1 閉鎖世界

妄想設定垂れ流し部屋2

一応建てとく
(iPhoneSE2 iOS14.6/不明 ID:1ujtWi)
12 エレボス
「───ああああああああアアアアア■■■■■■■■■■■!!?」

それでも片翼と光輪がそれに接触してしまったのです。
痛かった。全身を鑢で削られるような痛みでした。
しかも私が殺してきた人達が憎悪の籠った目で此方を見てきていたのです。怨嗟に満ちた声で私に言うんです。許さない、よくも殺したなって……みんなが私を責めて、責めて、責めて、責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めて責めてくるんです。
あれは永遠にも感じられるような時間でした。でも気づいたらそれは終わって、痛みこそありましたが、それもマシになってました。

「はあ……はあ……これ、思ったより消耗するわね……」

彼女は激しく消耗してました。隙だらけでしたけど、正直私も動けない状態でしたし、あれは引き分けみたいなものなんでしょうね。
消耗が激しかったから彼女は撤退を選択せざるをえず、私は彼女を仕留めることが出来ずに重傷。
……あの時仕留めることが出来ていれば、と悔やんでます。
あの魔族をあのとき殺せていたなら、こんなことにはならなかったのに。

「貴方は何がしたいんですか、エレボス」

一切が死に絶えた──否、エレボスの地獄に呑まれた戦場を見る。

「こんなものが貴方の望みだとでも? こんな死んでいないだけの世界が貴方の理想だとでも? ──ふざけるなッ!!!」

許せない。許せるはずがない。許してなるものか。
あれは存在すら許されるべきじゃない。

「お前のようなものが産まれてくるために世界があったわけじゃない! お前のようなものの生誕を待ち望んで生命の営みが行われていたわけじゃない!」

お前は産まれてくるべきじゃなかった。
不死を望むものはいるだろう。理想とするものはいるだろう。だけど、お前のそれは違う。

「失いたくないって言うのなら──」

なくなってほしくないと言うのなら──

「時間を止めることを望む。それで良かったはずでしょうッ!」

死を奪う必要なんてなかったはずだ。
あの安息をなくす必要なんてなかったはずだ。
時間が止まって、一つの絵のような状態になる。それならまだ納得できたのに。
それならあの苦痛に満ちた地獄になんてならなかったはずなのに。

「失いたくないなんて言いながら、苦痛に満ちた地獄を造って……そんなに戦争がしたいなら、ヒトのまま争い続けて死ぬのが似合いの末路だったでしょう! なぜそうしなかったんですか! 答えなさい、エレボスッ!!!」

「──ハ、それこそ愚問でしょう? より強い敵に挑めるからよ。真我も、無慙も、明星も、水銀も、黄金も、黄昏も、刹那も、波旬も、魔星も、幻想も、魔龍も、他の覇道神たちも、すべて私が呑み込む」

「出来るとでも?」

「出来ないとでも?」

「ええ、出来ません」

「へぇ? それはなぜ?」

面白そうに此方に問いかけてくるエレボスに、私が素直に答えてやる義理はないのだけど……まあ良いでしょう。

「お前が弱いからです」

「────」

ポカンとした表情で此方を見てくる。珍しいこともある。

「ふ、ふふ、あはははははははははは! 弱い? 私が? あっはははははははは!」

周囲に響き渡るエレボスの笑い声。
そう、私もお前も、ヒトでいることに耐えられない弱くて醜い生き物だ。
覇道神も求道神も、結局は子供でしかない。
幻想に逃げず、今を懸命に生きてるヒト達のほうがずっと強いし、逞しい。

「ああ、笑ったわ。弱い、弱いねぇ……なら試してみようかしら?」

ああ、やっぱりこうなる。
言葉では意味がない。私達はいつもそうだった。
殺意こそが私達の絆。嫌悪して、憎悪して、だけどそこに奇妙な友情のようなものがあったのは否定しない。

だから、だからこそ、私がお前を殺す。

「ええ、現実というものを教えてあげます」
「あっはは! やってみなさい? 私に勝てるというのなら!」

あのときの続きをしましょう、エレボス。
今度こそ貴方を殺してあげます。ああ、でも、ありえないけれど、もしも私達にも来世なんてものがあるのなら……

「そのときは、本当の友達になるのも悪くないかもしれませんね」

幻想を放棄したときなら、それなりに仲良く出来る気がしますから。
そのときは一緒にヒトとして足掻きましょう? 大切なお友達忌々しい魔族
共にこのとても心地のいい不愉快極まりない夢から覚め、あるかもわからない現実に願いを託すのも悪くないでしょうから。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
13 神座(アッシュ・ワン)
誰得妄想、そもそも存在を忘れられてそう(小並感)

人類悪妄想
■名前
カリタス(アダム)

■ネガスキル
ネガ・ヒューマン
・人の始祖たる原初人類(アダム)の持つネガスキル
生誕に人類の関わる概念や物体は皆すべからくアダムに害を成す事は出来ないことを示す

人類の祖先であるアダムに対して人類は生来から刻みつけられた根源的衝動により抵抗することは許されていない
しかしアダムも人類の祖先として人類の総数を著しく減らすような事は出来ず、その点を考えれば人類悪としての活動など出来るわけもないが………?

