1 熟年妄想族
義父 第二章
秀夫(40歳)は大学を卒業して柔道部のマネージャーだった浩一の一人娘、彩乃と結婚し、浩一の婿養子になった。浩一(義父65歳)は40代の時に妻を亡くしずっと独身を貫いてきた。秀夫は大学を卒業するまで柔道部の主将だった。そして浩一(義父)は柔道部の顧問だった。合宿の時に浩一(義父)の背中をよく流していたので義父がズル剥け極太デカマラだってことは学生の頃から知っていた。そして秀夫も浩一に負けず劣らずズル剥け極太デカマラだった。秀夫は妻、彩乃と2人の息子(中学2年生の太一と小学5年生の健太)と義父の5人で義父の建てた家で暮らしてる。
(PC)
2 熟年妄想族
part 1
湯気が立ち込める浴室で、二人はほぼ同時にシャワーを頭から被り石鹼の泡を洗い流した。湯に濡れた体からは柔らかな湯気が立ち上り、肌に張り付いた水滴が筋肉の隆起を浮かび上がらせる。
二人の視線が鏡を通して交錯する。浩一の鋭い眼光が秀夫の股間を捉え、続いて自分のものを一瞥する。かつての教え子と今の義息の体格差を測るように。秀夫は恥じらいながらも目を逸らせなかった。義父の壮健な体躯と堂々とした男根に感嘆と羨望の念を抱きつつ、自分も負けていないと内心で言い聞かせる。
年齢による違いは如実に表れていた。浩一のものは全体に色素沈着が進み、使い込まれた証とも言える皺が刻まれている。一方の秀夫は未だに若さの痕跡を残し、より鮮やかな色彩と弾力を保っていた。しかし共通するのは、どちらも"極太デカマラ"と呼ぶに相応しい規格外のサイズであること。そして何より、互いを品定めするような視線の交錯に含まれる微妙な緊張感と対抗意識だった。
「なかなかのモンだな」浩一が低く唸る。
「義父さんこそ……」
言葉少なに交わされたやり取りの裏で、二人の男根は微かに脈打ち続けていた。湯気の中で繰り広げられる、無言の自慢比べとでも言うべき光景がそこにはあった。
柔道場で培われた矜持と男としての誇りが今、別の形で競い合っていたのだ。
二人はシャンプーを取り出すと鏡越しに視線を交わしながら頭を洗い始めた。大量の泡がたちこめる浴室で、お互いの肉体美が湯気に霞む。
「頭もちゃんと洗わないとな」浩一の声が湯気の中に溶け込む。
秀夫は黙って頷きながら豊かな髪に泡を絡ませていく。両手が頭上で動くたびに分厚い胸板が揺れ、毛深い脇の下からのぞく腋毛が妙に艶かしい。浩一の目は自然とそちらへ吸い寄せられていた。
洗髪に集中するうち、先ほどまでの昂ぶりも潮が引くように静まっていった。義父の股間を見れば隆々とした剛直が緩やかに角度を落とし始めている。それにつられて秀夫自身のモノも急速にしぼんでいく。先ほどまでの威勢の良さが嘘のような縮小ぶりだ。
それでも完全には萎えきらない。まだ芯に残る微かな熱が存在を主張している。浩一のモノも同様で、重力に逆らいきれずに下向きになったものの厚みは依然として脅威的だ。
「さっきは驚いたな。久しぶりの角度で勃起したから自分でもビックリしたよ」浩一がつぶやく。「まさか鏡越しにあんなものを見ることになるとは」
「僕もです」秀夫の声は若干掠れていた。「正直言って……興奮しました」
「お前はやっぱり正直だな」浩一の表情が和らぐ。「まぁお互い様か」
シャワーで泡を流し終えた二人の体から湯気が立ち上る。縮んだとはいえ堂々たる体積を持つイチモツは依然として存在感を放っていた。
「そろそろ湯船に入るか?サウナも入りたいな?」
「はい」
二人は並んで湯船へと向かった。その背中合わせの歩みには昨日までの義理の関係性とは異なる何かが生まれつつあった。
毛深い肌と鋼の如き筋肉に覆われた背中に、新しい絆の予感が漂っている。
湯船で暖まった後、二人はサウナに入った。空いてる時間帯だったので客は誰もいなかった。
サウナ室は蒸し風呂のような熱気に満ちていた。湿度が高いせいか、すぐに汗が吹き出してくる。ベンチに座った二人は並んで壁にもたれかかり、無言でテレビを見ていた。
浩一が汗を拭いながら口を開いた。「昔のお前の体力ならもっと激しい稽古をやっても良かったんだが……」
「義父の厳しさは今でも忘れませんよ」秀夫が苦笑する。「柔道部の合宿のときは本当に辛かったです」
「ああ、覚えているぞ」浩一が目を細める。「夏合宿で毎晩泣いていた新入生が……」
「義父さん!」秀夫の顔が真っ赤になった。「それは内緒にしておくはずでしょう!」
「すまんすまん」浩一は笑いを堪えながら「でもあれは可愛かったよな。泣きながら先輩の洗濯物干しているお前をよく見かけたものだ」
二人はしばらく笑い合ったが、やがて浩一の視線が秀夫の体に落ちた。
「やはりお前はいい体をしている」浩一の声に熱が籠る。「柔道を辞めてからも鍛え続けているのが分かる」
「義父さんの指導のおかげです」秀夫の喉仏が上下した。「あの頃は……ただ強くなりたくて必死でした」
「私も教えるのが楽しかった」浩一の眼差しが過去を映し出す。「特に四年間一緒だったお前は特別な存在だったよ」
