれた死体、明らかに拷問にかけられた死体など、どの死体も決して五体満足ではなかったのです。
共通してるのは、どの死体も恐怖と苦悶に満ちた表情で死んでいるということ。そして、どの死体も血が乾いていなかったこと。
私は周囲を警戒しました。
当然でしょう。犯人がまだ近くにいる可能性が高く、目的も不明。不意討ちなどされたら堪ったものじゃありません。
ですが、警戒していたというのに私は気づけなかった。彼女は容易く私の警戒をすり抜けてみせた。
それ≠ヘ突然現れた。
「あら、サンクタ? こんなところで会うなんて思わなかったわ」
それ≠一目見たときから私は確信したのだ。
彼女とは決して相容れることがないと。
言葉を交わそうとは思いませんでした。一刻も早くこれを殺さないといけない。
そんな使命感や強迫観念にも似た何かに突き動かされ、私は彼女に発砲したのです。
「あら、危ないわね」
ですが、彼女は銃弾を容易く見切って回避。反撃してみせたのです。
反撃を回避は出来たものの、銃を壊され手持ちの武器は鎌とアーツだけ。
近接戦闘は正直避けたかったのですが、銃を壊されては仕方のないことでした。
ですが、彼女と私の当時の戦闘経験の差は致命的でした。
「まだまだ甘いわね」
私は死のアーツと鎌を組み合わせて戦いましたが、一方的な戦いにしかなりませんでした。
間違いなく彼女は私をいつでも殺せた。何故なら彼女は無傷でしたが、私は致命傷こそないものの全身傷だらけでしたから。
何かの気まぐれで私は生かされ続けたのです。ですが、彼女も飽きたのでしょうね。
「もうどの程度かはわかったし、死んでいいわ」
明確な殺意が宿った刃が私の心臓を狙ってきました。
死が目前に迫って、走馬灯……とでも言うんでしょうか。
今までの記憶が脳裏を駆け巡って……ふと思ったんです。こんなものなのか? と。
「ッ!? ……何をしたの?」
彼女は困惑した表情で此方を見てきました。当然でしょう。さっきまで対応出来ていなかったのに、突然対応し反撃までしたのですから。
「……まあいいわ」
彼女がそう言った刹那、彼女の剣に黒い何かが纏わりつき始めたのです。
本能が警告してきました。それをまともに受ければ死すら温い結末を迎えることになると。
「死になさい」
黒い何かが世界を削る。空間を侵し、大地を犯し、星の光すら呑み込んで迫ってくる。
何とか回避しようと身体を捻り──
「あら、サンクタ? こんなところで会うなんて思わなかったわ」
それ≠一目見たときから私は確信したのだ。
彼女とは決して相容れることがないと。
これは死を奪う彼女と、死を与える私の最初の出会い。因縁の始まり。
あれは私がいつものように上層部から抹殺命令が下されたサンクタを処理した帰りのこと。
真っ直ぐ帰還していた途中、凄惨な死体が転がっている異様な風景が見えました。
ただ死体が転がっているだけなら見飽きたと言ってもいいくらい見てきましたし、身体の何処かが欠けた死体というのも良く見てきました。
ですが、その死体は身体の何処かが欠けた……なんてレベルの話ではありませんでした。
あらゆるところを抉られた死体、執拗に斬り刻まれた死体、明らかに拷問にかけられた死体など、どの死体も決して五体満足ではなかったのです。
共通してるのは、どの死体も恐怖と苦悶に満ちた表情で死んでいるということ。そして、どの死体も血が乾いていなかったこと。
私は周囲を警戒しました。
当然でしょう。犯人がまだ近くにいる可能性が高く、目的も不明。不意討ちなどされたら堪ったものじゃありません。
ですが、警戒していたというのに私は気づけなかった。彼女は容易く私の警戒をすり抜けてみせた。
それ≠ヘ突然現れた。
「あら、サンクタ? こんなところで会うなんて思わなかったわ」
それ≠一目見たときから私は確信したのだ。
彼女とは決して相容れることがないと。
言葉を交わそうとは思いませんでした。一刻も早くこれを殺さないといけない。
そんな使命感や強迫観念にも似た何かに突き動かされ、私は彼女に発砲したのです。
「あら、危ないわね」
ですが、彼女は銃弾を容易く見切って回避。反撃してみせたのです。
反撃を回避は出来たものの、銃を壊され手持ちの武器は鎌とアーツだけ。
近接戦闘は正直避けたかったのですが、銃を壊されては仕方のないことでした。
ですが、彼女と私の当時の戦闘経験の差は致命的でした。
「まだまだ甘いわね」
私は死のアーツと鎌を組み合わせて戦いましたが、一方的な戦いにしかなりませんでした。
間違いなく彼女は私をいつでも殺せた。何故なら彼女は無傷でしたが、私は致命傷こそないものの全身傷だらけでしたから。
何かの気まぐれで私は生かされ続けたのです。ですが、彼女も飽きたのでしょうね。
「もうどの程度かはわかったし、死んでいいわ」
明確な殺意が宿った刃が私の心臓を狙ってきました。
死が目前に迫って、走馬灯……とでも言うんでしょうか。
今までの記憶が脳裏を駆け巡って……ふと思ったんです。こんなものなのか? と。
「ッ!? ……何をしたの?」
彼女は困惑した表情で此方を見てきました。当然でしょう。さっきまで対応出来ていなかったのに、突然対応し反撃までしたのですから。
「……まあいいわ」
彼女がそう言った刹那、彼女の剣に黒い何かが纏わりつき始めたのです。
本能が警告してきました。それをまともに受ければ死すら温い結末を迎えることになると。
「死になさい」
黒い何かが世界を削る。空間を侵し、大地を犯し、星の光すら呑み込んで迫ってくる。
何とか回避しようと身体を捻り──
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
12 エレボス
「───ああああああああアアアアア■■■■■■■■■■■!!?」
それでも片翼と光輪がそれに接触してしまったのです。
痛かった。全身を鑢で削られるような痛みでした。
しかも私が殺してきた人達が憎悪の籠った目で此方を見てきていたのです。怨嗟に満ちた声で私に言うんです。許さない、よくも殺したなって……みんなが私を責めて、責めて、責めて、責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めてくるんです。
あれは永遠にも感じられるような時間でした。でも気づいたらそれは終わって、痛みこそありましたが、それもマシになってました。
「はあ……はあ……これ、思ったより消耗するわね……」
彼女は激しく消耗してました。隙だらけでしたけど、正直私も動けない状態でしたし、あれは引き分けみたいなものなんでしょうね。
消耗が激しかったから彼女は撤退を選択せざるをえず、私は彼女を仕留めることが出来ずに重傷。
……あの時仕留めることが出来ていれば、と悔やんでます。
あの魔族をあのとき殺せていたなら、こんなことにはならなかったのに。
「貴方は何がしたいんですか、エレボス」
一切が死に絶えた──否、エレボスの地獄に呑まれた戦場を見る。
「こんなものが貴方の望みだとでも? こんな死んでいないだけの世界が貴方の理想だとでも? ──ふざけるなッ!!!」
許せない。許せるはずがない。許してなるものか。
あれは存在すら許されるべきじゃない。
「お前のようなものが産まれてくるために世界があったわけじゃない! お前のようなものの生誕を待ち望んで生命の営みが行われていたわけじゃない!」
お前は産まれてくるべきじゃなかった。
不死を望むものはいるだろう。理想とするものはいるだろう。だけど、お前のそれは違う。
「失いたくないって言うのなら──」
なくなってほしくないと言うのなら──
「時間を止めることを望む。それで良かったはずでしょうッ!」
死を奪う必要なんてなかったはずだ。
あの安息をなくす必要なんてなかったはずだ。
時間が止まって、一つの絵のような状態になる。それならまだ納得できたのに。
それならあの苦痛に満ちた地獄になんてならなかったはずなのに。
「失いたくないなんて言いながら、苦痛に満ちた地獄を造って……そんなに戦争がしたいなら、ヒトのまま争い続けて死ぬのが似合いの末路だったでしょう! なぜそうしなかったんですか! 答えなさい、エレボスッ!!!」
「──ハ、それこそ愚問でしょう? より強い敵に挑めるからよ。真我も、無慙も、明星も、水銀も、黄金も、黄昏も、刹那も、波旬も、魔星も、幻想も、魔龍も、他の覇道神たちも、すべて私が呑み込む」
「出来るとでも?」
「出来ないとでも?」
「ええ、出来ません」
「へぇ? それはなぜ?」
面白そうに此方に問いかけてくるエレボスに、私が素直に答えてやる義理はないのだけど……まあ良いでしょう。
「お前が弱いからです」
「────」
ポカンとした表情で此方を見てくる。珍しいこともある。
「ふ、ふふ、あはははははははははは! 弱い? 私が? あっはははははははは!」
周囲に響き渡るエレボスの笑い声。
そう、私もお前も、ヒトでいることに耐えられない弱くて醜い生き物だ。
