1 たっと

一回戦Aブロック

メンバー
・笹木咲
・キャラバン
・土筆
・えみぞ

テーマ
50番『太陽』

投稿期間
5月30日AM9:00〜6月2日AM8:59

判定期間
6月2日AM9:00〜6月5日AM8:59
(ID:JKygCZ)
2 笹木咲
 
「なぁ、お父さん。」
「...なんだ、何の用だ。」
 
 
「お母さんってさ、太陽みたいだったよね。
 
 
 日の出と同じくらいの時間か、それよりも暗い時から起きて、やたらご機嫌なまま面倒臭がらずに、僕らのお弁当をグラフィティかってぐらいお洒落に作り上げてさ。
 朝日みたいに眩しい笑顔で、毎朝起きる度に確信してたよね。「あぁ、今日も素敵な一日みたい」って。
 夕方まで遊んで疲れてキリキリマイで帰り着いた家は西日みたいに温かくなってて、5時過ぎちゃって怒られてもなんだかんだで、心配してくれてたんだなーって安堵感があって。
 玄関から常に喋くり倒すほどの話好きだもん、おねしょしたことまで暴露された時は晒し首かよとも思ったけど、お陰で毎日明るくいられた。何でも照らしてくれるそのパワフルに慣れた、もんだから僕は今じゃ誰とでも仲良くできるよ。元々空っぽのテキスト、だったものを埋めてくれたのはお母さんだった。
 
 
 そんな簡単なことが、

  今頃になってよくわかったんだ。」
 
 
「......」
 
 
「お父さん」


「......」


「僕ね、今日は運動会のリレーでアンカーになったこととかうんといっぱい話すよ。かけっこなんてずっと嫌いだったけど、これもお母さんが教えてくれたんだ。子供は外で駆け回るのが一番!真っ黒になるほど太陽を浴び生きな!ってね。」


「......」


「...でもさ、


 やっぱり時々思うよ。こんなの間違いだって。

 あっちでも元気にしてるかなって。

 ......逢いたいな、って。」
 
 
 
 
 
「うん...うん、うんうんうん!!もういいよな!??調子乗んな!??おm」


「あの...ごめんなさい、盗み聞きする気は当然なかったんだけど...あの、これ、よかったら...えぇ...頑張ってね...!」


「あ、あ、ありがとう...見ず知らずのおばちゃぁん...」

「そんなん受け取んなやぁぁぁ!!!」


「お父さん、ここ電車だよ?どうしちゃったの?あと貰ったのはゴディバだったよ。」

「いやお前さぁ、急にやたらしみじみ語りだしては不幸者の仲間入りみたいな顔してたけどさぁ!」

「え、だって今日はお母さんの墓参りでしょ?」

「いやお母さんスゲー生きとるわ!!!勝手に殺すな!!!」

「え?じゃあ何でこんな暗く蛆みたいにむさ苦しいオッサンと二人きりなの?やっぱ何か深い意味など...?」

「無理やり謎掛けにすんな!!里帰り出産してるお母さんに会いに行くんだろ!!!昨日聞いてなかったの!??」

「ガハハ、生憎んなもん、秒で忘れたわ!!」

「なんでそこ誇ってんだ!?ウゼェわぁぁぁ!!!!」
 
 
 
 
「あ、もう着くね。おう、どうだ?素敵な遊びだったろう?」

「なんで上から目線なんだよ...めっちゃカロリー使ったよ...お前の狂言に今も顔が青いまんまよ...」

「ふふ、僕は楽しかったよ!!」

「っ......」
 
 
 
 
 
軽いジョークから、たちの悪い冗談、

その後には決まって明るく笑って。

いつも心を照らしてくれる、その様はまるで。
 
 
 
 
 