■人類悪としての行動
彼自身は人類を滅ぼすことは勿論、人類を害する事は出来ない
しかし、もとより彼が望むのは人類の救済

人が長い年月を経て繁殖を繰り返せば労働者を使役する上位権力者と上位権力者に使役される下位労働者に別れる

リリスの奸計により罪を犯したアダムの祖先である人類は不完全な生命として産まれた、上位権力者の叡智の繁栄と比例する様に生殖能力の低下し数を減らす、逆に使われるだけの下位労働者は叡智の繁栄はなく生殖能力は衰えず数を増やしていく

これにより数を減らし続ける上位権力者と数を増やし続ける労働者達による戦争………不和が勃発する

繁殖能力もなく労働力もない上位権力者が勝利すれば人の文明は著しく後退し、例え下位労働者が勝利したとしても叡智の無い労働者だけでは文明の維持は保てない

人の遺伝子に組み込まれた欠陥であり、これの解消はアダムの遺伝子を介することで不完全な存在へと成り下がっていく人類の遺伝子を是正する事のみ

これは幾千年の人類の歴史で密かに積み重ねられてきた事柄であり、人類の遺伝子が劣化を迎え始める度に人類の祖先たるアダムは近似遺伝子を持ちうる人間を媒体としてアダムの種をばら撒き、生殖能力の低下を押し止めてきた

しかし、今代のアダムに選ばれた少年はそれすらも拒んだ
青臭い理想を掲げた少年は不和の撲滅を願った、しかしそれは人類が競争社会を築いているからこそ避けれない事実

肉体という器があるのだから自他の違いが生まれ、それが枷となり自他は分かり合えない
違いがあるから差別や立場の高低が生まれ、分かり合えないから争う

だが、かの少年は人の在り方を変えることで成し遂げた
アダムという全ての人類に語りかけられる特性を生かして、今を生きる全ての生命体に語りかけた

それは幸福だけが満ちた世界への誘いであり、幸福を願わぬ人間など居ない
肉体という枷から人を解き放ち、各々が望む夢の世界へと誘う
そこは幸福のみが満ちた理想郷であり、死という終わりもなく他者とのすれ違いもない、人類の祖先が生み出した人の救済は間違いなく至上の救いを齎した


…………その理想郷に人類というものが居ないということを除けば

故に彼は人類悪の獣として認定された
人の祖先にして人類の救済者であり、人の歴史に幕を引く者
救済の理を持つ獣である
(HWV32/au ID:RhTUMq)
14 エレボス
人の善性ひかりを愛した。人の悪性やみを嫌悪した。
だが、最初は悪性を排除出来ると思っていた。だから傍観するだけだった。人が自分達の手でどうにかしなければならないと思って自制していた。
だが、悪性は善性を喰らい強くなった。人が発展していくことで悪性は更に強くなった。
大切で、綺麗で、とても美しかった光は闇に呑み込まれてしまった。許せなかった。認められなかった。堪えられなかった。
故に己の権能で欲望を消し去り人の可能性を閉ざそうとし、しかしヒトを愛したがためにその可能性を閉ざしきれなかった。それゆえに人類悪として成立はしても人類に対する災害とは言えない状態のため、獣としての銘は存在しない。

以上の結末をもってこの存在のクラスは拒絶された。
『黒き王の器』なぞ偽りの称号。
其は人類が置いていけなかった、人類史と共に歩む大災害。

その名をビーストα:Reject。
悪性の浄化をなさんとし、七つの人類悪になることを拒絶した『浄化』の理を持つ獣である。

なおヒトに対しては滅茶苦茶寛大なくせに人外には滅茶苦茶厳しい。というよりもはや人外嫌いだろお前ってレベルで厳しい。
ちなみにこの場合のヒトとは人類と獣の資格持ちのこと。


出現演出
画面中央から純白に染まり、画面全体が純白になった瞬間、画面中央に赤黒い単眼が開かれ、そこから無数の赤黒い手が這い出て画面を覆い尽くす。
出現文字は人類悪 証明
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
15 エレボス
ステラのビーストとしての説明的な

悲劇を許せず、嘆きを許容できず、悲しみに満ちたすべてを救済すると決めた。自らがすべてを失ったことで、誰にも同じ思いをさせてはならないと思ったのだ。
ゆえに自らの手であらゆる悲劇を根絶させると誓った。
しかし度が過ぎている献身は人類を堕落させ、滅ぼしてしまう。そのことに気づくことはなかったのだ。

