龍人の国　六十三

ふんふふん・・・♪
こんなもんかなぁ
[今日の夕飯の買い物中]

>>2

「あのー……すみません、龍人の方ですか？」

>>3
ん？そうだけども・・・
見慣れない顔・・・迷子？

>>4

「迷子ってわけじゃ……ないんですけど……ここがどこかわからなくて」

>>5
それを世間的に迷子って言うんじゃないのかな・・・？
まぁいっか
ここは龍人の国だよ

>>6

「そう、ですよね……んー？　こんな感じだったかなぁ……」

>>7
ははーん・・・なるほど、君世界移動しちゃった感じだね

>>8

「世界移動？　そんなことあるわけ……あー……あるのか」

>>9
並行世界って聞いたことある？
奇跡的に移動できちゃったね・・・要因は分からないけども

>>10

「ということは……もう戻れないと思った方が良さそうね……親父もいるのかしら」

>>11
まぁ巡れば戻れる機会はあると思うよー

ん？並行世界の家族探してみるかい？

>>12

「どこで移動したかわからないのに？

いや……いいです。赤い髪なんてそうそういないだろうし、クソ親父とこっちでも会うのはまだ……」

>>13
大丈夫大丈夫そういうのは意外となんとかなる

ふむ・・・まぁ事情あるのは分かった
・・・赤髪かぁ・・・

>>14

「そういうもの……？　あっ、忘れてました。名前はレーヌです。

……心当たりが？」

>>15
ん、よろしくねレーヌちゃん
僕は静葉、よろしくねー

まぁね、息子も同じ髪色だし

>>16

「えぇ、よろしくおねがいします。

お子さんがいるんですか？

>>17
ん、ならお近付きの印に飴はどう？

うん、他にも・・・3人だね
（本当はもっと多くいるけど）

>>18

「飴ですか、いただきます。

３人……大変では？」

>>19
ん、口に合えばいいけど
[ミルクミントの飴を渡す]

まぁね
でも皆良い子だからね

>>20

「大丈夫ですよ、好き嫌いはない方なんです

なるほどなぁ……」

>>21
お、それなら良かった

まぁ少しヤンチャな時もあるけどね〜

>>22

「そこだけはまぁ、何度も親父も言ってたんで

子どもってそんな時ありますしね……」

>>23
うんうん、いいお父さんだね

まぁねー、小さい頃はやんちゃでやんちゃで・・・でも可愛くてね〜
「かあ・・・じゃなくて父さん、小さい頃の話はやめてくれよ」
おやバルクお帰り、狩りの成果は？
「バッチリだ」

>>24

「人の地雷踏み抜くのが得意でしたけどね……

あっ、お子さんですか」

>>25
なるほどねぇ・・・
たぶん、その人天然なんだね？

「おう、見ない顔だな」
レーヌちゃんだって、世界規模で迷子中
「規模でっけぇな・・・」

>>26

「そう……なのかな？　たちの悪いタイプになるんですよねそうなると。

えぇ、やることもないからどうしようかと」

>>27
無自覚ならね・・・仕方ないからねぇ・・・

「なら、家の空き部屋に泊まらせたらどうだ？」
うん、丁度そう思ってた所

>>28

「直しようがないから本当に質悪い……

え？　いいんですか？

>>29
ま、その人の個性だからね
仕方ないよ

いいよ、部屋は沢山あるし
「そうだなぁ・・・いざとなれば国民全員は余裕ではいるんじゃないか？」
いざとなったらね〜

>>30

「最期の時だって、まともに返事してくれやしなかったし……

……どうなってるんですかそれ……

>>31
・・・そっかぁ・・・さてさて、そろそろお父さんの名前聞いてもいいかな？

「魔術なんだが・・・俺にはさっぱりわからん」
空間系統の魔術でちょちょいとね

>>32

「……ライズ、ですね。

空間魔術……」

>>33
・・・・・・・・・what?
「・・・・・・・・・」
[あんぐり口を空いているバルク]

そそ
「普通は超高位のやつなんだけどな・・・ま、父さん達は規格外だからな」

>>34

「……心当たり、あったりします……？

規格外かぁ……なら仕方ないでは済まないと思うなぁ……」

>>35
・・・ま、まぁ現国王だねぇ
「そ、そうだな」

まぁまぁ、その辺は仕方ないのよ
「格上はな・・・」

>>36

「……あのクソ親父が……!?