「さ!もうすぐ赤ちゃんとの初対面かー!
 何だかわくわくですなぁ?」


「...あぁ、そうだな、待ち遠しいよ。
 お前やお母さんと同じ愛しい子、


 三つ目の太陽を拝めるのが。」
 
(ID:KQiHzB)
3 キャラバン






なんと旅人は北風と同じ無理矢理
ではなく自主的に服を脱ぎオアシスに入る

この瞬間誰の目にも明らかとなった"勝者太陽"
力づくでない持ち前の優しさでつかんだ模範解答

この勝負をギャラリーとし見ていた鳥や蝶は
「さすがは太陽!」と喜び空を舞い取り囲んだ


この日を境に太陽は王となった
長年に渡り一帯に名を轟かした


しかしこの状況に疑問を感じた雨雲が
「太陽さん。次は私と勝負してくれませんか?」と話すのだ


雨雲「その昔私が雨で作った数ヘクタールに渡る池を
   その陽の力にて1か月以内に砂漠にせよ」

聞いてみると無理難題 普通ならば付き合うまい
しかし王である太陽は闘志を剥き出した

太陽「はっはっは造作もない。望むところだよ
   お前を倒せば絶対なものとなる世論の高感度」


太陽「持ち前の暖かい光も本気で照らせば熱波
   全て枯れ尽してやろうメラメラメラメラ・・・」
   

まるで破壊を司る神の訪れ
沸々と上がる泡と共に立ち昇る湯気  
太陽が勝利するのに1か月も要らなかった
たった3週間で池は干上がった

太陽「見たか雨雲よ!王たる故の離れ業を!
   鳥よ蝶よ生物よ!我を讃えたらよい!」


・・・・・・・


辺りは驚くほど静かだった

太陽はまだ過ちに気付かなかった


よくよく見ると虫や魚は干からびて骨となり
水場を失った鳥は飛び去り声もない
植物は枯れ 動物は絶え そこには虚無が残った
どうやら全てを失ったのは勝者の方だ


雨雲「御覧なさい。貴方の熱を産む力は長所だし確かに
   その力を活かしきり王となりました
   そして今は力のせいで緑の土地は
   砂漠となり大量の命を殺した
   貴方が大事にしたのはプライドの方
   王たるもの大事なのは力の使い所」
   
雨雲「北風も時には花の種を運搬しました
   お陰で遠方に花々がふんだんに咲きます。
   貴方には貴方の。彼は彼の持ち味が
   それをお互いが支えて補い合う
   あなたが日を照らす。風がそれを攪拌し温度調整
   その結果で声明を育む共存共栄
   どうか目を覚ましてください
   そうすればこの大地もまた変わってくから」

太陽は泣きました。いや。涙を流そうにも蒸発し泣けませんでした。
すると、太陽の下には何故か大きな水が滴りました。それは雨風でした。

雨雲が太陽の下で必死に雨を降らせ
北風が広げるために風を吹かせ

やがて泣きわめく太陽の下には大きな池が生まれました
太陽は誓いました。もう決して無闇に力を比べたりしない・・・と

めでたし めでたし
(ID:gKDrQA)
4 えみぞ
ねえ?わたしは今日も輝いてる?


あなたがいないと世界は暗闇
何も生まれない 描いた姿に
見えた景色は憂き世か黄泉か
魅せた誠意は無秩序な恋か
あなたはどこにもいかないし
わたしもどこにもいかないけど
一人ではなにもできなくて
清い気配は帰路へ近くへ

半分だけ心を見せたら
暗雲 風の音がしてただ
過ぎ去るのを待っていた
踏み出すこと やってみた

満ち足りたわたしは
眩いばかりの光を纏った

あなたがいなければ
はたまた煌めけば
みんながわたしを見てくれる
深夜はまた匂いて憂れう

番なのか対なのか
辛い過去は悔いなのか
今宵見上げたこの空は
あなたが作った本能のまま
無数の光が画を描いて
苦痛も怒りも展望台で
全て洗われデッドラインへ
再び身を削る旅へ そばにいて

