1 よう
悲しいよりも情けなくて
先月、私を女にしてくれたお爺ちゃんが亡くなられました。
79歳、去年の夏の猛暑に体調を崩されて心配したのですが回復されて、でも男の機能は無くされてしまってお会いしても触れ合い程度、食事をして咥えてあげたりはしましたがそこまで。
今年の猛暑を心配してましたが音信が無くていきなり通知のようなそっけない葉書が来て家族葬を済ませたの連絡。
悲しいよりも情けない気持ちです。
お葬式にも行けず、お墓の所在もわからずです。
私たちの世界ってこんなものなのですね。
79歳、去年の夏の猛暑に体調を崩されて心配したのですが回復されて、でも男の機能は無くされてしまってお会いしても触れ合い程度、食事をして咥えてあげたりはしましたがそこまで。
今年の猛暑を心配してましたが音信が無くていきなり通知のようなそっけない葉書が来て家族葬を済ませたの連絡。
悲しいよりも情けない気持ちです。
お葬式にも行けず、お墓の所在もわからずです。
私たちの世界ってこんなものなのですね。
4 よう
暑い夏が過ぎて朝夕は秋を感じます。
ありがたいことに風化するものは風と化して薄れてくれてますが身体はね、身体が忘れてくれません。
お爺ちゃんが女にしてくれた身体がお爺ちゃんを恋しがります。
生きていてくれたうちは顔を見て触れ合うだけで充ちていたから、身体を洗ってあげてたけれど疼きは起きなかった。
ようやく訪れた秋風にほっと一息ついたら、風に誘われたように疼きを思い出してしまいました。
位牌の無い線香台をつくりました。
ありがたいことに風化するものは風と化して薄れてくれてますが身体はね、身体が忘れてくれません。
お爺ちゃんが女にしてくれた身体がお爺ちゃんを恋しがります。
生きていてくれたうちは顔を見て触れ合うだけで充ちていたから、身体を洗ってあげてたけれど疼きは起きなかった。
ようやく訪れた秋風にほっと一息ついたら、風に誘われたように疼きを思い出してしまいました。
位牌の無い線香台をつくりました。