仕方ないのかぁ……」

>>37
まぁね
「頼れる皆の王様・・・だな」

そうそう
「ま、余程のことがない限りは格上には合わねぇよ」

>>38

「いやいやいや……!?　王様なんてできないでしょあの口下手に……！

そうかなぁ……」

>>39
・・・まぁたぶんそっちの王様は口下手だったんだろうね
こっちは割とそうでもないよ

時にはね、理解不能な事や知らない方がいいことももあるんだよ
「深淵を覗く時深淵もまたお前を覗いているってやつだ」

>>40
　
「……ちょっと聞きますが……返事が全部相槌だけじゃ無いんですか？　　

あー……なるほど……」

>>41
ちゃんと会話はしてくれるねぇ
この前謁見した時に割と普通に話したし
「まぁ・・・国民には普通に接してるな」

ね？
「だから深く考えない方がいい」

>>42

「地雷も踏み抜いていかない？

はーい」

>>43
それはたまにする「それはたまにする」

まぁまぁともかく家に案内するよ
「こっちだ」
[商店街を抜けようと移動する]

>>44

「するんだ……

ありがとうございます……お子さん何人いらっしゃるんでしたっけ」

>>45
まぁね、やっぱり天然なんだよね
うっかり屋と言うか
「否定は出来ないな」

んー3人だよ〜
「・・・そうだな俺の他に2人だな」
[静葉にジト目して嘘ついてたなって表情をする]

>>46

「天然かぁ……戦うことしか知らない、ってわけじゃなさそう……

俺の他に？　あまり首を突っ込まないほうがいい感じですかね……」

>>47
ちゃんと国民と交流してるからねぇ
「そうだなその辺はしっかりしてる」

「ん？変か？俺の兄弟という意味なんだが」

>>48

「全然違うなぁ……

あぁそういう……養子とかだと……」

>>49
・・・こっちとしては相槌しかしないことに驚き
「たしかにな・・・」

「正真正銘血は繋がっているな」

>>50

「そんなにですか……

良かった……」

>>51
割とノリいいしね
「鍛錬には二つ返事で付き合ってくれるしな」

っと、到着〜
「ここが俺達の家だ」
[見た感じどこにもありそうな普通の家にたどり着く]

>>52

「……何考えてるか分からなかったのに……

……普通の、家だ……」

>>53
そっちだとそんな感じなんだねぇ
「並行世界って凄いな・・・」

うん、派手なのはちょっとね〜
「普通が1番だ」

>>54

「こっちも驚きの連続よ……あのクソ親父がここまで違うなんて……

なるほどね」

>>55
・・・まぁ上がって
お茶とお菓子用意するから
「俺は部屋に案内する」

[家の中に入ると豪邸と思うかのように広い]

>>56

「あっ、はい……ひっろぉ……」

>>57
ま、広くしてるからね
空間をちょちょいとね

「こっちだ」
[空き部屋へ案内する]

>>58

「色々できるんですねー……

はーい……」

>>59
まぁね〜

「ん、とりあえずここだ」
[空き部屋へ案内する
部屋の内容は広めで少し高めのシングルルームのホテルである]