わたしにとって唯一無二のあなたは
いつか燃え尽きるなんて藤の裏葉だ
だからずっとここにいるから
わたしとみんなと共にビッグバンから


あなたがわたしを世界を彩る


ねえ?
わたしを今日も輝かせてくれる?
(ID:KnZ.uU)
5 土筆
いつだって家の中、一人どう遊ぼうか
そんなことばかり考えてた青瓢箪。
青春とは炭酸乱反射するラムネのよう
校庭は溌剌な声と弧を描くバスケットボール
彼らはまるでプロミネンスで、僕はさしずめその下で燻る黒い点。
降り止む事のない春の嵐、又は心の隙間に吹く木枯らし、学校生活はいつまでも明けない梅雨、いつだって澱んだ目玉に影が居付く。
日陰者が見る地上はこんなにも鬱屈し腐って濁った空色、ただ別に自分の暮らしに異論などないよ、今日も部屋に篭り灯火する四畳半の太陽。
僕は僕なりにここで全うする春、夜な夜な原稿用紙を丸めては放るダストシューター

...太陽とは常に絶えず其処に燃ゆる物
人は其れを神格化し崇拝し落とし込む虚構
数多の神話や歌や絵やらの御伽の住所
だが寄り付く物は全てを焦がす
イカロスの翼に桃色の蜘蛛。

壮大なプランで冒頭を書き上げるライトノベルは超大作確定。ペンでエネルギー変換し書き出す言葉にある核熱、動き出すプロット、このキャラは物語を生き抜けるか、日々具現化していく手に汗握る展開、丁々発止の剣戟や魔法、勿論勇者の天敵は魔王、この街の移動手段はラクダに空飛ぶ絨毯、数々の罠やトラブルに戸惑う集団、隠し味程度のオマージュもバカになんない、インディージョーンズやハムナプトラにアラビアンナイト、主人公は親子供孫の隔世として書く生と死...これまた更に手に汗掻く戦闘シーン!そして!ピピピッ...ピピピッ...アラームの鳴る世界は夜明けの覚醒都市...

嗚呼、学校だ。

腹の中の行き場のない何かを満たすために今日も明日も浸る世界創生、現実の妬みと飢えで生み出す別世界の太陽、こんな楽しい遊びがあるからそりゃ寝付けないよ毎夜。

だから今日も僕はリアルに心を閉ざす。

また夜に灯す四畳半の太陽。
(ID:EX9t2B)
6 DDBS
>Aブロック

土筆さんに一票


ストーリー性、韻の固さ、何より"四畳半の太陽"と言うワードが醸し出すノスタルジックな感じが作品に厚みを持たせていたかなと

メンバーがメンバーだけに激戦必至は突然なんですが、ひたすらに土筆さんがカッコよかったです

皆さんお疲れ様でした!
(ID:IM8gXQ)
7 DDBS
突然→誤

当然→正

失礼しました
(ID:IM8gXQ)
8 田中事件
コウくん

「なぁ、お父さん。」
「...なんだ、何の用だ。」
→無駄に踏んでて面白い。

謎の創作不幸自慢する子供めっちゃウケました。

「え?じゃあ何でこんな暗く蛆みたいにむさ苦しいオッサンと二人きりなの?やっぱ何か深い意味など...?」
ここが一番面白かった笑笑
 
 「さ!もうすぐ赤ちゃんとの初対面かー!
 何だかわくわくですなぁ?」
「...あぁ、そうだな、待ち遠しいよ。
 お前やお母さんと同じ愛しい子、三つ目の太陽を拝めるのが。」

祝!^_^


キャラバンさん

"しかしこの状況に疑問を感じた雨雲が
「太陽さん。次は私と勝負してくれませんか?」と話すのだ
面白い展開。"

雨雲「その昔私が雨で作った数ヘクタールに渡る池を
   その陽の力にて1か月以内に砂漠にせよ」

聞いてみると無理難題 普通ならば付き合うまい
しかし王である太陽は闘志を剥き出した
→太陽王アホで笑います笑

太陽「はっはっは造作もない。望むところだよ
   お前を倒せば絶対なものとなる世論の高感度」
→好感度の誤字が少し惜しいと思いました。

よくよく見ると虫や魚は干からびて骨となり
水場を失った鳥は飛び去り声もない
植物は枯れ 動物は絶え そこには虚無が残った
どうやら全てを失ったのは勝者の方だ
→まさかの超バッドエンド。。