覇道神も求道神も、結局は子供でしかない。
幻想に逃げず、今を懸命に生きてるヒト達のほうがずっと強いし、逞しい。
「ああ、笑ったわ。弱い、弱いねぇ……なら試してみようかしら?」
ああ、やっぱりこうなる。
言葉では意味がない。私達はいつもそうだった。
殺意こそが私達の絆。嫌悪して、憎悪して、だけどそこに奇妙な友情のようなものがあったのは否定しない。
だから、だからこそ、私がお前を殺す。
「ええ、現実というものを教えてあげます」
「あっはは! やってみなさい? 私に勝てるというのなら!」
あのときの続きをしましょう、エレボス。
今度こそ貴方を殺してあげます。ああ、でも、ありえないけれど、もしも私達にも来世なんてものがあるのなら……
「そのときは、本当の友達になるのも悪くないかもしれませんね」
幻想を放棄したときなら、それなりに仲良く出来る気がしますから。
そのときは一緒にヒトとして足掻きましょう? 大切なお友達。
共にこのとても心地のいい夢から覚め、あるかもわからない現実に願いを託すのも悪くないでしょうから。
それでも片翼と光輪がそれに接触してしまったのです。
痛かった。全身を鑢で削られるような痛みでした。
しかも私が殺してきた人達が憎悪の籠った目で此方を見てきていたのです。怨嗟に満ちた声で私に言うんです。許さない、よくも殺したなって……みんなが私を責めて、責めて、責めて、責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めてくるんです。
あれは永遠にも感じられるような時間でした。でも気づいたらそれは終わって、痛みこそありましたが、それもマシになってました。
「はあ……はあ……これ、思ったより消耗するわね……」
彼女は激しく消耗してました。隙だらけでしたけど、正直私も動けない状態でしたし、あれは引き分けみたいなものなんでしょうね。
消耗が激しかったから彼女は撤退を選択せざるをえず、私は彼女を仕留めることが出来ずに重傷。
……あの時仕留めることが出来ていれば、と悔やんでます。
あの魔族をあのとき殺せていたなら、こんなことにはならなかったのに。
「貴方は何がしたいんですか、エレボス」
一切が死に絶えた──否、エレボスの地獄に呑まれた戦場を見る。
「こんなものが貴方の望みだとでも? こんな死んでいないだけの世界が貴方の理想だとでも? ──ふざけるなッ!!!」
許せない。許せるはずがない。許してなるものか。
あれは存在すら許されるべきじゃない。
「お前のようなものが産まれてくるために世界があったわけじゃない! お前のようなものの生誕を待ち望んで生命の営みが行われていたわけじゃない!」
お前は産まれてくるべきじゃなかった。
不死を望むものはいるだろう。理想とするものはいるだろう。だけど、お前のそれは違う。
「失いたくないって言うのなら──」
なくなってほしくないと言うのなら──
「時間を止めることを望む。それで良かったはずでしょうッ!」
死を奪う必要なんてなかったはずだ。
あの安息をなくす必要なんてなかったはずだ。
時間が止まって、一つの絵のような状態になる。それならまだ納得できたのに。
それならあの苦痛に満ちた地獄になんてならなかったはずなのに。
「失いたくないなんて言いながら、苦痛に満ちた地獄を造って……そんなに戦争がしたいなら、ヒトのまま争い続けて死ぬのが似合いの末路だったでしょう! なぜそうしなかったんですか! 答えなさい、エレボスッ!!!」
「──ハ、それこそ愚問でしょう? より強い敵に挑めるからよ。真我も、無慙も、明星も、水銀も、黄金も、黄昏も、刹那も、波旬も、魔星も、幻想も、魔龍も、他の覇道神たちも、すべて私が呑み込む」
「出来るとでも?」
「出来ないとでも?」
「ええ、出来ません」
「へぇ? それはなぜ?」
面白そうに此方に問いかけてくるエレボスに、私が素直に答えてやる義理はないのだけど……まあ良いでしょう。
「お前が弱いからです」
「────」
ポカンとした表情で此方を見てくる。珍しいこともある。
「ふ、ふふ、あはははははははははは! 弱い? 私が? あっはははははははは!」
周囲に響き渡るエレボスの笑い声。
そう、私もお前も、ヒトでいることに耐えられない弱くて醜い生き物だ。
覇道神も求道神も、結局は子供でしかない。
幻想に逃げず、今を懸命に生きてるヒト達のほうがずっと強いし、逞しい。
「ああ、笑ったわ。弱い、弱いねぇ……なら試してみようかしら?」
ああ、やっぱりこうなる。
言葉では意味がない。私達はいつもそうだった。
殺意こそが私達の絆。嫌悪して、憎悪して、だけどそこに奇妙な友情のようなものがあったのは否定しない。
だから、だからこそ、私がお前を殺す。
「ええ、現実というものを教えてあげます」
「あっはは! やってみなさい? 私に勝てるというのなら!」
あのときの続きをしましょう、エレボス。
今度こそ貴方を殺してあげます。ああ、でも、ありえないけれど、もしも私達にも来世なんてものがあるのなら……
「そのときは、本当の友達になるのも悪くないかもしれませんね」
幻想を放棄したときなら、それなりに仲良く出来る気がしますから。
そのときは一緒にヒトとして足掻きましょう? 大切なお友達。
共にこのとても心地のいい夢から覚め、あるかもわからない現実に願いを託すのも悪くないでしょうから。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
13 神座(アッシュ・ワン)
誰得妄想、そもそも存在を忘れられてそう(小並感)
人類悪妄想
■名前
カリタス(アダム)
■ネガスキル
ネガ・ヒューマン
・人の始祖たる原初人類(アダム)の持つネガスキル
生誕に人類の関わる概念や物体は皆すべからくアダムに害を成す事は出来ないことを示す
人類の祖先であるアダムに対して人類は生来から刻みつけられた根源的衝動により抵抗することは許されていない
しかしアダムも人類の祖先として人類の総数を著しく減らすような事は出来ず、その点を考えれば人類悪としての活動など出来るわけもないが………?
■人類悪としての行動
彼自身は人類を滅ぼすことは勿論、人類を害する事は出来ない
しかし、もとより彼が望むのは人類の救済
人が長い年月を経て繁殖を繰り返せば労働者を使役する上位権力者と上位権力者に使役される下位労働者に別れる
リリスの奸計により罪を犯したアダムの祖先である人類は不完全な生命として産まれた、上位権力者の叡智の繁栄と比例する様に生殖能力の低下し数を減らす、逆に使われるだけの下位労働者は叡智の繁栄はなく生殖能力は衰えず数を増やしていく
これにより数を減らし続ける上位権力者と数を増やし続ける労働者達による戦争………不和が勃発する
繁殖能力もなく労働力もない上位権力者が勝利すれば人の文明は著しく後退し、例え下位労働者が勝利したとしても叡智の無い労働者だけでは文明の維持は保てない
人の遺伝子に組み込まれた欠陥であり、これの解消はアダムの遺伝子を介することで不完全な存在へと成り下がっていく人類の遺伝子を是正する事のみ
これは幾千年の人類の歴史で密かに積み重ねられてきた事柄であり、人類の遺伝子が劣化を迎え始める度に人類の祖先たるアダムは近似遺伝子を持ちうる人間を媒体としてアダムの種をばら撒き、生殖能力の低下を押し止めてきた
しかし、今代のアダムに選ばれた少年はそれすらも拒んだ
青臭い理想を掲げた少年は不和の撲滅を願った、しかしそれは人類が競争社会を築いているからこそ避けれない事実
肉体という器があるのだから自他の違いが生まれ、それが枷となり自他は分かり合えない
違いがあるから差別や立場の高低が生まれ、分かり合えないから争う
だが、かの少年は人の在り方を変えることで成し遂げた
アダムという全ての人類に語りかけられる特性を生かして、今を生きる全ての生命体に語りかけた
それは幸福だけが満ちた世界への誘いであり、幸福を願わぬ人間など居ない
肉体という枷から人を解き放ち、各々が望む夢の世界へと誘う
そこは幸福のみが満ちた理想郷であり、死という終わりもなく他者とのすれ違いもない、人類の祖先が生み出した人の救済は間違いなく至上の救いを齎した
…………その理想郷に人類というものが居ないということを除けば
故に彼は人類悪の獣として認定された
人の祖先にして人類の救済者であり、人の歴史に幕を引く者
救済の理を持つ獣である
人類悪妄想
■名前
カリタス(アダム)
■ネガスキル
ネガ・ヒューマン
・人の始祖たる原初人類(アダム)の持つネガスキル
生誕に人類の関わる概念や物体は皆すべからくアダムに害を成す事は出来ないことを示す
人類の祖先であるアダムに対して人類は生来から刻みつけられた根源的衝動により抵抗することは許されていない
しかしアダムも人類の祖先として人類の総数を著しく減らすような事は出来ず、その点を考えれば人類悪としての活動など出来るわけもないが………?