秀夫は胸が熱くなった。初めて義父からそんな言葉を聞いたからだ。浩一の温かい手が肩に置かれると、それだけで背筋が震える。
「……ありがとうございます」秀夫は小さく答えた。
「俺も男の子供が欲しくてな、妻は身体が弱くて彩乃が生まれた時に医者から二人目は妻の命にかかわるからダメだと言われた」
「でも義父には太一と健太の孫たちがいます」
浩一はハッとした表情を見せた後、「そうだな」と寂しそうに呟いた。「私たちには守るべき家族がいる」
沈黙が流れる。サウナ室の熱気とは裏腹に、二人の間に冷たい空気が漂い始めた。
湯気が立ち込める浴室で、二人はほぼ同時にシャワーを頭から被り石鹼の泡を洗い流した。湯に濡れた体からは柔らかな湯気が立ち上り、肌に張り付いた水滴が筋肉の隆起を浮かび上がらせる。
二人の視線が鏡を通して交錯する。浩一の鋭い眼光が秀夫の股間を捉え、続いて自分のものを一瞥する。かつての教え子と今の義息の体格差を測るように。秀夫は恥じらいながらも目を逸らせなかった。義父の壮健な体躯と堂々とした男根に感嘆と羨望の念を抱きつつ、自分も負けていないと内心で言い聞かせる。
年齢による違いは如実に表れていた。浩一のものは全体に色素沈着が進み、使い込まれた証とも言える皺が刻まれている。一方の秀夫は未だに若さの痕跡を残し、より鮮やかな色彩と弾力を保っていた。しかし共通するのは、どちらも"極太デカマラ"と呼ぶに相応しい規格外のサイズであること。そして何より、互いを品定めするような視線の交錯に含まれる微妙な緊張感と対抗意識だった。
「なかなかのモンだな」浩一が低く唸る。
「義父さんこそ……」
言葉少なに交わされたやり取りの裏で、二人の男根は微かに脈打ち続けていた。湯気の中で繰り広げられる、無言の自慢比べとでも言うべき光景がそこにはあった。
柔道場で培われた矜持と男としての誇りが今、別の形で競い合っていたのだ。
二人はシャンプーを取り出すと鏡越しに視線を交わしながら頭を洗い始めた。大量の泡がたちこめる浴室で、お互いの肉体美が湯気に霞む。
「頭もちゃんと洗わないとな」浩一の声が湯気の中に溶け込む。
秀夫は黙って頷きながら豊かな髪に泡を絡ませていく。両手が頭上で動くたびに分厚い胸板が揺れ、毛深い脇の下からのぞく腋毛が妙に艶かしい。浩一の目は自然とそちらへ吸い寄せられていた。
洗髪に集中するうち、先ほどまでの昂ぶりも潮が引くように静まっていった。義父の股間を見れば隆々とした剛直が緩やかに角度を落とし始めている。それにつられて秀夫自身のモノも急速にしぼんでいく。先ほどまでの威勢の良さが嘘のような縮小ぶりだ。
それでも完全には萎えきらない。まだ芯に残る微かな熱が存在を主張している。浩一のモノも同様で、重力に逆らいきれずに下向きになったものの厚みは依然として脅威的だ。
「さっきは驚いたな。久しぶりの角度で勃起したから自分でもビックリしたよ」浩一がつぶやく。「まさか鏡越しにあんなものを見ることになるとは」
「僕もです」秀夫の声は若干掠れていた。「正直言って……興奮しました」
「お前はやっぱり正直だな」浩一の表情が和らぐ。「まぁお互い様か」
シャワーで泡を流し終えた二人の体から湯気が立ち上る。縮んだとはいえ堂々たる体積を持つイチモツは依然として存在感を放っていた。
「そろそろ湯船に入るか?サウナも入りたいな?」
「はい」
二人は並んで湯船へと向かった。その背中合わせの歩みには昨日までの義理の関係性とは異なる何かが生まれつつあった。
毛深い肌と鋼の如き筋肉に覆われた背中に、新しい絆の予感が漂っている。
湯船で暖まった後、二人はサウナに入った。空いてる時間帯だったので客は誰もいなかった。
サウナ室は蒸し風呂のような熱気に満ちていた。湿度が高いせいか、すぐに汗が吹き出してくる。ベンチに座った二人は並んで壁にもたれかかり、無言でテレビを見ていた。
浩一が汗を拭いながら口を開いた。「昔のお前の体力ならもっと激しい稽古をやっても良かったんだが……」
「義父の厳しさは今でも忘れませんよ」秀夫が苦笑する。「柔道部の合宿のときは本当に辛かったです」
「ああ、覚えているぞ」浩一が目を細める。「夏合宿で毎晩泣いていた新入生が……」
「義父さん!」秀夫の顔が真っ赤になった。「それは内緒にしておくはずでしょう!」
「すまんすまん」浩一は笑いを堪えながら「でもあれは可愛かったよな。泣きながら先輩の洗濯物干しているお前をよく見かけたものだ」
二人はしばらく笑い合ったが、やがて浩一の視線が秀夫の体に落ちた。
「やはりお前はいい体をしている」浩一の声に熱が籠る。「柔道を辞めてからも鍛え続けているのが分かる」
「義父さんの指導のおかげです」秀夫の喉仏が上下した。「あの頃は……ただ強くなりたくて必死でした」
「私も教えるのが楽しかった」浩一の眼差しが過去を映し出す。「特に四年間一緒だったお前は特別な存在だったよ」
秀夫は胸が熱くなった。初めて義父からそんな言葉を聞いたからだ。浩一の温かい手が肩に置かれると、それだけで背筋が震える。
「……ありがとうございます」秀夫は小さく答えた。
