1 トムソン

松永

 松永は低賃金にイライラして、絶望を持ち上げた。「ひいいいい怖いいいいい」床に叩きつけた。「痛いいいいい骨がああああ」
 むなしい。なんというむなしさだ。絶望を倒しても、賃金が上がるわけではない。松永はまどかに電話した。
「まどか、一発なぐらせてくれ」
「やだよ」
「なにい生意気だな」
「うるさいなあ、もう」
「コノヤローッ」
 松永はさらにイライラして、このままではウツになると判断。松永ダンスをして元気を出すことにした。「よっ。ほいっ。松永っ。よっ。ほいっ。松永っ」踊りながら外に出た。
 踊りながら街をリズミカルに歩く。
「よっ。ほいっ。松永っ。よっ。ほいっ。松永っ」警官に注意された。
「街で、変なダンスをしちゃいかん」
「なにい。生意気な」松永は、警官の頭にハンマーを振り落とした。「うぎゃああああああああ」警官は倒れた。動かない。
「死んでる……」松永は警官の死体を背負って、フリーマーケットに参加した。500円と警官の額にマジックで書いて並べてみる。「くそ。全然売れない」当たり前だ。誰が買うか。バカだなコイツ。松永は仕方なく、死体を包丁でスライスして、お湯に入れた。しゃぶしゃぶだ。「むしゃむしゃ。けっこううまいじゃん」「でもそれって警官の肉でしょ?」松永はゲロを吐いた。
「そ、そういうことを言うなバカ」
「ぼくは真実を言ったまでさ」
「ところで誰だお前」
「ぼく? トム次郎」
「へんな名前」
「ムキーッ。怒ったぞ!」
 トム次郎は、松永にキスをした。「お前ホモか」「うん」「それを先に言えってんだ。実は俺もだ」
 雪が降ってきた。でも二人の気持ちはあったかかった。手をつないで歩く。

 ……何だこの小説は!!
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2 トムソン
わけわからん
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