■バス停にて■

佐伯啓思「経済成長主義への訣別」を読む。
いろいろなヒントが隠されている。
特に俺はフリーターだから低賃金に苦しめられてる。
低賃金とどう戦うか、日々思案してるわけだが、
この本にも、そのヒントが隠されている。

　
相変わらず堅苦しいテーマに取り組んでいるな〜。もっと気軽にいけよ〜……といった書き回しで話題を断ち切る自分自身の姿勢を改めるようになったキッカケは２人のじいちゃんを見習ってのもだった。１人は校長先生、１人は看板職人の絵描き、方や金持ちで方や貧乏だったので片方の両親は反対だったけど、無理矢理結婚したと聞いた。俺は長男として生まれた。小学校にあがる前、横浜から熊本へ戻り、親父の方のじいちゃんちの家の前へ引っ越したので、土日はじいちゃんに勉強を教えて貰った。動物園やら旅行やら、あれこれ連れて行って貰った。オフクロの方のじいちゃんは真逆で何処へ連れて行ったという記憶はない。そもそも、話したという記憶もあまりない。でも、そんな２人のじいちゃんに共通するものが幾つかあると分かった。それは、共に「分からない」という言葉を使わないことであった。俺は好奇心旺盛なガキだったのでしょっちゅう大人達に「これなに？」「あれなに？」「それはなんで？」とクエスチョンマークをぶつける子供だったと思う。でも、１度もこのじいちゃん達は「わからない」という言葉を使ったことがなかった、という事に大人になってから気付いた。校長じいちゃんは微笑みながら淡々と冷静に質問に答え、絵描きのじいちゃんは、口下手なのもあって、質問をぶつけられたあと、じーっと黙り込んだりもするんだけど、暫くしたあと、自分の意見込みでそれについて話し出すといった具合に、テンポや答え方に違いはあれど、共に一生懸命子供のしょーもない質問に答えてくれていたということは今になって実感出来る。

最近のタマちゃんは文字に興味があって、この前もカレンダーの曜日の漢字を指差しながら、月曜から日曜まで「これはなに？」「これはなに？」と、順番に聞いて来たんだよ。もちろん、全部答えた。オマケの知識で月（げつ）は月（つき）をモデルにし、日（にち）は太陽をモデルにそういう風になったなんてことも同時に教えた。また、分からないことがあったら、一緒に記事や動画で調べてみようといったこともよくする。

俺はじいちゃん達がガキの俺にモノを教えていた頃より、便利な時代に生まれたので、そのための道具はなんでも使うけど、道具以前の気持ちの持ちようとしては、じいちゃん達同様「分からない」という言葉は使わないようにしているし、これはこの２人のじいちゃんを手本に見習い出した俺の哲学だよね。新たに読む本同様、これまであった出会いの中に意外なヒントが落ちていたりするものだぜ。そして、俺にとっては色んな答えを与えてくれたじいちゃん達同様、アンタも十分ヒントのイチインさ。
　
BY/カンニングタイプ

深くやればやるほど
わからなくなる。
浅いとこにいると
まーだいたいこうゆうことじゃないですかね
と気楽に構えていられるが
深いとこに行くと、
えっ？　えっ？　えっ？
の連続で、だんだんと。からなくなってくる。
でも、面白いよね。

じいちゃんらの意思を受け継いでるわけだね。
伝統は大事だと思う。
今はとにかくほかっとくと、伝統が破壊される。
悪い伝統ならいいけどさ、よき伝統まで破壊するから困る。
ゆえに、今、保守思想にはまってるのかも。
佐伯先生も保守思想家です。

　
何か自分の中で新しいものや発見があった際、それを形にするまでの時間って、人によって違いますよね。僕も私も貴方も君も。しかし、それらが自分の技術として当たり前に提示出来る段階になった頃、その時の僕や私は、また、違うことをしていて、そのことに夢中になっていたりするのです。伝統を守るってことは大事なことなんですよ。とっても。派手でカッコイイ分、壊す方にばかり目が行き、無理な破壊を試みる者もいますが、それは、大体の場合に置いて、無理な話なんです。トムソン君がおっしゃるよう、本来、人間は、保守的ですからね。何か壊せているようで、壊しきれず、守りも攻めも中途半端に進化と退化を繰り返すんです。僕や私、そして、文字打ち王国で育って来た者達は、ココを超える力を持っています。ですから、文字打ち王国なわけです。さあ、いきましょう。進みましょう。貴方というストーリーに様々な色を塗りたくって下さい。それが、貴方自身の命なのです。

ＢＹ/ナモナッキー

やるぜモッキー！

モッキー！
ひゃっふぅ！

　
やっほぉーーーーい！！！
俺達最強ぉ〜う！！ちょー最高ぉーーーう！！！！

　
また、オマエラはハシャイデやがるのか。一応、冷戦中とは言え、チーム違うんだから、表向きには、慣れ慣れしく、関わり合うなよ。東洋様に見付かりでもしたら、ウルトラ地獄に送られるぞ。