■人類悪としての行動
彼自身は人類を滅ぼすことは勿論、人類を害する事は出来ない
しかし、もとより彼が望むのは人類の救済
人が長い年月を経て繁殖を繰り返せば労働者を使役する上位権力者と上位権力者に使役される下位労働者に別れる
リリスの奸計により罪を犯したアダムの祖先である人類は不完全な生命として産まれた、上位権力者の叡智の繁栄と比例する様に生殖能力の低下し数を減らす、逆に使われるだけの下位労働者は叡智の繁栄はなく生殖能力は衰えず数を増やしていく
これにより数を減らし続ける上位権力者と数を増やし続ける労働者達による戦争………不和が勃発する
繁殖能力もなく労働力もない上位権力者が勝利すれば人の文明は著しく後退し、例え下位労働者が勝利したとしても叡智の無い労働者だけでは文明の維持は保てない
人の遺伝子に組み込まれた欠陥であり、これの解消はアダムの遺伝子を介することで不完全な存在へと成り下がっていく人類の遺伝子を是正する事のみ
これは幾千年の人類の歴史で密かに積み重ねられてきた事柄であり、人類の遺伝子が劣化を迎え始める度に人類の祖先たるアダムは近似遺伝子を持ちうる人間を媒体としてアダムの種をばら撒き、生殖能力の低下を押し止めてきた
しかし、今代のアダムに選ばれた少年はそれすらも拒んだ
青臭い理想を掲げた少年は不和の撲滅を願った、しかしそれは人類が競争社会を築いているからこそ避けれない事実
肉体という器があるのだから自他の違いが生まれ、それが枷となり自他は分かり合えない
違いがあるから差別や立場の高低が生まれ、分かり合えないから争う
だが、かの少年は人の在り方を変えることで成し遂げた
アダムという全ての人類に語りかけられる特性を生かして、今を生きる全ての生命体に語りかけた
それは幸福だけが満ちた世界への誘いであり、幸福を願わぬ人間など居ない
肉体という枷から人を解き放ち、各々が望む夢の世界へと誘う
そこは幸福のみが満ちた理想郷であり、死という終わりもなく他者とのすれ違いもない、人類の祖先が生み出した人の救済は間違いなく至上の救いを齎した
…………その理想郷に人類というものが居ないということを除けば
故に彼は人類悪の獣として認定された
人の祖先にして人類の救済者であり、人の歴史に幕を引く者
救済の理を持つ獣である
(HWV32/au ID:RhTUMq)
14 エレボス
人の善性を愛した。人の悪性を嫌悪した。
だが、最初は悪性を排除出来ると思っていた。だから傍観するだけだった。人が自分達の手でどうにかしなければならないと思って自制していた。
だが、悪性は善性を喰らい強くなった。人が発展していくことで悪性は更に強くなった。
大切で、綺麗で、とても美しかった光は闇に呑み込まれてしまった。許せなかった。認められなかった。堪えられなかった。
故に己の権能で欲望を消し去り人の可能性を閉ざそうとし、しかしヒトを愛したがためにその可能性を閉ざしきれなかった。それゆえに人類悪として成立はしても人類に対する災害とは言えない状態のため、獣としての銘は存在しない。
以上の結末をもってこの存在のクラスは拒絶された。
『黒き王の器』なぞ偽りの称号。
其は人類が置いていけなかった、人類史と共に歩む大災害。
その名をビーストα:Reject。
悪性の浄化をなさんとし、七つの人類悪になることを拒絶した『浄化』の理を持つ獣である。
なおヒトに対しては滅茶苦茶寛大なくせに人外には滅茶苦茶厳しい。というよりもはや人外嫌いだろお前ってレベルで厳しい。
ちなみにこの場合のヒトとは人類と獣の資格持ちのこと。
出現演出
画面中央から純白に染まり、画面全体が純白になった瞬間、画面中央に赤黒い単眼が開かれ、そこから無数の赤黒い手が這い出て画面を覆い尽くす。
出現文字は人類悪 証明
だが、最初は悪性を排除出来ると思っていた。だから傍観するだけだった。人が自分達の手でどうにかしなければならないと思って自制していた。
だが、悪性は善性を喰らい強くなった。人が発展していくことで悪性は更に強くなった。
大切で、綺麗で、とても美しかった光は闇に呑み込まれてしまった。許せなかった。認められなかった。堪えられなかった。
故に己の権能で欲望を消し去り人の可能性を閉ざそうとし、しかしヒトを愛したがためにその可能性を閉ざしきれなかった。それゆえに人類悪として成立はしても人類に対する災害とは言えない状態のため、獣としての銘は存在しない。
以上の結末をもってこの存在のクラスは拒絶された。
『黒き王の器』なぞ偽りの称号。
其は人類が置いていけなかった、人類史と共に歩む大災害。
その名をビーストα:Reject。
悪性の浄化をなさんとし、七つの人類悪になることを拒絶した『浄化』の理を持つ獣である。
なおヒトに対しては滅茶苦茶寛大なくせに人外には滅茶苦茶厳しい。というよりもはや人外嫌いだろお前ってレベルで厳しい。
ちなみにこの場合のヒトとは人類と獣の資格持ちのこと。
出現演出
画面中央から純白に染まり、画面全体が純白になった瞬間、画面中央に赤黒い単眼が開かれ、そこから無数の赤黒い手が這い出て画面を覆い尽くす。
出現文字は人類悪 証明
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
15 エレボス
ステラのビーストとしての説明的な
悲劇を許せず、嘆きを許容できず、悲しみに満ちたすべてを救済すると決めた。自らがすべてを失ったことで、誰にも同じ思いをさせてはならないと思ったのだ。
ゆえに自らの手であらゆる悲劇を根絶させると誓った。
しかし度が過ぎている献身は人類を堕落させ、滅ぼしてしまう。そのことに気づくことはなかったのだ。
以上の祈りをもってこの存在のクラスは決定された。
『人造惑星』なぞ偽りの称号。
其は悲劇を看過することが出来ず、自らが悲劇を根絶させることで人類を救おうとする大災害。
その名をビーストα。
悲劇を根絶させ、番外の人類悪となった『献身』の理を持つ獣である。
出現演出
画面が真っ黒になり無数の星が煌めくと、中央に燃えるような三眼が出現したあと画面が深海を思わせる蒼に染まる。
出現文字は人類悪 共鳴
悲劇を許せず、嘆きを許容できず、悲しみに満ちたすべてを救済すると決めた。自らがすべてを失ったことで、誰にも同じ思いをさせてはならないと思ったのだ。
ゆえに自らの手であらゆる悲劇を根絶させると誓った。
しかし度が過ぎている献身は人類を堕落させ、滅ぼしてしまう。そのことに気づくことはなかったのだ。
以上の祈りをもってこの存在のクラスは決定された。
『人造惑星』なぞ偽りの称号。
其は悲劇を看過することが出来ず、自らが悲劇を根絶させることで人類を救おうとする大災害。
その名をビーストα。
悲劇を根絶させ、番外の人類悪となった『献身』の理を持つ獣である。
出現演出
画面が真っ黒になり無数の星が煌めくと、中央に燃えるような三眼が出現したあと画面が深海を思わせる蒼に染まる。
出現文字は人類悪 共鳴
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
16 エレボス
シバについて
アナテマは興味深いと思っている。何なら解剖したり再現したり色々と試したいことがある模様。筋金入りのろくでなしである。
オーリムはわかっていない。そもそも怪物と人の違いもよくわからないオーリムには、シバもマトイたちと同じ個人としか思わない。ただアークスと喧嘩してるんだろう程度の認識。一番平和的。
カガチは殺す対象と考えている。精神が軋み、悲鳴をあげ、それでも世界に疑問を叩きつけるために鏖殺し続ける。
アナテマは興味深いと思っている。何なら解剖したり再現したり色々と試したいことがある模様。筋金入りのろくでなしである。
オーリムはわかっていない。そもそも怪物と人の違いもよくわからないオーリムには、シバもマトイたちと同じ個人としか思わない。ただアークスと喧嘩してるんだろう程度の認識。一番平和的。
カガチは殺す対象と考えている。精神が軋み、悲鳴をあげ、それでも世界に疑問を叩きつけるために鏖殺し続ける。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
17 エレボス
アナテマ、オーリム、カガチはアルマのことを通常は見ることが出来ない。(一人ほんとに見れないのか怪しい? 知ら管)
ただし、アナテマは声も聞こえず姿も見えないはずなのにアルマのいるほうを見て会話を成立させる。
オーリムはアザトースの力の影響で朧気に認識はするため、外なる神の仲間だと思っている。(これはオーリムがアザトースなどを朧気にしか認識できないため、朧気にしか認識できないもの=外なる神という考え方から)
カガチはそもそも大虐殺に忙しいため、アルマのことを知らない。知る気もない。
ただし、アナテマは声も聞こえず姿も見えないはずなのにアルマのいるほうを見て会話を成立させる。
オーリムはアザトースの力の影響で朧気に認識はするため、外なる神の仲間だと思っている。(これはオーリムがアザトースなどを朧気にしか認識できないため、朧気にしか認識できないもの=外なる神という考え方から)
カガチはそもそも大虐殺に忙しいため、アルマのことを知らない。知る気もない。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
18 エレボス
PSO2のオリキャラ組のほのぼの(としてるとはとても思えない)日常(?)回。
「きたよー!」
「おやおや、オーリムですか」
アナテマがアークスシップの空間を不法占拠……不法増築? した研究室。そこにオーリムは遊びに来ていた。
通常の手段では来れないはずなのだが、オーリムはアザトースの加護がある。ゆえに容易に来ることが出来た。
ちなみにカガチなら戒律の力で無理やり抉じ開けて侵入してくる。
「しかしここは遊び道具などありません。……どうせですから聞いておきますが、オーリムから二代目クラリスクレイスを説得しては──」
「──かーさまを実験に使うのはだめー!」
「仕方ありませんね」
やはりオーリムは説得してくれないと、苦笑しながら肩を竦めるアナテマ。
アナテマのマスクに描かれた三眼がギョロギョロと動き、ならばどうするかと考える。
二代目クラリスクレイスで実験はしたい。何なら【仮面】などでも実験はしたいし、アークスシップの何処かにいるらしい初代クラリスクレイス──厳密には違うとアナテマは知っているが──のアルマでもいくらか試しておきたいものはある。
「ああ、とても興味深い」
オーリムで試しておきたいこともあるが、それをやってしまっては他の実験に支障をきたしてしまう。ゆえに後回しにするしかない。
「……?」
アナテマの言葉に首をかしげて、適当に研究室の中を散策する。