以上の祈りをもってこの存在のクラスは決定された。
『人造惑星』なぞ偽りの称号。
其は悲劇を看過することが出来ず、自らが悲劇を根絶させることで人類を救おうとする大災害。

その名をビーストα。
悲劇を根絶させ、番外の人類悪となった『献身』の理を持つ獣である。


出現演出
画面が真っ黒になり無数の星が煌めくと、中央に燃えるような三眼が出現したあと画面が深海を思わせる蒼に染まる。
出現文字は人類悪 共鳴
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
16 エレボス
シバについて

アナテマは興味深いと思っている。何なら解剖したり再現したり色々と試したいことがある模様。筋金入りのろくでなしである。

オーリムはわかっていない。そもそも怪物と人の違いもよくわからないオーリムには、シバもマトイたちと同じ個人としか思わない。ただアークスと喧嘩してるんだろう程度の認識。一番平和的。

カガチは殺す対象と考えている。精神が軋み、悲鳴をあげ、それでも世界に疑問を叩きつけるために鏖殺し続ける。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
17 エレボス
アナテマ、オーリム、カガチはアルマのことを通常は見ることが出来ない。(一人ほんとに見れないのか怪しい? 知ら管)
ただし、アナテマは声も聞こえず姿も見えないはずなのにアルマのいるほうを見て会話を成立させる。
オーリムはアザトースの力の影響で朧気に認識はするため、外なる神の仲間だと思っている。(これはオーリムがアザトースなどを朧気にしか認識できないため、朧気にしか認識できないもの=外なる神という考え方から)
カガチはそもそも大虐殺に忙しいため、アルマのことを知らない。知る気もない。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
18 エレボス
PSO2のオリキャラ組のほのぼの(としてるとはとても思えない)日常(?)回。


「きたよー!」
「おやおや、オーリムですか」

アナテマがアークスシップの空間を不法占拠……不法増築? した研究室。そこにオーリムは遊びに来ていた。
通常の手段では来れないはずなのだが、オーリムはアザトースの加護がある。ゆえに容易に来ることが出来た。
ちなみにカガチなら戒律の力で無理やり抉じ開けて侵入してくる。

「しかしここは遊び道具などありません。……どうせですから聞いておきますが、オーリムから二代目クラリスクレイスを説得しては──」
「──かーさまを実験に使うのはだめー!」
「仕方ありませんね」

やはりオーリムは説得してくれないと、苦笑しながら肩を竦めるアナテマ。
アナテマのマスクに描かれた三眼がギョロギョロと動き、ならばどうするかと考える。
二代目クラリスクレイスで実験はしたい。何なら【仮面】などでも実験はしたいし、アークスシップの何処かにいるらしい初代クラリスクレイス──厳密には違うとアナテマは知っているが──のアルマでもいくらか試しておきたいものはある。

「ああ、とても興味深い」

オーリムで試しておきたいこともあるが、それをやってしまっては他の実験に支障をきたしてしまう。ゆえに後回しにするしかない。

「……?」

アナテマの言葉に首をかしげて、適当に研究室の中を散策する。

「おやおや、この部屋が気になるのですか? キミは可愛いですね」

危険物は多いが、イドーラの加護のおかげでオーリムに危害が及ぶことはない。ゆえにアナテマは研究を再開する。
今行っている実験は【深遠なる闇】を如何に再現し、無力化出来るかなのだが……

