井戸端

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官民を挙げて自動運航船の開発が進んでいる。国は２０２５年の実用化を目指すとともに、国際的な規格や安全基準の策定をリードすることで、世界で自動運航船の主導権を握りたい考えだ。６月には日本財団によるさらに先進的な無人運航船の実用化の取り組みが動きだした

⼤島造船所が建造を進めていた、リチウムイオンバッテリーを動⼒とする⼩型フェリー“e-Oshima”がいよいよ竣⼯した。バッテリーのみで動く旅客船としては国内最⼤。さらに、共同開発した⾃動操船システムも搭載した最新鋭船舶となる。⽇本造船が技術で周回遅れになりかねないとの危機感から、⼀⾜⾶びにゼロエミッションと⾃動運航の実船適⽤に挑んだ。

不二サッシは米軍のテロ対策向けに開発した特殊な窓サッシについて、新たな用途拡大に乗り出す。同サッシは台風に耐える既存の高強度な窓サッシよりも一段と強度を高めた製品で、一定の爆発物にも耐える設計。沖縄をはじめ国内の米軍基地に納入済み。今後は異業種や大学などと連携し、爆発が懸念される水素ステーションの建物や特殊空間にある宇宙分野などに提案し、同サッシの事業拡大を目指す。

宇宙は137億年前に始まった（宇宙年齢は137億年である）。このことから「宇宙の観測限界は137億光年である」と誤解されることが多い。光が１年間に進む距離が1光年なのだから、光が宇宙年齢の137億年かけて届く距離は137億光年であり、それより先は見えない、というわけである。

しかし、これは正しくない。宇宙が膨張しているからである。宇宙は137億光年どころか、最大470億光年先まで“見る”ことができるし、実際、460億光年先の領域から出た“光”が観測されている。たしかに、宇宙が膨張していなければ、たとえば100億光年の距離にある銀河からの光が地球に届くのに
は100億年かかる。しかし、実際の宇宙は膨張しているので、光が届く間に、その銀河は100億光年よりも遠くに行ってしまっているのである。

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