「おやおや、この部屋が気になるのですか? キミは可愛いですね」
危険物は多いが、イドーラの加護のおかげでオーリムに危害が及ぶことはない。ゆえにアナテマは研究を再開する。
今行っている実験は【深遠なる闇】を如何に再現し、無力化出来るかなのだが……
「おやおや、どうにも上手く行きませんね」
【深遠なる闇】の再現もまだ成功していないのが現状である。仕方ないので一度中断する……と同時に研究室が揺れる。
「これは……」
「ゆれたー?」
揺れているのを楽しそうにしているオーリムと、揺れの原因を探るアナテマ。
数秒ほどそうしていると……
「アナテマァァァァァァァァァァ!」
「おやおや、派手な登場ですね。カガチ」
「あー! カガチだぁ!」
空間が割れ、カガチが現れる。
喜ぶオーリムと、子供が悪戯をしているのを見つけた親のような反応をするアナテマ。
「ここで死ねッ!!!」
剣がアナテマに向かって振るわれる。
神速と比喩するに相応しいその速度にアナテマも回避が間に合わない。
「これは素晴らしい」
下半身を切り落とされたアナテマだが、拍手しながらカガチを称えていた。よくぞそこまで至ったと、心の底から祝福する。
「死ね」
そんなアナテマの頭にカガチは剣を突き刺し、確実に殺した。
しかし、
「カガチは容赦ないですね。素晴らしい」
何処からともなくカガチの背後に現れるアナテマ。
振り向き様に剣を振るい、アナテマの首を切り落とすが──
「ヤンチャですね」
アナテマが再び出現する。
「相変わらず厄介な不死性だ」
カガチは丁寧な口調を崩し、舌打ちする。
ギチギチと空間が悲鳴をあげ、撓んでいく。
外界においては規格外と言ってもいい霊格そんざいに空間が耐えられない。
「ここが破壊されるのは困りますね」
仕方ないとアナテマが手をたたく。
すると、景色が一瞬で変化した。
「? ……おー!」
オーリムが目を輝かせて周囲を見る。
そこにはアナテマが適当に用意したイス、テーブル、お茶菓子や紅茶にジュースなどがある。
「オレはおまえと呑気にお茶会なんざやってやる気はない」
アナテマを睨むカガチ。
「おやおや、剣呑ですね」
気にせず席に着き、呑気に紅茶を飲んでいるアナテマ。
「おいしー!」
マイペースにお茶菓子を食べているオーリム。ちなみに全部毒とか盛られているのだが、イドーラの加護により無事。
「………………………………………………………」
結局、カガチがキレて星を両断したためお茶会(?)は終了した。
このときの被害のせいでアークス上層部の胃痛が加速したとかなんとか。ついでに特製の胃薬をアナテマが上層部に処方したらしいという噂もある。
「きたよー!」
「おやおや、オーリムですか」
アナテマがアークスシップの空間を不法占拠……不法増築? した研究室。そこにオーリムは遊びに来ていた。
通常の手段では来れないはずなのだが、オーリムはアザトースの加護がある。ゆえに容易に来ることが出来た。
ちなみにカガチなら戒律の力で無理やり抉じ開けて侵入してくる。
「しかしここは遊び道具などありません。……どうせですから聞いておきますが、オーリムから二代目クラリスクレイスを説得しては──」
「──かーさまを実験に使うのはだめー!」
「仕方ありませんね」
やはりオーリムは説得してくれないと、苦笑しながら肩を竦めるアナテマ。
アナテマのマスクに描かれた三眼がギョロギョロと動き、ならばどうするかと考える。
二代目クラリスクレイスで実験はしたい。何なら【仮面】などでも実験はしたいし、アークスシップの何処かにいるらしい初代クラリスクレイス──厳密には違うとアナテマは知っているが──のアルマでもいくらか試しておきたいものはある。
「ああ、とても興味深い」
オーリムで試しておきたいこともあるが、それをやってしまっては他の実験に支障をきたしてしまう。ゆえに後回しにするしかない。
「……?」
アナテマの言葉に首をかしげて、適当に研究室の中を散策する。
「おやおや、この部屋が気になるのですか? キミは可愛いですね」
危険物は多いが、イドーラの加護のおかげでオーリムに危害が及ぶことはない。ゆえにアナテマは研究を再開する。
今行っている実験は【深遠なる闇】を如何に再現し、無力化出来るかなのだが……
「おやおや、どうにも上手く行きませんね」
【深遠なる闇】の再現もまだ成功していないのが現状である。仕方ないので一度中断する……と同時に研究室が揺れる。
「これは……」
「ゆれたー?」
揺れているのを楽しそうにしているオーリムと、揺れの原因を探るアナテマ。
数秒ほどそうしていると……
「アナテマァァァァァァァァァァ!」
「おやおや、派手な登場ですね。カガチ」
「あー! カガチだぁ!」
空間が割れ、カガチが現れる。
喜ぶオーリムと、子供が悪戯をしているのを見つけた親のような反応をするアナテマ。
「ここで死ねッ!!!」
剣がアナテマに向かって振るわれる。
神速と比喩するに相応しいその速度にアナテマも回避が間に合わない。
「これは素晴らしい」
下半身を切り落とされたアナテマだが、拍手しながらカガチを称えていた。よくぞそこまで至ったと、心の底から祝福する。
「死ね」
そんなアナテマの頭にカガチは剣を突き刺し、確実に殺した。
しかし、
「カガチは容赦ないですね。素晴らしい」
何処からともなくカガチの背後に現れるアナテマ。
振り向き様に剣を振るい、アナテマの首を切り落とすが──
「ヤンチャですね」
アナテマが再び出現する。
「相変わらず厄介な不死性だ」
カガチは丁寧な口調を崩し、舌打ちする。
ギチギチと空間が悲鳴をあげ、撓んでいく。
外界においては規格外と言ってもいい霊格そんざいに空間が耐えられない。
「ここが破壊されるのは困りますね」
仕方ないとアナテマが手をたたく。
すると、景色が一瞬で変化した。
「? ……おー!」
オーリムが目を輝かせて周囲を見る。
そこにはアナテマが適当に用意したイス、テーブル、お茶菓子や紅茶にジュースなどがある。
「オレはおまえと呑気にお茶会なんざやってやる気はない」
アナテマを睨むカガチ。
「おやおや、剣呑ですね」
気にせず席に着き、呑気に紅茶を飲んでいるアナテマ。
「おいしー!」
マイペースにお茶菓子を食べているオーリム。ちなみに全部毒とか盛られているのだが、イドーラの加護により無事。
「………………………………………………………」
結局、カガチがキレて星を両断したためお茶会(?)は終了した。
このときの被害のせいでアークス上層部の胃痛が加速したとかなんとか。ついでに特製の胃薬をアナテマが上層部に処方したらしいという噂もある。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
19 エレボス
ステラのとある日
アークスシップの一角。アナテマの不法占拠……不法増築した空間にて。
「……………………………」
「おやおや、これは珍しい客人ですね」
会いたくもない相手に会ったと言わんばかりの表情を浮かべているステラに、楽しそうなアナテマがいた。
アナテマと出会った瞬間から今に至るまで粉微塵になるまで切り刻み続けてはいるのだが、アナテマは不滅に近い。粉微塵になってもすぐに復活してくる。
ステラはアークスではない。しかし悲劇には敏感だった。ならばアナテマを許せるはずもない。
あらゆる悲劇を根絶するために動き、獣の資格まで保持している神域者が悲劇を振り撒く存在を前にして牙を剥かないなどありえない。
そして、それを前にしてはいくらアナテマでも嬲り殺しにされるのがオチだ。アナテマは戦闘特化の存在というわけではないのだから。
「……はあ、埒が明かない。いったい何の用?」
「そう大した用件ではないのですが……」
そうアナテマは切り出して語り出す。
「【深遠なる闇】を再現する手伝いを──」
「無限に死ぬべきだね」
交渉決裂である。当然だった。
悲劇を根絶するために行動する存在を前にどうして悲劇を振り撒く存在の再現の協力を持ちかけたのか。
「おやおや、ステラは頑固ですね」
「……で? それだけじゃないんでしょ?」
アナテマの態度に穏当なステラもキレそうになっていた。
仕方ないと言わんばかりに頭を振ったアナテマは、再び口を開いた。
「オーリムのことを見ておいてもらいたいのですが、頼めますか?」
「オーリム? ……ああ、最初の貴方の弟だね」
納得したステラは理由を言えと目線で促す。
「オーリムにはどうやら魔皇の呪いがかけられているようで、どうなるのか興味があるのです」
「……助けたいとかそういう理由じゃない辺り、ほんと人でなし」
ステラはジト目でアナテマを見る。
助けたいわけじゃなく、どうなるのか興味があるから監視しろというのだから、必然と言えば必然だろう。
「……でもわかった。引き受ける」
「ありがとうございます。では報酬ですが……」
「いらない」
「おやおや、そうですか」
どうせろくなものではないと報酬の話を切り上げ、ステラはさっさと出ていった。
「……さて、【深遠なる闇】を再現するにはどうしましょうか」
そしてアナテマは実験を再開した。
☆
「……さすがに予想外かな」
アークスに紛れていたステラは少し悩んでいた。
というのも、監視対象であったオーリムが行方不明──とは言え、ステラは犯人が誰かわかったので特に妨害はしなかったし、するほうが問題だったわけだが──になったのとほぼ同時刻に二代目クラリスクレイス……マトイもいなくなっていた。
それだけなら良かったのだが、なにが起きたのかオーリムがマトイの子供になったらしい。
「……いやほんとにどういうことなんだろう?」
さすがのステラも理解が追い付かない。
ニャルラトホテプに騙されたか? と百回ほど情報の裏付けを取っていたくらいには混乱している。
「……出てきなよ、イドーラ」
「あれ、バレちゃった」
その言葉と共にステラがいた場所の近くにあったガラスにイドーラの姿が映し出される。
「どういうこと?」
「んー、私がお願いしたんだよ。オーリムの保護者になってくれないかってね」
その言葉でステラは納得がいった。
確かにマトイたちは善良なヒトたちだ。なら、オーリムを任せようと思うのも無理はない。だが……
「理解してないわけじゃないでしょ」
「総帥の呪いでしょう?」
かの魔皇の呪いを解呪する術はない。
周辺にある存在全てを巻き込んで招来を行わせようとする呪いは、今も機能している。
「それでも賭けてみたい。あの善良なヒトの子たちが、我らが総帥の呪いを超えられる可能性に」
「……運命の魔の手を掻い潜ることが出来る。そう思ったの?」
オーリムの運命は魔皇を招来するものに固定されている。
いくら妨害しても、いつかは行われるだろう。……しかしだ。
「運命は絶対じゃない。私たちはそれをよく知っている」
