荒れた街

【壁も屋根も継ぎ接ぎだらけの物がいくつか並び、怒鳴り声が微かに聞こえて来る時もある】

>>79
「さて、どうだろうな」

>>81
「ここまで言われれば、よほどのバカでもなければ理解出来るだろう」

>>83

変な人、言って、ごめん、私、エンカ。商人と、芸術家、してる。（切り株に移動しながら）

>>80

それぐらい荒れてんのさ……

>>81

幾らでも持っていって大丈夫だと思うよ。

>>82

……不安だ。

>>84
「俺はエルドラゴ。商人であり芸術家? 初めて会う類いだな」


>>85
「俺は四肢を失ったことがないからな。それがどれほどのものかを知らん」

>>86

あー……そういう。

>>87
「失ったことがなければわからないのは道理だろう」

>>88

確かにねー……

>>89
「ゆえに俺は何とも言えん」

>>85

良いの、一杯取れた、教えてくれて、ありがとう（ほくほく顔でハンマーで掘り起こしたいくつかの切り株が入った袋を引きずりながら持ってくる）

>>86

商人は、生きてくため、親方から、教わった。でも、私、最終的に、芸術家、で生きていきたい。

>>90

納得だよ。

>>91

いいんだって。切り株はここじゃただの残りものだから。

>>91
「ならばそう生きれば良いだろう」

>>92
「そも痛みの尺度もそれぞれだ。俺にとっては痛みを感じない程度のものでも、貴様にとってはそうじゃないこともあるだろう」

>>94

あー……感じ方の違い。

>>95
「ゆえにたとえ俺が四肢を失ったことがあろうと、今となにも変わらん答え方をしただろう」

>>92
ん、ありがと、私、エンカ。また、どこかで会えたら、よろしく

（最後にそう告げて、立ち去る）

>>96

なるほどねー……因みにその四肢が利用されてるとしたらどうする？

>>97

ん、じゃあね……気をつけてな。

>>98
「無論、それに関わったもの全て一族郎党皆殺しだが?」

>>99

そうだよね……怒るのは間違ってない……