ふざけんな

馬鹿野郎

イライラする
くそがっ


とーよーに怒っても意味ねえな
関係ねえし


イライライライライライライライラ

なんとかせんと

ふざけんな！

とーよーに
当たっても意味がない

女が欲しい。クリスマスイブになると、そうゆう気分になる。
街はカップルで賑わい、フリーターな俺は今年もひとりぼっちだ。低賃金すぎる。女が寄ってこない。
「うぅ。うぅ。うぅ」
涙がこぼれた。キラリと光る。
サンタクロースはいるのかねえ。まあ、オッサンだからプレゼントはもらえんだろうが……せめて夢や希望くらいはくれんかな。
俺がそんなくだらんことを考えながら、歩いてると、いきなり、赤い服を着たメタボリックじじいが、アスファルトにウンコをぶりぶりぶりぶりぶりぶり。
カップルが悲鳴を上げた。
男が彼女の前でええかっこしようと、赤服メタボリックじじいを捕まえた。
「くそじじい。警察に連れてったる。来い」
赤服メタボリックじじいは男のあごに頭突きした。「げはっ」あまりの痛さか、男はよろめいて、車道に飛び出し、トラックにはねられた。怖くて怖くて震える女。楽しい聖夜が、あっという間に恐怖の夜に。赤服メタボリックじじいは、女の腹を殴った。「ぎはっ」女は倒れて気絶。赤服メタボリックじじいは、女を持ち上げ、大きな袋に入れた。
赤袋メタボリックじじいは、袋を引きずり、俺の前までやって来た。
「メリークリスマス。君、かわいそうだから、これあげるよ」
「え」
赤服メタボリックじじいは袋を俺の前に置いた。じじいが口笛吹いたら、向こうから馬が走ってきた。
「ヒヒーン。ヒヒーン」
「ハイヨー。ハイヨー」
赤服メタボリックじじいは馬に乗って走って夜の闇に消えた。
俺は、袋を開けた。当たり前だが、さきほどの女の子がいた。
「ど、どうも」
「こ、こんばんは」
それが、トヨ子と俺の出会いであった。
雪が降ってきた。

　
ははは。トヨコってウケルな。にしても、なんだよ。俺に当たってたのかよ。知らねーよ。伝わってねーよ。そんなことより、ちゃんと今夜の金曜ロードショー、スターウォーズ祭り第３弾『エピソード７/フォースの覚醒』に対するムービーモードはシッカリ整えていんのかよ。わりーが俺は準備万端だぜ。先週は楽器屋の店長と遊んでいたので、バタバタしながら観てしまったが、もうそんなヘマは起こさせやしないわよ♪

ｂｙ/金曜太郎のトヨコちゃん

どうゆうセンスしてやがる。ダメだこりゃ。

さあて風呂でも入って寝るか
マルクス兄弟

へへっ。
スターウォーズくらい観ろよ。時代遅れなやつだな。
わしはスターウォーズに出てくるたけしが持ってる、たけしソードを
ニューヨークの古道具屋で買ったぜ。
何人か斬り殺して捕まった。脱獄は三回くらい試みたが、いずれも失敗してる。

　
何を言ってんのよ！

これからスターウォーズの時間でしょーよ！

まったく、ヒネクレているんじゃないわよ。まったく。

ｂｙ/瞬く間も無いトヨコちゃん

　
お！カイロレンが出て来たよーん。

　
ふふふ。カイロレンか。
所詮、私の二番煎じよ。

　
まっ、観てないフリをしながら本当は観ているのはお見通しだけどね。黒のトゥルースルーパーカッコイイよなー。
　

このさー、最初にパイロットが話す「それで、最初はどっちが喋るのかな？それ付けてると聞こえずらくて」は、良い台詞だよな。あの一言でエピソード７のコミカル感というか、スターウォーズではあるけど、新しいんだぜ、みたいな部分が伝わる作りになっていると思う。

　
お！チャイルドプレイ、誕生の秘密の方が美人に見えるレイも出て来たぜ。レイはカイロレンの妹なのかね？まだ、エピソード８の本編は公開されていないけど、俺はそう予想しているよ。

　
どーだろうね？フォースが使えるってのをポイントに考える、フィンは黒人なので、メイスウィンドウかエピソード６で出て来たハンソロの昔の友達、それら、どちらかの息子という可能性が濃厚だけど、レイはスカイウォーカーの娘、もしくは、ソロとレイアの娘であり、カイロレンの妹というのは確かに自然だと思う。
　

　
やっぱ、そうだよね。それが１番自然だよね。よし。それでは、トムソンも観ていないフリをしながら観ているので、俺もこれより、スタウォー、ジックリモードへと移っていきますぜい。