41 南◆QyhO
子を持つ人の話。

昨日は数人で朝まで呑んでいました。

その人はいくら朝まで呑んでも、次の日子供と約束したから、遠方の大きな公園に行って遊ぶそうです。

上の子に1日の計画をプレゼンさせたら、妹と自分がやりたいことを纏めて、何時から何時まではどこどこで遊び、休憩はふたりが飲みたいジュース、次は何をして遊ぶ等々…帰宅時間に至るまで、小さな紙切れ数枚を渡されたそうで。

グラス片手にその紙切れを見つめてニヤニヤするその人。

「最高の酒の肴だよ」

と、言うのです。

「アレ?よく見たら昼飯の時間が抜けてるわ、どうすんだよあのバカ」

と、小さく笑うのです。

『ハハハ、最高じゃないですかソレ!』


…と、まあよく解らんけど、僕なら朝まで呑んだその日にそんなことはしないだろうなと思いました。普通につらい。でもいつか子供を持ったら、一緒にサッカーしてみたいな…とは思うけど。


そして僕は今日、やっぱり夕方まで屍のようでした。

「返事がない、ただの屍のようだ」

誰かの期待に“答える”とは一体どういうことなのだ。自分に問い掛けてみても、返事が無かった日曜日。

ハイ。



昨日の夜に呑んだ
グラスに飛び込んで
浮き輪を浮かべた
日曜日よりの使者〜

適当な嘘をついて
その場を切り抜けて
誰ひとり傷付けない
日曜日よりの使者〜



でもなんとなく、実はちょっとだけ羨ましいような気持ちになったのが本音w
(ID:7xcaPt)