「だけど運命の魔の手を掻い潜るには並大抵の力では不可能だってことも知ってるでしょ? イドーラ」
そう、運命は絶対ではない。しかし並大抵の力では超えることなど不可能だ。
「未来の可能性は無限にあるべき。そうは思わない? ステラ」
「……それが悲劇を生むのなら、可能性を狭めることも必要だとは思う。だけど──」
──そうじゃないのなら、無限の可能性に賭けてみたいとも思う。
その言葉を聞いてイドーラは満足そうに頷き、ガラスから姿を消した。
「オーリム・フェリクス・ファミリア……いつか、幸せ、家族、か。……そうなるのなら、それが一番いい。せっかく手に入れた家族だもの。大切にしなよ? オーリム」
そう呟いてステラも姿を消した。
アークスシップの一角。アナテマの不法占拠……不法増築した空間にて。
「……………………………」
「おやおや、これは珍しい客人ですね」
会いたくもない相手に会ったと言わんばかりの表情を浮かべているステラに、楽しそうなアナテマがいた。
アナテマと出会った瞬間から今に至るまで粉微塵になるまで切り刻み続けてはいるのだが、アナテマは不滅に近い。粉微塵になってもすぐに復活してくる。
ステラはアークスではない。しかし悲劇には敏感だった。ならばアナテマを許せるはずもない。
あらゆる悲劇を根絶するために動き、獣の資格まで保持している神域者が悲劇を振り撒く存在を前にして牙を剥かないなどありえない。
そして、それを前にしてはいくらアナテマでも嬲り殺しにされるのがオチだ。アナテマは戦闘特化の存在というわけではないのだから。
「……はあ、埒が明かない。いったい何の用?」
「そう大した用件ではないのですが……」
そうアナテマは切り出して語り出す。
「【深遠なる闇】を再現する手伝いを──」
「無限に死ぬべきだね」
交渉決裂である。当然だった。
悲劇を根絶するために行動する存在を前にどうして悲劇を振り撒く存在の再現の協力を持ちかけたのか。
「おやおや、ステラは頑固ですね」
「……で? それだけじゃないんでしょ?」
アナテマの態度に穏当なステラもキレそうになっていた。
仕方ないと言わんばかりに頭を振ったアナテマは、再び口を開いた。
「オーリムのことを見ておいてもらいたいのですが、頼めますか?」
「オーリム? ……ああ、最初の貴方の弟だね」
納得したステラは理由を言えと目線で促す。
「オーリムにはどうやら魔皇の呪いがかけられているようで、どうなるのか興味があるのです」
「……助けたいとかそういう理由じゃない辺り、ほんと人でなし」
ステラはジト目でアナテマを見る。
助けたいわけじゃなく、どうなるのか興味があるから監視しろというのだから、必然と言えば必然だろう。
「……でもわかった。引き受ける」
「ありがとうございます。では報酬ですが……」
「いらない」
「おやおや、そうですか」
どうせろくなものではないと報酬の話を切り上げ、ステラはさっさと出ていった。
「……さて、【深遠なる闇】を再現するにはどうしましょうか」
そしてアナテマは実験を再開した。
☆
「……さすがに予想外かな」
アークスに紛れていたステラは少し悩んでいた。
というのも、監視対象であったオーリムが行方不明──とは言え、ステラは犯人が誰かわかったので特に妨害はしなかったし、するほうが問題だったわけだが──になったのとほぼ同時刻に二代目クラリスクレイス……マトイもいなくなっていた。
それだけなら良かったのだが、なにが起きたのかオーリムがマトイの子供になったらしい。
「……いやほんとにどういうことなんだろう?」
さすがのステラも理解が追い付かない。
ニャルラトホテプに騙されたか? と百回ほど情報の裏付けを取っていたくらいには混乱している。
「……出てきなよ、イドーラ」
「あれ、バレちゃった」
その言葉と共にステラがいた場所の近くにあったガラスにイドーラの姿が映し出される。
「どういうこと?」
「んー、私がお願いしたんだよ。オーリムの保護者になってくれないかってね」
その言葉でステラは納得がいった。
確かにマトイたちは善良なヒトたちだ。なら、オーリムを任せようと思うのも無理はない。だが……
「理解してないわけじゃないでしょ」
「総帥の呪いでしょう?」
かの魔皇の呪いを解呪する術はない。
周辺にある存在全てを巻き込んで招来を行わせようとする呪いは、今も機能している。
「それでも賭けてみたい。あの善良なヒトの子たちが、我らが総帥の呪いを超えられる可能性に」
「……運命の魔の手を掻い潜ることが出来る。そう思ったの?」
オーリムの運命は魔皇を招来するものに固定されている。
いくら妨害しても、いつかは行われるだろう。……しかしだ。
「運命は絶対じゃない。私たちはそれをよく知っている」
「だけど運命の魔の手を掻い潜るには並大抵の力では不可能だってことも知ってるでしょ? イドーラ」
そう、運命は絶対ではない。しかし並大抵の力では超えることなど不可能だ。
「未来の可能性は無限にあるべき。そうは思わない? ステラ」
「……それが悲劇を生むのなら、可能性を狭めることも必要だとは思う。だけど──」
──そうじゃないのなら、無限の可能性に賭けてみたいとも思う。
その言葉を聞いてイドーラは満足そうに頷き、ガラスから姿を消した。
「オーリム・フェリクス・ファミリア……いつか、幸せ、家族、か。……そうなるのなら、それが一番いい。せっかく手に入れた家族だもの。大切にしなよ? オーリム」
そう呟いてステラも姿を消した。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
20 PSO2組+ステラ&イドーラ
ゲヘナの日常(?)その2
「どうして……どうしてなのわたしたち……どうしてなのボクたち……」
耳をふさいで、目を閉じて、頭を振って否定する。
憎くない? そんなはずはない。復讐しないと。でもなんであんなに楽しそうだったの。わからない。助けてわたしたち。
画面越しにクーナを見たあと、ゲヘナは錯乱していた。
復讐という核が揺らいでいた。
幽鬼を思わせるフラフラとした足取りでアークスシップを彷徨う。
答えは見つからない。
見つかるはずもない。
復讐しなきゃ。
でも楽しそうだった。
復讐する義務がある。
でも楽しそうだった。
苦しめないといけない。
でも楽しそうだった。
永遠をあげないといけない。
でも楽しそうだった。
わたしたちの犠牲を無にするようなことは許してはいけない。
でも楽しそうだった。
……なんでなの?
「たすけてよぉ……わたしたち……」
名前も知らない、ただ画面越しに見ただけのクーナに助けを求めるほどにゲヘナは追い詰められていた。
ショックだった。
復讐しないといけないとも思っていた。
そのための復讐の権利だと認識していた。
だというのに、楽しそうな笑顔を見せているわたしたちがいる。
それを奪うのは正当か?
それをなくすのは正当か?
それを否定するのは正当なのか?
答えは否。正当ではない。それは正当な復讐足りえない。
すべてに蔑ろにされたからこそ、すべてに復讐する正当な権利を有するのだ。
同じ境遇の存在にそれを振るうことは許されない。より正確には正当性を失う。
だからこそ正気なゲヘナにそれは行えない。
「なんで……なんで……」
グスグスと泣きながら、ゲヘナは歩く。
答えを与えてくれる誰かを探しながら彷徨い続ける。
不滅を付与され手足を捥がれ腹を裂かれて無数の寄生虫に身体を貪られている名も知らないアークス数人を通り道に残しながら惑い続ける。
不滅を付与し、拷問にかけるような真似をするのはゲヘナの本能に近い。
復讐という本能。復讐という義務。
ゲヘナはそれを意識せずに行ってしまう。
ヒトを許せない。だから苦しみ続けろ。わたしたちの犠牲を無にするな。
ゲヘナはそんな感情に任せて動く子供で、生きた厄災そのもの。
まだ小規模ではあるものの、厄災は確かに広がり始めていた。
当然、それに気づく者たちもいる。
「……殺すしかないのかな」
ステラは悩む。
放置したら悲劇が増える。
もう殺すしかないのだろうかと。
「おやおやおや、とてもとても興味深い」
アナテマは笑う。
アークスが滅びようとアナテマは気にしない。
どうなろうと興味に従って動くのだから。
「かーさまに言うべきー?」
オーリムは考える。
自らの母に頼ればなんとか出来るだろうか? と。
「チッ……」
カガチは舌打ちする。
戒律に従い、滅ぼしてやるとゲヘナを探し始める。
彼等が動き始めればアークスの上層部もすぐ気づくだろう。いいや、既に気づいているのかもしれない。
「時間はあまりない、か」
ステラも悩むのを止め、動き始めた。
ステラに上層部を止められるような力はない。
無力化さえ出来れば止められるかもしれないが、既に被害を出しているということが痛い。
それさえなければ、説得はしやすかったのだから。
まあもっとも……
「……アナテマめ」
被害にあったアークスはすべてアナテマが先に回収して実験に使ってしまっているため、実質アナテマによる被害と言えてしまう状態なのだが。
「……こればっかりは私は何も出来ないかもね」
夢と現の狭間で、イドーラはゲヘナたちを見ていた。
「マトイを頼るのもさすがに今回は気が引けるし、かといって他のアークスに伝手はないからなぁ……」
打つ手なし。というよりマトイを頼って状況が好転するのかすらイドーラにはわからなかった。
「何を考えてるの……総帥」
魔皇アザトース。ゲヘナをこの世界に送り込んだ元凶。
怪物の中の怪物であり、超越者の一角。
そんな存在がどうしてここまで動いているのか。イドーラには不思議でしかない。
「……ごめんね、マトイ。ツラいことばかり押し付けてしまってる」
運命の魔の手すら掻い潜り、希望を掴めるかもしれない。そう思ってオーリムを託した。
だが、もしかしたら……
「それすら総帥の掌の上だったのかもしれない」
だが、たとえそうだとしても、
「最後の勝ちはマトイたちが掴む」
最後の勝ちをアザトースに取られる気などイドーラにはなかった。
「どうして……どうしてなのわたしたち……どうしてなのボクたち……」
耳をふさいで、目を閉じて、頭を振って否定する。
憎くない? そんなはずはない。復讐しないと。でもなんであんなに楽しそうだったの。わからない。助けてわたしたち。
画面越しにクーナを見たあと、ゲヘナは錯乱していた。
復讐という核が揺らいでいた。
幽鬼を思わせるフラフラとした足取りでアークスシップを彷徨う。
答えは見つからない。
見つかるはずもない。
復讐しなきゃ。
でも楽しそうだった。
復讐する義務がある。
でも楽しそうだった。
苦しめないといけない。
でも楽しそうだった。
永遠をあげないといけない。
でも楽しそうだった。
わたしたちの犠牲を無にするようなことは許してはいけない。
でも楽しそうだった。
……なんでなの?