雨雲「御覧なさい。貴方の熱を産む力は長所だし確かに
   その力を活かしきり王となりました
   そして今は力のせいで緑の土地は
   砂漠となり大量の命を殺した
   貴方が大事にしたのはプライドの方
   王たるもの大事なのは力の使い所」

→いや、、、惨状を招いた元凶あんたやん。。ていう。。


やがて泣きわめく太陽の下には大きな池が生まれました
太陽は誓いました。もう決して無闇に力を比べたりしない・・・と

→なるほど、非常に壮大かつ苛烈な荒療治だったわけですね。。


・非常に極端で雨雲もだいぶ身勝手に見えますが、ポップに加工される前の古い童話の原型というのは、案外結構こういう感じで、「ええっ。。」ていう超展開みたいなものから教訓を導き出すものかもしれないと思いました。


えみさん(旧友 from Apocalypse)

太陽自分か
と思いきや恋人が太陽というお話。
昔から変わらぬレイアウトの脚韻がわかりやすいね。
言葉選びにおいて、その言葉は適切なのか?というとがちょっと引っかかる部分が多少ある気はしたけれど。多分解説してもらえばわかるんだろうなっていう感じはあります。

藤の裏葉。これは、信頼の比喩なのかな?

デッドラインとビッグバン(特にビッグバン)のワードに関しては、ここだけ外来語が来る違和感が少しあったので、全部日本語の方が統一感が出たかも。

言葉選びには以上のような事も思ったけど、トータルで言いたいことは伝わり、女らしさを感じる内容でした。


土筆さん

壮大なプランで冒頭を書き上げるライトノベルは超大作確定。ペンでエネルギー変換し書き出す言葉にある核熱、動き出すプロット、このキャラは物語を生き抜けるか、日々具現化していく手に汗握る展開、丁々発止の剣戟や魔法、勿論勇者の天敵は魔王、この街の移動手段はラクダに空飛ぶ絨毯、数々の罠やトラブルに戸惑う集団、隠し味程度のオマージュもバカになんない、インディージョーンズやハムナプトラにアラビアンナイト、主人公は親子供孫の隔世として書く生と死...これまた更に手に汗掻く戦闘シーン!そして!ピピピッ...ピピピッ...アラームの鳴る世界は夜明けの覚醒都市...

→ここのところの言葉の詰まった勢いに、実生活に関連したリアルさと想いの深さを感じました。

世界創生。

なるほど、世界は一つではなく自分の世界には四畳半の太陽があるという主張ですね。


迷いましたがキャラバンさんに1票。
韻と雰囲気だけで考えると土筆さん優勢かと思いましたが、キャラバンさんが一番テーマにストレートに沿っていて、そこに点を入れたいと思いました。コウくんのやつは韻はたくさん踏んでるんですけど本当にさりげないので、ネットライムとして見ると少し弱くなったかなと思いました。第三子すごい^_^えみさんも女らしさの個性がありましたが、今回全体としての決め手としては先に言ったように、テーマに対するストレートさに入れたいと思いました。

ので、キャラバンさんに1票です。

お疲れ様でした^_^
   
(ID:EDG9SC)
9 B-1 秘書
キャラバンさんに1票お願いします

最初の1行に"旅人"と"北風"という語を配していて設定への導入が最小限かつ的確でした
また韻を踏んでいない箇所がないこと、文章が不自然になるほどは踏んでいないこと、そこの匙加減も絶妙でした
深読みしすぎかもしれませんが他の全ての箇所で踏んでいることで「めでたし めでたし」が意図された韻に見えてテクニカルです
個人的に今まで見たテーマ戦のバースの中でトップクラスに好きです(経験が浅いので読んだ絶対数は多くないのですが)
韻が高度かつ光るラインが複数あった土筆さんとも悩みましたがストーリ性とアプローチはキャラバンさんが上回っていたと感じました

乱文棚上げすみません お疲れさまでした!
(ID:FLgAEB)
10 wky
土筆さんに一票です。
韻、物語が好みでした。
簡素ですが、お疲れさまでした。
(ID:hiyhrd)
11 たっと
土筆さんに一票です。