「俺も男の子供が欲しくてな、妻は身体が弱くて彩乃が生まれた時に医者から二人目は妻の命にかかわるからダメだと言われた」
「でも義父には太一と健太の孫たちがいます」
浩一はハッとした表情を見せた後、「そうだな」と寂しそうに呟いた。「私たちには守るべき家族がいる」
沈黙が流れる。サウナ室の熱気とは裏腹に、二人の間に冷たい空気が漂い始めた。
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3 熟年妄想族
part 2
「そろそろ出ますか?」秀夫が提案すると浩一は静かに頷いた。
洗い場に出ると、冷水シャワーを浴びる順番を譲り合った。互いの背中を流し合いながら、ふと義父が呟いた。
「こうして裸の付き合いができるのも悪くないな」
「ええ……」秀夫は微笑みながら応じた。
その後は黙々と服を着て、ロビーで冷たい飲み物を飲んで帰ることとなった。
駐車場に着くと、二人は黙って浩一の愛車に乗り込んだ。夜の帳が降りた世界で、ヘッドライトだけが煌々と輝いている。エンジンをかける浩一の指先が妙に緊張しているのに秀夫は気づいた。
「運転、私がしましょうか?」秀夫が申し出ると、浩一は首を振った。
「いや、大丈夫だ」
義父の低い声に秘められた何かを感じ取り、秀夫は助手席に深く身を沈めた。車内に漂う濃厚な温泉の匂いと男臭さが混じり合い、不思議な熱気を作り出している。
「今日のこと……どう思った?」唐突に浩一が尋ねた。
「え?」
「風呂だよ。まさか久しぶりに一緒に浸かるなんて思わなかっただろう?」
浩一の横顔を見つめながら、秀夫は慎重に言葉を選んだ。
「正直言って戸惑いました。でも……嬉しかった」
「嬉しい?」浩一の目が鋭く光る。
「はい。義父さんの体を見られたことが」
浩一の唇が歪んだ。「私の体なんか珍しくもないだろう」
秀夫は自分の股間を見下ろした。落ち着いているようでいて、先ほどの刺激がまだ残っている。
「違うんです」秀夫は思わず前のめりになった。「あの頃の記憶が蘇りました。合宿で何度も義父さんの背中を流したものだから……」
浩一の瞳が僅かに潤んだ。「あの日々は私にとって特別だったよ」
二人の間に長い沈黙が訪れる。走行音だけが響く中、浩一がゆっくりとブレーキを踏んだ。信号待ちではない。ただ路肩に車を寄せて停車しただけだ。
「何か……?」不安げに尋ねる秀夫の腕を浩一が強く掴んだ。
「少しだけ話しをしないか?」
「え?」
「お前に伝えたいことがある」浩一の声は震えていた。「妻を亡くして以来ずっと孤独だった。彩乃も孫たちも大事だが……私の本当の男の部分を受け入れてくれる相手はいなかった」
秀夫の心臓が高鳴る。車内の温度が急激に上昇したかのようだった。
「義父さん……」
「秀夫……」
その言葉と共に浩一の顔が近づいてきた。年齢を感じさせる深い皺と同時に燃えるような情熱がその瞳に宿っている。
窓の外では夜風が木々を揺らしていた。遠くで車のクラクションが鳴り響く。しかし二人の世界は完全に切り離されていた。浩一の唇が秀夫の耳元に触れ、「キスしたい」と囁いた。
秀夫は喉仏を動かしながら小さく頷いた。ガソリンスタンドの明かりが重なり合った二人の影を車内に落とす。それはこれから始まる新たな関係の序幕だった。
秀夫は静かに義父の唇を受け入れた。年齢を感じさせる乾燥した唇だが、その奥には若々しい情熱が宿っていた。二人はゆっくりと車の中で口づけを交わし続けた。お互いの舌を絡め合いながら、かつての師弟関係を超えた新しい絆が芽生えつつあることを感じていた。
「秀夫……」浩一が低く囁いた。「こんな気持ちになるのは久しぶりだ」
「義父さん……私も同じです」
「男は初めてか?」
「はい!」
「そうか…」
二人の手は互いの胸元に伸びていき、シャツのボタンを外し合う。毛深い体毛が月明かりに照らされて銀色に輝いていた。秀夫は義父の鍛え上げられた胸板に触れながら思った。(この体に触れる日が来るなんて)
浩一の大きな掌が秀夫の腹筋をなぞりながら言った。「お前の体も素晴らしいな。昔よりさらに引き締まっている」
「ありがとうございます」秀夫の声は震えていた。「あの頃より鍛錬が足りませんけど」
「謙遜するな」浩一は秀夫のズボンを脱がせながら言った。「今でも十分だ」
秀夫の下半身があらわになると、浩一の目が輝いた。「見事なものを持っている」
「義父さんこそ」
二人はお互いの裸体を見つめ合いながら熱い吐息を漏らした。筋肉質な体が月明かりに浮かび上がり、濃い陰影を作っている。浩一の太い腕が秀夫の腰に回されると、秀夫は甘い声で「ぁ」と囁いた。
浩一の唇が秀夫の乳首に触れた瞬間、電撃のような快感が走った。長い間忘れていた感覚に襲われて秀夫は喘ぎ声をあげた。義父の舌遣いは熟練したもので、一つひとつの動きが的確だった。
「んっ……」
「可愛い奴だ」浩一が囁いた。「もっと声を出してもいいんだぞ?」
「誰かに……聞かれるわけには……」
「誰も聞いてない」浩一は秀夫を押し倒しながら囁いた。「私だけのものだからな」