「おやおや、どうにも上手く行きませんね」

【深遠なる闇】の再現もまだ成功していないのが現状である。仕方ないので一度中断する……と同時に研究室が揺れる。

「これは……」
「ゆれたー?」

揺れているのを楽しそうにしているオーリムと、揺れの原因を探るアナテマ。
数秒ほどそうしていると……

「アナテマァァァァァァァァァァ!」
「おやおや、派手な登場ですね。カガチ」
「あー! カガチだぁ!」

空間が割れ、カガチが現れる。
喜ぶオーリムと、子供が悪戯をしているのを見つけた親のような反応をするアナテマ。

「ここで死ねッ!!!」

剣がアナテマに向かって振るわれる。
神速と比喩するに相応しいその速度にアナテマも回避が間に合わない。

「これは素晴らしい」

下半身を切り落とされたアナテマだが、拍手しながらカガチを称えていた。よくぞそこまで至ったと、心の底から祝福する。

「死ね」

そんなアナテマの頭にカガチは剣を突き刺し、確実に殺した。
しかし、

「カガチは容赦ないですね。素晴らしい」

何処からともなくカガチの背後に現れるアナテマ。
振り向き様に剣を振るい、アナテマの首を切り落とすが──

「ヤンチャですね」

アナテマが再び出現する。

「相変わらず厄介な不死性だ」

カガチは丁寧な口調を崩し、舌打ちする。
ギチギチと空間が悲鳴をあげ、撓んでいく。
外界においては規格外と言ってもいい霊格そんざいに空間が耐えられない。

「ここが破壊されるのは困りますね」

仕方ないとアナテマが手をたたく。
すると、景色が一瞬で変化した。

「? ……おー!」

オーリムが目を輝かせて周囲を見る。
そこにはアナテマが適当に用意したイス、テーブル、お茶菓子や紅茶にジュースなどがある。

「オレはおまえと呑気にお茶会なんざやってやる気はない」

アナテマを睨むカガチ。

「おやおや、剣呑ですね」

気にせず席に着き、呑気に紅茶を飲んでいるアナテマ。

「おいしー!」

マイペースにお茶菓子を食べているオーリム。ちなみに全部毒とか盛られているのだが、イドーラの加護により無事。

「………………………………………………………」

結局、カガチがキレて星を両断したためお茶会(?)は終了した。
このときの被害のせいでアークス上層部の胃痛が加速したとかなんとか。ついでに特製の胃薬をアナテマが上層部に処方したらしいという噂もある。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
19 エレボス
ステラのとある日


アークスシップの一角。アナテマの不法占拠……不法増築した空間にて。

「……………………………」
「おやおや、これは珍しい客人ですね」

会いたくもない相手に会ったと言わんばかりの表情を浮かべているステラに、楽しそうなアナテマがいた。
アナテマと出会った瞬間から今に至るまで粉微塵になるまで切り刻み続けてはいるのだが、アナテマは不滅に近い。粉微塵になってもすぐに復活してくる。
ステラはアークスではない。しかし悲劇には敏感だった。ならばアナテマを許せるはずもない。
あらゆる悲劇を根絶するために動き、獣の資格まで保持している神域者が悲劇を振り撒く存在を前にして牙を剥かないなどありえない。
そして、それを前にしてはいくらアナテマでも嬲り殺しにされるのがオチだ。アナテマは戦闘特化の存在というわけではないのだから。

「……はあ、埒が明かない。いったい何の用?」
「そう大した用件ではないのですが……」

そうアナテマは切り出して語り出す。

「【深遠なる闇】を再現する手伝いを──」
「無限に死ぬべきだね」

交渉決裂である。当然だった。
悲劇を根絶するために行動する存在を前にどうして悲劇を振り撒く存在の再現の協力を持ちかけたのか。

「おやおや、ステラは頑固ですね」
「……で? それだけじゃないんでしょ?」

アナテマの態度に穏当なステラもキレそうになっていた。
仕方ないと言わんばかりに頭を振ったアナテマは、再び口を開いた。

「オーリムのことを見ておいてもらいたいのですが、頼めますか?」
「オーリム? ……ああ、最初の貴方の弟だね」

納得したステラは理由を言えと目線で促す。

「オーリムにはどうやら魔皇の呪いがかけられているようで、どうなるのか興味があるのです」
「……助けたいとかそういう理由じゃない辺り、ほんと人でなし」

ステラはジト目でアナテマを見る。
助けたいわけじゃなく、どうなるのか興味があるから監視しろというのだから、必然と言えば必然だろう。

「……でもわかった。引き受ける」
「ありがとうございます。では報酬ですが……」
「いらない」
「おやおや、そうですか」

どうせろくなものではないと報酬の話を切り上げ、ステラはさっさと出ていった。

「……さて、【深遠なる闇】を再現するにはどうしましょうか」

そしてアナテマは実験を再開した。





「……さすがに予想外かな」

アークスに紛れていたステラは少し悩んでいた。
というのも、監視対象であったオーリムが行方不明──とは言え、ステラは犯人が誰かわかったので特に妨害はしなかったし、するほうが問題だったわけだが──になったのとほぼ同時刻に二代目クラリスクレイス……マトイもいなくなっていた。
それだけなら良かったのだが、なにが起きたのかオーリムがマトイの子供になったらしい。

