1 木暮奈央(簡易電動車いす)

安中市碓氷湖 めがね橋

 安中にある碓氷湖とめがね橋を見に行きました。碓氷湖の横にある駐車場には多目的トイレがあります。身障者用駐車場はありません。中山道からわき道に入り、坂を下っていくと駐車場と碓氷湖が見えます。9月中旬に行ったのでまだ紅葉シーズンではなく人も多くありませんでした。駐車場から、碓氷湖とその周りの自然を眺めることができました。

 一緒に行った友達がめがね橋の上に歩いて登れると教えてくれたので、車椅子でどこまで行けるのか気になり、行ってみることにしました。駐車場から、先ほど車で降りてきた坂を戻っていく形で、車椅子で上りました(200メートルくらい)。急坂ですが、簡易電動車椅子は上れました。車が通る道で、歩道はほぼないので車の往来には注意しました。その坂の途中に、めがね橋へ通じる細い道があり、引き続き坂道ですが上っていきました。その道はアプトの道といって、峠の湯という温泉施設からめがね橋まで続いているようです。

 アプトの道は、車が来ないので車に注意する必要はなくなりました。地面は古いコンクリートだったり石が多かったりガタガタしていたり、穴が開いていなりするので、よく見て進んでいきました。穴と石をうまくよけて気を付けていけば、簡易電動車椅子や普通型電動車椅子で行ける人もいると思います。しかし、地面の素材が頻繁に変わるので小さな段差もあるため、一人だと不安があると思います。体幹が心配な人は大変かもしれません。手動車椅子だと疲れてしまう人が多そうだと思いました。私たちはアプトの道に途中から入る形で、めがね橋を目指して1キロぐらい進んでいきました。傾斜が少しあります。途中にいくつか古いトンネルがあり、暗いトンネルの向こうに出口が見える光景がとても写真映えしました。トンネル内は薄暗くて少し寒かったです。地面の状態が悪いので車椅子がかなりガタガタ揺れて、めがね橋の上に到着するころには、振動で体が少しかゆかったです。

 めがね橋の上からは遠くの山が見えました。橋の柵が高めなので、車椅子からだと立っている人よりは景色は見えませんでした。なので、橋の上にいる感じがしなくて、橋の隅から橋を見てみて、「本当に橋の上だ」と実感しました。でも、幻想的なトンネルや碓氷湖を見ることができ、ハイキングのような道をたどって橋の上まで行けた達成感を味わうことができ、とても満足できました。疲労困憊まではしませんが、体調万全で、頑張る気持ちと覚悟を持って行くことをおすすめします。

 ちなみに碓氷湖からではなく、めがね橋の真下から階段を使って橋に上る道もあるそうです。









2 削除済
3 削除済
4 高橋俊一郎(手動車椅子)
碓氷峠の関所跡の近くですね。トンネル内の写真がすごく魅力的です。来年の夏に今度自分も行ってみたいと思いました。
碓氷湖紹介のホームページ
https://www.city.annaka.lg.jp/kanko_spot/usuiko.html
めがね橋の紹介のホームページ
https://www.city.annaka.lg.jp/kanko_spot/megane.html
アプトの道(遊歩道)の紹介のホームページ
https://www.city.annaka.lg.jp/kanko_spot/aputonomiti.html
5 戸丸大地