その言葉が秀夫の心を掻き乱した。罪悪感と悦びが交錯する中で彼は完全に抵抗できなくなった。浩一の指先が敏感な部分に触れると全身が痺れるような快感に包まれた。
「義父さん……そこはダメです……」
「嘘をつけ」浩一がニヤリと笑った。「こんなに硬くなってるじゃないか」
「そろそろ出ますか?」秀夫が提案すると浩一は静かに頷いた。
洗い場に出ると、冷水シャワーを浴びる順番を譲り合った。互いの背中を流し合いながら、ふと義父が呟いた。
「こうして裸の付き合いができるのも悪くないな」
「ええ……」秀夫は微笑みながら応じた。
その後は黙々と服を着て、ロビーで冷たい飲み物を飲んで帰ることとなった。
駐車場に着くと、二人は黙って浩一の愛車に乗り込んだ。夜の帳が降りた世界で、ヘッドライトだけが煌々と輝いている。エンジンをかける浩一の指先が妙に緊張しているのに秀夫は気づいた。
「運転、私がしましょうか?」秀夫が申し出ると、浩一は首を振った。
「いや、大丈夫だ」
義父の低い声に秘められた何かを感じ取り、秀夫は助手席に深く身を沈めた。車内に漂う濃厚な温泉の匂いと男臭さが混じり合い、不思議な熱気を作り出している。
「今日のこと……どう思った?」唐突に浩一が尋ねた。
「え?」
「風呂だよ。まさか久しぶりに一緒に浸かるなんて思わなかっただろう?」
浩一の横顔を見つめながら、秀夫は慎重に言葉を選んだ。
「正直言って戸惑いました。でも……嬉しかった」
「嬉しい?」浩一の目が鋭く光る。
「はい。義父さんの体を見られたことが」
浩一の唇が歪んだ。「私の体なんか珍しくもないだろう」
秀夫は自分の股間を見下ろした。落ち着いているようでいて、先ほどの刺激がまだ残っている。
「違うんです」秀夫は思わず前のめりになった。「あの頃の記憶が蘇りました。合宿で何度も義父さんの背中を流したものだから……」
浩一の瞳が僅かに潤んだ。「あの日々は私にとって特別だったよ」
二人の間に長い沈黙が訪れる。走行音だけが響く中、浩一がゆっくりとブレーキを踏んだ。信号待ちではない。ただ路肩に車を寄せて停車しただけだ。
「何か……?」不安げに尋ねる秀夫の腕を浩一が強く掴んだ。
「少しだけ話しをしないか?」
「え?」
「お前に伝えたいことがある」浩一の声は震えていた。「妻を亡くして以来ずっと孤独だった。彩乃も孫たちも大事だが……私の本当の男の部分を受け入れてくれる相手はいなかった」
秀夫の心臓が高鳴る。車内の温度が急激に上昇したかのようだった。
「義父さん……」
「秀夫……」
その言葉と共に浩一の顔が近づいてきた。年齢を感じさせる深い皺と同時に燃えるような情熱がその瞳に宿っている。
窓の外では夜風が木々を揺らしていた。遠くで車のクラクションが鳴り響く。しかし二人の世界は完全に切り離されていた。浩一の唇が秀夫の耳元に触れ、「キスしたい」と囁いた。
秀夫は喉仏を動かしながら小さく頷いた。ガソリンスタンドの明かりが重なり合った二人の影を車内に落とす。それはこれから始まる新たな関係の序幕だった。
秀夫は静かに義父の唇を受け入れた。年齢を感じさせる乾燥した唇だが、その奥には若々しい情熱が宿っていた。二人はゆっくりと車の中で口づけを交わし続けた。お互いの舌を絡め合いながら、かつての師弟関係を超えた新しい絆が芽生えつつあることを感じていた。
「秀夫……」浩一が低く囁いた。「こんな気持ちになるのは久しぶりだ」
「義父さん……私も同じです」
「男は初めてか?」
「はい!」
「そうか…」
二人の手は互いの胸元に伸びていき、シャツのボタンを外し合う。毛深い体毛が月明かりに照らされて銀色に輝いていた。秀夫は義父の鍛え上げられた胸板に触れながら思った。(この体に触れる日が来るなんて)
浩一の大きな掌が秀夫の腹筋をなぞりながら言った。「お前の体も素晴らしいな。昔よりさらに引き締まっている」
「ありがとうございます」秀夫の声は震えていた。「あの頃より鍛錬が足りませんけど」
「謙遜するな」浩一は秀夫のズボンを脱がせながら言った。「今でも十分だ」
秀夫の下半身があらわになると、浩一の目が輝いた。「見事なものを持っている」
「義父さんこそ」
二人はお互いの裸体を見つめ合いながら熱い吐息を漏らした。筋肉質な体が月明かりに浮かび上がり、濃い陰影を作っている。浩一の太い腕が秀夫の腰に回されると、秀夫は甘い声で「ぁ」と囁いた。
浩一の唇が秀夫の乳首に触れた瞬間、電撃のような快感が走った。長い間忘れていた感覚に襲われて秀夫は喘ぎ声をあげた。義父の舌遣いは熟練したもので、一つひとつの動きが的確だった。
「んっ……」
「可愛い奴だ」浩一が囁いた。「もっと声を出してもいいんだぞ?」
「誰かに……聞かれるわけには……」
「誰も聞いてない」浩一は秀夫を押し倒しながら囁いた。「私だけのものだからな」
その言葉が秀夫の心を掻き乱した。罪悪感と悦びが交錯する中で彼は完全に抵抗できなくなった。浩一の指先が敏感な部分に触れると全身が痺れるような快感に包まれた。
「義父さん……そこはダメです……」
「嘘をつけ」浩一がニヤリと笑った。「こんなに硬くなってるじゃないか」
(PC)