「……いやほんとにどういうことなんだろう?」

さすがのステラも理解が追い付かない。
ニャルラトホテプに騙されたか? と百回ほど情報の裏付けを取っていたくらいには混乱している。

「……出てきなよ、イドーラ」
「あれ、バレちゃった」

その言葉と共にステラがいた場所の近くにあったガラスにイドーラの姿が映し出される。

「どういうこと?」
「んー、私がお願いしたんだよ。オーリムの保護者になってくれないかってね」

その言葉でステラは納得がいった。
確かにマトイたちは善良なヒトたちだ。なら、オーリムを任せようと思うのも無理はない。だが……

「理解してないわけじゃないでしょ」
「総帥の呪いでしょう?」

かの魔皇の呪いを解呪する術はない。
周辺にある存在全てを巻き込んで招来を行わせようとする呪いは、今も機能している。

「それでも賭けてみたい。あの善良なヒトの子たちが、我らが総帥の呪いを超えられる可能性に」
「……運命の魔の手を掻い潜ることが出来る。そう思ったの?」

オーリムの運命は魔皇を招来するものに固定されている。
いくら妨害しても、いつかは行われるだろう。……しかしだ。

「運命は絶対じゃない。私たちはそれをよく知っている」
「だけど運命の魔の手を掻い潜るには並大抵の力では不可能だってことも知ってるでしょ? イドーラ」

そう、運命は絶対ではない。しかし並大抵の力では超えることなど不可能だ。

「未来の可能性は無限にあるべき。そうは思わない? ステラ」
「……それが悲劇を生むのなら、可能性を狭めることも必要だとは思う。だけど──」

──そうじゃないのなら、無限の可能性に賭けてみたいとも思う。

その言葉を聞いてイドーラは満足そうに頷き、ガラスから姿を消した。

「オーリム・フェリクス・ファミリア……いつか、幸せ、家族、か。……そうなるのなら、それが一番いい。せっかく手に入れた家族だもの。大切にしなよ? オーリム」

そう呟いてステラも姿を消した。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
20 PSO2組+ステラ&イドーラ
ゲヘナの日常(?)その2

「どうして……どうしてなのわたしたち……どうしてなのボクたち……」

耳をふさいで、目を閉じて、頭を振って否定する。

憎くない? そんなはずはない。復讐しないと。でもなんであんなに楽しそうだったの。わからない。助けてわたしたち。

画面越しにクーナを見たあと、ゲヘナは錯乱していた。
復讐という核が揺らいでいた。
幽鬼を思わせるフラフラとした足取りでアークスシップを彷徨う。
答えは見つからない。
見つかるはずもない。

復讐しなきゃ。
でも楽しそうだった。
復讐する義務がある。
でも楽しそうだった。
苦しめないといけない。
でも楽しそうだった。
永遠をあげないといけない。
でも楽しそうだった。
わたしたちの犠牲を無にするようなことは許してはいけない。
でも楽しそうだった。

……なんでなの?

「たすけてよぉ……わたしたち……」

名前も知らない、ただ画面越しに見ただけのクーナに助けを求めるほどにゲヘナは追い詰められていた。

ショックだった。
復讐しないといけないとも思っていた。
そのための復讐の権利だと認識していた。
だというのに、楽しそうな笑顔を見せているわたしたちがいる。
それを奪うのは正当か?
それをなくすのは正当か?
それを否定するのは正当なのか?

答えは否。正当ではない。それは正当な復讐足りえない。
すべてに蔑ろにされたからこそ、すべてに復讐する正当な権利を有するのだ。
同じ境遇の存在にそれを振るうことは許されない。より正確には正当性を失う。

だからこそ正気なゲヘナにそれは行えない。

「なんで……なんで……」

グスグスと泣きながら、ゲヘナは歩く。
答えを与えてくれる誰かを探しながら彷徨い続ける。
不滅を付与され手足を捥がれ腹を裂かれて無数の寄生虫に身体を貪られている名も知らないアークス数人を通り道に残しながら惑い続ける。

不滅を付与し、拷問にかけるような真似をするのはゲヘナの本能に近い。
復讐という本能。復讐という義務。
ゲヘナはそれを意識せずに行ってしまう。

ヒトを許せない。だから苦しみ続けろ。わたしたちの犠牲を無にするな。

ゲヘナはそんな感情に任せて動く子供で、生きた厄災そのもの。
まだ小規模ではあるものの、厄災は確かに広がり始めていた。

当然、それに気づく者たちもいる。


「……殺すしかないのかな」

ステラは悩む。
放置したら悲劇が増える。
もう殺すしかないのだろうかと。

「おやおやおや、とてもとても興味深い」

アナテマは笑う。
アークスが滅びようとアナテマは気にしない。
どうなろうと興味に従って動くのだから。

「かーさまに言うべきー?」

オーリムは考える。
自らの母に頼ればなんとか出来るだろうか? と。

「チッ……」

カガチは舌打ちする。
戒律に従い、滅ぼしてやるとゲヘナを探し始める。

彼等が動き始めればアークスの上層部もすぐ気づくだろう。いいや、既に気づいているのかもしれない。

「時間はあまりない、か」

ステラも悩むのを止め、動き始めた。
ステラに上層部を止められるような力はない。
無力化さえ出来れば止められるかもしれないが、既に被害を出しているということが痛い。
それさえなければ、説得はしやすかったのだから。
まあもっとも……

