1 俊介

先々

皆さんに質問があるのですがまずは自分の状況をお話させて頂きたく。僕はIT企業に就職している36歳です。ネットで調べて行ったサウナで知り合った66歳の男性と付き合っています。というか、週末の休み度に僕が行ってるって感じです。その彼は11年前に奥さんと死別、子供達は独立して、今は一人で住んでいます。自分の父親より年が上で、とても穏やかで優しくて、一緒に居ると幸せを感じます。1年半くらいになりますが、それは全く変わりません。彼が調子が良い時は私が受けますが、ほとんどは私がタチ役です。僕は高校・大学の時、いいなあと思う人は皆男の子でした。会社でもそうです。女性には全く興味が無く、女性とエッチするところは想像できません。でも、こっちの世界の人でも、多くの人は結婚し、子供が出来、家庭を持ってらっしゃると聞きます。女性との結婚だけが全てじゃない。ずっと独身の人だってたくさんいる。これからはもっと増えるかもしれない。そういうことは分かっているつもりです。僕も今の彼といつまで一緒に居れるかは分かりません。今は一緒に楽しく過ごしているので、あまり、深刻な事を彼にも相談できず、一人で悶々と考えています。このままで良いのだろうか。良いじゃないか。本当に良いかな。家族を持たずにずっと一人。それも人生さ。自分次第だよ。いつもこの堂々巡りです。一向に釈然としません。
既婚の方、独身の方、いろいろおられると思います。どのように考えたら良いのか、何かアドバイスを頂けると嬉しいです。宜しくお願い致します。
3 養子縁組
62と52、生活を共にして9年の年月が経ってお互いの存在が普段そのままだから居なくなる生活が考えられなくなってます。
来年で10年、お酒じゃ無くてお茶を啜り合いながら不思議な気分になりますね。
お互いに先輩はともかく同年代の友人の訃報が増えて、彼の方がコロナから落ち着いたと思ったら去年の猛暑の所為か暮から今年にかけて幾つも続いてしまいました。
コロナの時家族でなければ会えないとか身に詰まる話があって私の方から養子縁組を言い出しました。
それはそれでお互い異論は無いからすんなりいって気持ちの整理はつきましたが逆に切実感に襲われました。
まだ60前で男としての欲求もありますから縁組した夜は改めて三々九度の盃事をして40代最後の年を過ごしました。
親子の縁組ですが私にとっては公にした夫婦の縁組、とは言え先の短い絆であることはお互い切実に感じています。
たかが10年、されど10年、頑張れて更に重ねてもあと10年なのか20年なのか、そういう不安は縁組という行為で生々しくなったように思えます。
だから今日を大切にと思う気持ち、だから逆に穏やかに接し合えている、そんな気持ちがします。
覚悟というほど大それたものではありませんが心を決め合っているという安心感はありますね。
4 一所懸命
人と人の繋がりには別れが必ずある、わかってはいるけれど切ないですね。
親と子、兄弟、友達、いつかは来るのが別れ、それが辛いよね。
夫婦というけれど、男と男でも身体で結ばれて生活を共にするようになると血の繋がった情愛よりも濃いものが生まれてる。
今を大切に今を一所懸命にしていくしかできない。
お爺ちゃんが好きです。
5 考えたくない
今は健康だし元気ですけれど親子年齢差だから先々の心配は常にあります。
62歳、並みのオヤジではなくてジム通いや早朝ランニングとか運動量は私より多いかもしれません。
でも病院の診察カードは年々増えてきているのは間違いないしなまじ元気なだけに心配が募ります。
もう五年を越しました、お互い邪魔にならないというか居てくれて当然という感じ、緩やかだけど家族以上の存在感があって親子であって夫婦であって私にとって安心感と安らぎ感が何よりも大切に思えます。
多分惚れた腫れたは私の方でしょう、それを包み込むように受け止めてくれている、そんな感じです。
考えたくないな、いつか別れがくるのはわかっているけれど考えたくありません。
6 義兄弟
先々という言葉は身に沁みます。
先立たれた彼の友人のひとり、友人としてしか参列できなかった葬儀に並んで焼香をしました。
その彼が私の横にいます、彼は私たちのことを知っている数少ない友達のひとり、昔は同じように可愛い人を連れていました。
その方と別れたようで明るく振舞ってはおられましたが時々見せる寂し気な横顔、墓参りに誘われて思い出とかこれからのことを話せば先々という言葉が随所に出てきます。
私の部屋に小さいけれど仏壇を置いたという話、お線香あげに行ってもいいかな。
火を灯したのは線香だけじゃない、これも供養だねと身を起こした男のものは粘液に塗れている。
男を知った体が男を求めているのではない、男同士の不安定な二人だから先々の不安が互いを求めている。
不思議だね、あなたを介して奴と義兄弟になってしまった。
一人称にされた先々のことがまた二人称になってしまった。
7 女のこころ
凡そ生あるもの別れは必定なんて坊主の説教、連れ合いを亡くしたらどうしよう。
老いた父と母のとの別れはどこか覚悟が出来ていていつかその知らせを静かに受け止めれそうだけど連れ合いと思っている人のそれを冷静に受け止めれるか自信がありません。
歳の差を承知で好きになって説き伏せるように懇願して女の身体にしてもらった。
時には親のように心配し気づかってくれて普段は男ってこうなんだよと亭主関白でいるけれど眼差しは娘に変わっていく姿を愛しんでくれてそこに男の情欲を滾らせることもしてくれる。
私は女装者ですから心も女になろうとしています。
女のこころで別れを考えるのが怖いです。
8 現在辛い思いをしている爺
俊介さんの気持ち、痛い程に理解できます。

