〈個人情報流出パーティー〉

　
人が人と仲良くなるための第１条件は言わずと知れて互いのことを知ることである。従って、パイナ、トムソン、呼び名はアレコレ変わるが、彼の特徴、そして、ケンの特徴など、他の者達より幾分か付き合いのある俺としては、俺の知る限り、勿論、表で書いても問題がないと思える限りの範囲でココヘ書こうと思う。また、そのことによって、今後の互いの付き合いに生かせるものがあれば良いといった気持ちがある上での取り組みだとも伝えておく。パイナに関しては俺とのやり取りだけを見てのみ、判断しない方が良い人物だということは予め書いておきたい。というのも、彼限らず、相手が俺ということで多少反発的になりやすいユーザーもいるが、俺以外の相手にはそれなりに礼儀もあるし、ちゃんと相手の言葉を拾おうと努力する部分もある。ぶっちゃけて書いてしまうと、頭はケンの方が良いだろうが、ケンは頭が良いあまり、ちょっと深読みし過ぎるところはあるとは思われる。とは言え、これは書かないつもりでいたが、そこから１つ抜け出したな、と思えたタイミングが最近あったので、コメントを区切った後、２台のゲーム機と共に実家から持ってきたタブレットを覗きながら、それについて語っていきたいと思う。

　
あった。これだ。その前にこれを話しておきたい。何かに付けて、俺の予想や予測が当たるため、予言者や超能力者のように言われることがあるが、定期的に書くよう、俺には未来を知る力も何かを占う力もない。そして、現実さえシッカリ見ることが出来れば、ある程度予測付くこともケッコーあるということを分かっていない人間が実に多いと感じさせられることが度々ある。例えば、今、俺の手元のタブレットに映し出されているハイパー天国、６月３０日によるケンの連続的な書き込みを見て、俺は暫くケンとのハイパー天国でのやり取りはないな、もしくは、ゲームのみの関係性に戻るな、と思った。これは書いても良い影響を与えることがないため、あまり書かないのだが、とくに物書きに多い傾向として、俺とのやり取りに関して意識しがちなのが『時間』というものである。これは、かつて小説サイトでやっていた百丸リレー小説というイベントが完成にまで及ばなかったユーザーの共通点でもあるが、みんな俺に対して『どうですか？とーよーより早く文字が打てますよ？』というのを、恐らくコピー貼り付けであろうと思われる文章によって提示したがる傾向があった。俺自身、文字に対してプライドが有りはするし、他では書けないものを書きますよ、といった自身もあり、その事自体もシツコイくらいに書き続けてもいるが、時間によってどーのこーのというのは１度も書いたことがない。無いが、そこら辺を意識されるようで、手の込んだ対応をする者も昔からチラホラいた。ただ、ココは上でも書いたよう、どう書いても意識されてしまうので、敢えて間を開けるようなことをしており、言ってしまえば、そういったユーザー達とは逆に遅く見せるようなことをしたこともあった。そして、何故、このタイミングでこれが書けるようになったのかというのには大きな理由がある。そう。ケンである。ケンは初めて、文字というフィールドで俺の予想を裏切った人間になった。区切って続きを書かせて貰う。