1 まさし

来年こそ

去年の今頃はいそいそと胸をときめかせながら彼のところに行く支度をしてました。
クリスマスに彼の家に誘われて深紅のワインにキャンドルで揺れる火影と酔いのなかでロストバージン、正月は一緒に過ごそうと約束してました。
除夜の鐘を聞きながらまた抱かれて深夜彼の痕跡を充満させた身体で初詣、暗闇の中指を絡めてお参りして冷え切った身体を温め合って眠りました。
父親みたいな彼でしたが精の強い人でとにかく抱かれた。
顔を見たら服を脱がされている、そんな関係で毎週のように会っていましたがあの暑すぎる夏、こちらの都合もあって少し疎遠になったら本気で怒りだしたりして気持ちがすれ違い出しました。
結局涼しくなる秋まで持たなかった。
今年の暮は独りぼっち、嵐のような体験だったけれど残されたのは男を知ってしまった身体、何もわからず言われるままに身体を開いていたけれど男の精液を浴びた後の充足感が忘れられない。
もっと会話があって笑顔があって気持ちを通い合わせれるようになっていたかった。
Q&Aになってなくて済みません。
2 とうりすがり
来年はきっと素晴らしい出会いが有りますように!
3 うたたね
いつ何時、素晴らしい出会いがあるか分かりません。ボーっと生きていない様にしましょう!
4 大蛇
いつ来るかしれない男の縁を逃さないように!