「……アナテマめ」

被害にあったアークスはすべてアナテマが先に回収して実験に使ってしまっているため、実質アナテマによる被害と言えてしまう状態なのだが。


「……こればっかりは私は何も出来ないかもね」

夢と現の狭間で、イドーラはゲヘナたちを見ていた。

「マトイを頼るのもさすがに今回は気が引けるし、かといって他のアークスに伝手はないからなぁ……」

打つ手なし。というよりマトイを頼って状況が好転するのかすらイドーラにはわからなかった。

「何を考えてるの……総帥」

魔皇アザトース。ゲヘナをこの世界に送り込んだ元凶。
怪物の中の怪物であり、超越者の一角。
そんな存在がどうしてここまで動いているのか。イドーラには不思議でしかない。

「……ごめんね、マトイ。ツラいことばかり押し付けてしまってる」

運命の魔の手すら掻い潜り、希望を掴めるかもしれない。そう思ってオーリムを託した。
だが、もしかしたら……

「それすら総帥の掌の上だったのかもしれない」

だが、たとえそうだとしても、

「最後の勝ちはマトイたちが掴む」

最後の勝ちをアザトースに取られる気などイドーラにはなかった。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
21 ゲヘナ
ゲヘナ版


真名転生

ビーストα:Deficit

理:復讐

アイデスと対になる存在。復讐のために不滅の形を与える災害であり、人類の滅びを赦さない。
以上の在り方をもってこの存在たちのクラスは滅びを迎えた。
『原罪の復讐者』なぞ偽りの称号。
其は人類が産み出した、人類史に必須の大災害。


出現演出

画面中央に黒と白の渦が現れ画面全体に広がる。広がりきった瞬間、無数の赤い眼が此方を睨み、目を閉じる。
出現文字は人類悪 
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
22 ゲヘナ
アイデス版

真名降誕

ビーストα:Deficit

理:否定

ゲヘナと対になる存在。同胞たちの犠牲を無価値にすることなど許容できないがために、人類の滅びを赦さない。
以上の在り方をもってこの存在たちのクラスは滅びを迎えた。
『原罪の復讐者』なぞ偽りの称号。
其は人類が産み出した、人類史と共にある大災害。

ちなみにゲヘナと同じビースト名となってしまうのは、根本を共有しているため。そのためどちらかの理となって同じ枠として二人とも現れる。
本来ならばゲヘナもアイデスも汚染された聖杯と同じく報復の理を持った獣となり、番外の獣にはなりえなかった。


出現演出

画面が真っ暗になったあと、あちこちに赤黒い手形が現れる。その後、赤黒い手形を掻き消すように画面が明るく染まり、無邪気な子供の笑い声が響く。
出現文字は人類悪 
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
23 ゲヘナ
獣の力関係
ウボ=サスラ>全能の壁>ステラ>ゲヘナ=アイデス>ユウキ

他のビーストとかに対する対応など
ウボ=サスラ → サーちゃんはみんなのおかーさん!
ステラ → 悲劇をもたらすのなら排除する。
ゲヘナ → 永遠をあげる、永劫をあげる、不滅となって苦しむがいい。
アイデス → わたしたちが永遠に護ってあげる、獣だろうと永劫に護ってあげる。
ユウキ → 幸福をあげる、永遠をあげる。獣だろうと幸福になっていいんだもの。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
24 ゲヘナ
ビーストαについて
科学=Aみんな≠キーワードとする人類悪。
科学技術の発達の末に具現する結末、或いは力を保持して何らかの形でみんな≠ノ報いようとしてる場合、この獣の資格を得る。
そのため、人体実験を受けていた存在が人類愛を何らかの形で抱いた場合に該当しやすい。
(SC-03L/d ID:PpwXWU)
25 ゲヘナ
その名はアイデス

「……んー」

アークスシップでモニターを前にして悩んでいるヒューマンの子供。
なにに悩んでいるのかと言うと……

「わたしたちのライブ……見てみたいけどなぁ……」

わたしたち>氛氓キなわちクーナのライブが生で見たいらしい。
しかし、この子供──アイデスには問題があった。

「わたしたち……不法侵入者なんだよねぇ……」

身分も何もないアイデスは当然ながらチケットを買えるようなお金もない。
人類の守護者になる道を選んだ以上、強奪を行うこともない。
端的に言って生で見るのは不可能である。まあ正規手段に限れば、の話ではあるが。

「……というか、あの大バカの気配が消えた?」

大バカ──ゲヘナのことなのだが──の気配がアークスシップから消えたことで首をかしげる。
アイデスもそうだが、ゲヘナにはアークスシップを出る手段がない。
だというのに気配が消えた。それはつまり何かしらの介入があったということだ。

「……調べておくべきか」

人類の害となるなら排除する。
そんな冷徹な意思を滲ませ、次の行動を決定する。
その道中にたまたま会ったアナテマを百度ほど殺し、カガチと殺し合い、オーリムと談笑しながら何やら亡霊みたいな良く見えない変なやつを探したりと色々あったのだが割愛し──