>>60

「……空間っていじれるもんだったっけ？

ありがとう……ここ使っていいの？」

>>61
魔術だよ〜

「あぁ、構わない
空き部屋は沢山あるからな」

>>62

「いや魔術でも普通は無理じゃ……

凄いなぁ……」

>>63
そういうのもあるんだよ〜

「後はゆっくりしてくれ
困ったことがあればいつでも聞いてくれ」

>>64

「便利なんですねー……

分かった。ありがとね」

>>65
極めればね〜

「ん、気にすんな」

>>66

「どれも極めればすごいか。

そういや、すごく鍛えられてるよね……」

>>67
そうそう、そんなもんだよ
「父さんは剣も極めてるからな」

「まぁな、それに父さん達のおかげでな」

>>68

「へぇ、多芸なんですねー……

あぁ、なるほど」

>>69
まぁね〜
「自慢の親だよ」

「それに本気はまだ立ち向かえないけどな」

>>70

「すごいなぁ……

やっぱり地力が違いすぎる？」

>>71
まぁ、自分的にはまだまだだよ
「すげぇのになぁ」

「そうだなぁ、本気だと何されたか分かんない内に意識を刈り取られるな」

>>72

「うん、並大抵の人はそこまでたどり着けないし……

何そのボス戦みたいなの……」

>>73
・・・まぁね、この領域に達するには・・・色々とあるからね

「いや割とマジ」

>>74

「あ……すみません……

そんなに……？　そんなに差があるの？」

>>75
あ、気にしないでねー

「おう・・・まだまだ精進が足りないんだよなぁ」

>>76

「はい……

じゃあ頑張らなきゃね」

>>77
さて・・・どうする？この世界の父親に会ってみる？

「そうだな、だから日々鍛錬だ」

>>78

「んー……もうちょっと、心の準備したいなぁと。

だね……」

>>79
（・・・今日は来ない日でよかった・・・）
ん、分かった・・・心の準備が出来たら言ってね

「まぁ、それでも軽くあしられてしまうけどな」

>>80

「流石に混乱してしまうでしょうし……

強そうだしね……」

>>81
まぁ君の意思は尊重するよ

「めちゃ強い・・・」

>>82

「ありがとうございます……フットワーク軽いイメージあるんですけど、こちらはどうなんです？

あらら……」

>>83
同じだね
こっちもフットワーク軽いよ、切り替え早いというか

「ま、仕方ないがな」

>>84

「やっぱりですか……

年数の差もあるしね。中々その差は詰められないか」

>>85
まぁね、でもそこが良い所とは思うけど

「そうだな、一手届かせたいな・・・」

>>86

「そうなんでしょうけど……行く先々で地雷踏んで帰ってくるんで……

だよねー……その時は手を貸そうか？」

>>87
あ〜・・・まぁ・・・

「お、いいのかありがとう」

>>88

「やっぱ踏んで帰って来るんですか……

うん、私は支援特価だから」

>>89
たまーにね？
滅多にはしないから・・・昔よりかは
[今は帰ってこないようにと祈る]

「へぇそいつは頼もしいな」

>>90
　
「昔は酷かったかぁ……

期待しててよ」

>>91
昔はね
今はマシだから・・・

「おうよ、頼りにしてるぜ」

>>92

「……マシになったからいいほうなのかなぁ……

肉体強化ならまぁ使えるからさ」

>>93
うん、大丈夫だと思うよ
それに国の運営も色々と頑張ってるし

「お、いいねぇ」

>>95

「なら良かった……味方怒らせることはなさそう……

シンプルな分、結構応用効くと思うよ」

>>95
まぁ民にも慕われてるし
その辺は問題ナッシング

「そういう支援系は大事だって父さん達は言ってるしな」

>>96

「本当良かった……味方の神経逆撫でして、鎮静させなきゃいけないこととかあったし……

だよね。私もそう言われてきたよ」

>>97
oh......
多分こっちの聞いたら頭抱えそうだねぇ・・・

「力と技も大事だけど
そういうのも大事だからってな」

>>98

「そこまで違うんですか……？

だよねー、ここまでも力だけじゃどうしようもなかったし」

>>99
まぁ多分・・・「そっちの俺は何やってる・・・」ってね

「だな、例外はあるけどな」