コウさん
面白かったのもそうなんですが、話の引き戻し方に魅せられました。口語調で踏んでいくのも自然で読みやすかったです。

キャラバンさん
一気にひっくり返す展開で面白かったです。脚韻がリズムを作ってて読みやすかったですが、太陽を止める鳥たちの一言があればもっと良かったなと感じました。

えみぞさん
淡々とした雰囲気と、皆のものである太陽を わたしのもの としてる大胆さが良かったです。四人の中だと少し単調に見えてしまった感がありました。

土筆さん
四畳半の太陽 がビビッと刺さりました。現実とゲームの世界観を四畳半の太陽で上手く分けていて読後感も良かったです。

簡素ですが失礼します。
お疲れさまでした!
(ID:JKygCZ)
12 ゾンビ鷲
土筆さんに1票です

家の中、青瓢箪からずっと日の当たらない人間にとっての太陽ってことでひねくれてますがテーマに対してちゃんと向き合ってたと思います。四畳半の太陽って言葉が良かったです。
>壮大なプランで〜の部分が熱がこもってて好きでした。

笹木咲さん
おめでとうございます。たあいもないやりとりが楽しげでよかったです。シンプルですがご家族が太陽だっていうのもシンプルな分より良かったと思います。ただ後半のお子さんの台詞がめちゃくちゃ大根役者に見えました。

キャラバンさん
テーマに対してもネットライムに対してもどストレートなのが持ち味が出てて良かったです。優しさで勝利してみんなから慕われていたはずの王様を煽って、めちゃくちゃにした雨雲が説教しているのが納得できませんでしたが、童話らしいといえば童話らしいのかも……。

えみぞさん
裏テーマでお月様の詩だと思いました。普通の恋愛の詩だったとしてもどっちにしてもニュアンスのあやふやな部分が良さになっていました。土筆さんと最後まで悩みましたが、良くも悪くもあやふやなところが、月の詩だったとしてもちょっと手がかりがわかりづらく、恋愛の詩だったとしたら太陽に喩えるのがテーマに対して簡単すぎたかなと思います。
(ID:o2dk2W)
13 パック
●韻
もちろん全員上手いのですが、個人的主観でバースを通して盛り上がりとして韻を生かしている印象がキャラバンさんと土筆さんに強く感じました。
キャラバンさんの「辺りは〜勝者の方だ」、土筆さんの「壮大なプラン〜覚醒都市」のあたり、個人的に大きな展開を迎えるところで韻を生かしているのが印象深かったです。
言い回しと迫力も含めて、僅差で土筆さんがより好みでした。

●テーマアプローチ/ストーリー性
テーマへの切り口が巧みで面白かったです。
テーマとしては少し裏返しながらストーリーが一本筋が通っていて気持ちいい土筆さん、えみぞさん、
テーマへの切り口としては太陽そのもので、ストーリー展開がスムースかつ展開の面白いキャラバンさん、ストーリーに大きな展開を持たせながらテーマもブン回してくる笹木咲さん
どれも好きでした。個々の重点項目は分けて判定書こうと思ったのですが、なんというか嚙み合わせが皆さん絶妙で、このような感想です。
これに差をつけるのは非常に難しいですね・・・好みでいえばテーマアプローチはえみぞさん、ストーリー性は迫力と面白さで笹木咲さんですかね。

●その他
全員良くて、凄い良かったです!
票はかなり悩みましたが、決め手としてはテーマアプローチも何処か力強さを感じ、韻も華麗というか、上手くハマってました。ストーリー性単品で見ると他の三者は壮大というか、インパクトの強いものでしたが、土筆さんのストーリーも個人的に好みで、大きく引けを取っている印象はあまりなく。
結果、総合的に見ると土筆さんと考え、票を入れました。
本当に悩みました。
皆様お疲れさまでした!
(ID:Q2GCkD)
14 コトリバコ
感想だけ書かせていただきます。。