4 熟年妄想族
part 3
秀夫は恥ずかしさのあまり目を閉じたが、すぐに義父の唇に塞がれた。二つの息遣いが重なり合いながら車内に響き渡った。濃厚な香りと汗の匂いが充満していく。
浩一の手が秀夫の中心部に伸びると彼は思わず腰を浮かせた。義父の厚い手の平が包み込むように優しく扱い始める。その心地良さに酔いしれながらも罪悪感が頭をもたげた。
「義父さん……これ以上は……」
「大丈夫だ」浩一は優しく微笑んだ。「お前は何も考えなくていい」
浩一の唇が再び秀夫の唇に重なり合った。舌と唾液が混ざり合う中で彼らは完全に一つになっていった。浩一の手の動きが速くなるにつれて秀夫の呼吸も荒くなっていった。
「義父さん……もう我慢できない……」
「好きなだけ吐き出せばいい」浩一の声が低く響いた。「全部受け止めてやるからな」
その瞬間、秀夫の中で何かが弾け飛んだ。激しい快感とともに白濁液が勢いよく噴出し浩一の手と口を汚した。息を切らしながらも彼は恥じらいの表情を浮かべた。
「すみません……こんな姿を見せてしまって」
「美味しいぞお前の精液は」浩一が優しく微笑んだ。「私の大切な息子だ」
浩一は秀夫を優しく抱きしめながら耳元で囁いた。「これからも私と一緒にいてくれるか?」
「もちろんです」秀夫は涙ぐみながら答えた。「ずっと傍にいます」
二人の間に静かな時間が流れた。車内の空気が徐々に冷めていく中で彼らはお互いの体温を感じ取っていた。やがて浩一が秀夫の頭を撫でながら言った。
「そろそろ帰らないとな」
「はい」
二人はゆっくりと衣服を整え始めた。汗で濡れた身体は互いの体毛で絡み合い名残惜しそうだった。
秀夫の心は複雑な感情に揺れていた。義父への敬愛と男としての憧れ。それに伴う禁断の欲望。そして家庭への責任感。三つの感情が絡み合いながらも、不思議と後悔はない。
むしろ明日の朝食で義父と顔を合わせる時の緊張を思うと、口元が緩んでしまった。
義父は深く溜め息をついてアクセルを踏み込んだ。家の灯りが近づいてくるにつれ、秀夫は心を落ち着かせた。
今宵の秘密は二人だけのものにするべきだと思いながらもどこかで誰かに打ち明けたい衝動も湧いていた。
だがそれ以上に強く感じるのは明日以降も続けられるであろう関係への期待だった。師匠と弟子であった時代とは違う新しい関係。父親としてではなく一人の男性として自分を見てくれる存在があることへの喜び。
「ありがとう」浩一がぽつりと呟いた。
「え?」秀夫が聞き返すと「いやなんでもない」と言っただけだった。けれどその声音から感謝以上の感情が伝わってきた気がした。
家の前に車を停めた時二人の間に流れる空気は普段と違っていた。言葉にはならない絆のようなものが確かにあることを双方理解していたからだ。
これから迎えるのは普通の家族としての夕食の時間だ。
車庫に車を停めたところで浩一は気づいた。夕飯の材料を何も買ってきていないことに。
「しまった」浩一がため息をつく。「スーパーに寄るのをすっかり忘れていたな」
秀夫は助手席から降りて苦笑した。「電話して出前でも取りましょうか?」
「待て」浩一が秀夫の腕をつかむ。「明日は休日だ。たまには外で飲まないか?」
「外ですか?」秀夫の瞳が驚きで丸くなる。
浩一はニヤリと笑いながら車のキーをジャケットのポケットにしまった。「たまには男同士で語り合おうじゃないか。いい店があるんだ」
「義父さんと?」浩一は乗りきだった。最後に二人で飲みに行ったのは何年前だろう。
浩一の強い意志に押され、秀夫は頷いた。確かに普段から仕事の忙しさを理由に家族サービスが少ない自分が、たまには外で過ごす時間があってもいいと思った。
「わかりました。行きましょう」
夜の住宅街を並んで歩きながら二人は昔話を始めた。大学時代の柔道部での出来事や懐かしい仲間たちの近況など他愛もない話題に花が咲く。浩一の足取りはいつもより軽く見えた。
「ここだ」
浩一が案内したのは小さな隠れ家的な居酒屋だった。看板も控えめで通りからは分かりにくい場所にある。店内に入るとカウンターと小上がりしかないシンプルな造りだった。
「常連なんだ」と浩一は言った。「個室もあるから安心して話せるぞ」
店員に案内されるまま奥の小上がり席に座った二人はメニューを見ながら酒と料理を注文した。冷えたビールと焼き鳥、刺身盛り合わせといった王道メニューを選んでいく。
「乾杯しようか」浩一がグラスを差し出した。
「乾杯」
「プハ〜汗を流した後のビールは最高だな」
浩一が豪快にジョッキを傾けて宣言すると、秀夫も思わず笑みを浮かべた。さっきまで車内で起きた出来事が嘘のように日常に戻っていた。それでも時折交わす視線の中には、先ほどの情事の余韻が漂っている。
秀夫は恥ずかしさのあまり目を閉じたが、すぐに義父の唇に塞がれた。二つの息遣いが重なり合いながら車内に響き渡った。濃厚な香りと汗の匂いが充満していく。
浩一の手が秀夫の中心部に伸びると彼は思わず腰を浮かせた。義父の厚い手の平が包み込むように優しく扱い始める。その心地良さに酔いしれながらも罪悪感が頭をもたげた。
