松島

月がゲラゲラ笑っていた。夜中に、松島は近所のコンビニ「ちんちんマート」へ行く。特製焼き肉弁当とコーラとマシマロとタバコとエロ雑誌を買った。
「ありがとうございます」
「キミかわいいね」
「いやん恥ずかしい。ほんとのこと言わないでください」
「性格は悪いな。まあかわいきゃいいか！」
アパートに戻って弁当を食う。腹がへっては戦はできぬってね。松島は夜はひたすらパソコン画面とにらめっこしてる。必死こいてキーボードを叩き続ける。松島は小説家を夢見てフリーターをしているのだ。
「クソッなかなかプロになれん落選ばかりだ」涙が出る。キラリ。
まあ世の中厳しい！
だが負けぬ。それが松島。負けてるひまはない。

松島

　
よく私のことを知っていますね？

そーです。私はMC松島、バトルも出るけど、作家も出来る。言葉のチョイスはご覧あれな存在でございます。なかなか、面白い文章を組み立てますね。ナンセンスやシュールは１歩間違えると、デタラメとなってしまいますが、見事に、良いラインで、それらの世界観が上手く表現された作品だと思いました。今年もよろしく。