1 木暮奈央(簡易電動車椅子)

モギトーレ

みなかみ町にあるフルーツ狩りなどを楽しめる体験型施設です。



フルーツ狩りの受付やカフェが入っている桃季館という建物の近くに身障者用駐車場が2台分あります。


駐車場全体はかなり広く20〜30台くらい駐車できそうです。


ぶどう狩りの受付をするために最初に桃季館に行きました。
出入り口の前は砂利になっているので車椅子で少し進みにくいです。出入り口に向かって緩い上り坂になっています。


1つ目のドアの手前に3〜5センチくらいの段差があります。電動車椅子で超えられました。1つ目のドアは前後に開くタイプですが営業時間は開放されているようで、車椅子で十分通れる幅です。


1つ目のドアを入ったところに貸し出し用車椅子があります。


2枚目のドアは自動ドアです。


桃季館に入ると、左側に果物を使った商品のお土産コーナー
正面に果実狩りの受付を兼ねたケーキ屋さんのカウンター
右側にはイートインコーナーがあります。



モギトーレで採れた果物を使ったケーキが販売されていて、イートインコーナーで食べることができます。ケーキを購入するところからイートインコーナーは近いのでケーキを運ぶのに便利でした。
椅子を移動できるので車椅子のまま席につけます。




テラス席もあります。
幅82センチくらいのスライドのドアを通るとテラス席に行けます。ドアの部分はわずかな段差はありますが
車椅子でテラス席に出れます。テラス席の椅子もどかせるのですが、奥の席まで車椅子で行こうとすると、いくつかテーブルと椅子をどかす必要があるので
1番手前の席が空いていればそこがおすすめです。
テラス席に出ると豊かな自然が目に入り、
気持ちよくケーキを食べることができます。

2 木暮奈央(簡易電動車椅子)
桃季館には、多目的トイレがあります。
ケーキ屋さんを正面に見て左側に進んで行くと右手側に多目的トイレがあります。



スライド式のドアです。
便座の左右と、手洗い場の左右に手すりがあります。鏡は、車椅子のまま見やすいように角度がつけられていて使いやすかったです。




ベビーベッドもあります。



ぶどう狩りをネット(じゃらん)で予約してから行ったのですが、果実狩りの受付が分からなかったので桃季館の中のケーキ屋さんのカウンターの方に話しかけてみたところ、
そこが果実狩りの受付も兼ねていました。

受付を済ませた後は、自分でぶどう畑に向かいます。
ぶどう畑は、桃季館を出て左側の坂を下っていきます。少し傾斜があります。転びやすい方や手動車椅子の方は注意が必要です。



すると、道に突き当たるのでそこをまた左に進むと
ぶどう畑の旗が見えるのでそれに従って進んでいきます。

ぶどう畑が近くなってくると、地面がアスファルトから未舗装に変わります。


未舗装の部分は石が多く、電動車椅子でもゆっくり進まないと引っかかりました。かなり注意が必要です。

駐車場からぶどう畑まで歩くのが難しい方は、ぶどう畑の近くまで車で行っても大丈夫です(スタッフさんに確認済み)

ぶどう狩りという旗のあるところまで行くと、かなり急な金属製のスロープがあります。




スロープと地面の間の段差が私の電動車椅子では越えられず、スロープの傾斜もかなりあるため
モギトーレにお電話して、どなたかお手伝いいただけないか相談しました。
すると、スロープの下にあるぶどう畑のスタッフさんが2名来てくださいました。
車椅子の前輪付近のフレームを左右でもらってもらいながら、一緒にスロープを降りていただきました。



3 木暮奈央(簡易電動車椅子)
車椅子で行く場合は、事前にスロープでお手伝いして欲しいことをスタッフの方に相談しておくと
よりスムーズかと思います。

スロープを降りた先も舗装はされていませんが、スロープの上の道よりは石が少なかったです。


スロープを降りるとすぐぶどう畑があります。
ぶどう畑の地面は草地です。畑の中は急な坂などはありませんが、多少の凸凹があります。


私が選んだプランは、
最初に3種類のぶどうの試食ができました。



試食の後は、スタッフの方に声をかけて一緒にぶどうを選んでいただきました。
ぶどうは高い位置に実っているので車椅子のままでは採れませんが、
スタッフの方が一緒に移動しながら、美味しそうなのを探してくれて
とびっきり美味しそうなぶどうを採ってくれました。




採ったぶどうは畑の中で袋に入れてもらいました。

帰りも、スロープをひとりでは登れないため
先ほどの2人の方にお手伝いいただきました。

まとめると、桃季館からぶどう畑へ行くには
坂道・石の多い未舗装の道・急なスロープを通る必要があります。

モギトーレはぶどう狩りの他に、りんご狩り、いちご狩り、さくらんぼ狩りなどがあります。
りんご狩りも、ぶどう狩り同様の道を通ります。
いちご狩りとさくらんぼ狩りは舗装された坂道と、少しの草地を通るだけで行けるので
足の不自由な方や車椅子の方は
いちご狩り・さくらんぼ狩りの方が行きやすいかと思います。

いちご狩りのハウスを見せていただいたのですが、
ハウスの手前だけ草地になっていて、駐車場からはほとんど舗装された道(少し坂道)で行くことができます。


ハウスの入り口にサッシ分の段差はありますが、ハウスの中はフラットになっていて
車椅子のままいちごを採れるようになっています。



さくらんぼ畑は、駐車場から1番近いようでした。歩道に上がる3〜4センチほどの段差があります。
この日は畑の中までは行かなかったのですが、草がけっこう生えていました。


4 木暮奈央(簡易電動車椅子)
桃季館の奥には、BBQができる屋内設備があります。
ほぼ段差なく、82センチくらいの幅をドアを通っていくことができます。


このBBQの部屋は20卓くらいのテーブルが並べられていてかなりたくさんの人が一緒に楽しめるようになっています。


大きな窓から外の森や山も眺めながらBBQを楽しむことができます。


BBQ場の奥は、屋外の広い公園のような場所になっています。そこに出るためには少し急なスロープを通ります。




スロープの先は砂利道になっています。
手動車椅子の場合は注意が必要です。


その公園のような場所には大きなリンゴのモニュメントがあり、記念撮影ができます。


今回は、ぶどうの季節に行ったので
今度はいちご狩りやさくらんぼ狩りの季節に行ってみようと思います。