1 エレボス

テラの何処か

何処だろ?
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
55 エレボス
>>54
「それはわかるわね。でもそれで良いんじゃない?
 ええ、案内してあげるわ。
 それは凄いわね」

ロドスに案内する、とエレボスが言った次の瞬間、エレボス、ベカス、スロカイ、アイリーを闇が包んだ。
そして闇が消えるとそこはロドスの艦内にいた。(雑か)
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
56 神座(ラインハルト)
>>55
べカス「良いわけないだろ、目の前で女に死なれるのは勘弁だ
っと………!これは驚いた、どんな手品だ?」

スロカイ「あら、便利なのね、より欲しくなっちゃったわ」

アイリー「えへへー(*´ω`*)
わっ!お姉ちゃんすごい!すごーい!」
(HWV32/au ID:RhTUMq)
57 エレボス
>>56
「そう? 生き物はどうせいつか死ぬものよ? アーツとちょっとしたものを使った手品よ。
 便利ではあるけど、多用は厳禁なものよ。
 でも悪戯はあまり頻繁に行ってはダメよ?
 っと、アステールは……」

アステール「またアーツと門を応用した転移を使ったの? エレボス。アーミヤやドクター、ケルシーを筆頭に医療部門の人たちにも怒られるよ。
 そして初めまして、異界からのお客様方」
白髪に澄んだ青色の目をした少女がエレボスに苦言を呈し、ベカスたちを歓迎する。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
58 神座(ラインハルト)
>>57
べカス「だとしても知り合いが死なれるのは目覚めが悪い
アーツね………超能力のようなものか?」

スロカイ「あら、それは残念ね
私はスロカイ、そこの男がべカス、この子がアイリーよ」

アイリー「わかった!たまにするね!」
(HWV32/au ID:RhTUMq)
59 エレボス
>>58
「そう? ええ、そんなようなものよ。
 あまり使っていたら狂っちゃうもの。
 そうしなさい。
 あら、アステール。あいつらが怒ろうが私の知ったことじゃないわ」

アステール「はぁ……アーミヤたちも大変だ。
 スロカイにベカスにアイリー……うん、覚えた。それでロドスに来たってことは、元の世界に帰る手段を聞きに来たの?」
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
60 神座(ラインハルト)
>>59
べカス「当たり前だ、人死を見て健康で居られるほど俺は図太くないんでな」

スロカイ「あら、それは大変ね

えぇ、此処も楽しそうだけど早く帰らないとマティやウェスパが寂しがるもの」

(HWV32/au ID:RhTUMq)
61 エレボス
>>60
「そう、でもその精神は傭兵に向いてないんじゃない? 転職でもしたらどう?
 ええ、とは言っても多用しなければ特に問題はないけれど」

アステール「そっか。……ついてきて。道を開いてあげる」

そう言うとアステールはロドスの甲板に向かっていく。エレボスも何となく着いていってる。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
62 神座(ラインハルト)
>>61
べカス「生憎とこの生き方以外知らなくてね」

スロカイ「それなら良かったわ
ふむ、頼むぞ」

(ついて行く)
(HWV32/au ID:RhTUMq)
63 エレボス
>>62
「そう、なら適当な誰かにそれ以外の生き方を教授してもらうといいわ。そうね……どうせなら教官とか良いんじゃない?
 危険なものを気軽に使う趣味はないからね」

アステール「──天仰げ♪ 縁はなる♪ 星辰よ♪ 啓示せよ♪」

甲板につくと綺麗な星空が広がっていた。
それを見るとアステールが唄い始める。唄っているのはアステール一人のはずなのだが、アステール以外のナニカも同時に唄っているかのように高音と低音が入り雑じり不協和音を奏でる。
それと同時に綺麗だったはずの星空に何かおぞましいものが混じっているかのような気味の悪さを感じるものになっていく。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
64 神座(ラインハルト)
>>63
べカス「教官?あんたの知り合いか?
っと………!気味の悪い歌だな……」