「義父さん……これ以上は……」
「大丈夫だ」浩一は優しく微笑んだ。「お前は何も考えなくていい」
浩一の唇が再び秀夫の唇に重なり合った。舌と唾液が混ざり合う中で彼らは完全に一つになっていった。浩一の手の動きが速くなるにつれて秀夫の呼吸も荒くなっていった。
「義父さん……もう我慢できない……」
「好きなだけ吐き出せばいい」浩一の声が低く響いた。「全部受け止めてやるからな」
その瞬間、秀夫の中で何かが弾け飛んだ。激しい快感とともに白濁液が勢いよく噴出し浩一の手と口を汚した。息を切らしながらも彼は恥じらいの表情を浮かべた。
「すみません……こんな姿を見せてしまって」
「美味しいぞお前の精液は」浩一が優しく微笑んだ。「私の大切な息子だ」
浩一は秀夫を優しく抱きしめながら耳元で囁いた。「これからも私と一緒にいてくれるか?」
「もちろんです」秀夫は涙ぐみながら答えた。「ずっと傍にいます」
二人の間に静かな時間が流れた。車内の空気が徐々に冷めていく中で彼らはお互いの体温を感じ取っていた。やがて浩一が秀夫の頭を撫でながら言った。
「そろそろ帰らないとな」
「はい」
二人はゆっくりと衣服を整え始めた。汗で濡れた身体は互いの体毛で絡み合い名残惜しそうだった。
秀夫の心は複雑な感情に揺れていた。義父への敬愛と男としての憧れ。それに伴う禁断の欲望。そして家庭への責任感。三つの感情が絡み合いながらも、不思議と後悔はない。
むしろ明日の朝食で義父と顔を合わせる時の緊張を思うと、口元が緩んでしまった。
義父は深く溜め息をついてアクセルを踏み込んだ。家の灯りが近づいてくるにつれ、秀夫は心を落ち着かせた。
今宵の秘密は二人だけのものにするべきだと思いながらもどこかで誰かに打ち明けたい衝動も湧いていた。
だがそれ以上に強く感じるのは明日以降も続けられるであろう関係への期待だった。師匠と弟子であった時代とは違う新しい関係。父親としてではなく一人の男性として自分を見てくれる存在があることへの喜び。
「ありがとう」浩一がぽつりと呟いた。
「え?」秀夫が聞き返すと「いやなんでもない」と言っただけだった。けれどその声音から感謝以上の感情が伝わってきた気がした。
家の前に車を停めた時二人の間に流れる空気は普段と違っていた。言葉にはならない絆のようなものが確かにあることを双方理解していたからだ。
これから迎えるのは普通の家族としての夕食の時間だ。
車庫に車を停めたところで浩一は気づいた。夕飯の材料を何も買ってきていないことに。
「しまった」浩一がため息をつく。「スーパーに寄るのをすっかり忘れていたな」
秀夫は助手席から降りて苦笑した。「電話して出前でも取りましょうか?」
「待て」浩一が秀夫の腕をつかむ。「明日は休日だ。たまには外で飲まないか?」
「外ですか?」秀夫の瞳が驚きで丸くなる。
浩一はニヤリと笑いながら車のキーをジャケットのポケットにしまった。「たまには男同士で語り合おうじゃないか。いい店があるんだ」
「義父さんと?」浩一は乗りきだった。最後に二人で飲みに行ったのは何年前だろう。
浩一の強い意志に押され、秀夫は頷いた。確かに普段から仕事の忙しさを理由に家族サービスが少ない自分が、たまには外で過ごす時間があってもいいと思った。
「わかりました。行きましょう」
夜の住宅街を並んで歩きながら二人は昔話を始めた。大学時代の柔道部での出来事や懐かしい仲間たちの近況など他愛もない話題に花が咲く。浩一の足取りはいつもより軽く見えた。
「ここだ」
浩一が案内したのは小さな隠れ家的な居酒屋だった。看板も控えめで通りからは分かりにくい場所にある。店内に入るとカウンターと小上がりしかないシンプルな造りだった。
「常連なんだ」と浩一は言った。「個室もあるから安心して話せるぞ」
店員に案内されるまま奥の小上がり席に座った二人はメニューを見ながら酒と料理を注文した。冷えたビールと焼き鳥、刺身盛り合わせといった王道メニューを選んでいく。
「乾杯しようか」浩一がグラスを差し出した。
「乾杯」
「プハ〜汗を流した後のビールは最高だな」
浩一が豪快にジョッキを傾けて宣言すると、秀夫も思わず笑みを浮かべた。さっきまで車内で起きた出来事が嘘のように日常に戻っていた。それでも時折交わす視線の中には、先ほどの情事の余韻が漂っている。
(PC)
5 熟年妄想族
part 4
「義父さん、そんなに急いで飲んだら身体に悪いですよ」
「大丈夫だ。昔みたいに鍛えてるつもりだからな」
浩一は得意げに言うと、カウンター越しに店主に声をかけた。
「おやじさん!熱燗を頼む。あと鰹のたたきも追加で」
「鹿児島の味ですね」秀夫が箸を取りながら言った。
「お前も故郷の味が恋しいだろ?」
浩一の問いかけに秀夫は少し考えてから答えた。
「最近は彩乃の作る東京風の料理に慣れちゃいました。でもたまには薩摩揚げとか食べたいですね」
「そうか……」浩一の表情が微妙に曇った。「彩乃に買ってきてもらうといい」
「そうですね」
二人の間に沈黙が流れた。焼酎のお湯割りを啜りながら浩一が窓の外を見る。夜の帳が降りた住宅街は静まり返っていた。