「うん、やっぱりシップ内にいない」

ゲヘナが何処にもいないことを確認した。
シップ内に殺人種が残ってはいたので全滅させ、アナテマの研究室にいたゲヘナの被害者を助けようとしたら、不滅が何故か解除された・・・・・・・・ことに首をかしげながらも傷を癒して回復させ解放したりと色々と探した上で結論を出した。
ではどうしようか。

「うーん……しかも、わたしたちもいなくなってない?」

気づいたらクーナの気配もない気がする。
さて、なにが起きているのだろう? 首をかしげながらも、シップ内の散策を再開するアイデスだった。

────運命はいまだ我が掌の上だ。我を楽しませろ、獣ども。

魔皇が嗤う。
数多の世界の中心に座して嗤い続ける。
人類悪たる獣ですらこの超越者の前ではただの玩具にすぎぬ。
全能の存在をも手玉にとって玩具とする怪物は冒涜的な呪詛を吐き、収縮と膨張を繰り返して眠り続ける。
どう足掻いても無駄なのだと嘲笑しながら眠って世界を創造し続けていた。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
26 ゲヘナ
ゲヘナVSアイデス

「我らが絶望で未来を示せ──アストラ<@ッ!」

憎悪に満ちた声が響く。ゲヘナの全身に黒い光に満ちていく。

「我らが希望で未来を示して──アストラ<b!」

そんなゲヘナに否を突き付けるように希望に満ちた声が響く。アイデスの全身に白い光が満ちる。

完全に光に覆われた刹那、両者の姿が消える。
それと同時に二つの閃光が縦横無尽に宙を駆ける。
ぶつかっては離れ、再び接近してぶつかりあう。
二つの閃光がぶつかりあう度に血がばらまかれ、肉片が飛び散り、轟音が響く。
突風が吹き荒れ、無数に散らばった殺人種の屍で形成された大地が崩れていく。
火山が噴火し、海が燃え、空は赤く焦げていく。
まさに地獄。終焉が訪れた景色に他ならない。
復讐者と守護者。両者の争いは国を終わらせるに値する被害を叩き出していた。

「ゲヘナァァァァァァァ!」
「アイデスゥゥゥゥゥゥ!」

怒号が響く。
相手を否定せんと、相手の名を叫び牙を剥く。
当然ながら被害は拡大するが、それでも大陸を滅ぼすまでは拡大していない。
尋常ではない被害ではあるものの、この程度で済んでいるのは奇跡と言える。
両者ともに第五桁……いいや、状況によっては第四桁にも匹敵しうるポテンシャルを秘めている。ゆえに、本来ならば星の一つや二つ容易に消し飛ばせる。
しかし今は大陸一つすら消し飛ばせていない。
そこにはいくらか理由はあるものの、最たる理由は復讐の権能が振るえないからだ。
両者とも復讐の権能があるから第四桁に匹敵しうるのであって、それがなければせいぜい第六桁程度にまで落ち込む。
それでも両者互角のため、泥試合と化すわけだが……

「邪魔をするな、アイデスっ!」
「邪魔しないわけがないでしょ、ゲヘナっ!」

「「──────わたしたち≠フライブチケットはわたしたちが買う!」」

スゴいどうでもいい理由で殺し合っているため、泥試合になろうと誰も気にしない。
既に殺し合い始めてから数時間は経過しているし、なんならクーナのライブチケットに関してはステラが二枚確保してたりするのだが、全く話を聞かずに殺し合っているのが現状である。
とは言え、これ以上の被害は見過ごせない。
不毛の星が舞台だったからこそ、ステラはここまでなるまで我慢したが、さすがにこれ以上は我慢できない。
ゆえに……

「はあ、これ以上は見過ごせないからね」

「「ふぎゅっ!?」」

一瞬で両者を鎮圧した。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
27 エレボス
アビス


真名崩壊

『原罪の復讐者』など偽りの称号。
其は人類史に在り続けた大災害───否、これは人類悪に非ず。これは大災害に非ず。
これは復讐というプログラムに従う機構にすぎない。ただ人類愛を原因として発生する滅びの実行者という経緯から、文字通り人類史の自滅機構として獣の枠組みに組み込まれただけである。
すなわち、真に獣として認定されたのはこの怪物ではない。
真に獣と認定されたのはこの怪物を産み落とした不特定多数の人間・・・・・・・・という事象である。ただその代表が滅びの実行者たるアビスになったというだけにすぎない。
以上の真実をもってこの滅びは証明された。
『原罪の復讐者』など偽りの称号。其は人類史が造り上げた最新の終末譚。
その銘はビースト■。本来あり得るはずのない獣ならざる獣である。