笹木咲さん
前半怒涛の太陽比喩からほのぼのというよりわりとブラックな会話劇が面白かったです。。韻もずらして踏んでたりしてテクニカルです。。

「そんなん受け取んなやぁぁぁ!!!」
キレ過ぎ笑いましたw

「え?じゃあ何でこんな暗く蛆みたいにむさ苦しいオッサンと二人きりなの?やっぱ何か深い意味など...?」
怖いですw

子供の後半の台詞だったり「」だったりなんか別の意味があるのか勝手に深読みしました…三つ目の太陽…1:03…夫:妻子子…sun……関係なかったらすみません。。


キャラバンさん
韻踏みながら昔話の様に語ってくのが面白かったです。。テーマで嫌味なくスラスラ踏んでいくのが凄いです!

よくよく見ると虫や魚は干からびて骨となり
水場を失った鳥は飛び去り声もない
植物は枯れ 動物は絶え そこには虚無が残った
どうやら全てを失ったのは勝者の方だ

ここ自然でめっちゃ良いです!
元ある話に広がりを持たせるのが上手いなーと思いました。。


えみぞさん
終わらせ方が見事。。
読み返すと月に関わる単語が散りばめられているのですね。。それでもテーマが月ではなく太陽になるように構成されてるのが良いですね!

満ち足りたわたしは
眩いばかりの光を纏った

あなたがいなければ
はたまた煌めけば
みんながわたしを見てくれる
深夜はまた匂いて憂れう

冒頭「輝いてる?」から「輝かせてくれる?」で締めるのが太陽が唯一月を輝かせてくれる象徴になってるんすね。。


土筆さん
言葉選びが上手いです!アプローチも良くて読み終わった頃にはすっかり魅了されてしまいました。。

学校生活はいつまでも明けない梅雨、いつだって澱んだ目玉に影が居付く。
モヤモヤ感が凄い伝わります。。
後半「壮大なプランで冒頭を」から描き出される世界の勢いが凄くて圧倒されました。。

また夜に灯す四畳半の太陽。

締め方超良いです。。


間違ってたらすみません。
棚上げすみません。。
4人共お疲れ様でした。。
(ID:rCnyxt)
15 水野 蓉子
ドローでお願いします

コウさん、前半は凄く良かったんですが、後半からの会話で違和感を感じました

えみぞさん

詩的な表現が綺麗で良かったです、ただ僕には読み取れない部分が有りました
でも韻も表現も良かったです

キャラバンさん

北風と太陽のネタは凄く良かったです
なんだか童話を読んでる気分になりました

土筆さん

四畳半からのストーリー、マジでヤバいと感じましたし一番心に染みる作品でした

特に四人の中で、キャラバンさんと土筆さんの作品が凄く良くて何度も何度も読ませて頂きましたが両方ともに凄く良くて、決められませんでした

ドローでお願いします

簡素で棚上げ失礼致します

お疲れ様でした
(ID:123uEY)
16 たっと
勝者 土筆
準決勝進出です。

皆様お疲れさまでした。
(ID:JKygCZ)
17 笹木咲
判定感想くれたみんな!ありがとうやよ〜!
キャラさん、えみぞパイセン、土筆くんもありがとうやよ〜。
おつ笹〜。
(ID:KQiHzB)
18 土筆
判定していただいた皆さん、キャラさん、コウくん、えみぞさんありがとうございました!
この3人に勝てたのめちゃくちゃ嬉しいです!!
調子に乗って準決行ってきます!!!
(ID:57bbgH)
19 キャラバン
判定下さった方々ありがとうございました!!

対戦してくださった方々もありがとうございます!

土筆さん
正直嫉妬するくらい素晴らしい作品で居した!
絶対に優勝取ってきてください!
(ID:gKDrQA)
20 えみぞ
判定していただいた皆さんありがとうございました!
まだまだ力不足で悔しいですが、大会皆勤賞目指してがんばります!

大切してくれた咲ちん、キャラバンくん、土筆ちゃん、本当にありがとう!!
みんな天才過ぎて草。

土筆ちゃん、優勝目指してがんばれ!!
(ID:NwNhU4)