「今日は楽しい一日だったな」突然浩一が呟いた。「久しぶりにお前とゆっくりできた」
「ええ……」秀夫も同意した。「私も義父さんとこんな時間を持てるなんて思いませんでした」
浩一の大きな手がテーブルの下で秀夫の膝に触れた。一瞬躊躇いを見せたものの、秀夫はそれを拒まなかった。かすかな接触だが二人の間に言葉を超えた共鳴があった。
「なぁ秀夫」浩一が囁くように言った。「家族の前だと俺は"父親"でいなければならない」
「わかっています」
「でも今夜は……」
浩一の指が秀夫の手首を軽く掴んだ。その温もりに秀夫は息を呑む。
「お前の指導者でもありお前の男でいたい」
「義父さん……」
「それと同時に……」浩一の声がさらに低くなる。「お前の恋人になりたいとも思ってる」
その告白に秀夫は返す言葉が見つからなかった。ただ浩一の眼差しを受けて小さく頷くだけだった。
浩一の口角が上がり、「どうだ?」と一言漏らした。彼の掌が秀夫の拳を包み込む。そこには言葉以上の想いが込められていた。
「でも私には……」秀夫がかろうじて言い出すと、浩一は即座に遮った。
「当然だ。彩乃と子供たちが一番大事だ」
「俺は何番目でも構わない」
「ただ……」浩一はグラスを置き、「今夜だけは許してくれないか」と頭を下げた。
その姿に秀夫は胸が締め付けられる思いだった。義父になった今でも浩一は自分にとって尊敬すべき恩師なのだ。そして同時に……男として求められている。
「わかりました」秀夫は決意を込めて言った。「ですが条件があります」
「何でも言ってくれ」
「彩乃と子どもたちの前では決して……」
「当たり前だろ」浩一が力強く頷いた。「これは俺たち二人だけの秘密だ」
その約束の重さを噛み締めながら二人は再び酒を酌み交わした。小上がりの個室に漂う焼酎の匂いと二人の体温が混ざり合っていく。会話は自然と柔道部時代の思い出話に移り変わった。
「あの試合を覚えてるか?全日本選手権で……」
「ああ、相手の裏投げで逆転負けした……」
「あれでお前は悔し泣きしてたな」
「連勝が途切れたのをよく覚えています」
「俺はな、お前みたいな才能ある奴が落ち込んでる姿が嫌いなんだよ」
浩一の眼差しが熱を帯びてきた。「今度は俺と勝負しようぜ」
「勝負?」秀夫が首を傾げる。
「柔道場じゃなくてベッドの上でな」
その露骨な誘いに秀夫は思わず笑い出した。だが内心では歓びを隠せずにいる。義父の太い指先が自分の手の甲を這っているのを感じながら秀夫は酒を流し込んだ。
「義父さんは……なぜ私を選んだのですか?」
「単純だ」浩一が笑う。「昔から惚れてたからさ」
「そんな……」
「冗談だと思うか?」浩一の目つきが真剣になる。「あの頃からお前の雄々しさに心惹かれてた」
「私もそうでした……」
「分かってる」浩一が秀夫の肩を抱き寄せた。「俺をいつも見てたからな。お前の人生を壊すようで教え子のお前に手を出すことが出来なかった」
二人の額が触れるほど接近する。アルコールで火照った肌同士が薄皮一枚で隔てられていた。浩一の息遣いが秀夫の耳元にかかる。
「帰ろうか」
突然の浩一の言葉に秀夫は驚いた表情を見せる。
「帰ったら……続きをしよう」
「えっ!」
「もう、心置きなくやれる」
その熱い瞳を見て秀夫はすべてを悟った。義父はもう我慢できないのだ。
「わかりました」
「よし」浩一が財布を取り出す。「おやじさん!勘定!」
釣り銭を置いて立ち上がった浩一の背中に従い秀夫も慌てて後を追った。外に出ると夏の夜風が心地よい。繁華街へ向かう人波を縫いながら二人は無言で家路につく。
胸の高鳴りを抑えられないまま義父の大きな背中を見つめる。これから始まる新しい関係への期待と不安が入り混じる中で一歩一歩進んでいった。
夜の街路灯が二人の影を長く伸ばしている。その影はいつしか溶け合うように一つになっていた。
居酒屋から戻った二人は言葉もなく義父の部屋へ向かった。扉が閉まる音が暗闇に消えた直後、浩一の両腕が秀夫の腰に巻き付いた。
「脱げ」
命令というよりも懇願に近い声だった。秀夫は震える指でシャツのボタンを外し始めると、浩一の太い指が彼のベルトにかかった。
「俺が脱がせてやる」浩一の口調は荒々しいのに目は優しかった。「お前はいつも俺の言うことを聞いてくれたな」
ジーンズが床に落ちる音と共に秀夫の引き締まった下半身が露わになった。隆起した大腿筋と太い脚が浩一の目の前に現れる。
「相変わらず素晴らしい身体だ」浩一は恍惚とした表情でつぶやいた。
秀夫がシャツを脱ぎ捨てると、浩一の大きな手が胸元へ伸びた。豊かな胸毛をかき分けながら指先が乳首に到達する。
続く
「義父さん、そんなに急いで飲んだら身体に悪いですよ」
「大丈夫だ。昔みたいに鍛えてるつもりだからな」
浩一は得意げに言うと、カウンター越しに店主に声をかけた。
「おやじさん!熱燗を頼む。あと鰹のたたきも追加で」
「鹿児島の味ですね」秀夫が箸を取りながら言った。
「お前も故郷の味が恋しいだろ?」
浩一の問いかけに秀夫は少し考えてから答えた。