「たすけてよぉ……わたしたち……」
名前も知らない、ただ画面越しに見ただけのクーナに助けを求めるほどにゲヘナは追い詰められていた。
ショックだった。
復讐しないといけないとも思っていた。
そのための復讐の権利だと認識していた。
だというのに、楽しそうな笑顔を見せているわたしたちがいる。
それを奪うのは正当か?
それをなくすのは正当か?
それを否定するのは正当なのか?
答えは否。正当ではない。それは正当な復讐足りえない。
すべてに蔑ろにされたからこそ、すべてに復讐する正当な権利を有するのだ。
同じ境遇の存在にそれを振るうことは許されない。より正確には正当性を失う。
だからこそ正気なゲヘナにそれは行えない。
「なんで……なんで……」
グスグスと泣きながら、ゲヘナは歩く。
答えを与えてくれる誰かを探しながら彷徨い続ける。
不滅を付与され手足を捥がれ腹を裂かれて無数の寄生虫に身体を貪られている名も知らないアークス数人を通り道に残しながら惑い続ける。
不滅を付与し、拷問にかけるような真似をするのはゲヘナの本能に近い。
復讐という本能。復讐という義務。
ゲヘナはそれを意識せずに行ってしまう。
ヒトを許せない。だから苦しみ続けろ。わたしたちの犠牲を無にするな。
ゲヘナはそんな感情に任せて動く子供で、生きた厄災そのもの。
まだ小規模ではあるものの、厄災は確かに広がり始めていた。
当然、それに気づく者たちもいる。
「……殺すしかないのかな」
ステラは悩む。
放置したら悲劇が増える。
もう殺すしかないのだろうかと。
「おやおやおや、とてもとても興味深い」
アナテマは笑う。
アークスが滅びようとアナテマは気にしない。
どうなろうと興味に従って動くのだから。
「かーさまに言うべきー?」
オーリムは考える。
自らの母に頼ればなんとか出来るだろうか? と。
「チッ……」
カガチは舌打ちする。
戒律に従い、滅ぼしてやるとゲヘナを探し始める。
彼等が動き始めればアークスの上層部もすぐ気づくだろう。いいや、既に気づいているのかもしれない。
「時間はあまりない、か」
ステラも悩むのを止め、動き始めた。
ステラに上層部を止められるような力はない。
無力化さえ出来れば止められるかもしれないが、既に被害を出しているということが痛い。
それさえなければ、説得はしやすかったのだから。
まあもっとも……
「……アナテマめ」
被害にあったアークスはすべてアナテマが先に回収して実験に使ってしまっているため、実質アナテマによる被害と言えてしまう状態なのだが。
「……こればっかりは私は何も出来ないかもね」
夢と現の狭間で、イドーラはゲヘナたちを見ていた。
「マトイを頼るのもさすがに今回は気が引けるし、かといって他のアークスに伝手はないからなぁ……」
打つ手なし。というよりマトイを頼って状況が好転するのかすらイドーラにはわからなかった。
「何を考えてるの……総帥」
魔皇アザトース。ゲヘナをこの世界に送り込んだ元凶。
怪物の中の怪物であり、超越者の一角。
そんな存在がどうしてここまで動いているのか。イドーラには不思議でしかない。
「……ごめんね、マトイ。ツラいことばかり押し付けてしまってる」
運命の魔の手すら掻い潜り、希望を掴めるかもしれない。そう思ってオーリムを託した。
だが、もしかしたら……
「それすら総帥の掌の上だったのかもしれない」
だが、たとえそうだとしても、
「最後の勝ちはマトイたちが掴む」
最後の勝ちをアザトースに取られる気などイドーラにはなかった。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
21 ゲヘナ
ゲヘナ版
真名転生
ビーストα:Deficit
理:復讐
アイデスと対になる存在。復讐のために不滅の形を与える災害であり、人類の滅びを赦さない。
以上の在り方をもってこの存在たちのクラスは滅びを迎えた。
『原罪の復讐者』なぞ偽りの称号。
其は人類が産み出した、人類史に必須の大災害。
出現演出
画面中央に黒と白の渦が現れ画面全体に広がる。広がりきった瞬間、無数の赤い眼が此方を睨み、目を閉じる。
出現文字は人類悪 撹拌
真名転生
ビーストα:Deficit
理:復讐
アイデスと対になる存在。復讐のために不滅の形を与える災害であり、人類の滅びを赦さない。
以上の在り方をもってこの存在たちのクラスは滅びを迎えた。
『原罪の復讐者』なぞ偽りの称号。
其は人類が産み出した、人類史に必須の大災害。
出現演出
画面中央に黒と白の渦が現れ画面全体に広がる。広がりきった瞬間、無数の赤い眼が此方を睨み、目を閉じる。
出現文字は人類悪 撹拌
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
22 ゲヘナ
アイデス版
真名降誕
ビーストα:Deficit
理:否定
ゲヘナと対になる存在。同胞たちの犠牲を無価値にすることなど許容できないがために、人類の滅びを赦さない。
以上の在り方をもってこの存在たちのクラスは滅びを迎えた。
『原罪の復讐者』なぞ偽りの称号。
其は人類が産み出した、人類史と共にある大災害。
ちなみにゲヘナと同じビースト名となってしまうのは、根本を共有しているため。そのためどちらかの理となって同じ枠として二人とも現れる。
本来ならばゲヘナもアイデスも汚染された聖杯と同じく報復の理を持った獣となり、番外の獣にはなりえなかった。
出現演出
画面が真っ暗になったあと、あちこちに赤黒い手形が現れる。その後、赤黒い手形を掻き消すように画面が明るく染まり、無邪気な子供の笑い声が響く。
出現文字は人類悪 亡失
真名降誕
ビーストα:Deficit
理:否定
ゲヘナと対になる存在。同胞たちの犠牲を無価値にすることなど許容できないがために、人類の滅びを赦さない。
以上の在り方をもってこの存在たちのクラスは滅びを迎えた。
『原罪の復讐者』なぞ偽りの称号。
其は人類が産み出した、人類史と共にある大災害。
ちなみにゲヘナと同じビースト名となってしまうのは、根本を共有しているため。そのためどちらかの理となって同じ枠として二人とも現れる。
本来ならばゲヘナもアイデスも汚染された聖杯と同じく報復の理を持った獣となり、番外の獣にはなりえなかった。
出現演出
画面が真っ暗になったあと、あちこちに赤黒い手形が現れる。その後、赤黒い手形を掻き消すように画面が明るく染まり、無邪気な子供の笑い声が響く。
出現文字は人類悪 亡失
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
23 ゲヘナ
獣の力関係
ウボ=サスラ>全能の壁>ステラ>ゲヘナ=アイデス>ユウキ
他のビーストとかに対する対応など
ウボ=サスラ → サーちゃんはみんなのおかーさん!
ステラ → 悲劇をもたらすのなら排除する。
ゲヘナ → 永遠をあげる、永劫をあげる、不滅となって苦しむがいい。
アイデス → わたしたちが永遠に護ってあげる、獣だろうと永劫に護ってあげる。
ユウキ → 幸福をあげる、永遠をあげる。獣だろうと幸福になっていいんだもの。
ウボ=サスラ>全能の壁>ステラ>ゲヘナ=アイデス>ユウキ
他のビーストとかに対する対応など
ウボ=サスラ → サーちゃんはみんなのおかーさん!
