自由

自由について考察

　
うん。実はこれについての定義こそが何よりも難しく、アヤフヤなものでもあるから、ボクもよく考えるテーマだよね。一言で「自由」と言っても、じゃあ、本当になんでもやって良いと言って、極端な話、人を殺して良いのかと問われれば、それは正義とは呼べないわけだから、アレコレ考えざるを得ない。これも極論、仮に世界中が良い奴だったら、それこそ、誰に対しても「何もかも自由でいいよ」と言えるようになるのかもしれないよね。
　
BY/自由を求めるトムトヨソン

転位理論
不自由→自由
自由→不自由

　
理想を求めれば求める程『ルールに縛られない』という定義に行き着くけど、同時に、そうなってくると、良くない事も起こるわけだし、それこそ、長い地球の歴史の中で先人達も含めて、世界が求め続けて来た究極の根本の真理といった感じだよね。『人それぞれで良い』『何もかも自由で良い』という言葉に込められた本当の恐ろしさに想像が付いたのなら、その先の言葉も必要になって来ると思うよ。ボクも常日頃考えております。

世の中に痛めつけられる（不自由）→
キレて人を刺す（自由）→
刑務所に入る（不自由）→
真人間になる（自由）→
悪いやつにいじめられる（不自由）→
ブラックユーモア作品を作り、それが売れた（自由）→
仕事増えて休みなし（不自由）→
グアムでバカンス（自由）→
ミサイル飛んできた（不自由）→
報復措置として平壌空爆（自由）→
東京に原爆投下（不自由）

　
なるほどね。確かに分かるよ。でも、ココでは、せっかく、自由の定義についてやるわけだから、もっとカリスマ性を出しながら尾崎豊目線に立って考えてみるってのもアリだと思うよ。

自由→落書きの教科書を破ること

不自由→落書きの教科書の落書きを消しゴムで消そうと思ったら消しゴムが真っ黒過ぎて、逆に、余計に、落書きの教科書っぽくなってしまうこと

自由→盗んだバイクで走ること
　
不自由→盗んだバイクが盗まれること

自由→熱い缶コーヒーを握り締めること

不自由→それでやけどすること

自由→だけどリバテープが貼れること

不自由→だけど、夜過ぎて薬局屋的なものが開いてなくてリバテープが買えないこと

自由→きしむベットで眠ること

不自由→きつく体を抱きしめ合うこと（向こうがキツイと思った時点で迷惑行為とはみなされるだろうから、尾崎は良くとも、俺はこれは自由の定義には組み込めないよね）

そんな感じです。

BY/尾崎の気持ちでトムトヨソン