出現演出
画面に枯れ果てた大地と天に輝く暗黒の太陽が映る。

出現文字は終末譚 前奏
(SC-03L/d ID:PpwXWU)
28 サリエル
【クラス】ルーラー
【真名】エレボス
【性別】女性
【身長・体重】■■cm・■■kg
【属性】混沌・奈落 (天属性)
【ステータス】
筋力:A++
耐久:B
敏捷:B+
魔力:EX
幸運:C
宝具:EX


【クラス別スキル】
『神明裁決』A
『対魔力』EX
『真名看破』A++

【固有スキル】
『奈落のカリスマ』A
 王の器であることの証明。世界のすべてを塗り替え、支配する覇者の証。

〚奈落の加護〛EX
 奈落の加護を受けていることを証明するもの。
 死に近づくにつれて耐久、俊敏、幸運が最大A+++まで上昇。

『自己暗示』EX
 世界を塗り替えることすら可能にする精神は、もはや誰にも理解できない。

〚神性〛-
 何故か喪われている。本人にも原因はわからないらしい。
 そもそも私は神ですらないのだから、神性があるほうがおかしいんじゃないかしら? とは本人の談。

『戦闘続行』A++
 おぞましい狂気にも等しい戦意が戦闘を続行させ続ける。

『単独顕現』-
 退屈だから自分で封印している、とは本人の談。そのわりにはノリでよく使っている。

『■■の侵略者』EX
 詳細不明。おおよそすべてのスキルを最大A+までの習熟度で獲得可能なようだが……?
 また、粛清防御などの特殊な防御の一切を無効化する。

【宝具】
『奈落幽冥回帰(エレボス)』
ランク:EX 種別:対法則宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
世界を書き換える最悪の法則の具現。
本来ならば既存法則を塗り替えることが可能だが、現在はできても大陸範囲や星範囲だと自己申告している。
格落ちも良いところだと本人は言っているが……?


【解説】
夏だからという理由で、なぜかルーラーになった最悪の覇道神。
本人は人理に懇願されたから仕方ないでしょう? 私は悪くないわ≠ニ言っているのだが、実際には無理やりルーラーとなったらしい。
そこまでしてでもルーラーにならなければならなかった理由とは……?
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
29 サリエル
【クラス】ルーラー
【真名】アジ=ダハーカ
【性別】不明
【身長・体重】■■cm・■■kg
【属性】混沌・終末 (天属性)
【ステータス】
筋力:A+++
耐久:EX
敏捷:B++
魔力:EX
幸運:C
宝具:EX


【クラス別スキル】
『神明裁決』EX
『対魔力』EX
『真名看破』EX

【固有スキル】
『人類最終試練・絶対悪』-
 既に踏破された試練。もはやその力は意味をなくしている……はずだった。


『悪の根源』EX
 人類の悪の総体。人類の総決算に匹敵する知識量を誇り、人類が進化するとこの怪物もまた進化する。

【宝具】
『覇者の光輪(タワルナフ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
世界の3分の1を焼き払う終末の力。
もちろんサーヴァントになっていることで格落ちしている。


【解説】
人理が全力で懇願したこと、本来であれば有り得ざる事態などの要因が重なったことで、ルーラーとして顕現した。
速やかに原因となったもの達を処して退去するため、必要最低限の力しか持ってこなかった。しかし、その規格外の力は健在。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)
30 サリエル
【クラス】アヴェンジャー
【真名】サリエル
【性別】女性
【身長・体重】■■cm・■■kg
【属性】秩序・死 (天属性)
【ステータス】
筋力:C++
耐久:EX
敏捷:B+++
魔力:EX
幸運:E
宝具:EX


【クラス別スキル】
『復讐者』A
『忘却補正』EX
『自己回復(魔力)』EX

【固有スキル】
〚奈落の加護〛E
 奈落の加護を受けていることを証明するもの。
 死に近づくにつれて筋力、俊敏が最大A+++まで上昇。
 サリエルがエレボスを嫌っているため最低ランクまでダウンしている。

『自己暗示』EX
 自己を世界に変えることを可能にする精神は、もはや誰にも理解できない。

〚神性〛-
 何故か喪われている。本人にも原因はわからないらしい。
 どうでもいいです。とは本人の談。

『戦闘続行』A++
 おぞましい狂気にも等しい戦意が戦闘を続行させ続ける。

『死の天使』EX
 詳細不明。
 また、粛清防御などの特殊な防御の一切を無効化する。

【宝具】
『幽冥王・死欲動(タナトス・バイデント)』
ランク:EX 種別:対人(自分)宝具 レンジ:不明 最大捕捉:1人
自分を世界に書き換える。しかし、サーヴァントになったことで、魔力の消費も激しく、維持時間も短いらしい。


【解説】
エレボスを処刑するため追ってきた。
しかし、どうしてか絶対悪、エレボスと協力するはめになったようだが……?
速やかに原因と魔族を処す必要がありますね≠ニはサリエルの談。
(SC-03L/gmo-isp ID:PpwXWU)