ステラ → 悲劇をもたらすのなら排除する。
ゲヘナ → 永遠をあげる、永劫をあげる、不滅となって苦しむがいい。
アイデス → わたしたちが永遠に護ってあげる、獣だろうと永劫に護ってあげる。
ユウキ → 幸福をあげる、永遠をあげる。獣だろうと幸福になっていいんだもの。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
24 ゲヘナ
ビーストαについて
科学=Aみんな≠キーワードとする人類悪。
科学技術の発達の末に具現する結末、或いは力を保持して何らかの形でみんな≠ノ報いようとしてる場合、この獣の資格を得る。
そのため、人体実験を受けていた存在が人類愛を何らかの形で抱いた場合に該当しやすい。
科学=Aみんな≠キーワードとする人類悪。
科学技術の発達の末に具現する結末、或いは力を保持して何らかの形でみんな≠ノ報いようとしてる場合、この獣の資格を得る。
そのため、人体実験を受けていた存在が人類愛を何らかの形で抱いた場合に該当しやすい。
(SC-03L/d ID:PpwXWU)
25 ゲヘナ
その名はアイデス
「……んー」
アークスシップでモニターを前にして悩んでいるヒューマンの子供。
なにに悩んでいるのかと言うと……
「わたしたちのライブ……見てみたいけどなぁ……」
わたしたち>氛氓キなわちクーナのライブが生で見たいらしい。
しかし、この子供──アイデスには問題があった。
「わたしたち……不法侵入者なんだよねぇ……」
身分も何もないアイデスは当然ながらチケットを買えるようなお金もない。
人類の守護者になる道を選んだ以上、強奪を行うこともない。
端的に言って生で見るのは不可能である。まあ正規手段に限れば、の話ではあるが。
「……というか、あの大バカの気配が消えた?」
大バカ──ゲヘナのことなのだが──の気配がアークスシップから消えたことで首をかしげる。
アイデスもそうだが、ゲヘナにはアークスシップを出る手段がない。
だというのに気配が消えた。それはつまり何かしらの介入があったということだ。
「……調べておくべきか」
人類の害となるなら排除する。
そんな冷徹な意思を滲ませ、次の行動を決定する。
その道中にたまたま会ったアナテマを百度ほど殺し、カガチと殺し合い、オーリムと談笑しながら何やら亡霊みたいな良く見えない変なやつを探したりと色々あったのだが割愛し──
「うん、やっぱりシップ内にいない」
ゲヘナが何処にもいないことを確認した。
シップ内に殺人種が残ってはいたので全滅させ、アナテマの研究室にいたゲヘナの被害者を助けようとしたら、不滅が何故か解除されたことに首をかしげながらも傷を癒して回復させ解放したりと色々と探した上で結論を出した。
ではどうしようか。
「うーん……しかも、わたしたちもいなくなってない?」
気づいたらクーナの気配もない気がする。
さて、なにが起きているのだろう? 首をかしげながらも、シップ内の散策を再開するアイデスだった。
────運命はいまだ我が掌の上だ。我を楽しませろ、獣ども。
魔皇が嗤う。
数多の世界の中心に座して嗤い続ける。
人類悪たる獣ですらこの超越者の前ではただの玩具にすぎぬ。
全能の存在をも手玉にとって玩具とする怪物は冒涜的な呪詛を吐き、収縮と膨張を繰り返して眠り続ける。
どう足掻いても無駄なのだと嘲笑しながら眠って世界を創造し続けていた。
「……んー」
アークスシップでモニターを前にして悩んでいるヒューマンの子供。
なにに悩んでいるのかと言うと……
「わたしたちのライブ……見てみたいけどなぁ……」
わたしたち>氛氓キなわちクーナのライブが生で見たいらしい。
しかし、この子供──アイデスには問題があった。
「わたしたち……不法侵入者なんだよねぇ……」
身分も何もないアイデスは当然ながらチケットを買えるようなお金もない。
人類の守護者になる道を選んだ以上、強奪を行うこともない。
端的に言って生で見るのは不可能である。まあ正規手段に限れば、の話ではあるが。
「……というか、あの大バカの気配が消えた?」
大バカ──ゲヘナのことなのだが──の気配がアークスシップから消えたことで首をかしげる。
アイデスもそうだが、ゲヘナにはアークスシップを出る手段がない。
だというのに気配が消えた。それはつまり何かしらの介入があったということだ。
「……調べておくべきか」
人類の害となるなら排除する。
そんな冷徹な意思を滲ませ、次の行動を決定する。
その道中にたまたま会ったアナテマを百度ほど殺し、カガチと殺し合い、オーリムと談笑しながら何やら亡霊みたいな良く見えない変なやつを探したりと色々あったのだが割愛し──
「うん、やっぱりシップ内にいない」
ゲヘナが何処にもいないことを確認した。
シップ内に殺人種が残ってはいたので全滅させ、アナテマの研究室にいたゲヘナの被害者を助けようとしたら、不滅が何故か解除されたことに首をかしげながらも傷を癒して回復させ解放したりと色々と探した上で結論を出した。
ではどうしようか。
「うーん……しかも、わたしたちもいなくなってない?」
気づいたらクーナの気配もない気がする。
さて、なにが起きているのだろう? 首をかしげながらも、シップ内の散策を再開するアイデスだった。
────運命はいまだ我が掌の上だ。我を楽しませろ、獣ども。
魔皇が嗤う。
数多の世界の中心に座して嗤い続ける。
人類悪たる獣ですらこの超越者の前ではただの玩具にすぎぬ。
全能の存在をも手玉にとって玩具とする怪物は冒涜的な呪詛を吐き、収縮と膨張を繰り返して眠り続ける。
どう足掻いても無駄なのだと嘲笑しながら眠って世界を創造し続けていた。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
26 ゲヘナ
ゲヘナVSアイデス
「我らが絶望で未来を示せ──アストラ<@ッ!」
憎悪に満ちた声が響く。ゲヘナの全身に黒い光に満ちていく。
「我らが希望で未来を示して──アストラ<b!」
そんなゲヘナに否を突き付けるように希望に満ちた声が響く。アイデスの全身に白い光が満ちる。
完全に光に覆われた刹那、両者の姿が消える。
それと同時に二つの閃光が縦横無尽に宙を駆ける。
ぶつかっては離れ、再び接近してぶつかりあう。
二つの閃光がぶつかりあう度に血がばらまかれ、肉片が飛び散り、轟音が響く。
突風が吹き荒れ、無数に散らばった殺人種の屍で形成された大地が崩れていく。
火山が噴火し、海が燃え、空は赤く焦げていく。
まさに地獄。終焉が訪れた景色に他ならない。
復讐者と守護者。両者の争いは国を終わらせるに値する被害を叩き出していた。
「ゲヘナァァァァァァァ!」
「アイデスゥゥゥゥゥゥ!」
怒号が響く。
相手を否定せんと、相手の名を叫び牙を剥く。
当然ながら被害は拡大するが、それでも大陸を滅ぼすまでは拡大していない。
尋常ではない被害ではあるものの、この程度で済んでいるのは奇跡と言える。
両者ともに第五桁……いいや、状況によっては第四桁にも匹敵しうるポテンシャルを秘めている。ゆえに、本来ならば星の一つや二つ容易に消し飛ばせる。
しかし今は大陸一つすら消し飛ばせていない。
そこにはいくらか理由はあるものの、最たる理由は復讐の権能が振るえないからだ。
両者とも復讐の権能があるから第四桁に匹敵しうるのであって、それがなければせいぜい第六桁程度にまで落ち込む。
それでも両者互角のため、泥試合と化すわけだが……
「邪魔をするな、アイデスっ!」
「邪魔しないわけがないでしょ、ゲヘナっ!」
「「──────わたしたち≠フライブチケットはわたしたちが買う!」」
スゴいどうでもいい理由で殺し合っているため、泥試合になろうと誰も気にしない。
既に殺し合い始めてから数時間は経過しているし、なんならクーナのライブチケットに関してはステラが二枚確保してたりするのだが、全く話を聞かずに殺し合っているのが現状である。
とは言え、これ以上の被害は見過ごせない。
不毛の星が舞台だったからこそ、ステラはここまでなるまで我慢したが、さすがにこれ以上は我慢できない。
ゆえに……
「はあ、これ以上は見過ごせないからね」
「「ふぎゅっ!?」」
一瞬で両者を鎮圧した。
「我らが絶望で未来を示せ──アストラ<@ッ!」
憎悪に満ちた声が響く。ゲヘナの全身に黒い光に満ちていく。
「我らが希望で未来を示して──アストラ<b!」
そんなゲヘナに否を突き付けるように希望に満ちた声が響く。アイデスの全身に白い光が満ちる。
完全に光に覆われた刹那、両者の姿が消える。
それと同時に二つの閃光が縦横無尽に宙を駆ける。
ぶつかっては離れ、再び接近してぶつかりあう。
二つの閃光がぶつかりあう度に血がばらまかれ、肉片が飛び散り、轟音が響く。
突風が吹き荒れ、無数に散らばった殺人種の屍で形成された大地が崩れていく。
火山が噴火し、海が燃え、空は赤く焦げていく。
まさに地獄。終焉が訪れた景色に他ならない。
復讐者と守護者。両者の争いは国を終わらせるに値する被害を叩き出していた。
「ゲヘナァァァァァァァ!」
「アイデスゥゥゥゥゥゥ!」
怒号が響く。
相手を否定せんと、相手の名を叫び牙を剥く。
当然ながら被害は拡大するが、それでも大陸を滅ぼすまでは拡大していない。
尋常ではない被害ではあるものの、この程度で済んでいるのは奇跡と言える。
両者ともに第五桁……いいや、状況によっては第四桁にも匹敵しうるポテンシャルを秘めている。ゆえに、本来ならば星の一つや二つ容易に消し飛ばせる。
しかし今は大陸一つすら消し飛ばせていない。
そこにはいくらか理由はあるものの、最たる理由は復讐の権能が振るえないからだ。
両者とも復讐の権能があるから第四桁に匹敵しうるのであって、それがなければせいぜい第六桁程度にまで落ち込む。
それでも両者互角のため、泥試合と化すわけだが……
「邪魔をするな、アイデスっ!」
「邪魔しないわけがないでしょ、ゲヘナっ!」
「「──────わたしたち≠フライブチケットはわたしたちが買う!」」
スゴいどうでもいい理由で殺し合っているため、泥試合になろうと誰も気にしない。
既に殺し合い始めてから数時間は経過しているし、なんならクーナのライブチケットに関してはステラが二枚確保してたりするのだが、全く話を聞かずに殺し合っているのが現状である。
とは言え、これ以上の被害は見過ごせない。
不毛の星が舞台だったからこそ、ステラはここまでなるまで我慢したが、さすがにこれ以上は我慢できない。
ゆえに……
「はあ、これ以上は見過ごせないからね」
「「ふぎゅっ!?」」
一瞬で両者を鎮圧した。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
27 エレボス
アビス
真名崩壊
『原罪の復讐者』など偽りの称号。
其は人類史に在り続けた大災害───否、これは人類悪に非ず。これは大災害に非ず。
これは復讐というプログラムに従う機構にすぎない。ただ人類愛を原因として発生する滅びの実行者という経緯から、文字通り人類史の自滅機構として獣の枠組みに組み込まれただけである。
すなわち、真に獣として認定されたのはこの怪物ではない。
真に獣と認定されたのはこの怪物を産み落とした不特定多数の人間という事象である。ただその代表が滅びの実行者たるアビスになったというだけにすぎない。
以上の真実をもってこの滅びは証明された。
『原罪の復讐者』など偽りの称号。其は人類史が造り上げた最新の終末譚。
その銘はビースト■。本来あり得るはずのない獣ならざる獣である。
出現演出
画面に枯れ果てた大地と天に輝く暗黒の太陽が映る。
出現文字は終末譚 前奏
真名崩壊
『原罪の復讐者』など偽りの称号。
其は人類史に在り続けた大災害───否、これは人類悪に非ず。これは大災害に非ず。
これは復讐というプログラムに従う機構にすぎない。ただ人類愛を原因として発生する滅びの実行者という経緯から、文字通り人類史の自滅機構として獣の枠組みに組み込まれただけである。
すなわち、真に獣として認定されたのはこの怪物ではない。
真に獣と認定されたのはこの怪物を産み落とした不特定多数の人間という事象である。ただその代表が滅びの実行者たるアビスになったというだけにすぎない。
以上の真実をもってこの滅びは証明された。
『原罪の復讐者』など偽りの称号。其は人類史が造り上げた最新の終末譚。
その銘はビースト■。本来あり得るはずのない獣ならざる獣である。
出現演出
画面に枯れ果てた大地と天に輝く暗黒の太陽が映る。
出現文字は終末譚 前奏
(SC-03L/d ID:PpwXWU)
28 サリエル
【クラス】ルーラー
【真名】エレボス
【性別】女性
【身長・体重】■■cm・■■kg
【属性】混沌・奈落 (天属性)
【ステータス】
筋力:A++
耐久:B
敏捷:B+
魔力:EX
幸運:C
宝具:EX
【クラス別スキル】
『神明裁決』A
『対魔力』EX
『真名看破』A++
【固有スキル】
『奈落のカリスマ』A
王の器であることの証明。世界のすべてを塗り替え、支配する覇者の証。
〚奈落の加護〛EX
奈落の加護を受けていることを証明するもの。
死に近づくにつれて耐久、俊敏、幸運が最大A+++まで上昇。
『自己暗示』EX
世界を塗り替えることすら可能にする精神は、もはや誰にも理解できない。
〚神性〛-
何故か喪われている。本人にも原因はわからないらしい。
そもそも私は神ですらないのだから、神性があるほうがおかしいんじゃないかしら? とは本人の談。
『戦闘続行』A++
おぞましい狂気にも等しい戦意が戦闘を続行させ続ける。
『単独顕現』-
退屈だから自分で封印している、とは本人の談。そのわりにはノリでよく使っている。
『■■の侵略者』EX
詳細不明。おおよそすべてのスキルを最大A+までの習熟度で獲得可能なようだが……?
