1 雨月
優しい目をした王子様
24歳、女装っ子です。
女の子願望は幼少時代から、思春期になって父親年齢の男性に性的な気持ちを持っていることを自覚しましたが臆病で人前が苦手でそんなだから友達も少なくて、少ない友達にも言えないことだからことさらに男っぽく振舞ってみたり、偽善的で隠し事をしている自分が嫌いでした。
独り生活ができて夢に見ていた女の子の服を着た時心が震えました。
清楚だけど女の子の下着をつけて鏡の向こうにいる自分じゃない女の子。
でも独りです、独りだけの世界、可愛いけれど寂しそう。
チビだし細いから頼りなげ、微笑んで見るけれど微笑み返してくれる目はありません。
女装っ子を求めている男の人、私のような女の子を優しい目で見てくれる人、どこにいるのかしら。
女の子願望は幼少時代から、思春期になって父親年齢の男性に性的な気持ちを持っていることを自覚しましたが臆病で人前が苦手でそんなだから友達も少なくて、少ない友達にも言えないことだからことさらに男っぽく振舞ってみたり、偽善的で隠し事をしている自分が嫌いでした。
独り生活ができて夢に見ていた女の子の服を着た時心が震えました。
清楚だけど女の子の下着をつけて鏡の向こうにいる自分じゃない女の子。
でも独りです、独りだけの世界、可愛いけれど寂しそう。
チビだし細いから頼りなげ、微笑んで見るけれど微笑み返してくれる目はありません。
女装っ子を求めている男の人、私のような女の子を優しい目で見てくれる人、どこにいるのかしら。