「最近は彩乃の作る東京風の料理に慣れちゃいました。でもたまには薩摩揚げとか食べたいですね」
「そうか……」浩一の表情が微妙に曇った。「彩乃に買ってきてもらうといい」
「そうですね」
二人の間に沈黙が流れた。焼酎のお湯割りを啜りながら浩一が窓の外を見る。夜の帳が降りた住宅街は静まり返っていた。
「今日は楽しい一日だったな」突然浩一が呟いた。「久しぶりにお前とゆっくりできた」
「ええ……」秀夫も同意した。「私も義父さんとこんな時間を持てるなんて思いませんでした」
浩一の大きな手がテーブルの下で秀夫の膝に触れた。一瞬躊躇いを見せたものの、秀夫はそれを拒まなかった。かすかな接触だが二人の間に言葉を超えた共鳴があった。
「なぁ秀夫」浩一が囁くように言った。「家族の前だと俺は"父親"でいなければならない」
「わかっています」
「でも今夜は……」
浩一の指が秀夫の手首を軽く掴んだ。その温もりに秀夫は息を呑む。
「お前の指導者でもありお前の男でいたい」
「義父さん……」
「それと同時に……」浩一の声がさらに低くなる。「お前の恋人になりたいとも思ってる」
その告白に秀夫は返す言葉が見つからなかった。ただ浩一の眼差しを受けて小さく頷くだけだった。
浩一の口角が上がり、「どうだ?」と一言漏らした。彼の掌が秀夫の拳を包み込む。そこには言葉以上の想いが込められていた。
「でも私には……」秀夫がかろうじて言い出すと、浩一は即座に遮った。
「当然だ。彩乃と子供たちが一番大事だ」
「俺は何番目でも構わない」
「ただ……」浩一はグラスを置き、「今夜だけは許してくれないか」と頭を下げた。
その姿に秀夫は胸が締め付けられる思いだった。義父になった今でも浩一は自分にとって尊敬すべき恩師なのだ。そして同時に……男として求められている。
「わかりました」秀夫は決意を込めて言った。「ですが条件があります」
「何でも言ってくれ」
「彩乃と子どもたちの前では決して……」
「当たり前だろ」浩一が力強く頷いた。「これは俺たち二人だけの秘密だ」
その約束の重さを噛み締めながら二人は再び酒を酌み交わした。小上がりの個室に漂う焼酎の匂いと二人の体温が混ざり合っていく。会話は自然と柔道部時代の思い出話に移り変わった。
「あの試合を覚えてるか?全日本選手権で……」
「ああ、相手の裏投げで逆転負けした……」
「あれでお前は悔し泣きしてたな」
「連勝が途切れたのをよく覚えています」
「俺はな、お前みたいな才能ある奴が落ち込んでる姿が嫌いなんだよ」
浩一の眼差しが熱を帯びてきた。「今度は俺と勝負しようぜ」
「勝負?」秀夫が首を傾げる。
「柔道場じゃなくてベッドの上でな」
その露骨な誘いに秀夫は思わず笑い出した。だが内心では歓びを隠せずにいる。義父の太い指先が自分の手の甲を這っているのを感じながら秀夫は酒を流し込んだ。
「義父さんは……なぜ私を選んだのですか?」
「単純だ」浩一が笑う。「昔から惚れてたからさ」
「そんな……」
「冗談だと思うか?」浩一の目つきが真剣になる。「あの頃からお前の雄々しさに心惹かれてた」
「私もそうでした……」
「分かってる」浩一が秀夫の肩を抱き寄せた。「俺をいつも見てたからな。お前の人生を壊すようで教え子のお前に手を出すことが出来なかった」
二人の額が触れるほど接近する。アルコールで火照った肌同士が薄皮一枚で隔てられていた。浩一の息遣いが秀夫の耳元にかかる。
「帰ろうか」
突然の浩一の言葉に秀夫は驚いた表情を見せる。
「帰ったら……続きをしよう」
「えっ!」
「もう、心置きなくやれる」
その熱い瞳を見て秀夫はすべてを悟った。義父はもう我慢できないのだ。
「わかりました」
「よし」浩一が財布を取り出す。「おやじさん!勘定!」
釣り銭を置いて立ち上がった浩一の背中に従い秀夫も慌てて後を追った。外に出ると夏の夜風が心地よい。繁華街へ向かう人波を縫いながら二人は無言で家路につく。
胸の高鳴りを抑えられないまま義父の大きな背中を見つめる。これから始まる新しい関係への期待と不安が入り混じる中で一歩一歩進んでいった。
夜の街路灯が二人の影を長く伸ばしている。その影はいつしか溶け合うように一つになっていた。
居酒屋から戻った二人は言葉もなく義父の部屋へ向かった。扉が閉まる音が暗闇に消えた直後、浩一の両腕が秀夫の腰に巻き付いた。
「脱げ」
命令というよりも懇願に近い声だった。秀夫は震える指でシャツのボタンを外し始めると、浩一の太い指が彼のベルトにかかった。
「俺が脱がせてやる」浩一の口調は荒々しいのに目は優しかった。「お前はいつも俺の言うことを聞いてくれたな」
ジーンズが床に落ちる音と共に秀夫の引き締まった下半身が露わになった。隆起した大腿筋と太い脚が浩一の目の前に現れる。
「相変わらず素晴らしい身体だ」浩一は恍惚とした表情でつぶやいた。
秀夫がシャツを脱ぎ捨てると、浩一の大きな手が胸元へ伸びた。豊かな胸毛をかき分けながら指先が乳首に到達する。
続く
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