私も25年連れ添った旦那様を4年介護していたのですが、去年の10月12日に旦那様が誤嚥性肺炎で入院してしまい、オマケに病院でコロナに院内感染してしまい、病院を三ケ所転院して、現在の病院に併用する特養老人ホームに入居しているのですが、、、
面会は月一回と決まっており、それもリモートのモニター面会に決まっています。
今日その面会に行って、担当者にゴールデンウィークは外泊できないか?と確認したところ、それは無理だと言われました。
もし、旦那様が外泊で病気を持って特養老人ホームに帰れば、他の入居者に移してしまう可能性があるということでした。
私は大事な旦那様を少しでも楽しませたい思いで外泊を申し出たのですが、
担当者の言うことも理解でき、心から寂しい思いで帰宅しました。
旦那様は今年79歳になります。
現在は排尿排便もオムツで排出して、看護士さんに車イスを押してもらう生活です。
そんな状態の旦那様を観ることが一番私は辛いです、、、私が愛した旦那様が面会の度に老けて行く、、、なのに直に会うことさえままならない。
本当に辛く、、、寂しいです。
このまま、直に会うこともできず、旦那様の寿命が終るのを待っための面会は、私にとって胸が張り裂けそうな思いです。
人は出会いと別れの繰り返しだと言いますが、愛しい人との別れは本当に辛く寂しいと思います。
私は毎夜、旦那様が穏やかに旅立つてくれることを祈りながら寝ることにしています、、、
現在の私にできることはそれ位しかないのです、、、本当に辛く寂しいです。
誰かを愛すれば、いずれはこの辛く寂しい思いを覚悟しないといけないと思います。
私は現在辛く寂しい思いの進行形の真っ只中にいる爺です。
俊介さん、だから現在を楽しんでくださいね、、、寂しいことは考えずに、まずは現在を楽しむこと、、、これに尽きます。
後は成るように成る、、、ケセラセラです。
9 俊介
皆さん、いろいろなお話ありがとうございます。それぞれの状況の中、楽しまれている方、苦しまれている方、いろんな考え方で人生を送っておられることが良く分かりました。私も結局、女性との人生は考えにくいので、こちらの世界で生きていくことになるのかな、と考えがまとまりつつあります。そして、今、お付き合いしている人に迷いなく飛び込んでいこうと。先々の事は心配があったりなかったりかもしれませんが、その時その時を精一杯生きていけばいいのかなと思います。
皆様方のお陰で心の中のモヤモヤが晴れました。本当にありがとうございました。
10 蒼き爺
70才になりかけの爺です。
私も恋愛はしてきましたよ。

俊介さんは今を一瞬一瞬大切にしているからより、真面目に将来を考えているのですね。
これからも彼との付き合いを悔いなく過ごしてください。良くも悪くも努力した結果は付いて回ります。俊介さんが幸せになるには彼を幸せにしないとね。
11 娘の気持ち
セックスなんか無くても彼が横にいるとぐっすり眠れます。
彼の大きな手に私の小さな手を潜り込ませてその温かさに心が和んで気持ちがゆったり解れます。
180を超す巨体、体重差も40キロ近くあって160未満40キロ台の私とは大人と子供、歳の差は32歳。
彼が初めての男じゃないけれど肉欲あらわにオヤジの性欲を充たす為のセックスがじんわり染み入るようなセックスに変わって初めて男の性の喜びを教えられました。
お爺ちゃんといると娘になったような気持ちになります。