また、粛清防御などの特殊な防御の一切を無効化する。
【宝具】
『奈落幽冥回帰(エレボス)』
ランク:EX 種別:対法則宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
世界を書き換える最悪の法則の具現。
本来ならば既存法則を塗り替えることが可能だが、現在はできても大陸範囲や星範囲だと自己申告している。
格落ちも良いところだと本人は言っているが……?
【解説】
夏だからという理由で、なぜかルーラーになった最悪の覇道神。
本人は人理に懇願されたから仕方ないでしょう? 私は悪くないわ≠ニ言っているのだが、実際には無理やりルーラーとなったらしい。
そこまでしてでもルーラーにならなければならなかった理由とは……?
【真名】エレボス
【性別】女性
【身長・体重】■■cm・■■kg
【属性】混沌・奈落 (天属性)
【ステータス】
筋力:A++
耐久:B
敏捷:B+
魔力:EX
幸運:C
宝具:EX
【クラス別スキル】
『神明裁決』A
『対魔力』EX
『真名看破』A++
【固有スキル】
『奈落のカリスマ』A
王の器であることの証明。世界のすべてを塗り替え、支配する覇者の証。
〚奈落の加護〛EX
奈落の加護を受けていることを証明するもの。
死に近づくにつれて耐久、俊敏、幸運が最大A+++まで上昇。
『自己暗示』EX
世界を塗り替えることすら可能にする精神は、もはや誰にも理解できない。
〚神性〛-
何故か喪われている。本人にも原因はわからないらしい。
そもそも私は神ですらないのだから、神性があるほうがおかしいんじゃないかしら? とは本人の談。
『戦闘続行』A++
おぞましい狂気にも等しい戦意が戦闘を続行させ続ける。
『単独顕現』-
退屈だから自分で封印している、とは本人の談。そのわりにはノリでよく使っている。
『■■の侵略者』EX
詳細不明。おおよそすべてのスキルを最大A+までの習熟度で獲得可能なようだが……?
また、粛清防御などの特殊な防御の一切を無効化する。
【宝具】
『奈落幽冥回帰(エレボス)』
ランク:EX 種別:対法則宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
世界を書き換える最悪の法則の具現。
本来ならば既存法則を塗り替えることが可能だが、現在はできても大陸範囲や星範囲だと自己申告している。
格落ちも良いところだと本人は言っているが……?
【解説】
夏だからという理由で、なぜかルーラーになった最悪の覇道神。
本人は人理に懇願されたから仕方ないでしょう? 私は悪くないわ≠ニ言っているのだが、実際には無理やりルーラーとなったらしい。
そこまでしてでもルーラーにならなければならなかった理由とは……?
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
29 サリエル
【クラス】ルーラー
【真名】アジ=ダハーカ
【性別】不明
【身長・体重】■■cm・■■kg
【属性】混沌・終末 (天属性)
【ステータス】
筋力:A+++
耐久:EX
敏捷:B++
魔力:EX
幸運:C
宝具:EX
【クラス別スキル】
『神明裁決』EX
『対魔力』EX
『真名看破』EX
【固有スキル】
『人類最終試練・絶対悪』-
既に踏破された試練。もはやその力は意味をなくしている……はずだった。
『悪の根源』EX
人類の悪の総体。人類の総決算に匹敵する知識量を誇り、人類が進化するとこの怪物もまた進化する。
【宝具】
『覇者の光輪(タワルナフ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
世界の3分の1を焼き払う終末の力。
もちろんサーヴァントになっていることで格落ちしている。
【解説】
人理が全力で懇願したこと、本来であれば有り得ざる事態などの要因が重なったことで、ルーラーとして顕現した。
速やかに原因となったもの達を処して退去するため、必要最低限の力しか持ってこなかった。しかし、その規格外の力は健在。
【真名】アジ=ダハーカ
【性別】不明
【身長・体重】■■cm・■■kg
【属性】混沌・終末 (天属性)
【ステータス】
筋力:A+++
耐久:EX
敏捷:B++
魔力:EX
幸運:C
宝具:EX
【クラス別スキル】
『神明裁決』EX
『対魔力』EX
『真名看破』EX
【固有スキル】
『人類最終試練・絶対悪』-
既に踏破された試練。もはやその力は意味をなくしている……はずだった。
『悪の根源』EX
人類の悪の総体。人類の総決算に匹敵する知識量を誇り、人類が進化するとこの怪物もまた進化する。
【宝具】
『覇者の光輪(タワルナフ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
世界の3分の1を焼き払う終末の力。
もちろんサーヴァントになっていることで格落ちしている。
【解説】
人理が全力で懇願したこと、本来であれば有り得ざる事態などの要因が重なったことで、ルーラーとして顕現した。
速やかに原因となったもの達を処して退去するため、必要最低限の力しか持ってこなかった。しかし、その規格外の力は健在。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
30 サリエル
【クラス】アヴェンジャー
【真名】サリエル
【性別】女性
【身長・体重】■■cm・■■kg
【属性】秩序・死 (天属性)
【ステータス】
筋力:C++
耐久:EX
敏捷:B+++
魔力:EX
幸運:E
宝具:EX
【クラス別スキル】
『復讐者』A
『忘却補正』EX
『自己回復(魔力)』EX
【固有スキル】
〚奈落の加護〛E
奈落の加護を受けていることを証明するもの。
死に近づくにつれて筋力、俊敏が最大A+++まで上昇。
サリエルがエレボスを嫌っているため最低ランクまでダウンしている。
『自己暗示』EX
自己を世界に変えることを可能にする精神は、もはや誰にも理解できない。
〚神性〛-
何故か喪われている。本人にも原因はわからないらしい。
どうでもいいです。とは本人の談。
『戦闘続行』A++
おぞましい狂気にも等しい戦意が戦闘を続行させ続ける。
『死の天使』EX
詳細不明。
また、粛清防御などの特殊な防御の一切を無効化する。
【宝具】
『幽冥王・死欲動(タナトス・バイデント)』
ランク:EX 種別:対人(自分)宝具 レンジ:不明 最大捕捉:1人
自分を世界に書き換える。しかし、サーヴァントになったことで、魔力の消費も激しく、維持時間も短いらしい。
【解説】
エレボスを処刑するため追ってきた。
しかし、どうしてか絶対悪、エレボスと協力するはめになったようだが……?
速やかに原因と魔族を処す必要がありますね≠ニはサリエルの談。
【真名】サリエル
【性別】女性
【身長・体重】■■cm・■■kg
【属性】秩序・死 (天属性)
【ステータス】
筋力:C++
耐久:EX
敏捷:B+++
魔力:EX
幸運:E
宝具:EX
【クラス別スキル】
『復讐者』A
『忘却補正』EX
『自己回復(魔力)』EX
【固有スキル】
〚奈落の加護〛E
奈落の加護を受けていることを証明するもの。
死に近づくにつれて筋力、俊敏が最大A+++まで上昇。
サリエルがエレボスを嫌っているため最低ランクまでダウンしている。
『自己暗示』EX
自己を世界に変えることを可能にする精神は、もはや誰にも理解できない。
〚神性〛-
何故か喪われている。本人にも原因はわからないらしい。
どうでもいいです。とは本人の談。
『戦闘続行』A++
おぞましい狂気にも等しい戦意が戦闘を続行させ続ける。
『死の天使』EX
詳細不明。
また、粛清防御などの特殊な防御の一切を無効化する。
【宝具】
『幽冥王・死欲動(タナトス・バイデント)』
ランク:EX 種別:対人(自分)宝具 レンジ:不明 最大捕捉:1人
自分を世界に書き換える。しかし、サーヴァントになったことで、魔力の消費も激しく、維持時間も短いらしい。
【解説】
エレボスを処刑するため追ってきた。
しかし、どうしてか絶対悪、エレボスと協力するはめになったようだが……?
速やかに原因と魔族を処す必要がありますね≠ニはサリエルの談。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)