スロカイ「それもそうね
これは………聖典館で聴いたような……いや、少し違った………?」

アイリー「変な歌ー!」
(HWV32/au ID:RhTUMq)
65 エレボス
>>64
「いえ? ロドスにも教官はいるけど、私は殆ど関わってないわ。でも傭兵の経験を活かせる職なんて限られているでしょう?
 これは……讃美歌ね」

アステール「永久は過ぎ♪ 時は尽き♪ 浮上せし♪ 不浄の地♪ かつてない♪ 崩壊を♪ 宣するは♪ 古き神♪」

ギチギチと気味の悪い音が何処からともなく聞こえ始め、ガラスを割ったような甲高い音と共に星空に亀裂が走った。
アステールの力では決して起こり得ないはずの事象にエレボスが眉をひそめる。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
66 神座(ラインハルト)
>>65
べカス「そういう事か、確かにそうだが……人に教えるのはどうも苦手でなぁ
これが賛美歌か?どう見ても呪いの歌の類だろう」

スロカイ「これは……あまり良くないものだと思うのだけど」
(HWV32/au ID:RhTUMq)
67 エレボス
>>66
「あら、ベカスならそれなりに上手くやれそうだけど?
 一応讃美歌よ。ただし邪神のだから、スロカイの良くないものっていうのも間違ってないわ。
 ……でも妙ね。アステールではここまでの現象を引き起こせないはず」

アステール「夜を覆い♪ 夜を領し♪ 支配者は再来す♪ 恐怖せよ♪ 賛美せよ♪ 大いなる♪ その御名を♪」

徐々に星空の亀裂が抉じ開けられていく。まるでナニカが現れようとしてるかのように。
そして……

アステール「輝く星♪ 祝き狂ほし♪ 兆すは終末の時♪ 戦慄き哭く厄災が♪ 名状し難き形が♪ 海を割り♪ 土を裂き♪ 空を埋め♪ 地に満ちる♪」

異形の門が星空の亀裂より現れた。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
68 神座(ラインハルト)
>>67
べカス「生憎と実践での付け焼き刃の技術しか知らなくてな、人に教えるのはやり方がわからん
邪神ね………そんなものがホントにいるとは」

スロカイ「むっ………やはりコレは………」
(HWV32/au ID:RhTUMq)
69 エレボス
>>68
「それで充分じゃない?
 ちなみに異界の邪神らしいわ」

アステール「あの門を経由すれば帰れるぞ? お前たちの世界にな=v

アステールを介してナニカが言う。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
70 神座(ラインハルト)
>>69
べカス「そんなもんかね?世の中そんな甘くないだろ
異界か………恐ろしいもんだな」

スロカイ「ほぅ?そちらは誰かしら?名も告げれぬ様な痴愚では無いでしょう?
まぁ、帰り道を用意したのは礼を行ってあげるわ」

アイリー「お兄ちゃん?お姉ちゃん?よく分かんないけどありがと〜!」
(HWV32/au ID:RhTUMq)
71 エレボス
>>70
「案外甘いものよ?
 まあすべての異界が恐ろしいものではないでしょうけどね」


アステール(?)「我が名を問うか。良いだろう、名乗ってやる。我が名は■■■■■。とは言っても貴様らに聞こえるかは別の話だが。
 我に礼を言うより早く門を通るべきだと思うのだがな=v
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
72 神座(ラインハルト)
>>71
べカス「ホントかね〜
まっ、そろそろ帰らせてもらうわ、世話になったな」

スロカイ「名乗る時はわかる様に喋りなさいな、常識の知らない子ね
そうさせてもらうわ、エレボス、アステール、楽しかったわよ」

アイリー「2人ともありがと〜!今度機械教程のお土産を持ってくるね〜」
(HWV32/au ID:RhTUMq)
73 エレボス
>>72
「そういうものよ。騙されたと思って新しいことに挑戦してみなさいな。
 さよなら、ベカス、スロカイ、アイリー。縁があったらまた会いましょう?」


アステール(?)「やはり聞こえんか。予想通りではあるがね。もう少し神霊に近くなるなり啓蒙が高まるなりすれば聞こえるかもしれんぞ?
 ……? あれ……わたしは……? ……あ、皆またね」
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)