1 トムソン

トムトヨはエビマヨが食べたかった。

だけど貧しいから無理。銀行でお金をもらうことにした。
「お金ちょーだいな」
「ちょーだいな」
銀行員は困ってしまう。かわいいからあげたいけど、勝手にあげたら解雇されてしまう。
「ごめんね」
トムトヨソンはわんわん泣いた。銀行員は胸が痛んだ。
(WX12K/w ID:EGaPkU)
2 トヨソン
 
傷んだ胸を抑えながらジタンダを踏む銀行員の気持ちをメカニック心境装置で読み取り、トムトヨソンは、振り向き、ハモって、こう言った。

「ありがとう。気持ちは伝わったよ」

石油が止められ、お腹の空きまくったトムトヨソンはもうジェットハイパーを使う燃料も残されてはいなかった。トヨソンは言った。

「トムソン、ボクの燃料を持って、ロボット村に帰りなよ。ボクはもう機能を停止しても構わないよ。トムソンのためならね」

その言葉を聞いてトムソンは目からオイルを流しながら怒った。

「勝手なことを言うな!!」

怒ったので燃料は更に減った。

近くを通るコトリが鳴き、犬が吠えた。猫は引っ掻き、ネズミは噛み付き、日に日に、トムトヨソンはボロボロなロボットになっていった。もう、2体とも動いてはいなかったが、ある日、そこに、突然、のんきぼーやがやって来た。
(PC ID:uT5YMk)
3 のんきぼーや
 
ん?なんだろう?
このガラクタは?
(PC ID:uT5YMk)